足が新しくなった+慣らしツーリング
【作業日:2001.07.01】(レポート日:2001.09.26)
さて、前回レポートよりおおよそ2年が経ちました。その間、あまり乗っていません。っていうか、どのみち1年のうちの半年以上は寒かったり雪があったりで乗れないんですけどね。
今年こそはリアサス交換しようと思って、5月27日に富山市にあるSBSを訪ねてみました。・・・店が無くなってました。あらー、どうしましょう。
6月10日、富山県福光町にあるイオックスアローザというスキー場の駐車場で北陸のロードスタークラブのジムカーナ走行会があり、金沢の下野さんが参加されるということで上の娘を連れて見学に。その帰り道、富山市の南海部品へ寄ってパーツカタログをパラパラをめくっていたら、ありましたよ、ヨシムラKYB。どれどれ、値段は・・・63,000円。お、純正より安いじゃないですか。その日は値段を確認しただけ。で、6月24日に注文しに行ってきました。
私「すいません、カタナのリアサス欲しいんですけど。」
店員「純正品ですか?」
私(あれ?用品屋でも最初にそんなこと聞くのかな?)「いえ、社外品にしたいんです。」
店「(オーリンズの頁を開いて)この辺で・・・」
私「オーリンズとかWPは、予算的にちょっと・・・」と、オーリンズのラインアップを見ると「あれ、オーリンズにも7万円台のがあるんですね。」さらに詳しく見てみると
「あ、減衰力固定式なんですね。」(確かにこの値段でオーリンズは魅力的だけど、硬かったらどうしよう。純正でも調整式なのに。その分グレード高いんでしょうけど)
「ヨシムラのないですか?(と、知ってて聞く)」
店「えーっと、これですね。」
私「2種類ありますね。あ、高いのは車高調になってるんだ。」で、安いほうを見ると「あ、2千円上がってる。」
店「オーバーホールできる新しいタイプになっているようですよ。」
私「じゃあ、これでお願いします。」
注文しちゃいました、ヨシムラKYB。
27日には入庫の連絡がありました。で、その週末の30日に受け取りに行ってきました。
そこで例によって鈴木君に電話です。「明日空いてない?カタナのリアサス交換したくない?」
で、翌7月1日、交換しました。
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この化粧箱に入ってます。
箱代だけでも安くなさそう。もっと簡素なやつにして、その分値段下げてくれたらいいのに。 |
| 中はこんな感じ。 |
| 交換前右。 |
| 交換前左。 |
| 右側のボルトとマフラーのクリアランスが少なくて、メガネレンチがかかりません。 |
| マフラーを一度外してから再度挑戦。 |
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はい、装着完了。
続いて左側。 |
| 下側ボルトは右と違って干渉しませんが、違うところで干渉してました。 |
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リザーバータンクが、センタースタンド立てるときに手をかけるバー(なんて呼ぶのか知りません)に当たってます。
このままでは付きません。 |
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センタースタンド立てにくくなることを覚悟して(っていうか、他に選択肢は今のところないんですけど)、その問題のバーを外して装着完了。
ああ、どんどんノーマルじゃなくなっていく・・・(ヨシムラ選んだ時点でアウトでしょうが) |
あ、全体の画像がないや。ま、いっか。
後はプリロードで1Gの車高を調整して完了です。ところが、作業前の車高を測っていなかったので、適当に合わせただけなんですけど。1Gと1G'の車高が合わなくてちょっと悩みました。ホントはどうやって合わせるのかよくわかってないんですよ。それ系の本は持ってるんですけど。
さて、ここまでの作業を午前中に終え、午後から慣らしがてらのツーリングに出ることにしました。
私「どこ行く?」
鈴「どこ行こう」
私「暗くならんうちに帰らんならんで、片道2時間くらいのところか」
鈴「長野は?」
私「おお、えーなー。開田でも行ってそば食ってくるか」
鈴「あ、それいい」
というわけで、長野方面へ向かいました。走り出して最初のコーナーで「おおっ、曲がる!」。今までのは何だったんでしょう。カタナって曲がるバイクだったんですね。
走り始めて約1時間半、最初の休憩地です。「道の駅アルプス安曇野ほりがねの里」。おいおい、開田村と逆方向じゃん。いいんです。
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道の駅アルプス安曇野ほりがねの里
ここでAZ-1に遭遇。富山ナンバーでした。5台くらいのバイクと一緒にツーリング中のようです。
「私もCARA乗ってるんですよ」と声をかけたら
「あっそう」
・・・そりゃPG6S乗りみんなが友達とか仲間なんて思ってませんけど、ちょっぴり寂しかった。 |
じゃあ、私達はどこへ向かっているのでしょうか。糸魚川です。
この頃から左手が痛くなってきました。クラッチ握るの痛くて面倒なんで、クラッチなしでのシフトアップを試みて何度かやってみたんですけど、なんだかミッションが渋くて「ガコッ」とかいうので、怖くなってやめました。もー、腕全体でクラッチレバー引くしかありません。
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次の休憩は「道の駅小谷」
ここでまたさっきのAZ-1に遭いました。
どうやら同じルートでツーリングしている模様。 |
私の走りをずっと後ろで見ていた鈴木君曰く、「左(コーナー)はきれいに入っているけど、右がぎこちない」。わかってますって。右コーナー、苦手なんです。スキーやってても左ターンの方がフォームがいいと言われましたし。マイケル・ドゥーハンみたいでいいじゃないですか(あんなに速くないですが、というより足元にも及ばない)。
道の駅小谷を出発したのが17:00近かったので、すでに予定時間はオーバーしています。この道(国道148号)をバイクで北上するのは20年ぶりだったりします。県境の峠がトンネルで抜けていたり、道幅も広くなっちゃって。20年の歳月と長野オリンピックがそうさせたのでしょうが。
感傷に浸っている余裕はありません。小谷から北の方の空が黒いんです。どうやら雨模様。実際はほとんど降られなかったんですが、糸魚川に近くなって高速道路情報の電光掲示板に「雨」と出ていたので、ちょっと不安に。なにしろ出発する時はとてもいい天気で、しかもショートツーリングのつもりでしたから、カッパ持ってきてないんですよ。まあ、なるようになれってやつですね。ありがたいことにそれほど気温が低くないし。
覚悟を決めて糸魚川から北陸高速に乗り、富山を目指します。おかげさまで雨に遭うことはありませんでした。
鈴木君が「タンクバッグがほしい」ってんで、南海部品へ寄りました。私もそろそろ新しいのが欲しいです。けど、今ので充分間に合ってますので、当分我慢ですね。
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南海部品で買いました。
貼っても文句いわれないっすよね。
それにしても、ステッカーって何でこんなに高いんでしょう。
お金払って会社や商品の宣伝してるみたいです。 |
南海部品横のラーメン屋で夕食とって、国道41号を南下。無事帰宅できたのは19:00を回った頃でした。走行距離は約310km。これで慣らし完了としましょう。いや、私の腕ではいつも慣らし運転程度のペースなんですけど。