やっぱ2ストでしょ!
TDR80(3GA)
お手入れ日記(絶版部品のさび取り編)
作業日:2007.10.7〜2007.10.10/初稿:2007.12.3
※私、まったくの「ど素人」なので、用語の使い方とかパーツの名前とか、あるいは取り付け方法などが間違っている可能性があります。ウソは書いていないつもりですけど、書いてあることを鵜呑みにしないでください。
手に入れたときから気になって仕方がなかった箇所があるんですよ。
ヘッドライトリム。
フロントカウルの隙間から若干のぞいているヘッドライトのリムが、部分的に錆びていて、なんだかかっこ悪い。せっかくなので新品に交換しようかと思い、ヤマハの部品検索ページへ。・・・「販売終了」だそうです。
二度と新品が手に入らない、ということですか?
オークションにも中々このパーツは出てこないし。
仕方がないのでさび取りするかぁ(ネタができたことはうれしいけど、ちょっと面倒くさいし、作業中は通勤に使えないので)。
ヘッドライトはカウルの中にあるため、当然カウルを外さないとヘッドライトも外せません。
カウルはネジで留まっているだけなので、簡単に外せると思いきや、ウィンカーが邪魔。あちこちで干渉して、ウィンカー裏のナットにスパナがかかりません。手持ちのスパナの中で一番短いものを駆使しながら、悪戦苦闘の末にようやく外せました。
組み立てるときも同じ苦労が待っているかと思うと、ちょっと萎えてしまいます。
|
相当ひどい状態です。
しかも右側のみ。 |
せっかくここまで外したので、ついでにヘッドライトバルブにどんなものが使われているかを確認してみました。
| あ、ノーマルじゃない。 |
なんと、スタンレーの35/36.5Wが入っていました。これはラッキー。
しかし、この出力であの明るさ(暗さ)ですか。まいったなぁ。これ以上出力の大きいものはなさそうだし。
ちなみに、現在スタンレーブランドの6v電球は売ってないようです。
| 表側 |
| 裏側 |
このまま放置していたら近い将来役に立たなくなりそうです。
とりあえず表面に浮いた錆を軽く落としてみました。
| 表側 |
| 裏側 |
随分ましにはなりましたけど、この状態で元に戻してもすぐに錆が出てきます。なので、徹底的に落とすことに。
この錆取り剤は強力です。
錆取り剤に浸けた瞬間、錆びていないところの塗装がまず剥がれました。
錆本体は結構しぶとくて、説明書きにある時間では落ちきらず、一昼夜置くことに。(金属の表面が荒れるので、あまりお勧めできない方法なんですけどね)
|
錆取り完了。
表側。 |
| 裏側。 |
|
錆は綺麗に落ちましたけど、
跡は残ってしまいました。 |
錆びていないところはピカピカになりました。錆の深いところは、錆そのものは落ちていますが、侵食されたところが痘痕になっています。仕方ないですね。磨くのもなんだか面倒くさいし。
で、フォーゲルのキャリアを塗装したときのスプレー缶があったので、それで塗装。下地処理の仕方がわからないので、脱脂だけして直接スプレー。いいのかな、こんな方法で。
10月に入り、朝晩の気温がめっきり低くなってきたので、塗料の乾燥に時間がかかります。一晩置いてから二度目の塗装。
|
塗装完了。
表側。 |
| 裏側。 |
| 跡までは消えません。 |
これで当分の間は持つでしょう。また錆が出てきたら、同じ作業を繰り返さなければいけません。
しかし、何故右側のみがこんなに錆びているんでしょうね。雨水が裏側の溝に溜まっているのが原因だとしたら、サイドスタンドで傾く左側の角が一番錆びていても不思議ではないんですが。その左側角は全然錆びていませんから、原因は他にあるのかも。例えば電気的なものとか。素人の私にはさっぱり分からないことなんですけどね。
|
組み立て完了。
リムだけが浮いて見える。
カウル/メーターステーの錆は
見なかったことにしてください。 |
ウィンカーの取り付けに苦労しながらカウルを元に戻して完了。
カウル/メーターステーも錆と埃ですごいことになっていましたけど、今回は見なかったことにします。
さて、いつまで持ちこたえてくれるやら。