VIVIOのプラグを交換する(作業日:1999/3/8)※我が家へ来る以前のレポートです。



写真を撮っていたはずなんですが、パトローネごとどこかになくしちゃいました。よってテキストのみです。
2000/4/4画像追加しました。

何故VIVIO?
我が家のクルマではありません。我が社の、私の向かいに座っている娘のVIVIOなんです。4WDのRX-R。
DOHC4ヴァルブ・4シリンダー+スーパーチャージャーという軽にあるまじきスペックのクルマです。
CARAと他車の比較コーナーに並んで写っているVIVIOです。
事の起こりは2月の終わり頃。「走り出すとグーグーって音がする」「ボボボって言って前に進まない」ってんで、擬音だけじゃ判断つかないので実際に乗ってみることにしました。
エンジンかけて、あれ?なんだかレスポンス悪いなぁ(エンジン回転の下がりが遅いの)。エンジン暖まっていないからかなぁ。とりあえず暖気。
おっ、水温上がってきたぞ。では、スタート。「ブイーーーン…ズボボボ…ブイーーーン」。なんじゃこりゃ?
3000rpm位で負荷掛けると息付きします。
その辺を一回りしてみて、「たまには上の方まで(エンジンを)回す?」「…ううん」「プラグ換えたことある?」「…ない」。やっぱり。
エンジンルーム覗いてプラグを外してみます。真っ黒です。おまけにギャップも大きいし、丸くなってる。
とりあえずプラグの型番だけ調べてみました。「DCPR7E」?なんだ、CARAと同じサイズじゃん。(CARAはDCP7EVXという白金プラグですけど)
これならどこにでも売ってあるよなー、と近所のホームセンターへ。…ない。じゃあ次の店。…ない。
なんでー!?おそらく軽自動車の1/3以上はこのプラグ(あるいは熱価の違う同じサイズのプラグ)を使っているだろうに。カー用品店へ行ってみました。…あった。(追記:1/3以上というのは私の思い込みで、CARA同じF6AでもSOHC版は違うプラグなのでした)
あ、VIVIOは4本要るのね。CARAは3本でいいのに。(ところがこの店のプラグはブリスター2本パックで売ってあったのでした。CARAだと1本余って余計に不経済になりますね。しかし、CARAは白金プラグ。10万キロ無交換でOKらしいので交換することはないでしょうけど。)
ようやく交換できそうです。はい、ボンネット開けてー、・・・なんだよこのパイピング、プラグコードの上にインタークーラーのごついパイプやゴムのホースが鎮座ましましております。うーん、困った。パイプ外すしかなさそうです。でもちょっと不安。まぁ、なんとかなるさ、と腹を括ってインタークーラーのパイプ分解。おー、これは作業が楽だ。ちょちょいのちょいとプラグを換えて、パイピングも元に戻して、はい、出来あがり。

向かって左から1番〜4番シリンダーです。
このまま辛うじて外せるのが4番のプラグのみ。
インタークーラーのパイプとその左側のプラスチック製のパイプを外す必要があります。
いずれのパイプも手前側のみ外して、奥側はステンレスバンドを緩めるだけでOKです。
あ、インタークーラー右手前のゴムブッシュは外します。

それでは試乗に行ってきます。「ブイーーーン…キュイーーーン」おー!なんというトルク感。低速からモリモリとチカラが出てるぞ。CARAのターボとはえらい違いや。CARAより足が硬いぞ。…ありゃ?シフトアップのタイミングが合わん。エンジン回転やっぱり落ちるの遅いです。CARAと同じタイミングでアクセル緩めてクラッチ切っているつもりでも、一瞬「ブォーン」と回転が上がってしまい、それが落ちてきません。なんで?
とにかく、プラグを換えたら下から上まできれいに回るようになりました。しかしエンジンのレスポンスの悪さが気になります。ついでにエアクリーナー見てみるかな。どれどれ。…なんでこんなに頑丈に留めてあるの?パッチンパッチンって留める金具だけじゃだめなの?と、文句の一つも言いたくなるほど開けにくいです、蓋。
ふぅ。外れた。うわっ、プラグ同様まっくろけ。これも交換だな。とりあえず大きい埃だけ落としておくか。と、路面へポンポンとたたく。すげー埃。

というわけで次回はエアフィルターの交換です。






←扉頁へ次のネタへ→
「気が付けば絶版車」へ戻る