過去の雑記 01年 8月

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8月11日
夕方、池袋に出て大熊君よくわからないけどおめでとう飲み会。辛辣なお嬢さんたちより遥かに辛辣なお嬢さんとは誰かなど、さまざまな情報が得られた。ありがたいことである。

帰ってから、野球の結果をチェックして愕然。最大8点差をひっくり返し、最後はサヨナラ2ランだぁ?なんで、そんな試合を見逃すかなあ。とりあえず、2ch野球版と大洋(略)だをチェックだ。

あ、朝になってる……。

しかし横浜の今の強さは異常だなあ。今月後半には魔法が切れるんだろうけど。とりあえず最終成績は、貯金8の2位希望。< 読売はそこまで落ちないだろう

8月12日
起きたらエナジードレインでも食らったかのように気力が萎えていたんでコミケに行く計画は諦める。遠いし。

『デュメジル・コレクション2』(ちくま学芸文庫)から「ゲルマン人の神話と神々」読了。後に「ゲルマン人の神々」としてまとめなおされることになる比較神話学の研究書。ゲルマン人の神話・伝承をインドやローマの神話と比較することでインド=ヨーロッパ語族全体に共通する文化、すなわち太古のアーリア人の文化を再構成しようとする。前半の、王の持つ<魔術>と<法>の二面性(オーディンとウル)や、司祭と戦士と農民の三身分の普遍性といった話はわかりやすかったが、後半北欧固有の習俗に話が及ぶとやや散漫な印象となる。全体としては不勉強にしてアプローチ自体に新味を感じてしまったので大変楽しく読めた。ただ、インド神話、ローマ神話をそれぞれ研究した先行書を読んでいないため理解に不足をきたした点も多い。可能ならフォローしておきたいところ。

あと小ネタ。序文のインド神話とローマ神話の共通性という話題で、イタロ=ケルト語という表現があったのも印象に残った。ケルト語とラテン語とゲルマン語は同程度に独立なのかと思っていたので驚き。インド=ヨーロッパ語族の言葉がお互いにどのように近く、どのように遠いかが直感的に分かる樹形図とかないかな。

8月13日
さすがにお盆初日とあって、電車に、道路に、職場に、厚生棟といろんなものが空いている。そんな状況をものともせずに順調に遅れる関鉄バスはやはり褒めるべきなんだろうか。

8月14日
ヤクルトに負けました。なにやらあり得ない夢を見ていた人たちもこれで目を覚ますに違いない。……すいません、ちょっとだけみてました。

明日からは現実を見て生きよう。とりあえず勝負だ、読売!!

8月15日
肩凝りのためかだるだる。なんのやる気もおこらない。SF大会にも全く興味がわかないという。

っつーか、海外SFファンモードだと見たいコマが埋まらないのはどうしたもんか(*)。しかたがないから宇宙開発系であることを思い出してみると、海外SF系と被るという。いいさ。ディーラーズでゴロみたいにぼーっとしてるさ。

*:「じゃあおまえが企画を立てろ」という正論は却下(笑)。

8月16日
昨日は光復節。夕方以降、英語版googleが太極旗なっていたのは当然として、韓国版が通常モードのままだったのはなぜだろう。

プロ野球。ふとCSをつけたら森が延々抗議をしていた。佐伯の打球をラミレスがワンバウンドで補球したのにライナーアウトと判定されたらしい。見始めてから退場を食らい抗議が終わるまで30分。一時は試合放棄かというところまで行ったんで驚いた。こんな抗議をしても試合結果には(長い中断による集中の途切れを除いては)影響ないと思うが、中期的にはモチベーションをあげる効果がありそう。週末の阪神戦に期待。

などと穏やかに思っていたのだがスロービデオを見て一気に怒りが込み上げてきてしまった。どうみてもワンバウンドじゃないか。延長12回表0対0、1死3塁の場面。3走井上の走塁状況も考えると、ヒットなら確実に点が入っていたところ。この誤審はあまりにも。しかも、その後の処理も拙すぎ。せめて絶対の自信を持って振舞ってくれれば良いのに、穏便に済まそうとするなんて。こんな奴がいちゃ審判の権威なんて絶対に向上するもんか。

聞いてんのか渡田!てめぇのことだ!!



……はぁ、はぁ。やんなきゃいけないことがいまいち進んでないってーのに思わず更新しちまったよ。

8月17日
また負けました。点が入らないなあ。

鈴木力氏がやってきてうちで調べ物。こうやって使っていただくと壁一面SFMで埋めた甲斐もあろうってもんだね。しかし、傍目で見てもしゃれにならんくらい辛そうな風邪を押してまで大会スタッフをやらねばならぬとは、ファンダム属性の人はかわいそうなものだなあ。

鈴木氏に齋藤光治・編「徳間デュアル文庫総解説」(SF者37℃)を戴く。2001年6月までのデュアル文庫の書評&目録。齋藤デザインはさらに磨きがかかった感じで素晴らしい。今までの編集物の中でもこれが一番好きだな。
ほとんど文句のつけどころは無いが、一応のあら捜し。
評が短すぎて右下に余白が出るケースが散見されるのは気になった。HTMLで書いてるんじゃないんだから、レイアウト後にどう見えるかを考慮して文字数を調節するくらいのことはしないと。> レビュアー各位
あと、作品集の収録作品データが、書評文の中にしかないのは少し不便かも。文庫目録で収録短篇リストがついてくるものはあまり無いんで「あり」だとは思うけど。
ああ、次が出しにくい構成なのもネックか。本文が刊行順じゃなく、作者あいうえお順(著者番号順)なんで、続編を出すと参照性が低くなりそう。毎回増補で出るなら問題ないけど。
まあ、そんな些細な疑問はともあれ、大変な力作だと思うことである。書影だけで無く、帯や裏表紙解説、プロフィール類まで載っているのは非常に便利。ありがとう、SF者37℃の皆様。

8月18日
鈴木力氏が帰った後、洗濯をして、仕事をして、雑記を書いていたせいで前日床に就いたのは午前4時前。満足な睡眠もとれないまま常磐各停、武蔵野線と乗り継いで幕張メッセは日本SF大会に向かう。春のセミナーで、体調不良のままイベントに参加するのは止めようと心に誓ったような気もするが、不可抗力というやつは如何ともし難いので仕方が無い。< 意味が重複しています

なんだか車内にロックな人たちがあふれているなあと思いつつ海浜幕張の改札を抜けるとそこに待ち構えていたのは無数のダフィー。もちろんすぐに我に返ったが、一瞬とはいえ「SF大会の入場券を買おうっていうのか?」と思ったのは秘密だ。

あまりのロックな人波に、本当にこの方向でいいのかと疑いつつ会場に向かう。すると、だめな空気を結界のようにまとう一角がドロドロと淀んでいた。まちがいない。SF大会だ。

とにもかくにも受付を済ませ、先にいらしていた添野さんたちにご挨拶。出会うなり、「忙しくて来れないからとレポートを断ったくせになぜここにいる」と糾弾されたのは我が身の不徳としか言いようが無い。だから月後半忙しそうなんで、「行けるけどレポートを書く暇が無い(かも)」というつもりだったんですってば。(後日スケジュールを再検討してみると十分暇だったという。まあ、それもまた人生ってやつかな)

オープニング会場に着くと京大組が集まっていたので挨拶に行きさっそく名刺(*)を交換。交換一枚目はArteさんか、組長のはず。……京フェスじゃないんだから。しばらくだらだらと話をしていたらオープニングが間近となったので、荷物を置いておいた席に戻り、荷物を持って京大組の後ろに移動する。もちろん、反応をこっそり観察するためだ。

*:大会参加者全員に配られた名刺。裏がイラストの一部になっているためトレーディングカードとしての役割も果たす。今大会最大の企画という説もある。

そうこうするうちにオープニング開始。今年は、実行委員長挨拶、名誉実行委員長挨拶、諸注意のみと、変な演出の無い至ってシンプルなもの。毎回寒いオープニングを見続けてきた後だけに実に安心できた。そう、ちゃんと司会のできる人材さえいるのならオープニングはこれでいいんだよ。オープニングアニメが「落ちた」というのはともかくとして。

オープニング終了後最初の企画は小松左京、高千穂遙、鹿野司による「ライブ版・教養」。好意的に見れば小松先生の豊富な知識、高い視点が感じられたということになるのだろうか。知識が豊富すぎて話題がずれまくる、視点が高すぎて目的までなかなか降りてこないとあってぼんやり聞くにはかなりつらいパネルとなった。何度も読んだエピソードの繰り返しも多かったし。しばらくは前に座った人が睡魔に襲われる様子を眺めつつ聞いてはいたが、ついに自分も襲われそうになったんで40分ほどで退出。ロビーに向かう。

ロビーで網膜剥離という現実から逃避するため大会に来ていた大熊君と合流し広場へ。ディーラーズをひやかしつつ知合いを探しては名刺を交換する。名刺はコミュニケーションの手段と聞いていたような気がするが、次第に手段が目的化してきたり。まったくコレクター気質の人間という奴は困ったものだ。

そんなこんなのうちに時間となったので会議場に戻り企画を聞く。一コマめは「ライブ版SFスキャナー」(加藤逸人/堺三保/東茅子 司会・山岸真)。今回のコンセプトは「似非海外SFファンを貫く」だったので、いかに「宇宙作家クラブ」に惹かれようとも、「宇宙開発の部屋」に興味を持とうとも海外SF系企画が重なる以上そちらを優先せざるを得ないのである。辛い。なんて辛い運命なんだ。< 運命ちゃうやろ

それはそれとして。なんというか紹介者のキャラが全面に出ていて興味深いよりも楽しいという印象の強いスキャナーだった。シリアスな作品に登場するという荒唐無稽な設定の数々を聞かされてしだいに表情をこわばらせていく堺三保とか、ロマンスの大切さについて延々と語り続ける東茅子とか。その点、加藤逸人は小説の魅力を丁寧に語るばかりで物足りない。やはりこう、マイクの向こう側に立つ以上、もっと奇矯な点がないと。いや、紹介企画としての必要性はともかく。
なお、マイクの向こう側以上に場を盛り上げていたのは客席の小浜徹也氏。興味を持った作品に対する突っ込みはさすが編集者と言わざるを得ないものばかり。この突っ込みがあんまり面白かったので、紹介者の売込みに居並ぶ編集者が突っ込みまくる「スター誕生」形式のスキャナーというのを思いついたのだが、どんなものだろう。> SFセミナー関係者
紹介された作品の中では、ジェフリー・A・ランディスの"Mars Crossing"(SFM 01/10紙版SFスキャナーに加藤逸人による紹介あり)が魅力的だった。火星をただ縦断する話らしい。ランディスの邦訳短篇から考えると、徹頭徹尾地味で淡々とした話なのだろう。絶対に邦訳は出ないという気もするが読んでみたい。他ではどう聞いても荒唐無稽としか思えないガジェットがたくさん出てくるらしいウィル・マッカーシーのスペオペというのが気になった。東茅子の紹介したS・L・ビールの"Star Doc"はどこからどう聞いても趣味に合わないだろうと思う作品だったのだが、あの独特の紹介の仕方のせいで面白いんじゃないだろうかという妄想にとりつかれそうで困っている。
実は、今回は紹介企画として非常によくまとまっていた。「イギリスはガジェット志向の通俗SF、アメリカは重厚長大ドラマものが主体で表面的にはかってのイギリスとアメリカが入れ替わったような状態になっている」なんて総括が出てくるとは思わなかったよ。

つづいて「21世紀のSF翻訳1」(山岸真/大森望/嶋田洋一 司会・鈴木力)に移動。移動しても客層がほとんど変わらないのには笑ってしまった。一冊の本が出来るまでの過程を辿りつつ、司会の鈴木力が思いついた質問をぶつけるという企画。リーディングのギャラから、固有名詞の処理方法まで幅が広いんだか狭いんだかわからない知識を大量に得ることが出来た、ような気がする。概ね楽しかったのだが、些細な疑問が大量にわいて来るのに聴衆が質問できるのは最後だけだったのでフラストレーションがたまったのも事実。車座形式のもっとフランクな場で聞くほうが楽しかったかも。

3コマ目は「カートゥーン大好き!」を見にいってみる。「日本人はカートゥーンというとすぐトム&ジェリーだのテックス・アヴェリーだのというトップクラスを持ち出すがそれは間違いだ。カートゥーンもまた大量のクズによって形作られているものなのだ」と、いつものB級論から始まる話自体は面白そうだったのだが、音響の悪さと設備の不備で企画がなかなか進んでいかない。冒頭10分の手際の悪さがひどかったんで、気力をなくして席を立つことに。全編ドゥルーピーっていうのならまた話は別だったんだが、まあそこはそれだ。

目的を失ったのでとりあえず隣の「SFテルミンの実演と体験」を遠巻きに眺めたり、改めてディーラーズを見てまわったり、「アナログゲームを遊ぼう!」を覗いたり。
「SFテルミンの実演と体験」はテルミンの原理から演奏法、果てはロシアSFまでさまざまな説明がなされた聞き応えのある企画だったようなのだがテンションがおちていたので演奏を拾い聞きしただけに終わった。宮崎恵彦さんの自作テルミンなど見所は多かったはずなのでちょっともったいなかったか。ともかく生音の楽しさは十分堪能したんでよしとしよう。
「アナログゲームを遊ぼう!」はゲームには参加せず漫然と設備をみたのみ。貸し出しゲームの中にアバロン・ヒルのMaharajaがあったのには少し惹かれたが、評判の悪さとプレイ時間を思い出して止めにした。これでBritanniaかHistory of the Worldあたりだったら我慢できなかったかも。SF大会の貴重な10時間を消費せずに済んだと喜びたい。とかなんとか思っていたらいつのまにかDuneなんて買わされていたり。世の中本当に油断がならない。

うろつくうちに4コマ目に参加する意思もなくしてしまったのでそのまま広場をうろうろする。このまま海外SF系3企画に参加するだけで終わるんじゃないかという不安に囚われているところに、すれちがいざま「お前はもうゴロだ」の言葉だけを残して去っていった柴野賞受賞(当時予定)SFファンの人はあまりにも辛辣だと思うのだがどうか。

広場と会議場を往復しつつ、知人の名刺集めに奔走するゲスト参加のSF評論家だの、ばかでかいレギオンの箱を抱えた若手ミステリ評論家だのを眺めているうちに、いつのまにか時は過ぎ会議場企画終了の時刻となった。藤澤さん(7)、細木さん(8)と合流し、ジョニイ高橋さんとともにジョニイ黒木が佇むリブロース屋で夕食。すでに記憶はうすれかけているが「『われはロボット』はミステリとしか読めない」とか2chとか星新一とかの話をしていたような気がする。

宿に向かう先輩たちと別れ再び広場へ。カーペットに京フェスな一群がいたのでそこにいついて名刺を集めたり名刺を整理したり名刺で遊んだりする。試しにやってみた名刺ジャンケンは勝敗を判定するのに絶大な勇気が必要だということがわかった。某氏と某氏のどちらが勝ちかを判定する勇気は僕にはない。

とかなんとか言っているうちに色々な上にも色々あって「デンキネコ粗大上映会」を途中から途中まで見たり。禁断の技術に手を出した猫類が受ける罰。セリフの媚に気に入らないところもあるが映像の雰囲気、パロディセンスは至極好み。やはりロボットは魂で動いてなんぼだね。

広場中央のモノリスが次第に神々しさを増していくのを眺めながら1時過ぎに宿に戻る。

8月19日
目を覚ますとヤンキース・マリナーズの9回裏だった。佐々木がおもむろに打ち込まれてピンチを迎えたあたりでホテルをチェックアウトし会場へ向かう。野球ファンとしてはあまりよろしくない行動だったかも。

マグロがごろごろする中、堺さんとのださんが我孫子さん、鹿野さんと話しているのを見つけたので隅に座って話を聞く。ミステリ研の排他性とか。研究者も論理的とは限らないとか。憧れの鹿野司の間近にいるだけで緊張してしまったので何も話せなかったよ。

話の流れが変わったところで席を立ち、周りを見渡すと世界は銀色の風船に埋もれていた。なんかこう視界が一気に狭くなり大変うざったかったが、ふつうは楽しいと思うのだと理解は出来たので余計なことは言わないようにする。いや楽しいという意見も理解はできるんだってば。

時間調整のためしばらくあちこち行ったり来たりしているうちに「でじこの人生ゲーム」を抱えた水鏡子師匠とすれ違う。会う人毎に貰ってくれと頼んでいたようだが、妙に嬉しそうだったのはなぜだろう。

それはともかくとして、時間になったので5コマ目「21世紀のSF翻訳2」を聞きにいく。パネラーが6人(小川隆は欠席、大森望は父業のため10分程度の参加)と大人数のため話のまとまりは期待していなかったのだが、驚いたことにちゃんとメリハリの利いた展開になっていた。これはパネラー各氏が自分の役割をよくわきまえていたおかげだろう。落ち担当の幹遙子が目立っていたが、敢えて優等生役に徹した嶋田洋一の芸も忘れてはなるまい。高橋良平の司会も小気味良く、良いライブだった(ライブ?)。

6コマ目はもはや開き直ってロビーでだらだらとすごす。主に名刺談義とか、でじこの処理法とか。名刺の2セット目を目指してさらに収集するあくなき追究心には感服。

だらだらしているといつの間にやらエンディング。星雲賞発表は連合会議出席者の側で聞くに限ると思ったことだよ。菅浩江の受賞からファングループ連合会議議長交代にいたるまでの盛り上げかたは尋常じゃない。完全に他人事なので醒めた目で見ていたのだがそれでも感心してしまった。作りとしたら大絶賛すべきだし、天然だとしても賞賛すべき出来栄えだ。

ともかく、全体にうまいという印象がある。多くが不安に思うほどの始動の遅さにもかかわらずこれだけの完成度で仕上げるとは。さすが熟練の執行部は違う。「名刺」というガジェットの秀逸さと、モノリスという偶発的要素の導入、そして全般的なそつのなさ。高く評価されるべき要素の多い大会だった。

藤澤さん(7)&東洋大OB勢と飯を食いに行き、藤澤さんに柏まで送ってもらい帰宅。

8月20日
ここ数日連続3時間睡眠状態だったこともあり、昨夜は11時には床に就いて爆睡という予定だったのになんだかうまく眠れず、2時間ごとに目を覚ますはめに。おかげで朝から眠くてしかたがない。うーむ。疲れているのに眠れないというのはいよいよ年だということか。そういえば最近、体の節々が痛むんだよなあ。考えてみると、耳も遠くなってきたような。記憶力もめっきり衰えたし。もう、先は長くないのかも。

H2Aと全く無関係とは言い切れないかもしれないという説もないわけではない作業でちょっと忙しく過ごす。が、今後はとても忙しいわけではないという目処が立ってしまった。「後半は忙しくて」と仕事を断った方には申し訳ないとの思いもあるが、これもまあ運命というものであろう。いやあ、まいった、まいった。

久しぶりに事業所に寄ったら上司にやつれたんじゃないかと再三突っ込まれた。そんなことはないと思うんだが。確かにここ数日で体重が3kgは減ったが。いや。そんな。

ふとWebを見てまわると大熊君から先日の記述に対して突っ込みが入っていた。『デュアル総解説』のレビューは400字から1000字というアバウトな指定で依頼がなされたらしい。そらまあ調整はできんわなあ。個人的な感覚では、今回のような定型レイアウトの場合レビューの勢いが鈍っても字数をそろえて見かけを整えるほうが気持ちがいいが、その辺はコンセプトしだいだろう。見かけを犠牲にしてでも文章のクオリティを大切にするという立場も理解できる。とりあえず疑ったレビュアーの皆様には謝罪しよう。すみません。

藤澤さん(7)から画像ファイルが送られてきたのでなんとなく壁紙にしてみる。うーむ。精神的ダメージがあるので週末には戻すかも。

背中が痛い。

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