過去の雑記 02年 4月上

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4月 1日
TrashCanExtraから「とりあえず、ラファティ」の追悼企画・クロスワードパズルへ。反応が無いことを嘆いているだけじゃなくて、こうやってちゃんと企画を立てるのが正道だよなあ、と反省することしきり。ちなみに、このクロスワードむちゃくちゃ難しいです。記憶だけでやろうとしたら3割も埋まらなかったという。資料に当ってもあと一文字埋められなかったし。ああ、こんなことでは。

4月 2日
「とりあえず、ラファティ」の追悼企画・クロスワードパズルは、なんとか全部埋めて投稿。しかし、最後の一文字は資料を見つけられなかったので自信なし。大抵のものは単語そのものは出てこなくても、「この作品」くらいの見当はついたのにこれだけはどうにも。いや、修行が足りない。

修行が足りないといえば横浜である。絶好調、阪神にも負けて晴れて開幕3連敗。中日に負けた読売ともども未勝利チキンレースに生き残ってしまった。明日は。明日こそ。

そんなストレスが現れたか、いつにまにか劇太りしていたという事実に気づかされる。昨夏の数字から考えるとここ9ヶ月で+5kgの急増である。63kgという数字は生涯でも最大かも。やはり食事制限か。< 動け

ストレスといえば、この間、白髪が急増しているという指摘を受けて愕然とした。体重は増えるは、白髪は増えるは、潰瘍にはなるは、そんなに心配事が多いのか。> おれ
思い当たる悩みといえば、あれくらいか?しかしそんなことでなあ……。

そんなこんなで。昨日は書き落としたが、指輪特集の「鳩よ!」216号を買うついでに、「小説すばる」4月号を買った。もちろん表紙の「SF」の文字に惹かれてである。さあ、みんな大沢(在昌)SFブックガイドを求めて書店に走れ。

4月 3日
「とりあえず、ラファティ」の追悼企画・クロスワードパズルは自信のない一文字も含め全問正解でした。めでたい。

朝の電車で、となりに座ったおねーさん(っつーても多分年下なんだが、おねーさんな雰囲気の人だったのだ)に寄りかかられてすこし得した気分に。潤いの無い日々のささやかな幸せという奴だ。

横浜は今日もまた負けた。木塚の好投だけが心の支えか。うう。

4月 4日
川村の好投以下同文。

SFセミナーのダイレクトメールが届く。……。翻訳SF至上主義者と致しましてはあまりにも見るべきものがないラインナップなんですが。合宿企画にかんでなかったら参加自体躊躇してましたね(4/7追記 5日第四段にあるように撤回します)。今の客層を考えればこれもひとつの解なんだろうけど(4/7追記 客層は意識してないそうです。訂正します。 4/7昼 追記 より詳細な説明を戴きました)、興味のわかないイベントになったなあという感覚は否めない。ま、僕には京フェスがあるからいいや。

ああ、でも数学小説の部屋だけはかろうじて興味がもてるかも。どうせ、ラファティと重なって観にいけないんだろうけど。< 悲観的に過ぎます
# でも2年連続食らったから、あながち無いとは。

4月 5日
勝った。やっと勝った。

会社帰りに本郷に寄り、中野とBattle Line(GMT)をプレイする。戦列を組んでの古代戦に題を取る抽象カードゲーム。9箇所の戦場でポーカーをして、戦域全体の支配を目指すゲームなのだが、戦略性と運がかなり絶妙にブレンドされている感じで面白かった。ただプレイのほうは序盤に大量の1,2(最弱カード)を引かされたこともあり概ね劣勢。それでも中盤の引きに助けられ一時は優勢を確保したが、最後の詰めを誤り、最後の最後で戦線を突破され敗北した。負けはしたが楽しかったので満足。いつかまたやろう。

などと昨日の記述として書いたら「だったら来んでいい」というお叱りのメール(下の追記参照。誤読でした)が。すみません、確かに軽率だった気はします。興味が無いのは事実だからしかたがないにしても、参加自体躊躇以降の文章の悪意は不要だし、だいいち否定的な感想を抱いたのだとしても企画をやりたいなら心に飲み込むべきというのも正論(この一文は、メールの記述を受けての文章ではありません。「というのも正論」という部分は、その前段が相手の文章であるように取れるという点でミスリーディングでした。詳細は再追記に。)。反省します。

また「企画があるからいやいや参加する」としか読めない記述は明らかに問題があるので撤回。本会企画、合宿企画とも(「数学小説」を除き)興味が無いが、「ラファティ追悼企画」をやりたいのと、場としてのセミナーに愛着があるのは事実なので「いやいや参加する(=できれば参加したくない)」のではなく、「例年よりコストパフォーマンスが悪いと思いつつ参加する(=参加はしたい)」のだから、昨日の表現では誤解を招く。

今回の企画リストに翻訳SF至上主義者として興味がもてないという感想を抱いたのは事実なので記述内容については上記一点を除いて撤回しませんが、公の場で言わなくてもいいことを書いて感情を害したことについては謝罪する次第です。> スタッフの方

追記(4/6 17:45):「だったら来んでいい」というお叱りのメールではなく、「それなら来なくてもいい(方法がある)よ」というご提案のメールだったそうです。だとすると、こちらの誤読でした。重ね重ね申し訳ない。

再追記(4/7 0:40):みらい子さんから捏造が過ぎるという指摘を受けたので、修正を追加しました。ボールドの部分です。最初のメールを非難の文章として読んでしまったので、元文章のように反応してしまいましたが、誤読であるとのことなので上記のように訂正させて頂きます。また、ボールドでの追記分にあるように「というのも正論」の前段は、もとのメールとは関係ない自分の思考であるのに、もとメールの記述であるかのように書いたという点で問題があると再認識しました。もとメールの記述に見せかける意図は無かったのですが結果的にそうなったのはこちらの文章の推敲不足です。再度、謝罪します。

4月 6日
セミナー発言関連、追加謝罪あります。4/4のカッコ内と4/5の追記と再追記の部分。タイムスタンプは4/7になってます。

また負けた。先発が何とかならない限りどうにもならない気がひしひしと。

夕方からユタ。参加者は小江雅美、大森望、小浜徹也、堺三保、雑破業、志村弘之、鈴木力、添野知生、高橋良平、林、福井健太、三村美衣、柳下毅一郎(あいうえお順、敬称略)。僕の周囲での主な話題は『90年代SF傑作選』「ルミナス」のウソ、イーガン全作品考課表、世界幻想文学大賞受賞作勝負、数学SF(狭義の数学SF、広義の数学SF)、SFセミナー企画、阪神快進撃、石ノ森コレクション、指輪ストラップ、東浩紀、もうひとつの関西ファンダム、SFファン活動を考える会、無限に増える割引券、作家に会いたいか、ライターとしての覚悟、盛況な堺チャット、今日の堺さんなど。
話をしているうちに「数学小説について語る部屋」にはぜひとも参加したくなったので、四日に「かろうじて参加したい」とした意見は修正する次第。
『90年代SF傑作選』については考課表をやろうという意見がいくつか。みんなそんなに考課表が好きか。

4月 7日
牧眞司さんからSFセミナーの運営方針についてご説明いただきましたので、こちらにアップします。
 SFセミナーの企画・運営は、あくまでもファン活動であり、基本的に、自分たち(スタッフ)がこの人の話を聞きたい、こうしたテーマについて考えてみたいという発想に基づいています。もちろん、参加してくださる方々の要望や意見も、大いに参考にさせてもらっているのもたしかです。それは、おなじSFに興味をもつ仲間だと思っているからです。 ただし、「客層にあわせる」(「集客を目的とする」)というのは、本末転倒でしょう。 SFセミナーのスタッフは、いわゆるイベント屋ではありません。「SFを考える」「SFについて語る」場として、主体的にSFセミナーを開催しているのです。また、これはぼく(牧)の個人的な感想ですが、「客層」なんてひとくくりにできる傾向は、SFセミナーの参加者にはないと思います。みなさんそれぞれに個性的ですし、考え方・感じ方もちがいます。 それは、SFセミナースタッフの各自にも言えることで、それぞれに興味や考えもちがいます。ですから、毎回のSFセミナーごとに、いろいろな傾向のプログラムがあるわけです。


また、僕の醜態の発端となったみなとみらい子さんの最初のメールはこちらの中程。最初に見たときは「この調子だと企画をやっちゃいかんということかなぁ。僕が参加できないのはかまわないけど、企画自体がなくなることは避けたいなぁ」と思い(誤解な訳ですが)、早まった対策を講じるうちに色々失敗をしてこじらせたという感じです。真意を聞く前に拙速な対応をしたのが最悪だったか。もう本当に「(嫌味を込めた)提案」という可能性はこれっぽちも浮かんでなかったんで、自分はともかく企画は救わないととあたふたしてしまいました。自分が非難されることへの覚悟はあったが、企画について主催者から言及されることへの覚悟(というか可能性の考慮)がなかった、と。申し訳ないです。

で、それはそれとして。

また負けました。先発がボコボコにされて、中継ぎが火に油を注ぐうちに打線がやる気を失う展開は飽きたんで、別の負け方希望。大差で勝つと見せかけながら、最後に劇的なサヨナラホームランを食らうというのはどうか。 > 横浜

4月 8日
ごく私的に残念なことがあったが残念以上に心配なので残念とかどうとかいっている場合ではないのだった。問題ないと良いが。

Locusのニュースで、ジョン・R・ピアースが亡くなっていたことを知る。ああ、J・J・カップリングなのか、ついに死んだのか、などと思いつつ邦訳はなにがあったっけと調べてみると、これがみつからない。どうやら邦訳はなさげなのだが。……なぜ、僕はカップリングの名を知っているのだろう?

いつものごとく出会い系サイトの広告メールが到着。と、思ってよく見ると、女性比率の高い出会い系サイトだけを厳選して紹介するという出会い系サイト紹介サービスの広告なのだった。ちょっとメタな感じ。

ロッテは今日も負けて開幕8連敗。横浜の現状を思って鬱屈した気分になりそうなときは、ロッテファンの友人の顔を思い浮かべて心を宥める日々。思えば、名大に通った6年間(W-YB:5-5-5-6-4-5,O-CLM:6-6-5-5-2-5)も、こうやって慰めあっていたものだよ。

……思い出した!カップリングは『楽園の日々』でクラークがさんざん言及してたんだ!ちょっとすっきり。

4月 9日
アニメ版あずまんが大王を見る。1年生の新学期の始業式に編入してきた生徒ってのは、ただ入学しただけのような気がするんだが。

4コマのネタをむりやりつなげる構成はサザエさんのようで楽しいんだけど、微妙に間が悪いのは気になる。でもOPが気に入ったからよしとしよう。

中日・横浜のセ・リーグ最弱決定戦、まずは1勝。山田博・中村のバッテリーが打線を抑え、種田の活躍などで(ややウソ)大量差をつけていたが、九回裏二死一、二塁から波留、谷繁の連打で3点差に迫られ、抑えの切り札を投入するはめになるという中途半端な展開。まだまだ当分苦労しそうである。

↑これがナゴヤドームの試合というのは、まだ違和感がある。

4月10日
負けました。継投を見ていると、両チーム敢えて明日無き戦いを繰り広げているとしか思えない。特に森だ。木塚を使い潰してどうするよ。

「ちょびっツ」を見る。ふつー。色々な点で必要十分なんじゃないでしょうか。ぼくは要らないけど。

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