過去の雑記 02年10月

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10月11日
大豊(D)が引退するかもしれないらしい。どうも今年はビッグネームの引退が多いように思う。秋山(L→H)を筆頭に、星野伸(B・BW→T)、池山(S)、野村(W・YB) 、盛田(W・YB→Bu)、石井浩(Bu→G→M→YB)、平井(O・M)とタイトルホルダー級の選手がずらっと並ぶ。なにか時代がかわろうとしているかのようだ。当然のこととはいえ、見知った選手がいなくなっていくのは寂しいものだ。

横浜大洋ファンとしては、野村、盛田に思い入れがあるのはもちろんだが、贔屓チームを離れて感慨深いのは清水雅。中途半端なユーティリティプレイヤーとして中日の一時代を支えた職人選手が西武でここまで活躍できたとは。ありがとう。ゲームで守備位置に穴が出来たとき、あなたの「どこでも守れる」は本当に役に立ったよ。

乗換駅で時間が余ったので古本屋に寄り100円マンガを買う。諸星大二郎『妖怪ハンター 天孫降臨』(ヤングジャンプコミックスワイド)。うわぁ「ベアーズ・クラブ」連載だよ。読んでた記憶はあるなあ。久しぶりに読んでも面白さは変わらず。集めなおすべきか迷い中。しかし『石神伝説』みたいなマンガである。 < 逆だ逆

10月12日
概ね、一日本読んでました。

時々時間を盗んで2ぢゃんねるで遊んだり。国士系の役があまりにも簡単な点がゲームバランスを壊している気がする。さらに娘。○ンジャラまで手を出したり。無為な時間はいい。

10月13日
渋谷Book 1stで無茶買いをしてみた後、等々力で先生こと山本正之のスタンダード・ショー。儀式満載の懐かしい感じのライブ。3時間たっぷりと楽しめた。良き哉。この際だから、マックス君とかライトマンも見たかったというのは望みすぎか。ともかく「雷魚」が聞けたのは収獲。少年時代回顧ものは良いね。

その後、「偶然」その場でであった知り合いの方と中華を食う。ペプシで煮込んだかのようなブタのブロック肉が「酢豚」と呼ばれていたのは違和感大。

10月14日
横浜、今シーズン最終戦。先に点をとられ終盤に驚異の追い上げを見せるも一歩及ばずという、お家芸の展開で敗北。ペナントの方も11位オリックスにゲーム差無しまで迫りながら及ばず、対戦全チームに負け越しての完全最下位が確定した。まあ、そんなものだろう。序盤以降、士気のかけらも無い状態で戦っていたし。これで多くの選手の目が覚めたことを期待したい。まさかFA宣言して金儲けなどというバカはいないだろうな。お前らはそんな器じゃないぞ。

10月15日
gobbledygookより百草丸。うちは祖母が御岳参りをかかさずやっていたので、奇応丸とともに常備してました。正式名称が御岳百草丸というあたりからもわかるとおり、木曽の御岳信仰と関係のある薬なので東海地方限定というのは納得というか当然というか。いや、感覚レベルでは納得してないんだけど。正露丸って見たこと無いしなあ。本当に実在するのか。

百草丸のことはうちでも「だらすけさん」と呼んでいたのだが、どうやらこれは特定の薬草を主成分とする胃腸薬に対する古い呼び名らしい。固有名詞としての陀羅尼助が広まったと見るべきか。山岳信仰由来の和薬が、役行者と関連付けられるのは説得力があるような。

10月16日
いくらなんでも遅れすぎ。 < おれ

それはともかく。

為すべきことに疲れた時に少しずつ長谷川裕一『超電磁大戦ビクトリーファイブ』(双葉社アクションコミックス)を読む。コンV、ボルテス、ダイモスの三大ロボがボアザン星人とバーム星人の混血児、ジュエリオンの逆恨みに立ち向かう。さすがコンパクトに良くまとまっている。ただ敵ロボットの見せ場がやや足りないのは残念。数の迫力しか見えないと、こういう1対1型ロボットはいまひとつ映えない気が。

さらにウエクサユミコ『ぐるぐるクリーチャー』(ドリマガコミックス)も。ゲーム誌連載のキャラもの謎マンガ。かわいい系の絵柄は好みだが、この話についていくのは少し辛い。あと一歩、何かあれば。

10月17日
とにもかくにもなんとか。なにはともあれ。

岡崎二郎『アフター0』5,6巻(ビッグコミックス)。今までの巻に比べると題材の幅が広く楽しい。アンドロイド版マイフェアレディ「マイ フェア アンドロイド」とブラウン偉大なり「ショートショートに花束を」が各巻の私的ベスト。

今さらながらネタバレ関係。本の場合はそれなりに気を使う(こともある)が、雑誌や映像、ゲームだと気にしなくなりがちだと気づいた。地域による放映時期の違いも考慮するなら、映像関係の方が罪深いか。反省すべきだろうけど、ああ。というわけで、ここは映像関係はネタバラシ満載なんで注意してください。

10月18日
雷句誠『金色のガッシュ!!』7巻(小学館少年サンデーコミックス)読了。アポロ篇とダニーボーイ篇がメイン。泣かせも適宜入ったいい話で順調な感じではある。うまくいけば15巻前後できれいに着地できる、かも。かも。うまくいくと良いなあ。

陽気婢『内向エロス』2巻(ワニマガジンコミックス)。今回は基本的に単発もの(うち一つは連作)。学園篇とどうからむのか、あるいはからませるつもりがあるのかが気になるところ。どれも繊細なエロマンガで大変宜しいわけだが、特に一つを挙げるなら「ゴミ少女の逆襲」か。ゴミ捨て場で拾った少女が色々とエッチなことをしてくれるというおたくの妄想以外のなにものでもない話。おちが非現実的な破滅を予感させるあたりも含めて徹頭徹尾おたくを甘やかす話。これをベストに挙げるようでは健全な社会生活なぞ営めるはずもないと思いつつ、いいんだよ別に妄想でよ、と開き直ってしまう秋の夜長であることだ。

しまったぁぁ。ビッグオー見逃した!というわけで「ザ・ビッグ・オー」第3話を求めてレンタルビデオ屋を回るが、収獲なし。隣の駅まで行けということか。何の彩りもない無味乾燥な日々、せめてもの慰めにドロシーの顔を眺めて眠ろうと思っていたのに。しかたがない。あーるのビデオで鳥坂先輩でも見て癒されよう。癒されるか?

10月19日
佐藤哲也『妻の帝国』(ハヤカワ藍背)読了。ふーん。冒頭の波風先生のシーンが鮮烈過ぎて、以降すべてが負けてしまった感。どんなにディストピアの不条理を描かれても、「だからどう?」としか思わないという。随所で上手いとは思ったが、面白いとは思わなかったし、好きでもない。

夕方からDASACON。早めに出てプレイベントの類に参加しようかいう計画は意外に少ない近所の酒屋の前に敢え無く破綻したので持込用のバーボンだけ買ってそのまま直行。夕食はコンビニで済ますかと思っていたら、駅前にダイジマンさんがいたので一緒に飯に。寂しい飯は食わずに済んだ。

今回は「知らない人と話をする」というテーマがあったのだが、気がついてみると知り合いの前にいるばかりだったり。どうも、シャイで人見知りする性格はいかんともしがたいものが。そんなわけでおおむね鈴木力さんか福井さんの近くをうろうろと。いやバーボンの飲みすぎで何を話していたかはこれっぽっちも覚えちゃいませんが。

それでも、オークションで気がむく物件があるたびに、半畳をいれていた記憶はあり。ひとつふたつ予想以上に高くなった物があったので満足ではある。

おっと、忘れるわけにはいかない話題も。書店で『地球礁』を手にとる妙齢の女性の目撃報告をたくさんいただいた。僕はまだ一度も見かけてないのだが。これは、あれか。僕の行く先では女性がいなくなるという、例の魔力か。なんということ。僕には安らかな幸せを望むことすら許されていないのか。

明け方、広間ががら隙になったところで、生き残りの人々を巻き込み、山手線ゲームをはじめたり。テーマ選択がかなり難しい。自分で始めておきながらあれだが、森博嗣の書籍タイトルは僕には難しすぎました。

人々がテレビの前に張り付き始め、さすがに目をあけているのも辛くなってきた頃、終了。個人的テーマは達成できなかったものの、参加費分は確実に楽しめた。ありがとうございます。 > スタッフ

10月20日
DASACONからの帰りはとりあえずルノアール。帰りに中野に会いに行こうかとも思ったのだが、不在だったので他の人と合流して、八重洲BC経由で帰宅。前後不覚に眠り込む。

夕方のそのそと起きだした後、昨晩聞いた凶報を確認。確かにユタ閉店の報があった。がーん。僕の今日あるのはユタのせいおかげも大きいので、かなり感慨深いものが。というわけで、次回からはいつものルノアール。

今年一年、新たに30の大台を迎えた人々をからかい続けてきたのだが、人を呪わば穴二つ、天網恢々疎にして漏らさず。天罰覿面、来週明けにも30になるらしい。傷心のあまり泣き崩れる僕に対する慰めの言葉およびプレゼントその他は随時受付中。

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