- 2月21日
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そういえば。昨年の『SFが読みたい』水玉表紙で、唯一分からなかった左下コマの元ネタが近所の書店に売っていた。宇多田ヒカルの翻訳ということで一瞬だけ話題となった『エメリー・ザ・ストレンジ』の原書らしい。今ならともかく、1年前にこれを選んだとは、やるな眼鏡君。片思いの子の気を引くために、ちょっとセンスのいい洋書絵本を貸すってのは、らしくていいね。
- 2月22日
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「勇者特急マイトガイン」最終話を見る。噂に聞いていた通りの無茶な設定には感心したものの、作品としての出来は今一歩。随所の演出が微妙にたるく、あるはずのインパクトが感じられない。途中にはすばらしい回が何度もあったのに、ラストでこれとは。惜しい。実に惜しい。傑作になり得たのだがなあ。
そのままオープン戦鑑賞。古木が3安打1本3打点の大活躍で、早くもどんな暗雲が待ち受けているのかと不安が湧きまくってしかたがない。ウッズもきちんと役に立ってるし、どう考えても騙されているとしか思えない。2ヵ月後が本当に不安だ。
ついに最後の HELM+2(E) を見つけ、Wizardry#1のアイテムはコンプリート。Wizardry#2に移行する、ってだから何をやっているのか、僕は。KODsのマップはまったく覚えちゃいないなあ。
森薫『エマ』2巻、『シャーリー』(ビームコミックス)に、植芝理一『夢使い』4巻(アフタヌーンKC)はともかくとして、つい岩明均『寄生獣 完全版』(アフタヌーンKCDX)を買ってしまったのはさすがにどうかと。いつ読むんだ、いつ。
- 2月23日
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ヒュー・ロフティング『ガブガブの本』(国書刊行会)読了。ブタのガブガブがドリトル家の団欒で語った食物にまつわるお話の数々。ドリトル一家の懐かしい面々に出会えただけでも随喜の涙に溢れてしまうので、良否なんて判断がつかない。そらもう、至高としか。幼少期にドリトル一家と過ごした思い出のあるものは全員必読。思い出の無いかわいそうな人々は指をくわえて羨ましがること。ジップと、ガブガブと、ポリネシアと、誰よりチープサイドと再会できる幸せを感じたければ、岩波少年文庫の全作を読み、その後20年我慢することだ。
ところで。この本の存在を最初に知ったときには、なぜか『ガブガブの木』と読んでいたのだった。脳裏にはガブガブがたわわに実った樹木の姿が浮かび、なぜそんなことになったのだろうと、いろいろ想像をたくましくしていたのだが、実物はごく穏当なものでちと残念。いや、ちょっとだけ。
今日も今日とてオープン戦。絶好調、古木の2試合連続本塁打にウッズ1号はいいとして、その後の微妙投手陣がどいつもこいつもピリッとしないのはどうしたものか。勝ちは良いから、安心できる中継ぎの登場希望。
石川雅之『週刊 石川雅之』(モーニングKC)。久しぶりに都会から帰ってきた子供のあまりの変貌に驚く「彼女の告白」はじめ、読みきり連載の短篇11本。コメディにはきちんと落ちをつけ、いい話はちゃんとホロりとさせ、短篇のツボを熟知したような巧さの光る作品が並ぶ。ふつうに書いたら四コマにしかならないような話も多いのに、短篇の尺にぴたりとあわせるとは。薄汚れた街を行く孤高の戦士のその後を描いた「キラー・ジョー」と、平凡に暮らしてきた親子がはじめて知る外の世界「フランスの国鳥」が気にいった。
冬目景のまんがを求めて久しぶりにアニメイトへ。まんだらけも、まんがの森も、新宿書店も別になんの感慨も無く寄れるのに、この店だけはどうにもいけない。一歩店内に入った時点で、自分の居場所じゃないという感覚が沸いてくる。もはや、アニメイトに馴染めるほど若くはなく、平気でいられるほど枯れてもいないということか。おたくの種類に貴賎はないと思いつつも、「でも違いはあるよね」という言葉を意識から消せない今日この頃。
居辛さに耐えつつ買ってきたのは、冬目景『LUNO』(ガンガンコミックスデラックス)。『羊のうた』7巻も欲しかったのだが、フィギュア付き限定版しか売ってなかったので断念。だから本におまけなんていらねえってばよう。
そういえば『少年少女』の2巻がいつのまにか3月の予定に入っていたのだけど、これは延期ということ?
VIEWSICのアルバムランキングでBuck-Tickの新譜がかかった。「まだ現役のグループだったんだ」という驚きも、新譜のタイトルが「Mona Lisa OVERDRIVE」と知った衝撃にはかなわない。なんというか、この、すべてを圧倒するような今更感にはどう対処したものか(註:曲や詞が云々ではなく、あくまで「Mona Lisa OVERDRIVE」というタイトルの今更感)。
さいばーぱんくはさすがに古いよなあと思いつつ、どんなタイトルなら「あり」かをしばし考える。……「われらかく、シャルルマーニュを悩ませり」なんて、どうか。 < どんな曲だ。
- 2月24日
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オープン戦、3戦目。さすがにいつまでも勝てるわけもなく、最強・読売に4対1で敗退。打線はいまひとつだったが、投手はまあまあだったので良しとしよう。富岡はダメだと分かっただけでも収獲だろう。あとは村田をいつ諦めるか、か。
野手は相川(2)、T・ウッズ(3/9)、種田(4)、古木(5)、石井(6)、鈴木(7)、金城(8)、田中一(9)、中嶋(2)、新沼(2)、小川(3/4/5)、内川(4/6)、小池(5/O)、多村(O)、佐伯(O)、万永(4/6)で間に合えばコックス(3)、間に合わなければ七野(3)かな。何かの間違いで打ち出して村田(4/5)が入りこむようだと嬉しいのだが。
- 2月25日
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どうも今月は9万近く本を買っていたらしい。記憶にあるものはほとんどまんがだというのにそんな額になるとは。おかげで月内収支は5万以上の赤字。これでは生活できないので、もうすこし抑制心を持とうと思いました。さて、食費を削るか。
例によっての/.j。中部太平洋の島国が「消息不明」に。なんだか話が劇的過ぎて、呆然としてしまう。「島で唯一の国際電話が故障したから」って言われてもなあ。
そういえば。先ほど、PHSの着信・発進履歴を見て、自分がここ一月、電話を架けてないことに気づいた。架ける相手がいないからなあ。恋人までは望まないにしても(望みたいというのはさておき)、せめて、電話を架ける相手がいるくらいに、潤いのある生活がしたいと思う今日この頃。
はぁ。仕事しよ。
- 2月26日
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来月から職場が換わるので、先輩・同僚と飲みに行く。お互い、そんな暇は存在しないような気もするのだが、集団行動をもって旨とする生物にとって最も大事なものはコミュニケーションなのである。かのエピクトも言っている。大切なのは、LeaderとLoveとLiaisonだと。
そんなわけで、酔っぱらって靴をなくして帰ってきたり、いまどきサラリーマン4コマでも出来ないような恥かしいことをやらかしたりしたのも不可抗力であり、許容されるべきことなのだった。たぶん。きっと。
- 2月27日
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植芝理一『夢使い』4巻(アフタヌーンKC)。楽しそうだなあ。女の子とおもちゃとオカルトの乱舞。好きなことを好きなように描いてるように見えて、ちゃんと娯楽作品になっている。ピグマリオン物ラブコメ好きには無条件でお薦めできる。
- 2月28日
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オープン戦、対中日。かっての主軸、川村丈夫が好投した模様。同い年の復活は嬉しいニュースである。抜群のチェンジアップとどうってことのないストレートと1日1本の被本塁打で中継ぎとして大活躍して欲しいことだよ。
晩飯を食う間読むべき本がなかったので、チャンピオンを買ってラーメン屋へ。この一片たりとも似ていない古木と三浦はなんですか?水島、きさまのおもちゃはパシフィックだろうが。その汚い手で横浜に触れるんじゃない!!!!
「空の大怪獣ラドン」を観る。同じ場面が続きすぎて過ぎて退屈する場面(自衛隊の砲撃とか)もあるが、海上での戦いのシーンなど見所も多い。90分ならありかな。ラストの唐突さもシンプルと言えなくもない。褒めない程度に面白かった。ラドンが2羽いたのには驚いたよ。 < 常識無し