8時14分の御嶽(みたけ)で6分停車、ホームでの鎧武者の歓迎や、車内で観光案内配布があった。
8時37分、奥多摩(おくたま)に到着、駅前では「奥多摩清流太鼓」のお出迎えだ。3つのハイキングコースの受け付けが行われ、脇では骨董市も開かれている。
駅前の騒がしさを離れ、山の中腹から奥多摩駅周辺を見下ろす。9時すぎに電車は回9352Mとして河辺(かべ)に回送されていった。 (拡大" alt="JPEG 40KB)
その奥多摩駅だが、奥多摩湖方面への観光の玄関口であると同時に、以前は石灰石の積み出し駅でもあった。残念ながら1998年にトラック輸送に切り換えられ、もう貨物列車の姿を見ることはできない。貨物の荷役線・側線もすべて撤去され更地になっており、現在奥多摩駅は1面2線の簡素な配線になっている。
下の写真はその様子。前回奥多摩へ来てからもう7〜8年は経っているだろうか。当時の記憶もう薄れきってしまった。
奥多摩観光の一番手頃なのは氷川渓谷の散策だろう。それは駅前にあるからだ。
奥多摩橋から見下ろしてみる。緑が色濃く美しい。川原にも降りて、渓流をながめてしばし休憩とする。
そろそろ別の場所に移動するか、と御嶽方面へ向かい電車に乗ったら、古里(こり)で9352Mを抜いてしまった。ここで1時間以上一休みしていたのか。つぎの川井(かわい)で下車すると、続行で9352Mがやってきた。