10月28・29日は春と同じ田町区167系「アコモ車」による運転。28日は「秩父多摩甲斐国立公園50周年記念号」として運転され、ヘッドマークもさらに特製のものが用意された。
川井駅西方の鉄橋を渡る167系を、たもとの踏切から撮影。
次の週、11月3〜5日は中原区の103系4連で運転。南武線のナハ23編成からMM' 1ユニットを抜いて組成した特別編成を使用。行先表示は「白幕」の上にシールを貼っていた。
沢井駅付近を走る黄色い103系の姿を、多摩川対岸の寒山寺公共駐車場から捉えた。山中では4両でも全長を入れて撮る場所というのは多くない。
奥多摩到着後、列車は9352Mとなって拝島へ回送された(春は河辺まで)。鳩ノ巣では<ホリデー快速おくたま1号>と離合。鳩ノ巣駅は線路有効長が4両分しかなく、6連同士の離合が不可能。これが<ハイキング号>が4連に制限される理由のようだ。
この光景は駅東方の踏切から見られる。ただしこの踏切、遮断機も警報機も無い。下り列車からの見通しも悪いので、絶対に線路に出ないように。
線路容量の関係で、9352Mは古里(こり)で一時間以上も停車した。その間に、青梅線電車や<ホリデー快速おくたま号>が両脇に並ぶ。
古里駅の東方から撮影。青梅線に黄色い電車はめずらしく、天気の良い4日は沿線にファンが集まり、古里駅内外にカメラが並んだ。
先回りして再び回送を待ち受ける。古里と川井のほぼ中間、青梅街道からちょっとわき道に入ると、線路がすぐそばに。トンネルの西方で、上下列車をほぼ正面から捉えることができる。意外に狭い(と感じる)川井駅で撮るより、こちらのほうがアップには向いていると思うが、どうだろう。
というわけで何枚か披露させていただいたが、これらはいずれも線路外から安全に撮れる場所で撮影したものだ (鳩ノ巣はちょっとグレーか!?)。行楽に適した時期でもあり、撮影に行かれる方も多いと思うが、ルールとマナーを守って行っていただきたい。