10.31(火) 今日で10月もおしまい。ああ、銀河通信10月号があ〜!しょうがないけど。

 今日は診察なし。ゆえにひま。点滴抜いたんで、シャワーを浴びてさっぱり。うれしい。娘は例のごとく遊びに来て、私のベッドで教育テレビの子ども番組を見て帰る。2時間ほど、また点滴をいれる。お昼からフツーの食事になった。うれしい〜。なんか、入院ってとてもダイエットになった気が。間食しないしね。

 午前中、『クール・キャンデー』(若竹七海、祥伝社文庫)読了。☆☆☆半。うわさの400円文庫。字もでかくて、あっという間に読める手軽さ。実は若竹七海は、マイブームなのだ。彼女の作品を全制覇したい野望に駆られているところ。買ったのに未読の『依頼人は死んだ』(文芸春秋)も読まねば。昨日の『花迷宮』の「タッチアウト」は『船上にて』(立風書房)からなのだが、この本今生きてるのかなあ。不安。97年発行だけど。

 で、『クール・キャンデー』。軽くてそこそこ面白いミステリを読みたい方には最適。ただあまりに軽くて、たくさん本を読みなれてる方には短編一本くらいにしか感じられないかも。あー、中編ですが。彼女のブラックでシニカルなオチが私は妙に好き。甘くないのよ。あくまで苦い、ブラックコーヒー。みすこんの時、若竹七海は後味が悪い、と評されていた気がするが、私はそういう気は不思議としない。なぜだろう。あまりにあっさり書いてるからかなあ。むしろ小気味良いとさえ思う。

 午後、『puzzle』(恩田陸、祥伝社文庫)読了。☆☆☆☆。これって、「無人島」テーマ競作のうちの一作だったのね。まず目をひくのはこの表紙のかっちょよさ。横写真で、モノクロの廃虚の団地が写っている。恩田さんは、この写真のインスピレーションからこの話を書いたんじゃないかと思えるほど、迫力ある写真である。話は、孤島で見つかった3つの死体の謎。これは事故か殺人か?非常に少ない手がかり(パズルのピース)から、主人公はその謎を解いてゆく。非常に読み応えある、本格ミステリ。毎度ながら、恩田陸の器用さには舌を巻く。『象と耳鳴り』のときにも驚嘆したが、彼女はまぎれもなく、実に希有な本格ミステリ作家のひとりだと思う。これもさくさく読めるけど、こちらはずしんと重みがある、読みでのある一冊だった。こういうの、また書いてね、恩田さん。

 夜、『エンダーズ・シャドウ』上巻(オースン・スコット・カード、ハヤカワ文庫)を読み始める。あの『エンダーのゲーム』の姉妹編とでもいおうか。こっちはビーンが主人公。おもしろーい!もう3分の1読んでしまった。これはエンダーを読んだ方は必読でしょう。もちろんそうでない人も。

 午後もまた30分くらい点滴。もう、腕が注射のあとだらけだよ。

 あーあ、やっぱり入院生活はさみしいよう。早く帰りたい。


10.30(月) 朝5時に起こされて血液検査だといわれ、そのままベッドの上で血を抜かれる。昨日言ってた「朝5時」ってのは冗談じゃなかったのね。聞き間違いだと思ってました(笑)。眠いよ〜。昼寝するからいいんだけど。

 午前中、診察。ペニシリンが効いてるようで、抵抗力はひとさまの半分くらいまで値が上がったらしいが、やはり扁桃腺が弱いらしいというのが判明。慢性になってるらしい。そういえば、風邪ひくと決まって喉がやられるわ、私。んで、やはりじっくり1週間入院して安静にし(とほほ)、それから1週間、抗体剤だかを飲むようにといわれる。あ、安静にはしてますよ。ベッドとトイレの往復しかしてませんし。テレビもほとんど見ないし、とにかくヒマ。寝てるか本読んでるか日記書くくらいしかやることがない。

 お昼、また娘と母と弟のお見舞い。弟は耳を切開して膿を出したそう。しばらく通院らしい。彼らが帰ってから、また玄関先でメールと掲示板チェック。星間宇宙船に瀬名秀明さんがいらしてて仰天する。新刊はもう出たのかな?ああ、書店までは歩けばすぐそこなのに!つーか職場までだって徒歩5分なのだが。ポチ(点滴)がいるのでダメなのだあ。職場に帰ったら、浦島太郎状態だろうなあ。

 そういえば、祥伝社文庫の例の新刊20点が出た夢を見た。でも、平積みがうすくてみんな2,3冊しかなく、恩田陸はもう売り切れてて、ショックー!!という夢であった。よほど読みたくて焦っているらしい(笑)。

 で、星間宇宙船に瀬名さんが書いてた、私の日記へのレス。なるほど、確かに「科学者が科学書を読まない」ってのは私の大いなる誤解だったようです。つまり、科学書ってのは一般人が読むためのものであって、学者さんはもっともっと高尚な専門の研究論文とかを読んで勉強なさってるわけですね。納得いたしました。(ということは、森山さんは、いかに一般人に科学書に興味を持って買ってもらうか、が課題というわけですな。ふうむ。)

 午後、『花迷宮』(日文文庫)読了。☆☆☆半。女性ミステリ作家のアンソロジー。いやあ、大物ぞろいなだけあって、どれも読み応えあり。ワタクシ的には、若竹七海がダントツよかったです。ラストの部分、「えっ?」と何度も読み返してしまいました>「タッチアウト」。これって、つまりそういうことと解釈していいのかなあ、ラスト?私は彼女の、この突き放したようなクールさがとても好き。このアンソロジー、女性らしいどろどろな話(三角関係とか)がとても多いのだが、彼女のは一番シャープでカッコよかった。あとは、恩田陸の「曜変天目の夜」、今邑彩の「あの子はだあれ」あたりが好み。後者は、ファンタジーっぽいお話。この世界の隣に、もうひとつのパラレルワールドがいくつも存在する。私もよく考えます、こういうこと。

 夜、点滴を抜いた。うう、自由の身だ!「犬夜叉」を見てたらダンナが来て、祥伝社文庫の新刊『puzzle』(恩田陸)と『クール・キャンデー』(若竹七海)と、『エンダーズ・シャドウ』上下(オースン・スコット・カード、ハヤカワ文庫)を差し入れてくれる。わーい!あと、『MONSTER』15巻(浦沢直樹、小学館ビッグコミック)も。これはさっそく夜に読了。いつまでクライマックスなんだよお!あ、ついでにトーハン週報も(笑)。これがいちばんうれしかったり>ワーカホリック気味?


10.29(日) 点滴のためにトイレが近い。ゆえに夜、熟睡できない〜。ただでさえ寝付きが悪いのに。入院生活はおおむね快適だが、朝6時起床だけはつらい(笑)。あと、ネット禁止も。ほほほ。

 喉の調子はばっちり。でもやっぱりまだ体が少々だるい感じ。70%ってとこだろうか。まだおかゆだし。試しにコンタクトをいれてみたが、目が拒否した>痛くてダメ。

 今日は診察もないのでヒマ。午前中、娘と実家の母と弟がお見舞いに。午後、ついにネット禁断症状が(笑)。意を決して、ケータイとノートパソコンを抱え、病院外の玄関口のベンチへ。星間宇宙船チェックと、メールチェックをちょびっとだけ。「アスキーネットJ」の話があちこちで書かれている。みんな紹介されてるしな(笑)。メールは特になし。すべて世は事も成し。別に私なんぞがいなくても、世の中は回るのだ。

 『占い師はお昼寝中』(倉知淳、創元推理文庫)読了。☆☆☆☆半。超オススメ!笑えるミステリ。倉知さんの温かみのあるユーモアセンスが私は大好きだ。この一見とぼけているが、実は鋭い観察眼を持っている叔父様、サイコーである。

 6人部屋だと、入れ代わり立ち代わり患者さんが変わる。そして、それぞれの人生がみなドラマだなあ、というのが実感できる。いろんな境遇、いろんな性格。そういったものが、ちょっとした言葉の端々からにじみ出て、実に興味深い。愛されているひとや幸福なひとは、あったかいオーラがにじみ出ている。マジで。心のすさんだひとや愚痴ばかり言うひとは、やっぱりそういうオーラが出ている。前者は周囲を優しい気持ちにさせ、後者は周囲をうすら寒い気持ちにさせる。ふと己を振り返り、多々反省。


10.28(土) 朝6時20分に起こされる。むー、まだワタクシ的活動タイムじゃないのだ〜。で、7時過ぎまでごろごろしてから起き出し、洗面など。点滴してるのでトイレが近い。いつもポチ(点滴のスタンドの呼び名)といっしょ。まさに「どこでもいっしょ」なのだ。ちなみに、時計、ノート、歯ブラシセット、コップ、タオルなどみーんなキャラクターグッズ持ち込み。ほほほ。看護婦さんに「あら、やけにかわいいカップね。娘さんの?」正解です。>ハローキティ

 8時、朝食。重湯、味噌汁(具なし)、牛乳。点滴が効いたのか、のどはずいぶん楽になった。ほとんど痛まないくらい。昨日に比べたら天国のようだ!!うれしい〜。全部たいらげる。

 さっそく読書。『ミシン』(嶽本野ばら、小学館)読了。☆☆☆☆。ううん、何っぽいんだろう、これ。何かを思い出させるような、全く新しいような。異様にお洋服ブランド信仰なところが今っぽい。なのに、どっか基本的なところがノスタルジックで純文学ぽいの。バリバリ少女趣味。耽美的、やや退廃的。少女漫画に近いのかな。傑作!読んで!っていう本というよりは、「新製品のお菓子だからちょっと食べてみてよこれ!どう思う?」とみなに聞いて回りたいような一冊。住宅街にぽつんと建ってるケーキ通には知られたお店の、小さくて綺麗な極上のプチフールみたい。うっとりする甘さ。でも隠し味のお酒がきいてる。好き嫌いはあると思うけど、私にはこの本のおいしさ、よくわかるよ。甘党の方にはツボでしょう。

 お医者さんの診察。やっぱりだいぶ腫れはひいてるらしく、「切開しなくても大丈夫そう」とのこと。やったあ!!!よかったあ、手術なしで!心からホッとする。重湯から3部かゆに変更、以下徐々に普通のご飯にしてくれるそう。

 娘と実家の母がお見舞いにきてくれる。娘が「ママ、大丈夫?」と頭をなでてくれる。うん、大丈夫、でも点滴を蹴飛ばすのはやめろ、娘。や、これを腕から抜いちゃダメだっつーの。私のベッドに乗り込んで、私のモモの手帳を発見し、お絵描きに燃える。義母、義父もいらして恐縮。でも思ったより元気そう、と安心した模様。午後は弟ふたりが来る。上の弟は、耳が化膿してしまい、診察してもらう。明日も診察とか。

 『ALONE TOGETHER』(本多孝好、双葉社)読了。これってどう評価したらいいんだろう。なんともいえない不思議な感触。ジャンルはどこになるんだ?ミステリといえるか微妙なところ。人間の心の深淵に迫る一冊。こっち路線に行ったのか、本多さん。このまま行くと村上春樹になりそう。ただ、春樹と決定的に違うところがある。春樹は人間は徹底的に孤独な生きものだとして救いのないまま話を終えるが、彼は人間に対して希望を持っていることだ。ラストはすごくよかった。彼は人間不信かと思えるほど辛辣なことを書いてるけど、それでも人間のそういう孤独や暗い面を分かっていて、あえてひとりじゃなくてふたりでやっていきたい、という締めくくりには感動。そう、彼はミステリを書きたいんではなく、人間の心の奥、心のひだを書きたいんだな、きっと。採点はちょっと保留。☆☆☆☆くらいかなあ。

 ダンナが見舞いに。入院中の日記だけでも書いておこうと、ノートパソコンを持ってきてもらう。あと、昨日発売の雑誌「アスキーネットJ」。当サイトも紹介されているのだ。わー、なんだなんだ、「銀河通信」の扱い、でっかいやんけ!画像もでかい!あ、ありがとうございます〜〜!ここにあげたオススメベスト5は、どれを読んでもハズレのない傑作ですよ!しかし、こんなナイスタイミングなときに入院とは。まったくもってトホホである。ああ、歯がゆい、更新してえ!メールも掲示板もダメだもんなー。しかし、ここに載ってるサイトのほとんどが知り合いというのは。オフラインで顔を知ってる方だけでも21もあるぞ。ああ、ださこんが「DASAKON」になってるのがちと残念。KじゃなくてCなのよん。しかし、ついにださも雑誌紹介かあ。

 夕食はおかゆとおかず3品。早くフツーの食事がしたい。もう大丈夫じゃないかと思うんだが。喉は全然痛くない。点滴の威力はすごい。西洋医学は偉大だ。たとえばちょっと昔なら、私は今ごろ食事がとれなくて衰弱して死んじゃってたかもしれないんだから。それが、たった2日の入院で、こんなに夢のようによくなるんだもんねえ。


10.27(金) どうにも喉の痛みが取れず、食べるのもしゃべるのもつらいので、遅番だったため朝のうちにと耳鼻咽頭科へ。が、お医者さん、一目見るなり「あーこれは扁桃腺炎だね。こんなに腫れてちゃ、ご飯食べられないでしょう?水もだめじゃない?これは即入院して点滴したほうがいいね。ひどいと手術かも」。がーん!入院!?みるみる目の前が暗くなる。まさか、そんなに悪かったとは。瞬時のうちに、頭の中をいろんなことがかけめぐって、涙が出そうになるが、素直にお医者さんにしたがって入院することにする。入院にあたってのいろんな検査の合間をぬって、会社に一週間ほど休むむねを電話し、ダンナと実家(娘のこと)にも電話。

 ちょうど夜勤明けのダンナがかけつけたところで、いったん家に戻って入院のしたく。着替えその他、それから本!!テキトーに机の周りに積んであった本を何冊かひっつかんでカバンに入れる。そしてパソコンを立ち上げ、星間宇宙船に入院するむねをざざっと書いて送信。ううう、皆様すいましぇ〜ん。病院はケータイダメなので、ネットもメールもできないのだ。くすん。

 荷造りをして病院に引き返す。病室は6人部屋。やはりご年配の方が多い。隣のベッドの子以外はほぼみなご高齢。看護婦さんに点滴の管をさされる。「血管が見にくいですねえ〜」と右腕失敗。利き腕の左に刺される破目に。しかもこれが痛い!マジで涙が出るほど。や、別に彼女が「おたんこナース」だったわけではないと思う(笑)。栄養剤と抗生剤を打たれ、微熱が出てきたのでちょっと寝る。

 夕食は梅味の重湯、味噌汁(具なし)、プリン。やっぱり喉が痛くて、ひとくち食べるたび激痛。やっと半分くらい食べる。

 ヒマなので読書(笑)。『ピポ王子』(ピエール・グリパリ、ハヤカワ文庫)読了。☆☆☆☆半。子どもの頃に読んだ童話みたいな一冊。昔々のおとぎ話。実にいいねえ!こういうのが私の原点なのだよ。同じ著者の『木曜日はあそびの日』も読みたいな。もう絶版だろうか?

 9時、消灯。暗くなると、仕事やネットや娘のことが次々頭に浮かび、悔しさと情けなさに涙が止まらなくなってしまう。ああ、こんなとこで寝てる場合じゃないのよ私は!やることがいっぱいあるのに>だから倒れたのか?(苦笑)結局は私の自己管理の甘さゆえである。周りにすまない気持ちでいっぱいのまま寝る。


10.26(木) 相変わらず体調悪くてトホホな感じ。なんで治らないの〜?もうマスク女はいやじゃよ〜(泣)。明日、もう一度医者に行って薬をもらってくる予定。ああ、更新がしたいのに〜!!治るまで、もう少し時間がかかりそうです。うええん。

 相変わらず、柔らかいものしか食べられないし、食欲もあまりない。しかしあれだね、レトルトのおかゆって結構おいしいのね(笑)。自分で作るより、お米も細かく砕けてて食べやすいし、味もいいじゃん。

 先日出た「活字倶楽部」をチェック。おお、恩田陸インタビューが!これからもいっぱい新刊が出るようで、うれしい〜。『上と外』の続きが早く読みたいよお!


10.25(水) 今日はお休みだったんで、体を復活させるべく1日おとなしくしてました。つっても主婦は洗濯や炊事や買い物があるんだよね〜。ただ寝てるわけにはいかんのだ。しかも、現在私の周りにはなぜか3人の子供がテンション推定150%で遊んでいます(涙)。キミ達、母は病気なんだってば。少しは気遣ってよ、ってねえ聞いてる?(笑)

 と、おとなしくしていたにもかかわらず、さほど喉は回復してない気が。薬が効いてる間はいいんだけどなあ。薬、あと1日分しかないぞ、どうしよう。

 『NAGA 蛇神の巫』(妹尾ゆふ子、ハルキ文庫)読了。やー、非常に面白かったです!現代と昔の蛇神伝説が見事にミックスされてて、不思議に違和感なし。古めかしさもなし。こういう話がすっと入ってくるというのは、やっぱり私たちの体のどこかに、古き神々を敬ってた記憶の破片が残ってるんでしょうかね。乱読はしばしお待ちを。

 昨日ここに書いた『永遠の森 博物館惑星』(菅浩江、早川書房)は、「週刊新潮」や「活字倶楽部」に書評が出ているそう。昨日私に聞いてきたお客様は、若い男性だったから、「かつくら」方面かな?私も明日、チェックせねば!>かつくら


10.24(火) ふひ〜。まいりました。土曜の晩遅くあたりから、喉がものすごく腫れてしまい、あまりの痛みに眠れないほどの状態に。唾をごっくんするだけで激痛。こんなの初めてだよ〜。日曜の夜には熱も出てしまい、結局昨日は欠勤して病院に行きました。今日はなんとか出社しましたが、まだ喉の痛みはひいてないので、おかゆとプリンとゼリーくらいしか喉を通らない状態。とほほ〜。やせるかな?>こらこら。

 というわけで、完治するまでもう少しおとなしくしてます〜。更新もいろいろしたいんだけど。新刊とか。ああ、日曜日のu-ki総統のバースデーパーティー&退院祝いにも参加できず、非常に残念。楽しかったようで何より。

 あ、土曜日の晩に『体は全部知っている』(吉本ばなな、文芸春秋)読了。短篇集なんですが、「田所さん」「ミイラ」「おやじの味」などがよかったです。「サウンド・オブ・サイレンス」あたりは昔のばななさんっぽい設定ですが、淡白な味わい。全体的に、じわじわっと後から染みてくるみたいな話が多いです。

 ところで、最近妙に当店で「永遠の森 博物館惑星」(菅浩江、早川書房)が売れるんですが、なにかに紹介されました?日本SF大賞候補作だから?


10.21(土) あ〜〜、なんか疲れちったなあ。体力的にも精神的にも。ねむい〜。喉もまだ痛い〜。

 うっくっく、買っちゃったよ、『トンパ文字』(王超鷹、マール社)!そう、本の雑誌11月号の12ページ、吉野朔美の「誰かにあげたい教えたい」で紹介されてる本です!彼女の今年購入した本のベスト2だそう。あのねえ、象形文字の本なんだけど、これがめっちゃ、かっわいいんだわ!ひとめで意味がわかる、キュートな絵文字なの。ううむ、とても文章ではこの可愛さは表現できん!見れば納得、なんだけどなー。

 人間が、「大」の字のてっぺんに○(これが頭ね)をのっけた形で表現されてて、例えばこの頭から右に一本すっと線が出てる文字は「話す」という意味なの。そう、この線が、喋ってる様子をあらわしてるわけなんですよ。なんかわかるでしょ?「衣服」「帽子」などの「物」はモロに形そのまんまで、実にわかりやすいの!これ、覚えたら楽しそうよ〜。や、別に雲南省に行く予定はないけどさ!>現地でも既に、読めても書くことのできる人は少ないらしい。でも今でも使われてるんだってよ。ちなみにこの本、96年発行なのにすでに4刷りなのだ。こんなマイナーっぽい本なのに(失礼)。意外に、ひそかに知ってる人は知ってる本なのかも?

 愛・蔵太さん10月18日の日記で、「本を買うのが好きな人」と「本を読むのが好きな人」について書いてますね。あ、あの、お願いですからここにもうひとつ加えてください、「本を読みたくてどばどば買うけど時間がなくて読めない人」というのを!!!(涙)当然ワタシはこれです。私は決して読むつもりもない本を買ったことはないっす。でも!!でもでも!!!5冊買った本を1冊しか読み終わらないうちに、もう次の読みたい本が出ちゃうんですよ〜〜〜特に文庫!ああっ、どうしたらいいのお?

 8時間フルタイムで仕事して、保育園にお迎え行って、ご飯作って食べて娘寝かせたらもう10時半でしょ、それで日記書いてたらダンナ帰ってくるから再度ご飯のしたくでしょ、日記アップしたらお風呂入って食器洗って(ここらへんで、すでにたいてい夜中の12時は過ぎてる)、メールにレス書いてネット徘徊して、私にいつ読書の時間があると!?(や、もっとネット巡回時間減らせばいいんですけどねトホホ…)ていうかいったいどうやってるの、ニムすわーん!!>この方は3人お子様をお持ちの働く母なのに、毎日たっくさん読んでてホントすごいっす。尊敬だわ。

 あー、新刊速報の誤字脱字、たびたび申し訳ありません〜。管理人がアホなんで〜。気がついたら教えて下さいませ。


10.20(金) 夜、土砂降りの中を帰宅。もう心も体もびしょびしょ。切ない。なんかいろいろと。でもやっぱりどうしようもない。

 遅番だったので、朝、出勤前に『あふれた愛』(天童荒太、集英社11/2発売予定)の乱読を書き、アップしてから出社。ホントにあの天童荒太!?というくらい、血や暴力のない、温かな話です。万人にオススメ。

 大森さんが、河出文庫海外SFアンソロジー1巻〜3巻ラインナップ(暫定版)をアップしてますのでリンクしちゃおっと。ダイジマンが見たら、「うおおおお〜!!」と絶叫しそうなラインナップでは?大森さんは、「マニアな人からすると、読んでる話ばっかりじゃん、ってことになりそうだけど」とおっしゃってますが(笑)>10月19日の日記。そうなの、ダイジマン?私が知ってるのといえば、1巻のロバート・A・ハインライン「鎮魂曲」、2巻目のゼナ・ヘンダースン「なんでも箱」、3巻目のトーマス・M・ディッシュ「リスの檻」くらいでしょうかねえ。作家名はだいたい皆知ってますけど。あーでも知らない方もいるなあ。ほら、薄いじゃん私!>いばるなって。

 ヴォネガットの新刊出ましたよ〜。バゴンボの嗅ぎタバコ入れ早川書房ね。光文社カッパノベルスでは『十月のカーニヴァル』が。井上雅彦の異形コレクションの綺賓館1ね。長野まゆみの『ぼくはこうして大人になる』大和書房も出ましたよん。ご本人のイラストの表紙。(早く書影入れてよ、ネットダイレクト〜)

 通勤本は、『NAGA 蛇神の巫』(妹尾ゆふ子、ハルキ文庫)です。けっこう面白い!!最初のほうの、パソコンのモニターからうにゅ〜っって出てくる場面には、ちと仰天しました(笑)。こ、こえ〜〜〜。想像しちゃったよ。 


10.19(木) 昨夜は日本酒飲み過ぎて、苦しかったあ〜。いつもなら冷めてるはずの時間にも全然ダメで、心臓ばくばくで、気持ち悪くて大変。でも、寝て起きたら二日酔いにもなってなくてスッキリ。わりと肝臓は強いらしい(笑)。

 でもまだ喉は痛いです。むー。

 ニムさんから、『ピポ王子』(ピエール・グリパリ、ハヤカワ文庫)を譲っていただきました。ニムさん、ありがとう!!なんか、童話みたいな雰囲気ですわね。「では、始めますよ。」っていうのよ、最初の一文が!カバーも中身も内田善美のイラスト満載で、うれしい〜!!

 久しぶりに新刊速報を更新。これだけでパワーを使ってしまった…。なんか最近ナマケモノ。しゅいましぇん。


10.18(水) 娘も私がカゼをひく前からセキをしていたのだが、今朝はあまりにひどそうなので、保育園を休んで病院へ。薬をもらい、そのあとふたりで実家でごろごろだらだら。母とあれこれ話をしたり。夕方、娘を預けて帰宅。あうう、今日はなーんにもできなかったよう!!せめてゆっくり寝たかった〜。ねむいよお〜。

 なんていうか、もはや実家は私の家じゃないんだよね。かつての住まい。もうあちこちいろいろ変わってしまったし、私の居場所もない。たずねていってもお客様だ。今、私が一番安らいでゆっくり眠れるのは、やはり毎日暮らしてる我が家なのだ。(特にパソコンの前が最も落ち着くなあ〜>おい)

 実家まで車を運転していたら、川の土手や道端にセイタカアワダチソウの黄色い花が鮮やかに咲いていた。それとススキの淡い色。ああ、秋まっさかり。きんもくせいはもう落ち始めて、道路の端に小さな小さな星のような花びらがたくさん散っている。昔、小学校の頃、友達とあの花を拾い集めて香水を作ろうとしたことがあったっけ。

 これから支度をして、ちょっとお出かけ。


10.17(火) ともすれば熱が出そうな体調。薬で何とかカゼを封じ込めて出社。飲み薬で、喉の痛みも軽くなるんだねえ。知らなかったよ。いつも、のど飴ばかりなめてりゃなんとかなると思ってたんで(笑)。

 ずっと前に乱読コミックにも書いたけど、「まるいち的風景」1〜4巻(柳原望、白泉社)は、ワタクシ安田ママの強力オススメコミックです!未読の方、だまされたと思って一度読んでみてくださいまし!>先日、発売されたばかりの4巻を読んでめちゃめちゃ感動したらしい(笑)。ロボットという機械を通して見えるものは、結局は人間の心の温かさであった、という実にハートウォーミングなコミックです。

 結局、私はきれいなもの、やさしいもの、あたたかいものが好きなんだと思う。それは、おそらく子供の頃に読んだおとぎ話や童話の影響をひきずっている。あの頃読んだ本は、どれも清らかで穢れがなく、正義が勝ち、悪は滅び、心暖まる物語だった。こわい本や悲しい本はあったけれど、読後不愉快になる本はなかったように思う。どれも夢や優しさや、包み込むような愛にあふれていた。

 おとなになった今、もちろん世の中はきれいなものだけではないってことは、いやというほど知っている。汚いもの、悪しきもの、それらも全部ひっくるめて「人間」なんだということも知ってる。でも、(だからこそか?)私はやはり、きれいで心地よいものが好き。小説の評なんかで「きれいごとばかりで」うんぬんみたいなのを読むことがあるが、きれいなものを追いかけてどこが悪いのかな?私は少なくとも、美しいものを見たり読んだり聞いたりするほうが、気持ちがいいよ。汚いものや言葉は、人の心を暗くすさんだ気持ちにさせる。

 単に私の嗜好が単純&子供っぽいだけなのかもしれないけど。もしや、全然成長してないのか?(笑)

 『蜜の眠り』(廣済堂アテール文庫)、恩田陸の短篇だけ読みました。おお、ホントだ、『麦の海に沈む果実』(恩田陸、講談社)の番外編だね、こりゃ。ニムさん、教えてくれてサンキューなのだ。

 あ、明日の夜は用事が入ってるので、更新できないかも。すみません。昼間やるかも。体調がよければ。


10.16(月) 今日はちょっとうれしいことがありました。うふふ〜。

 ちょっと喉が痛い。カゼかも。寒気もするし。今日は早く寝よう。ああ、今日こそ乱読アップ&FF9やるつもりだったのに〜。

 『黄泉がえり』(梶尾真治、新潮社)がちょっと前に出たのをうっかり書き忘れてました。早く買わねば。買わなきゃいけないハードカバーの新刊もどんどんたまってるんだよなあ。文庫は言うまでもなく。とほほ〜。今日、レジで新書を3冊お買い上げくださったご年配の男性のお客様、「こんなに読めるかな?」とつぶやいて私を見てにっこり。「あああああたしなんて、未読の本に埋もれそうなんです〜〜!」と叫びたいのをかろうじてこらえ、ふふふと笑ってごまかしました。お客様、そのお気持ちはよーくよーくわかります!!でも買っちゃうんだよなあ。だって読みたいんだもんねっ!

 あ、土田さんから本を送っていただきました。『柔らかい時計』(荒巻義雄、徳間文庫)など。ありがとうございます〜。


10.15(日) 昨夜、めでたくカウンタ150000!ゲットしてくださったのは、きんときさん。ありがとうございます!

 先日のお誕生日プレゼントにもらった自転車をひっぱって、娘と近くの広い公園へ。娘は自転車は初チャレンジ!真剣な顔をして乗ってました。まだペダルがうまく踏めないので、足元を見ながらこいでしまうため、ハンドルがふらふらしてましたが、まあいずれ上手になるでしょう。まだ補助輪つきね。

 ずっと前に言おうと思ってたんだけど、「誰でもいいからつきあって」なんて言われたら、オンナとしては「じゃあ、別にあたしじゃなくたっていいわけじゃん」と思っちゃうのですよ>u-ki総統様。ウソでもいいから(ホントはよくないけど)「キミでなくちゃダメなんだ」って言われるほうが、女性はずっとうれしいのよ。だから、あんなに光源氏はモテたわけで(笑)。

 逆にいうと、オンナは「誰でもいいからつきあって」なんてたぶんゼッタイ言わない(あくまで勝手な推測だけど、どうっすか女性の皆様?)。好きでもないオトコなんて全く要らない。女性にとって、好きな異性とそうでないひとは、自分の心の中における存在の輝きが全然違う。好きなひとは、総天然色フルカラーで存在するのだ。ほかのひとがモノトーンでしか見えないくらいに。

 ただし、異性の「友達」ってのはこの区別とはまた違うので注意。これは同性の友達同様、一緒にいて楽しく、安らぐ存在。とても大切な、大好きなひとたち。

 『体は全部知っている』(吉本ばなな、文芸春秋)を2/3ほど読了。ん〜、まだ全部読んでないのでアレですが、味付けが薄めになったような気が(笑)。昔のは、話のひとつひとつが、もっときゅうっと痛いくらいの話だったんですが、なんか割とあっさり淡々とした感じ。体に優しい和食みたいな雰囲気があります。


10.14(土) カウンタ、もうすぐ150000です。ゲットした方、お知らせくださいね!

 遅番だったので、朝、郵便局まで荷物を取りに行きました。あるネットで知り合った方からの荷物なのですが、む?やけに分厚い書類?…あけてびっくり、なんとFF9の攻略法ではあーりませんか!ネットでの情報をプリントアウトしたものを、迷える子羊(私だ、私)のために、わざわざ送ってくださったのだ。ひょええええ〜、恐縮。だってだって、こんなにいっぱいプリントするのも大変だったでしょうに、しかもわざわざ配送料を払って送って下さるとは!ううう、どうもありがとうございます!!これはやはり、FF9をクリアしろとの神の啓示!>違います。ああ、私、ぬるゲーマーでした。心から反省いたします。これを送ってくださった方のためにも、クリアしなくちゃ!…で、カードゲームってどうやるんすか?(笑)

 昨日、ハルキ文庫の新刊がどばっと出ました。例によって、SFだらけ(笑)。オビにSFと堂々と書いてあるので、なかなか壮観な平台に(笑)。星間宇宙船で、十夜さんが強くオススメしている『紫の砂漠』(松村栄子)を本日チェック。おお、これかあ。昨日見たときも、表紙がかわいいなあと思ったんだ。SFファンタジーとのことで、私もぜひ読んでみたいです。ところで、松本栄子って誰だっけか?と思ってカバー裏を見たら、ああ、ちょっと前に『ひよっこ茶人の玉手箱』(マガジンハウス)を出した方ね!これ、けっこう売れたんですよ。

 タイピングソフトの「打モモ」を買ってしまいました(笑)。成績によってお弁当ができるんですが、へたっぴだと悲惨なおかずになったりして、なかなか楽しい。しかし、ひらがな打つのは大得意だが、英単語とかは全然ダメだよ、とほほ。ねえねえ、←←(やじるし)ってどう打つの?(いつもは、ひらがなで「やじるし」と入れて変換してるんですけど、これ以外にやり方があるのでショッカー?もしかして、このキーボード右にある電卓キーみたいなやつを使うのかな?)

 あ、drakenさんからの情報で、ディック・フランシスの奥様(メアリー・フランシスさん)が亡くなったそう。合掌。でも、「もう、手紙の他は何も書かない」なんて、彼のファンにとっては悲しすぎるお言葉ですね。しかし、仲のいいご夫婦だったのだなあ。この一言に、彼の奥様への深い愛情が出ていると思いませんか。

 昨夜、一気に『少年たちの密室』(古処誠二、講談社ノベルス)読了。何重にも仕掛けがしてあって、本格ミステリとしては、かなりいい線いってるのではないでしょうか。んが!なんとも暗い気持ちにさせられる話でした。読んでる間じゅう、ずっとふつふつと怒りが。私はこういう低俗なワルが嫌いだ。許せん。ぜえったいに許せーん!!うう、口直しになにかキレイな夢のある話が読みたいなあ。(念のため申し添えますが、この本はミステリとしてはとてもイイ出来ですからね)


10.13(金) 少しだけさみしい金曜日。

 娘の保育園がホームページを開設してると知ってびっくり。いやあ、すごいね今は。しかも発表会でみんなで踊ってるスナップの中に、娘発見!ひょえ〜。つってもごくごく小さくしか写ってないから、判別できるのは私くらいだろう(笑)。

 昨日、星間宇宙船に書いたネタ。講談社ルビーブックス(角川ルビー文庫じゃないよ)をご存知でしょうか。英語の本なんですが、今いろいろ出てまして。で、昨日、当店学参担当が教えてくれたんですが、なんと「幼年期の終り」が出たんです!以前に出た「アルジャーノンに花束を」までは、私もまだ理解できました。ベストセラーですしね。が、「火星年代記」「夏への扉」が出たあたりから「ん???」と思うようになり、ついにはクラークが!(笑)今、なぜクラーク?どう考えてもアヤシイ。これは推定97%の確率で、ゼッタイに講談社インターナショナル編集部内に、隠れSFファンがいるに違いない!!(笑)

 おととい、『上と外2』(恩田陸、幻冬舎文庫)読了。うわああ、すごいぞこれ!手に汗握る冒険サバイバル小説!しかも次の巻に進むたびに風呂敷がでかくなっていく!(笑)どこまでいくのだ、恩田陸!(笑)これは完結するまで、乱読いっさい書きません。予備知識ナシで読んだほうがゼッタイ面白い!ぜひぜひお読みになってみてくださいまし!!

 通勤本には、『少年たちの密室』(古処誠二、講談社ノベルス)を読んでます。うーむ、面白いけどちょっとコワイよこれ。

 新刊速報に、愛・蔵太さんにツッこまれたボルヘス情報入れましたよ〜。あと、東京創元社のいしいひさいちフェアについても!11月に『女にはむかない職業2』が出るそうです!わーい、藤原センセ大好きだよ!いしいひさいちのマンガを毎日読める朝日新聞購読者は、このうえなく幸福であるよ。うちは日経なのだ。くすん。


10.12(木) 今日入荷した新刊のタイトルをじっと見つめる。『できればムカつかずに生きたい』(田口ランディ、晶文社)…ああ、まったくもってその通りだよ!!

 楽しみにしてた『稲垣足穂全集』(筑摩書房)第1回配本が入荷しました。うわあ〜、素敵な装丁!誰だろう?と思ったら、クラフト・エヴァング商會でした。納得!ちょっと↑の画像じゃよくわからないと思いますので、実物は書店でご覧くださいね。1冊しか入荷してないんだけど、売るのがもったいないような本です。4800円だけど、買っちゃおうかなどうしようかな?や、もちろん自分の分を別に注文しますわよ。稲垣足穂ってめちゃロマンチストですよね。短篇のタイトル見るだけで、もうメロメロっすよ。

 星間宇宙船で話題の、宮崎駿が表紙イラストを描いてる文庫。新潮文庫の『人間の土地』『夜間飛行』を店頭でチェックしてきました。おお、ホントだ!当店の文庫担当の話によると、カバーがこのイラストになったとき、けっこう売れたそう。やはり装丁の力は大きいよな。本を手に取らせるための大きな原動力のひとつだよね。私も『惑星カレスの魔女』(新潮文庫)を彼のイラストに惹かれて買ったクチですから。ちなみに新潮文庫はもう絶版、創元SF文庫で同じイラストで出てます。このイラストを描かせた張本人が大森さんと聞いて非常に納得。ニヤリ(笑)。

 本の雑誌11月号を買ってきました。WEB本の雑誌であらかじめ目次をチェックして楽しみにしてた、よしだまさしさんのエッセイが載ってます。なになに、Yahoo!オークションとな(笑)。ひょえー、香山滋のサイン本、5万円ですか!これ、身につまされる方、多いだろうなあ(笑)。なんか、私の周り、これにハマってる方けっこう多いんですけど(笑)。私はやったことないんですが>めんどくさがりや。しかし彼の文章はひょうひょうとしてユーモアにあふれてていいなあ。実を申しますと私は彼の隠れファンで、猟奇の鉄人の掲示板なんかで、よく笑わせてもらっているのでした。(ここもサイコーよ!)

 本の雑誌といえば、目黒さんは読書相談室で大変そうなご様子(11月号の笹塚日記より)。そう、サイト運営はパワーがいるんですよ。ほほ。読書時間も削られちゃうしねえ。でも、こういう企画ができるのは、膨大な知識と経験をもった目黒さん達だからこそ!迷える子羊読者のために、どうぞ頑張ってくださいまし!

 きゃーっ!当サイトがWEB本の雑誌リンクのトップだよお!て、照れるううう…(笑)。ありがとうございます。

 新刊速報、アップしました。今日は、創元推理文庫の秋の復刊情報ですよ〜!


10.11(水) 洗濯のあと、窓から入るそよ風があまりに気持ちいいので、ついついうたた寝。気がついたら2時間も。

 あとは部屋の片づけ、子守りその他で一日が終る。はあ〜、いったいなんでこんなに休みのたびに片付けをせねばならんのだ?>日頃やってないからです。青池保子が『エロイカより愛をこめて』のあとがきで書いてたけど、本当に人類の歴史は掃除の歴史だよ。掃除しなけりゃ、どんな遺跡だってあっというまに塵と埃に埋もれてしまうものね。ああ疲れた。日中けっこう暑かったしね。おかげで本屋にも行かれなかったよ。

 こないだ隣の男の子が遊びに来て、娘と絵を描いてました。娘はいつものモモとかトロとか(笑)。が!隣の子はなんと、家から学校までの地図を描いていたのです!これには驚いたね!まさに『話を聞かない男、地図が読めない女』だと思ったよ。少なくとも私には、必要に迫られて以外に地図を描こうという発想はないもんなあ。

 昨夜、11月2日発売予定の「あふれる愛」天童荒太のゲラ、読了。最後の話を読み終わった後、気がついたら泣いてました。『永遠の仔』ほど激烈に痛い話ではないのだけど、でもやっぱり路線的には近いかな。心に傷を負った人たちの話。

 そうそう、キース・ロバーツ氏が亡くなられたそう。心よりご冥福をお祈りします。『パヴァーヌ』、まだ読んでないのだよなあ。


10.10(火) 10月10日が平日って、ものすごくヘンな感じだよ。そういや、今日は十三夜だそうですね。ここ数日でいっせいに匂い始めた、きんもくせいの甘い香りと一緒にお月見。いいねえ。お団子がほしくなるな。

 昨夜、さくらカードを整理しててつくづく思ったこと。整理整頓の下手な人間は、コレクターには向かないですね(苦笑)。ああ、娘の本の片付けもしないと。もう料理の本をしまうしか!>どうせ見てないし(笑)。

 あうう、『まるいち的風景』4巻(柳原望、白泉社)買うの忘れたなり〜。明日だな。本の雑誌11月号と一緒に買おう。明日、入荷するかな?

 あ〜、実はちょっと落ち込んでます。私のやってることは全部無意味なのかなと思ったり。愚痴になるからこれ以上書かないけど。


10.9(月) 昼頃から買い物。娘の誕生日プレゼントの自転車を買いに行く。と、なぜか「おじゃ魔女どれみショー」に偶然遭遇。娘は4人のおじゃ魔女に手してもらってうれしそう。あのお、母は握手ダメですか?え、やっぱ大人はダメ?私、葉月ちゃんのファンなのにい〜>おいおい。ついでにカレンダーを2種類ほど買う。そしてなんと!「どこでもいっしょ」のトロのマウス買っちゃった〜。耳がクリックボタンなのよお!

 今日のお昼ご飯。チョコレートケーキ&紅茶(笑)。や、ホントにお腹すかなくて。労働してないから(笑)。

 ふと思い立ち、プロフィールなど書き換えてみました。娘の年齢を足したついでに。

 星間宇宙船で私の発した疑問にお答えくださった皆様、ありがとうございました。どうやら、リンクを「貼る」でなくて「張る」が正解のようですね。そっかー、クモの巣だったのか。「Hungry Spider」だね。すっかり絡め取られてしまったワタシ>ネット中毒(笑)。

 なんか夜更かししたり、昼寝したりと睡眠時間が不規則なため、体の調子が狂いぎみだなあ。あ、昨夜『泣かない子供』(江國香織、角川文庫)は読了。乱読は…うーん、今日は頭痛いからパスかなあ。すみません。


10.8(日) 薄曇りの日曜日。だらだら起きて、娘がお絵かきしてる横でごろごろしながら軽いエッセイなんぞを読む。ああ、ささやかな幸せ!

 というわけで、『バリ&モルジブ日記』(銀色夏生、角川文庫)読了。気持ちのいい本でした。心はすっかり南の島。吉本ばななの本を読んだときも思ったけど、バリ島って行ってみたいなあ。沖縄以来、すっかり南の島が気に入ってしまった私。でも暑いのは苦手、というジレンマもあるんだけど。爽やかな暑さのところがいいな。

 お次は『泣かない子供』(江國香織、角川文庫)。半分ほど読んだところ。前半の、恋愛についてのエッセイと、家族に関するエッセイがすごくうなずけました。ああ、そうそう、そうなんだよね!あと、「だいたい、私は昔からおそろしく我慢弱い」というフレーズに大笑い。我慢弱い、かあ。私と一緒だよ。読書日記の部分は、ちょっと私と読書傾向がちがいすぎるみたい。紅茶でも飲みながら、ゆっくりリラックスして読みたいエッセイです。

 おにぎりでお昼ご飯のあと、娘と4時間も昼寝。夕方というには遅すぎる時間にやっと目覚め、買い物に出る。食器とか、こまこましたものを買ったり。夕食はデパートの催事のお弁当ですます。お寿司おいしい〜。というわけで、今日は実に休日らしい休日でした。休みの日ってのは、やっぱりきちんと休まないとダメね。

 森山さんの日記(10月7日)経由で知ったんですが、高瀬彼方さんが背水の陣フェア(笑)をbk1でやるそうな(詳しい経過はこちら)。高瀬さんが五代ゆうの『《骨牌使い》の鏡』を推薦するコメントを書いて、30冊仕入れて1ヶ月bk1で販売し、売れ残ったらなんと彼が全部引き取るという(!)。なかなか画期的なアイデアですなあ。がんばれ高瀬さん!応援しますよ〜。めざせ完売!

 もう皆様とっくにご存知でしょうが、森山さんの日記は、彼がbk1とかかわるようになって以来、書籍販売についての彼の考察がいろいろ書いてあり、1書店員として実に興味深いです。最近だと10月6日の「市場在庫」についてとか、10月7日の「お取り寄せ」についてとか。

 「市場在庫」については、オンライン書店が大きく貢献できるんではないかと思ってます(byネコネコさんの受け売り)。要するに、新刊でも全部出版社が市場に巻いてしまって、出版社には在庫が全然ない。そういうとき、リアル書店として在庫を持っている(>ここ重要)オンライン書店をあちこちめぐれば、ゼッタイどっかにモノはあると思うのです。例えば、もう出版社にはない(とネットのどっかで読みましたが未確認)という『パヴァーヌ』(キース・ロバーツ、扶桑社)だってここにはちゃんとあるし。オンライン書店によって、「欲しい人に欲しい本が届かない」という事態はかなり軽減されているのでは。ただ、ネット環境にないお客様にはこれは通用しないのが難点か。みんなネットしようよお!

 「お取り寄せ」については、うーん、私もまだ試行錯誤中。うまいアイデアがあればいいのですが。永江さんもださこんでおっしゃってたけど、書店や取次をすっとばして、出版社に直接お客様がアクセスして注文するのが一番早いのかなあ。ネットか電話でね。とりあえず、在庫の有無はその場でわかるから、注文して2週間後に「品切れ重版未定」って言われる、といったストレスはなくなるハズ。ただ全ての出版社が直接販売をやってくれるかどうかは私もわかんないや。すみません。


10.7(土) 今夜の半月は、ちょっと輪郭がほんわり柔らかくてきれいです。ちょうどこのトップページの魔女が腰掛けてる月みたい。

 今日から3連休の方もいらっしゃるせいか、ちょっとお店が混んでました。私も有給をとったので、明日とあさってはお休みです。ぶらぼー!

 ださこんのときにちょっと青木みやさんまこりんさん大江戸さん、MAKIさんたちとお話したときのこと。まこりんさんたちが、「SFって読めない〜」と口々におっしゃってました。や、私だって読めないのはありますよ。SFの中でも、かなりソフトなものしか読んでないと思う。たぶん小難しいハードSFとかはダメだと思うし。

 話しててなんとなくわかってきたんですが、おそらく、私はSF的「世界」を構築しただけのものはダメなんだと思う(昔、『地球の長い午後』オールディズは挫折しました。今読めばひょっとしたら面白いかもしれないけど)。世界萌え(っていうのか?)はしないの。私は「世界」ではなく、「物語」を読みたいのです。ストーリー性がないとダメ。むかしむかし、人魚の国がありました。だけじゃなくて、その人魚が何を考えていて、何がおきて、それによってどうなったのか。人魚の心が知りたいのです。その喜び、悲しみ、愛や切なさ。

 理屈じゃなくて、感情の部分で読んでるのかもしれないな。脳じゃなくて、心で読んでる?

 ださ4レポ、いちおう完成。あとは、リンクを張るとかの手直しくらいかな。


10.6(金) 今日、11月の文庫新刊案内を見てて仰天!!『ハイペリオン』ダン・シモンズがハヤカワ文庫になります!!上下巻で760円と800円!(って安くない?)ダイジマンもびっくり。「あと10年は文庫にならないと思ってたよ(笑)」だって。私もそう思ってた〜。あとは、創元SF文庫に『バラヤー内乱』が。でもホントに出るかニャー?(笑)新刊速報の更新はちょっとお待ちを。11月もお宝ざっくざくよん!

 今日は「本とコンピュータ 2000年秋号」(こないだださこんで言ってた、永江さんのオンライン書店のルポが載ってる)と、『上と外 2』(恩田陸、幻冬舎文庫)、昨日星間宇宙船で話題になってた『花迷宮』(日文文庫)を買ってきました。

 星間宇宙船でディクターランドさんに聞かれてた白川道の新刊ですが、出版社にたずねましたところ、来年1月以降になる予定だそうです。決して発売中止というわけでなく、延びちゃっただけだそうですので、どうぞご安心を!(ちゃんと念を押して聞きましたからね!)

 昨夜から、集英社さんからいただいた天童荒太『あふれた愛』のゲラを読み始めました。あっという間に半分読んでしまった。彼の文章は非常に読みやすいですね。つっかかりなく、さらさらと流れるように読めてしまう。『中継ステーション』(シマック、ハヤカワ青背)も通勤本としてちょびちょび読んでるんですが、やっぱり文章が古典なのだな。話は面白いんだけど、やはりするするっとは読めないのだ。今の言葉じゃないんだな、もう。たぶん。

 で、『あふれる愛』ですが、4つの中篇が入ってます。2つ読みましたが、いいっすよなかなか。ミステリじゃなくて、普通の小説。ちょっとどこかしら心に傷を負った人々の、愛の物語。愛は、諸刃の剣だなあと思いました。ひっくり返せば凶器にもなる。深く愛しているのに、その相手を傷つけてしまう。けっこう切ないです。


10.5(木) 中1の時のこと。国語の授業で、山本周五郎の短篇を読みました。そのとき、突然隣の席の男子が「このひとの本、面白いんだよ。オレ、『さぶ』っての読んだんだけど、すっげー面白かったよ。今度貸したげるから!」と言ったのです。彼はどちらかというとおふざけキャラで、本を読むなんて行為とは全く縁がなさそうに見えただけに、私は非常に驚きながら「うん」と答えました。しかも時代小説。なぜそんなもの読んでたんだろう、このひと。なぜ私に貸そうと?…結局は果たされなかった約束でしたが、私はいまだに覚えています。今日、レジで山本周五郎の文庫を売ったときに、ふっと彼のことを思い出しました。今ごろどうしてるのかなあ。きっともう、あの約束なんて覚えてないだろうけど。

 ニムさんの10月4日の日記をみてびっくり!廣済堂アテール文庫の『蜜の眠り』に、恩田陸が短篇を書いてたってえ!全然知らなかったよ!しかも『麦の海に沈む果実』の主人公、理瀬が出てるというではないの!うーむ、あなどれないぞ、恩田陸!あわてて今日注文を出す。今年の3月の新刊でしたか。

 メルヘン好きのネット者はもうご存知かもしれませんが、おととい発売された雑誌「MOE」11月号に、「このホームページが楽しい!」と名づけた特集が出てます。このラインナップが実にワタクシ好み!須藤真澄の「おさんぽ王国」はもちろんのこと、「アランジネット」「わちふぃーるど」「ムーミン」「たむらしげる」「銀色夏生」などなどのサイトがいっぱい紹介されてるのだ!ふふふ〜、ここを参考にしてリンクまたまた増やしちゃおうかな〜。と同僚にいったら、「あんなにあるのにまだ増やすんですかあ!」とツッコミが入る(笑)。いいのいいの、ネットってのはリンクが命なんだから!

 森山さんの10月4日の日記は目ウロコでした。なるほどねー、書評からオンライン書店のかごにリンクを張ればいいのか!ちょっと実験してもいいかもな。ちょっち面倒だけど(笑)。でも超オススメ作品だけでもいいわね。私が実は日頃考えていたのは、うちの書評からワンクリックで本が買えればいいなあ、だったんですが、そっか、リンクすりゃいいのね。あともひとつ考えてるのは、うちの新刊速報から本が予約購入できればいいよな、ってこと。でもこれは私ひとりの力ではムリだな、たぶん。

 ださレポはまだ途中です。すみません〜。


10.4(水) ひさびさのゆっくりできるお休み!まず、家の中を人間が快適に暮らせる状態にすべく労働(掃除ともいう)。ついでに衣替え。娘はどんどん大きくなるので、前のシーズンの服はほとんど着れない。また買わねば。とほほ。これってまさに幼虫の脱皮だよな。考えたら子供って虫みたいだなあ。皮(服)を脱いで大きくなって、さなぎ時代が思春期で(自分の殻にとじこもるでしょ)、やがて蝶になる。女の子なんて、まさに蝶になるってカンジだと思いません?びっくりするくらいキレイになるもんね。

 隣の子が遊びに来て、ゲームをやりたいというので、「んじゃ、私がFFやるの見てる?」ってことに。んで!ひさびさのFF9をやりましたあ!くわしくはFF日記更新したのでそちらを。いやー、浦島太郎でした(笑)。ビバ!ディスク3突入!>信じられないトロさ。ああ、読書を取るかFFを取るか。悩むなあ。

 んで、乱読書いたり新刊更新してたら、ださレポを書く時間が!今から書きますう〜。

 昨日の日経の夕刊に、恩田陸さんが写真つきで出ています!着々とメジャーになりつつあるなあ。うれしい。

 うう、ださレポ今日はここまで!疲れた〜。


10.3(火) なんか突然寒くなりましたね。ようしゅうやまごぼうの実も、黄緑から、すっかり濃い紫になりました。すすきもあちこちで、綺麗な穂をなびかせています。

 なんか今日は、あっという間の一日であった…。

 筒井康隆が某CMに出ててびっくり。そのせいでミョーに売れてるのか、新潮の新刊?(笑)

 あ、出版社の皆様方へ。ご年配の方のパソコン初心者の方向けに、ローマ字表の小冊子を作りませんか?200円くらいのうすっぺらいのでいいんです。あのねえ、年配の方って、ローマ字知らないんですってね。私たちは小学校で習ったけど、昔はなかったそうで。だから全然知らないそうなんですよ。雑誌なんかには載ってたりしますが、キーボードの打ち方だけの本ってないの。聞かれるんですけど。作ったら案外売れると思うんだけどなあ。あ、字は必ず大きめに作ってくださいませね。


10.2(月) たまってるメールのレスをいっぺんに9通も書きました。あうう、ださこんレポがあるのに!新刊速報も更新せなあかんのに!>もうちょっと待ってね。9月の日記も別ファイルにしなきゃだし、えとえと、あとは『海底密室』の乱読か!全部水曜日だな。すみませ〜ん。

 サービス業ってのは、やはり人に喜んでもらえることがうれしい、という気持ちが根底にあるひとのほうが向いてると思います。もちろん仕事ってのは好き嫌い関係なしに、やむなくその職種に従事してる方のほうがたくさんいらっしゃると思います。だからサービス業やってるのがツライという方は、お客様の喜びを自分の喜びに変換できるようにちょっと練習してみたら、仕事が楽しくなるんではないかな、なんて思います。

 たとえば私の仕事で言うなら、お客様の探してる本を見つけてあげて、その方がにこっと笑って「あった!どうもありがとう!」とおっしゃってくださったら、「よかったよかった、私もうれしいですよ!」と思う、といったような。サービス業ってのは、お客様の笑顔のために存在する、といっても過言ではないかもしれないな。いや、どんな仕事もそうかな?製造業だろうとモノ書きだろうと漁師だろうと、その仕事を受け取る相手の笑顔のためにやるんではないかな?>うおお、すげーナマイキな発言だ。私もそういう人間でありたいです。

 徳間書店の『SFJAPAN』は明日発売の模様。ちょっと延びたのね。新刊速報で未定だった扶桑社文庫の『オフシーズン』は、なんとケッチャムの本でしたね。しかも超こわそうじゃないですか!!わーん、読みたいけど読めないよー。もう少し、心臓の弱い人間でも読めそうなの書いて下さいよお。私レベルだと、『老人と犬』くらいがギリギリですう。あ、あと、速報には載ってませんが、同じ扶桑社文庫で『EQMM90年代ベストミステリー』というのが出ましたね。1と2があり、2は『夜汽車はバビロンへ』。ブラッドベリが入ってますが、角川春樹事務所の『バビロン行きの夜行列車』と同じみたい。


10.1(日) はふ〜〜〜〜っ。ただいま帰りました〜。ださこん明けの仕事は疲れました〜(笑)。さすがの私もちょっと世界がくるくる回ってます〜。今夜は早く寝ます。書きたいことはいっぱいあるけど!!

 おかげさまで例のごとく、楽しゅうございました。ホントに最初の企画のあとは、オール宴会モードでしたね。いやあ、『しゃべれどもしゃべれども』(>佐藤多佳子)話のタネが尽きない!今回も、SF大会なみに体がいくつも欲しかったなあ。あっちの話もこっちの話も聞きたかったし、あうう、どうして同時にそっちでオークションをやるですか!!でもちゃーんと3時に寝たぜ。社会人はつらい。くうっ。7時半におきて、総統のもてない男談義(例によってめちゃめちゃオカシイ)に後ろ髪ひかれつつも、8時にきっぱり別れを告げて出社したし!エライぞ私!だが、そうとう寝ぼけていたらしく、船橋駅に着く直前まであの名札(出席者の皆様はわかりますね?)をつけたまま電車に乗っていました(かなりショック)。ほええ、これではまるでアヤシイ宗教合宿帰りだよ!!

 なんか例のネット書評アンケートの結果により、リウイチさんと一緒に、恐れ多くも「第4回ださこん賞」ということで、皮製のブックカバー(DASACON4の金箔文字入り!今度画像アップするから待ってて!)を戴いてしまいました。ありがとうございました!!

 とにかくいろんな人にありがとうを言わなきゃなんだけど、とりあえずまとめて!皆様、ありがとうございました!またお会いしましょう!あ、今回はホントに宴会状態だったんで、あまり詳しくレポートは書かないと思います。一応書きますけど。もうちょっと待ってね。ヒットポイント復活してからね。


 

フォーマルハウト・ダイアリーへ戻る

ホーム ボタン