12月31日(月) いかにも関東平野の冬らしい、かーんと晴れた大晦日。はるか遠く、地平線近くに少しだけ見える雲が、白く雪をかぶった山脈のように見えます。年賀状を出すついでに、ひとりでお散歩。心まですがすがしくなるような青空。

 午前中は年賀状制作>遅すぎるってば。午後は大掃除。つ、疲れた〜。もうぐったりよ。とにかく居間と階段にあふれた本を、2階に持っていく。片付け、といってもどこかに収納するわけではないので、ただA地点の平積みが物理的にB地点に移動しただけのことなのだ(笑)。そのうち、2階も足の踏み場がなくなるな。どうしましょ。それにしても発掘された本たち、悲しいくらいあれもこれも未読だよ〜(泣)。あと娘のオモチャ片付け。もー!4月からは小学生になるのだが、机を置く場所がないぞ。困ったな。

 今日になって、どんどんアンケートのお返事がきててうれしい悲鳴。現在、約40通の回答をいただいております(感涙)。もう、本当に感謝感謝でございます。皆様の熱いコメントがもう!すごいよ!ああ、こんなにもたくさん、本を熱愛してる方がいるのね。というわけで、本日夜12時にて締め切りでございます。ありがとうございました。

 今年も世の中いろいろありましたが、皆様はいかがでしたか?私個人としては、えっと、何があったっけか?(笑)うれしかったり悲しかったり、感動したり怒ったり、悩んだり感謝したり、忙しくも充実した年でありました。ちなみに読んだ本のトータル冊数は、およそ94冊でした。やっぱり100冊には届かなかったか。くうっ。当サイトにアクセスしてくださった皆様、本当にありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。いっぱい、本の話をしましょうね!

 銀河通信12月号、ぎりぎりでアップ!特集は、2001年私的ベスト10です。


12月30(日) 午前中はゾンビ状態(笑)。かろうじて、『エロイカより愛をこめて』26巻、27巻を続けて読む。相変わらずですな。どんどんジェイムズ君が人間じゃなくなっていく…(笑)。

 午後は映画「シュレック」を観てきました。あまりに体力が低下してたので途中でちょっと寝ちゃったけど(残念!)、なかなか面白かったです。観客もノリがよくて、そこここで爆笑の渦がおきてました。こういうのは楽しいね。あ、MZTさん絶賛の「ラットレース」の予告もやってました。ドタバタコメディなんだけど、予告編だけでもめっちゃ面白かった!娘も「これ観たい〜」と言ってたくらい。

 ガシャポンで、「ちよ父」をゲットしたよ!あとは「ちよ」だけで上がりなんだけどなあ。ペンギンも、けっきょく20匹くらいいるんだけど、キングペンギンだけまだ出ない〜。

 u-ki総統の12月28日の日記にさらにお答え。例えばの話、もしちょびっツみたいに人間そっくりで、しかも非常に魅力的で性格もいい異性のパソコンが自分のそばにいつもいたら、私は惚れずにいられる自信がないよ(笑)。どんなに理性が、これはプログラムだって理解してても。相手から返ってくるのは決して愛情ではない、まやかしだってわかってても。自分にとってそれがとても大切で、愛おしい存在なら、相手が人間だろうとパソコンだろうと、こちらが恋することはアリだと思うなあ。私はあのケーキ屋ケンちゃんを笑えない。

 モノしか愛せないとか、キャラ萌えとか、そういう次元とはまた別のお話ね(笑)。あくまで相手が人間に酷似した存在だったら、の話。あのケンちゃんは別に「おたく」ではないごく普通のひとだと思うんだけど、これは私だけの解釈かな?

 「恋愛」ってのは当人の思いこみだと思うんですよ。人間は、相手によって見せる顔が違うと思うんです。例えば、うちの弟は、家で会社の話を全くしません。彼の、仕事人としての側面を私は知らないのですよ。そういうふうに、人間はたとえかなり親しくても、結局相手のすべてを知ることはできない。まして、他人においてをや。でも、その見えてる部分だけでもう「このひとはこういうひとなんだ」とか思って、好きになっちゃうわけでしょう?それは思いこみ、しいては自分が勝手につくりあげた、相手の姿の「幻想」なんじゃないかと。恋してる人間にしか見えない、幸福な幻想。

 で、恋が幻想でしかないのなら、ですよ。相手の存在によって自分が幸福を感じられるのなら、相手がたとえ人間だろうとパソコンだろうと、たいした違いはないのでは?というのが私の考え。もしかして、すごーく人間不信な考えですか?(笑)

 そういうめちゃくちゃ身勝手で強引で理不尽な気持ちだってわかってるのに、どうして人は恋なんかしちゃうんだろう?種を残すための本能だから?そんな単純なことに、どうしてこんなに複雑で苦しい思いをしなきゃいけないんだろう?たとえ理屈はわかっても、救いにはならない。その幻想は、当人にとってはまぎれもなく「真実」であるのだから。


12月29(土) お、終ったぞ〜!私は本日で仕事納め。今年1年、仕事で御世話になった皆様、本当にいろいろとありがとうございました(深々とおじぎ)。おかげさまで無事年が越せそうです。出版界は怒涛の1年でしたが、来年はさらに大変でしょう。なんとかお互い、乗り切っていきましょうね。

 店頭では、ハリポタがばかすか売れてるために、カバー折りが大変です。あのA5よりちょっと大きめのサイズは、当店はみんなバイトの子が手で折ってるんですよ。ハリポタは児童書といえどもだいたい大人が買うから、みんな「カバーかけて」っておっしゃるのよ。あの冊数折るの、けっこう大変なんですよね。バイトの皆、いつもありがとう!ちなみに私、このカバー折り、超へたっぴ(笑)。斜めに曲がっちゃうんだよね。テクニックがいるのよ。あとずっと前、にじむさんも驚いてらっしゃいましたが、本屋の店頭にあるふろく付き雑誌は全部、書店員がひもかけしてます。あの輪ゴムでとめてある付録も。このひもかけも私、へたっぴ>全然ダメじゃん。ダイジマンはうまいですよ。雑誌担当してたからね。

 本日、徳間書店からうれしいものが届きました。『かめくん』SF大賞受賞帯!!赤くて目立つ帯です。さっそく店の在庫分に巻きました。私の仕入れたSFコーナーの平積みも、好調に売れてますよ。うれしい〜。買って下さった方、ありがとう〜!まだの方は、正月休みにぜひ!

 ダイジマン情報によると、『本棚探偵の冒険』、重版が決まったそうです。おめでとうございます!2刷、見たいよう。注文すればいいのだが、当店は在庫たっぷりあるしなあ(笑)。

 時々、ものすごく罪悪感にかられることがある。それは、この新刊洪水の中で、私が気づかずに売り逃してる本がおそらくいっぱいあるだろうということだ。ええ、SFなら、ちっとは自信あるよ。超強力なブレーンがついてるからね(笑)。でも、たとえば純文学系の本や、映画・落語・歌舞伎関係の本や、ミリタリーの本や。そういう、私に知識があまりないジャンルの本は、おそらく棚の全権限をにぎってる担当書店員がその存在を知らなければ、それでもうその店頭に並ぶことはない。お客様の、本と出会う機会を永遠にもぎとってしまってるわけだ。大げさに言えば、人の人生を左右しかねない。この罪のあまりの重大さに、仕事に自信をなくすこともたびたびだ。私には書店員をやる資格などないのではないか、と。もっと知識豊富な方がふさわしいのではないか、と。

 ……でも。たとえば徳間デュアル文庫の『ぶたぶた』シリーズなんかは、私が文芸書コーナーで積まなければ、うちの文庫担当は棚に1冊入れてそれっきりだったと思う。本当に、本当にたった1つの砂粒程度だけど、私が発掘した本も、ほんのちょびっとはあるのだ。このくらいのことしかできない、ダメダメな書店員だけれど。本当にお客様には申し訳ないけれど。私にしか発掘できない本もある、と思っていいですか?許していただけますか?お客様も、書店員にいろいろ教えて下さい。あなたのほうが、私よりずっと本を知ってる、そういうこともあるのです。

 (余談になるけど、往来堂が成功したのは、客層をつかむのがとても上手だったことが大きな要因のひとつじゃないかと思ってる。店員のひとりよがりの棚はダメなのよ。書店は売れなきゃ意味がないからね。マーケティングをきちんとして、その土地にどういう年齢の客層が多いかをきちんと把握して、棚を作る。あったりまえのことだけど、これが一番大事。商売の基本。でも、えてして忘れがち。かくいう私も。)

 ふう、今日はちょっと書店員モードの日記でした。ま、こういうことを書くのは今年最後だから、ね。

 2001ベスト1アンケート、ただいま18通いただいてます。ありがとうございます。皆様のコメントがむちゃくちゃ楽しいです。まだ投票してない方、どうぞお早めによろしくです。

 新刊速報、ひさびさ更新。年末年始なので、しばらく更新ないかもです。


12月28(金) ああ、ダメ。感情の蓋をきちんとしめなくちゃ。どうしてみんな、そんなにいつも平静でいられるの?大人だから?

 今月読んで、乱読書いてない本。『サグラダ・ファミリア 聖家族』、『東京タワー』、『Jの神話』、『本屋はサイコー!』、『星の国のアリス』、『クリスマスのぶたぶた』、『肩ごしの恋人』、『有限と微小のパン』、読み中は『本棚探偵の冒険』というところ。ひ〜、溜まりすぎだ!8冊か!読んでると書くひまがなく、書いてると積読が溜まるというジレンマ。純粋に本を読みたいだけならサイトなんて開かなきゃいいのだが、やっぱり面白い本読むと、何か言わずにはおれないのだよ。

 コミックで読んだのは『はぴぷり』、『アルコール』1巻、『しあわせインベーダー』、『ヒカルの碁』15巻、『最終兵器彼女』7巻、『あずまんが大王』1〜3巻、『田園少年』、『ちょびっツ』4巻。他にも日記に書いてないのがあるかも。

 読んだ本はほぼ忘れずにここに書いてるつもりですが、購入日記はきちんとは書いてません。まあいろいろあってね(謎)。単に面倒だったりもするのだが。みんな、まめだよねえ。ホント、感心するよいつも。

 ダンナがジョルナダ578を買ってきて、うかれている(笑)。

 u-ki総統の『ちょびっツ』4巻感想(12月27日の日記)の質問「モノへの愛と人への愛って何が違うと思う? にお答え。私は何も違わないと思う。相手がモノ(パソコン)だろうと人だろうと、こちらが抱く愛の重さ・質に変わりはない。その人が「愛してる」と思えば、それが愛。恋愛とは、当人だけが見ている幻想。

 本の雑誌2月号1月9日ごろ発売)に、なんとkashibaさんよしださん土田さんの座談会が載るそうな!しかもアナタ、タイトルが「買った本を開くなんて恐ろしくてできない!」ですよ(笑)。ああ、楽しみ!!土田さんも晴れて「ネット古本御三家」の称号を賜った模様。ふっふっふ。あ、未読王さんと北原さんの古本自慢もあるそうです(笑)。

 私はハリポタをファンタジーとは思ってない。私が認める「ファンタジー」に必要不可欠なものが入ってないから。それは文章の「美」である。ポール・ギャリコの『スノー・グース』の、ロバート・ネイサンの『ジェニーの肖像』の、どこをとっても溜め息モノの比類なき文章の美しさを見よ!あれこそがファンタジーだ。(で、映画前に『指輪物語』も読まなきゃダメなの?うひ〜。)そうそう、指輪物語といえば、店頭で今お問い合わせがすごく多いの。もう予告編とか映画館でやってますからねえ。文庫、めちゃ売れてますよ。


12月27(木) う〜、頭痛が〜。今いろいろとまとめ読みしてるもんで寝不足だよ〜>いつもじゃん。昨夜は『あずまんが大王』1〜3巻イッキ読み(実は雑誌でとびとびに読んでいたので、全部読むのは初めて)、『田園少年』(うそっ!ボーイズラブだったんですかこれ!ちょっとショック)、今夜は『ちょびっツ』4巻(もちろん初回限定版。ああ、踊らされてる…)とメロディ2月号の「秘密 トップ・シークレット」清水玲子。「秘密」は今回もすごい。バリバリのSF。人間の脳が見せる、夢にまつわるストーリー。ラストがあまりに切なくて泣けた。

 以下、メモモードで。

『2ちゃんねる宣言』(文芸春秋)がよく売れてます。1月初旬の重版で、早くも3刷。『ハリー・ポッターの魔法世界ガイド』(早川書房)もよく売れてます。ハリポタ関連本ではおそらくナンバー1の売行き。湯川さんが教えてくださった『エスペデア・ストリート』(イアン・バンクス、角川書店)も本日入荷。B6ソフトカバー、1000円。イギリスではすごく人気ある作家だそうですね。

シーマン、さきほど感動のエンディングを終えたところ。万感の思い。お別れなんて、さみしいよう。『シーマン語録』(ダイヤモンド社)を読んで、さみしさをこらえるか。や、けっこう名言多かったよ、マジで。

・こないだドラマ「光の帝国」、最終回だけちらっと見ました>ダメじゃん。全然違う話のようですね。ミックスされてるというか。やっぱりNHK少年ドラマシリーズっぽい印象。

・確かにSFマガジン2002年2月号は高くてびっくりしましたです(2300円)。でもこの表紙、言われなければ幸村誠って気がつかないね。あー水玉さん、うちにもチョコベーダーのオマケはいろいろあるです。あーもー、食卓の上がオモチャだらけだよ!>フィギュアとガシャポン

SFオンラインが休刊だそうですね。ダイジマンもびっくりしてました。で、また再開するんですよね?どうなの?

・やっぱり『地球儀のスライス』(森博嗣、講談社ノベルス)を買ってきてしまった。「石塔の屋根飾り」は昼休みに読みました。で、やっぱり昨日心配してたあれは決着がつかないのね?そうなのね?ショック!通勤本は『そして二人だけになった』(森博嗣、講談社ノベルス)。つかみはオッケー、ってとこ。

・本日いらした某出版社の営業の方のセリフ。「安田さん、今年のベスト1はなんですか?実はぼく、先日『タイタンの妖女』(カート・ヴォネガット・ジュニア、ハヤカワ文庫)を読んだんですけど、すっごく面白かったですよ!!安田さんはとっくに読まれてますよね?」「あ、すいません、未読です…」ああ、早く私も今年のベストを決めないと。今年って、今日を除くとあと4日しかないって知ってた?(笑)


12月26(水) 髪を切りに行く。滞在時間、5時間半。疲れましたです。でももっと疲れたのは美容師さんであろう。ありがとうございました。おかげさまで、すっきりさっぱり。

 滞在時間中に『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫)、読了。「S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編」の紹介文に偽りなし。シリーズ中では文句なしの最高傑作でしょう。実に刺激的。読んでる間中、脳がフル回転してるのが自分でわかった。パソコンのハードディスクのように、脳がカカカッと音を立てて回っているかのよう。日頃眠っていた脳細胞が、いっせいに目を覚まして動き出したような感覚。

 刺激的なのは、ストーリーではなく(もちろんそれもあるけど)、この物語を貫く森博嗣自身の思想、思考だ。それに惹かれるように、自分の中からもいろんな思考や感情が次々と湧き上がる。これぞまさに知的興奮。私自身の肉体はこれを読んでる間、ずっと美容院の椅子に座っていたが、心ははるか彼方の時空を飛び回り、現実と仮想の間を彷徨い、世界について、悪について、恋愛について、天才について思いをめぐらしていたのだ。このめくるめく快感をどう表現したらわかってもらえるだろうか?そう、まさに「トリップ」だ。

 というわけで、実に堪能いたしました。しかし、あれの決着がついてないじゃん!『地球儀のスライス』文庫化までお預けか?ま、待てないっ!ノベルス買ってきちゃうかも(笑)。ところで、これでめでたく犀川&萌絵シリーズは完結したわけですが、Vシリーズってどうなんですかね?面白いの?それより前に、単発ものの『スカイ・クロラ』や『女王の百年密室』や『そして二人だけになった』を読まなきゃなんだけど。あ、そうそう、『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫)の島田荘司の解説を読んでたら、『21世紀本格』(島田荘司編、光文社カッパノベルス)を買わねばならないことが判明(涙)。森さんが「トロイの木馬」という短篇を書いてて、島田氏が絶賛してるんだもん。ていうか、はめられてる?(笑)

 2001年ベスト1アンケート、ただいま11名様のメールをいただいております。ありがとうございます。まだの方もぜひ投票を!


12月25(火) メリークリスマス!こちらは、やっぱりホワイトクリスマスにはなりませんでした。残念。

本日の新刊など。向井さんの待ち焦がれていた『チョコレートナイト』(鈴木直人、創土社)入荷。まさか20冊も入るとは。『ダイヤモンド・エイジ』(ニール・スティーブンスン、早川書房)は二段組で読み応えありそう。3000円かあ〜。東直己の新刊は『死ねばいなくなる』(角川春樹事務所)とタイトルが変わったみたいです。

 『最終兵器彼女』最終巻(高橋しん、小学館)を読む。驚愕!これは予想してなかった!『エロイカより愛をこめて』(青池保子、秋田書店)の新刊(27巻)も買ったが、前の巻を読み直さないと、話がすでに忘却の彼方。しかしどこにあるの〜?本棚掘り返すのに一苦労しそう。通勤本はまだ『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫)。ああ、幸せ。

 夜、新宿にて一時帰国中のMZTさんを囲んでお食事会。カナダのお話などいろいろ。お会いできてうれしかったです!


12月24(月) クリスマス・イブ。でもお仕事さっ!ひたすらレジでプレゼント包装と図書券売りさっ!ああ、腰が痛いよ〜。頭も痛いよ〜(昨夜のワインが)。きゃー、『ミステリ・オペラ』(山田正紀、早川書房)の在庫がピンチ!

 本日、やっと『SF入門』(早川書房)入荷。待ってたよ!うわっ、こういう装丁ですか…。なんとなく、昔の福島正実著『SF入門』のイメージがあったから。ずいぶんと軽めの装丁ですね。『SFを極めろ!この50冊』(野田昌宏、早川書房)みたい。あ、イラスト、とり・みきかあ。

 そして、今日はうれしくも悲しい日。『ヒカルの碁』15巻発売。……号泣。ああ、あなたにもう会えないなんて。いまだに信じられない。さよならも言わずに行っちゃうなんてひどいよ。さみしすぎるよ。聡明で冷静沈着、大人なのにどこか茶目っ気のある、そんなあなたが大好きだった。…ねえ、本当に、本当にもう2度と会えないの?もうどこにもいないの?


12月23(日) 今、ワインでへろへろ。家で飲むと、必ず娘が「ママ、まっかだよ」と鏡を持ってきてくれる(笑)。そう、私は思いっきり顔に出るタイプ。井筒ワインの赤はおいしいねえ。

 ららぽーとのトイざらすで、ついにガシャポン「ちまこれあずまんが」を発見!でもやっぱり「ちよ」は出なかった…。出たのはとも×2、かぐら、さかき、ゆかり、シークレット×2、きむら。あと、赤毛のアンを2つゲット。これ、よく出来てるよねえ。

 『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫)読み中。


12月22日(土) ああ、あともう1週間、1週間の辛抱だ!頑張る!

 娘が買ってきた300ピースのジグゾーパズルについ燃える(笑)。何を隠そう、私はジグゾーパズルが大好きなのだ。ああっ、こんなことしてる時間ないのに!こういう無益なことって、どうしてこんなに楽しいんだろう?さきほど、無事完成。さあ、片付けものをして、シーマンやって、本を読むよ!『有限と微小のパン』(森博嗣、講談社文庫>ノベルスと50円しか値段が変わらないよ)読み始めました。昨夜は、『本棚探偵の冒険』(喜国雅彦、双葉社)を読みながら、ひとりで夜中に吹きまくり>アヤシイです。喜国さんの文章はテンポもよくて面白い。さすが漫画家。あ、こないだのメフィストもめちゃ笑ったよ!

 そうそう、店で最後の1冊だった「小説トリッパー 2001冬季号」を買ってきましたよ。セーフ!教えてくださった方々、感謝です。恩田陸特集、確かにこれはすごい!もっと売りたいなあ。恩田ファンにぜがひでも買わせたい、読ませたい。文芸ミステリコーナーに積まねば。追加注文、できるかなあ。この時期だからなあ。むー。


12月21日(金) 今夜は冷え込みました。空気がぴりぴりして、耳が凍りそう。でも湿度はあるので、その寒さが心地よい。なんだかスキー場の空気を思い出す。あのすがすがしい冷たさ。大学時代に行った、蔵王を懐かしく思い出す。

 『グリーン・マーズ(上)』(K・S・ロビンスン、創元SF文庫)が入荷。おお!出ましたか!ファンタジーノベル大賞の『クロニカ』(粕谷知世、新潮社)と『しゃばけ』(畠中恵、新潮社)も。『コカイン・ナイト』(J・G・バラード、新潮社)も出ましたね。SFファンは、充実した正月休みが送れることでしょう。が、「本日の目玉はこれだからね!」(>byダイジマン)『いちばん美しいクモの巣』(アーシュラ・K・ル=グウィン、みすず書房)。これ、みすずで今がんばって出してる絵本のシリーズです。忙しくて中身見てないけど、気になる方はぜひ店頭でご覧下さいませ。

 なぜか某所から、bk1などでよく売れている『屁タレどもよ!』(中村うさぎ、フィールドワイ)も入荷。うわ、ホントに悪口のオンパレードだねこれ(笑)。さらに某所から、『愛のうた〜ピクミンCMソング』のCDも入荷(笑)。なんなんだ、うちの店は。しかし、まさかこれがチャート2位に入るとはねえ。こないだテレビ見てびっくりしちゃったよ。やっぱり皆、あのCMに惹かれていたんだね。ううむ、買っちゃうかも。

 娘が保育園で配られて、持って帰ってきた絵本。ふと見ると、著者に「寮美千子」って書いてあるじゃないですか!タイトルは『ゆきだるまのくにへようこそ』(ひかりのくに)。これは店売りはしてないんだろうな。ISBNついてないし。あとがきの「著者のことば」が寮さんらしくてよかったです。

 昨夜と今日で、『東京タワー』(江國香織、マガジンハウス)、『クリスマスのぶたぶた』(矢崎存美、徳間書店)、『肩ごしの恋人』(唯川恵、マガジンハウス)、『本屋はサイコー!』(安藤哲也、新潮OH!文庫)の4冊を読了。★でいくと、最初から順に★4つ、★4つ、★3つ半、ってとこかな。最後のは点数はカウントしません。今日初めて気がついたんだけど、新潮OH!文庫って、栞がついてないんだね!新潮文庫なのに!

 『肩ごしの恋人』(唯川恵、マガジンハウス)は、女性ふたりの友情&それぞれの恋愛模様なんだけど、この「るり子」っていうオンナがむちゃくちゃイヤなオンナなのよ!私の人生で史上第2位!(ちなみにベスト1は「女シーマン」^^)。もう何から何までアンビリーバボーでしたが、でも己の哲学を貫き通すというところは尊敬に値するかも。読了してふと気がつくと、嫌悪感がそれほどでもなくなっているのに気づいたり。唯川恵はするすると見事に読ませる。2時間、イッキ読み。そのなめらかな筆力には舌を巻くけれども、でもやっぱり特に「好き」ではないんだよな、この著者。

 「好き」でいうなら、圧倒的に江國香織。『東京タワー』はまたいろいろと考えさせられる話であった。何をどう考えたかはひみつだ(笑)。でもこのひとの本は、いつも私をさみしく切ない気持ちにさせる。『クリスマスのぶたぶた』は、今すぐクリスマスケーキを買いに走って、あの上に乗っているチョコの家にかぶりつきたくなりました。そんな話です>っておい!しかし、山崎ぶたぶたさんて、存在自体がサンタみたいなもんだよね。出会った人をぽわっと幸福にする、あったかな存在。


12月20日(木) 風邪っぽい。風邪薬と、ビタミンCの錠剤と、林檎とアセロラドリンクで、かろうじて防御。しかし、仕事は容赦なく激烈に忙しい。しかも母は残業できないから、その分巻いて働かないといけないのだ。ああ、009の、奥歯埋め込み式の加速装置が欲しい。誰か手術してくれないかな。100万円なら出す覚悟がありますけど>安すぎます

 昨日、文春のミステリーベスト10が出ました。コメントは特になし(笑)。またしても、「このミス」とほとんど同じ。店頭の感覚では、このミス海外1位の『神は銃弾』(ボストン・テラン、文春文庫)が一番よく売れてます。こないだの月曜日、出社したら平台に穴があいててびっくり。国内1位の『模倣犯(上)』(宮部みゆき、小学館)はさすがにもう買っちゃった方が多いのか、あまり動いてません。今年は、全体的に去年にも増して売れが鈍いですね。この売り方も、そろそろ限界かも。なにか新しい方法を考えたほうがいいかもしれない。

 昨日、ひとりで車に乗る機会があったので、槙原敬之の「Home Sweet Home」を聴きながら運転した。「きみが教えてくれるもの」という曲で、また涙が出そうになった。心にしみる歌詞とメロディ。ああ、やっぱり自分が悪かったんだと素直に思える。自分の心が汚れてきたと感じたら、このCDを聴くことにしよう。大切なのは、相手に求めることではなく、与えること。

 ベスト1アンケート、現在7通。ありがとうございます〜。 


12月19日(水) 本を15冊近く買ってくる。それはいいけど、置き場所が〜(泣)。ちょっと片付けなどしてみる。未読本の多さに、改めて愕然。なのにさらに増やしてどうするよ〜!ちょっと反省して、読書モードに入ります。

 昨夜読んだ『しあわせインベーダー』(こがわみさき、エニックス)すごくよかった〜!「ふたりなみだ」と「るいるい」が特にツボ。前者は胸キュンものの高校生ラブコメ。かわいいなあ〜。後者はファンタジー。「めだたないひとたち」の物語。

 『魅惑のビーム』(こがわみさき、エニックス)もごそごそダンナの魔窟(書斎)から発掘してくる。再読しようっと。

 新刊速報、更新。


12月18日(火) つかれてて、ちょっとイラつき気味。いかん。

 しかし、あの月9ドラマ「アンティーク」の最終回はないよなあ〜。なぜ「魔性のゲイ」にしないのだ!?楽しみにしてたのに〜(笑)。しかもオーナーが!(泣)ちーがーうー。

 鈴木力氏から、『ハローサマー、グッドバイ』(マイクル・コニイ、サンリオSF文庫)を譲っていただきました。ありがとうございます!なんていい方なんだ!さりげなく添えられたメモに、ハートわしづかみ(笑)。素敵なクリスマスプレゼントでしたよ!

 松本真人氏から、『ポケット・ストーリー』(森雅之、講談社)を見つけましたと書き込みが。私なんぞの探求本まで気にかけてくださって、ありがとうございます!布教本として、大切にストックしておきます!(笑)

 帰宅したら、ニムさんからクリスマスカードが。毎年必ずくださるのよね。このマメさには頭が下がる。いつもありがとうございます!娘が気に入って、カードのサンタを見ながらなにやらお話を作って喜んでましたよ。「サンタさんは、あまりにさむくて、こちこちに凍ってしまいました。そうだ!銀のオーロラにさわればとけるかもしれないぞ!そりにのって、オーロラのところまでいきました…」とかなんとか。

 本当に、いいひとたちに囲まれていると心から思う。人脈は私の最高の宝物だ。いつかご恩返しができますように。

 しかし私にできることといったら、1月にダン・シモンズの新刊が出るよ〜、なんて情報を書くことぐらいしか(笑)。『ダーウィンの剃刀』、嶋田洋一・渡辺庸子訳、2300円、早川書房より。サスペンス大作だそう。菅浩江の新刊も出ます!これも1月、早川書房から。タイトルは『五人姉妹』。SF短篇集かな。明日あたり、新刊速報更新します。たぶん(笑)。

 『本屋はサイコー!』(安藤哲也、新潮OH!文庫)、もうすぐ読了。


12月17日(月) ベスト1アンケート、ひきつづきよろしくお願いいたします。昨夜、1通メールをいただきました。ありがとうございます!

 う〜、風邪ひいた〜。というより、連日の疲労にカラダがついにネをあげた、というべきか(笑)。胃も痛いのよ。しかし年末に休養などしてるヒマはないのだ>たまには12時前に寝ろって

 今日は、まちに待った『クリスマスのぶたぶた』(矢崎存美、徳間書店)が入荷。きゃ〜〜!かわいい〜!抽選でぶたぶたぬいぐるみプレゼントもあるようですよ!本のサイズは業界用語では小B6、新書とハードカバーの間くらいの大きさ。これはクリスマスプレゼントに最適だね!あー、おととい発売になってれば、昨日のクリスマス会のプレゼント交換に持っていったのになあ。

 通勤本は、『本屋はサイコー!』(安藤哲也、新潮OH!文庫)。うなずくこと多し。ただときどき、ちょっと気に障る言い方があるのが残念。けっこう毒舌家でらっしゃいますよね。


12月16日(日) というわけで、ベスト1アンケートの募集をスタートいたしました。なにとぞふるってご参加下さいませ!!

 今年ももうあと半月ですよ、早いですね。そういえば先日、仲良しのお客様(うちの母くらいの年齢の女性)がご来店したときの、彼女のセリフ。「安田さん、今年何かいいことありました?私なんかひとっつもなかったわよ。そうそう、こないだのしし座流星群、ご覧になりました?あのときね、いちいちお願いとか口で言ってられないじゃない?私、大きな紙に願い事書いてね、ベランダの床にこう貼っておいたの。大きい字で。空からでも見えるようにね。私、“恋愛したい”って書いたの。こないだね、水上勉がテレビでそう言ってたのよ。あの方87歳なのよ。素敵でしょ?負けてられない、って思ってね。」

 今日は高校時代の友人とクリスマス会。「そういえば、皆で昔「E.T.」観にいったよね、上野までさあ」「そうそう!冬だったの覚えてるよ」「来年、リメイク版ができるらしいよ。20周年ってことで」…一同愕然(笑)。あれから20年ですか!嗚呼、光陰矢の如し。

 ああ、先週は本当にハードであった。今日こそは、今日こそは早めに寝るぞ!あうう、マンガ読みたいけど。


12月15日(土) 仕事のあと、新宿でネットのお友達と忘年会。あっという間の4時間でした。

 まずはお好み焼き&もんじゃ屋さん。のむのむさんを、今後「もんじゃ大王」と呼ぶことに勝手に決定(笑)。いやあ、ああいうふうに作るとは生まれて初めて知りましたよ!お上手。すっかりお料理係やらせちゃってすいませんでした。食べながらもいろんな話。『本棚探偵の冒険』(喜国雅彦、双葉社)とか、貼混年譜の話とか。話題が妙に濃いのはダイジマンのせいです(笑)。印刷の紙のサイズの関係で、今、新書がどかどか出てるんだと、のむのむさんに聞く。へー、そうだったのか!「アメージングストーリーズ」もそのせいで出たんだという話になるのは、やはりダイジマンのせいです(笑)。(注:あとで本人より「アスタウンディング誌」でしたと訂正あり)ちはらちゃんとコミック話などなど。『しあわせインベーダー』と『田園少年』ありがとう!みやさんとはハリポタ話(幹事ご苦労様でした)。「2巻が出たら2巻セットの箱が、3巻が出たら3巻セットの箱が出るということは、今後1冊出るたびに箱がつくから、コンプリートは大変だ」という話になるのはダイジマンのせいです(笑)。>しつこいってか

 途中で雪樹さん登場。古書ワタナベで買ったという古本を勝手に開ける私>ごめんね〜

 途中でu-ki総統を加え(いきなり「銀行ばっかりでわかんないよ!!」のセリフ^^)2次会は喫茶店。団体席に案内される(笑)。総統とおおたさんが並んだので、恋愛談義バトル開始。レフェリーである聴衆の爆笑をかう。デートに映画を観るか、電車で海を見にいくかだって?どっちもどっちだよ(笑)。どっちでもいいから実行しなさい、実行。そのあと、総統がどんどん炸裂していった模様。あ、総統は私が今まで出会った人間の中でもベスト3に入るくらい面白いキャラなので、そのままゴーでいいと思います(笑)。意外と元気そうで安心しましたよ>体調。

 私のテーブルでは、やっぱりπRさんって変わってるよね〜とか(ごめんね)、ちはらちゃんとコミケ話とか、ダイジマンとモリミノルや森博嗣同人誌とか。

 11時で閉店というのでお開き。ホントに楽しかったです。やっぱ、気のおけない友達としゃべるのはいいねえ。皆様、またお会いしましょう!ださこんはいつですか〜?(笑)

 シーマンは、今日帰りが遅くなることがわかってたので、朝起きてすぐやったので大丈夫(笑)>1日1回アクセスしないと、大変なことになってしまうのだ。まだ卵がかえらない。

 電車の中で爆睡しながらも『星の国のアリス』(田中啓文、祥伝社文庫)読了。げろげろ〜(笑)。私はグログロホラーがダメな体質なのに、ついうっかり忘れて読んじゃったよ。でもこのトリックはよく出来てた。これはわかんなかったわ。


12月14日(金) すいません、もう耐えられないので、ひとこと叫ばせてください。

 新刊点数多すぎるよ〜〜!!(泣)

 どこの業界に、毎年7万種類も新製品が出る世界がありますかね?そのうち、実際にリアル書店に並ぶのが2万としても、だよ(数字は青木みやさんDASACON4レポより)。そんなにぼこぼこ出して、毎日送ってこられても、書店だって並べる場所はない、で即返品。ああ虚しい。心にひゅるる〜と冷たい風が吹きぬける。いったい、なんのためにこんなことやってるんだか。返品出すたびに、毎日つらくてつらくて仕方ない。「しょうがない」と開き直ることができないよ、私には。お願いだから、いいかげんに、新刊点数をもう少し減らして下さい(泣)。もったいないよ。これじゃ、今に返品50%になるよ。どこもますます苦しくなるだけの自転車操業。

 売るほうだけでなく、読むほうだって、もうへとへとなんだし。多すぎて、読みきれない、追いきれない。買おうと思うともう店頭にない。読者おいてきぼりの世界。いったいなんのための、誰のための本?

 もうホントに、売るほうも限界です。

 …とつい愚痴を言いたくなるくらい、年末は新刊が多いのよ!死ぬよ!年末進行がこんなにしんどくなるくらいなら、私は正月なんてなくてもいいよ。と叫んだって状況が変わるわけじゃないんだけど。ええ、結局は私の力不足なんですよ。くやしい。ふがいない。いつまでたっても全然、自分の理想に追いつけない。

 『本棚探偵の冒険』(喜国雅彦、双葉社)の追加分がやっと入荷。ふっふ、今なら在庫うるおってますよ〜。「2刷りのほうが貴重かも。みんな初版買ってるわけだし」とか言うのはやめれ、ダイジマン(笑)。キミはもう買ったんだから。もちろん私も買いましたよ!ポップも立てましたよ!

 とにかく忙しくて、店の他の分野の新刊チェックもできてない。ああ、『本屋はサイコー!』(安藤哲也、新潮OH!文庫)も出てたか。『アルコール』1巻(西村しのぶ、集英社)も。コミックは、最近買い忘れがこわくてこわくて。あ、エヴァのフィギュアつきも出てたんだった。見てすらいないよ。もうすぐ、19日(火)には清水玲子の『秘密 トップ・シークレット』(白泉社)が出るので要注意。27日発売の「メロディ2月号」にも新作が載ります!!ダ・ヴィンチ1月号の「本読みのプロが選ぶ今年必読の3冊」のコミック部門で、藤本由香里さんが『秘密』を絶賛してくれてて、うれしかったなあ。「今年、衝撃力ではこれにまさる作品はない。」とまで!


12月13日(木) 微妙に落ち込んだり。

 本の雑誌のヨシダさんのお誕生会にお呼ばれで参加。いろいろと役得。大森さんが隣だったので、「『Jの神話』読みましたよ」と言ったら爆笑される(笑)。「乾くるみは『匣の中』が最高傑作」と薦められる。今度読んでみます。作風がそれぞれ全然違うんだそう。

 ヨシダさんには『トリツカレ男』(いしいしんじ、ビリケン出版)をプレゼント。思えば、いしいしんじを知ったのもヨシダさんの書評からだったのよね。本日はありがとうございました。

 あっ、本の雑誌といえば、画期的な変化が。なんと「マンガ羅針盤」という、コミックレビューのページができた!めでたい!どうしてないんだろうって、ずっと思ってたから。「笹塚日記」はめちゃめちゃおいしそう(笑)。しかも8ページも。kashibaさんのコラムも読みましたよ〜。

 昨日、やっとケータイの設定を終える。試しにこのサイト、iモードで見てみました。うわー、すごい!ちゃんと見えるよ!>当たり前(笑)。星間宇宙船も、これでチェックだあ!しかしメールはめんどくさいね。よくみんな、こんなのやれるなあ。

 今日は『黒と茶の幻想』(恩田陸、講談社)が出る。けっこう分厚い。帯はベタホメ。わくわく。『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)も出る。インポケットは、森さんと土屋賢二の対談が載ってます。あ、コーンウェルはちょっと延びてます。18日以降だそうです。年内には入ると思うんだけど。

 あと超惚れたぜコミック。『はぴぷり』(高河ゆん、学研)。22歳のヤンママと2歳の娘の、心あたたまるお話。娘の三日月がかわいいんだー!!うそっ、これ「はなまるきっず」の連載だったんだ!


12月12日(水) 映画「ハリー・ポッターと賢者の石」観てきました。いやあ、大満足!!素晴らしい出来!原作読んだ人間なら、ほぼ全員がうんうんとうなずいてくれることでしょう。ただ、読んでない方に全部伝わってるかな?というのがちょっと心配かな。長すぎ、という評をよく聞きますけど、むしろあれだけ上手に縮めたことを褒めたい。あちこち話がワープしてるもんね。って全部そのままやってたら大河ドラマになっちゃうもんな。

 もう、ホントに全部、自分の脳内の画面を映写してるみたいでしたよ。ダイアゴン横丁のシーンなんて、鳥肌ものの感動!9と3/4番ホームも、ゴブリンだらけのグリンゴッツ魔法銀行も、ホグワーツ城も、その大講堂も!そしてキャスティングの素晴らしさ。一切ハズレなし(これってすごいことよ)!ロン一家が出たときなんて、「ああ、あの双子のあんちゃんたちだあ〜!こういう顔だったのか!」ってまるでネットの有名人の顔を初めて見たときのような感動でしたよ。要するに、文章ではよく知ってる人間の実物にやっと会えた、みたいな感覚。ドラコ・マルフォイって、ああいう顔のキャラ、FFに出てたじゃん(笑)。んと、FF8だっけ?8等身キャラの悪役でさあ。

 主役3人も申し分ない。ロンもよかった。ハーマイオニー、めちゃ生意気〜(笑)。ハリーが先生の質問に答えられない横で、張り切って手をあげてる姿が、ホントに原作のまんまで笑えましたわ。そしてハリー!か、かわいすぎ!!

 クイディッチは、映像でみると非常におっかないスポーツです(笑)。すごいスピードなんだもん。危険すぎ(笑)。死ぬよ、あれ。

 パンフ読んで、監督が「グーニーズ」「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」の脚本書いた方で、なおかつ「ホーム・アローン」の監督と知る。ああ、どれも私の大好きな映画です〜。言われてみれば、「ヤング・シャーロック」とか似てるわ。雰囲気。「スター・ウォーズ」に似てるというのもわかる。フォースの代わりに魔法ね。

 ビデオじゃダメ。ゼッタイに映画館で観ることをオススメします。

 『Jの神話』(乾くるみ、講談社ノベルス)読了。…うげげ(笑)。こうきたか。トンデモミステリ?つーか、むしろSF?


12月11日(火) 娘の卒園遠足のつきそい。6時起き(!)。めっっっちゃ疲れた〜。ぐったり。帰りのバスでは、隣席のよそのパパと並んで爆睡でしたよ(笑)。ああ恥ずかしい。

 『Jの神話』(乾くるみ、講談社ノベルス)半分ほど読みました。これからどっち方向に行くのか楽しみ〜。

 新刊速報、更新。1月の文庫中心に。


12月9日(日) 今日は道が混んでたよ!駐車場に入れるのも大変でしたわ。いよいよ年末ラッシュですね。昨日も、お店のお客様多かったもんなあ。ボーナスも出る頃ですしね。

 新しいケータイ、買っちゃいました!明日取りにいく予定。実はケータイでメールするのは初めてだったりする(今までは使ってなかったのだ)。ちょっとうれしい。

 昨夜、気がついたら『サグラダ・ファミリア 聖家族』(中山可穂、新潮文庫)をイッキ読みしてしまった。女性の恋愛小説って、もっとどろどろのイメージがあるけど、この方は驚くほど文章がクール。でも男っぽいってのとはちょっと違う。照れ屋でぶっきらぼう、でも本当はとても優しい、そんな印象。自分を繕わず、偽らず、思った通りに生きている主人公に好感をもちました。でもそういう生き方を貫くのはものすごくヘビーなことだよね。女同士の恋愛だけど、なんていうかすごく普通。まっとう。登場人物の感情の動きや、やってることが。吉本ばななや江國香織なんかのほうが、ずっと変わってる気がする。ところで、オカマとホモって同じなの?この謎の青年照ちゃんは、ホモだけど別にオカマじゃないと思うんだけど。著者が照ちゃんを「オカマ」と書いてるのが妙に気になる(笑)。

 そのあと、『東京タワー』(江國香織、マガジンハウス)を半分ほど読了。ああ、やっぱり江國さんはいいなあ。自分の心が静かになっていくのを感じる。それは、彼女の語り口が決して熱をもつことがなく、いつでも冷静で、音もなく降る霧雨のように静かで淡々と優しいからだ。登場人物の誰もが自分と全然違うのに、なのに皆どこかほんの少しだけ、自分と重なるところがある。それがいつ読んでも不思議だ。

 ♪忘れた頃に先月号が出る〜、とkashibaさんに歌われてしまった(笑)銀河通信11月号、アップしました。なんとこれで50号!いやあ、よく続いたなあ、私。えらいぞ。これで遅れずに出してればもっと偉いんだけど(笑)。


12月8日(土) ふう、ちょっと疲れ気味。来週はいろいろと忙しいから、体調整えておかなきゃ。

 ペンギンズランチビスケット、気がついたらトータルで10箱近く買ってしまっていた。でも!まだヒナが出ないんだよ〜。

 皆様のプッシュに負けて、『鳥類学者のファンタジア』(奥泉光、集英社)を買ってしまいました〜。いつ読めるんでしょう〜(笑)。買うのはいいけど、積読本をがしがし読まなきゃ。今夜は頑張ろう。

 通勤本は『サグラダ・ファミリア 聖家族』(中山可穂、新潮文庫)。う〜ん、今のところは普通。>普通ってなによ?

 新刊速報は、根性があれば明日。1月に、創元推理文庫からマイケル・ムアコックの新刊が!『グローリアーナ(仮)』。順調にいけば、だと思いますけど。


12月7日(金) 今日は、出版界に大きなショックが広がった日でした。取次(本の問屋)の鈴木書店が自己破産

 書店に勤務して15年近く。その間、鈴木書店さんにどれだけ御世話になったことか。「急ぎだから、明日入れて!」と急遽電話をして、その翌日ちゃんと入荷した本がどんなにありがたかったか。小回りのきく、まさに「困ったときの鈴木書店」でした。仲良しの、仕事熱心な営業マンもいます。彼が今、どんな顔をしているかと思うと、本当に胸が痛みます。書店の現場も、今日はいろいろと大変でした。しばらくこのゴタゴタは続くでしょう。

 商売としての「書店」を支えているのは、やっぱり、ハリポタや、テレビやラジオで紹介されたあの本や、コロコロコミックスみたいな雑誌や、モー娘。の写真集や、耽美なノベルスや、マンション管理士の資格本などなどの売上だったりするんですよ。売れる、というのは大事なことです。ありがたいことです。ベストセラーをバカにしちゃいけません。そのおかげでご飯が食べられるひとがいっぱいいるんです。私もそのひとりです。その売上があるからこそ、マニアックな本をちょっとだけ仕入れて売るなんてこともできるのです。

 今の時代に、そうたくさん売れない良書を細々と売るのは、やっぱり厳しかろうと思います。それでもなんとか新しい道を探して、頑張ってほしいと心から思います。(その新しい道を探すことこそが大変なんですが。)利益の出る道を。

 溜め息つきながら、それでも仕事。朝一番に、『このミステリーがすごい!2002』(宝島社)入荷。さっそく順位に合わせて、ミステリ平台をごちょごちょ並べ替え。そして、徳間書店に電話。「徳間デュアル文庫の」と言っただけで、「『かめくん』ですね」と電話の方。さすが。っていうか朝からその注文ばっかりだったのか?

 日本SF大賞ってのは、賞の性格として、大衆にわりと広く受け入れられやすいもの、SFに触れるのに敷居の低いものがあがりやすいんでしょうかね。「へえ、これがSFってーものなのか」って社会に認知されるのにとっかかりやすいもの、というか。なんにせよ、北野勇作が売れる・読まれるほどうれしいことはないですよ私は!!

 『30独身女、どうよ!?』(岡田斗司夫、現代書林)も入荷。中身が、白地に濃いピンクの文字ってのはどうだろう?ちょっと読みにくい気が。普通に黒でいいのになあ。中身はまた面白そう。今度読んでみます。

 ちょっと前に入った、『夢魔たちの宝箱 井上雅彦の異形対談』(メディアファクトリー)。井上氏の、ホラーへの愛がひしひしと。感動すら覚えます。やっぱり、本への愛を語ってるものは、なんであれ読んでて気持ちがいいなあ。

 これもちょっと前に入った本。『MADE IN HEAVEN』、Kazemichi版Juri版(桜井亜美、幻冬舎)。普通の恋愛小説のようですが、実はサイボーグSF。私はサイボーグだって愛せると思うね。何の問題もない。人間じゃなければ愛せないなんてのは、むしろ変だよ。


12月6日(木) おカネがなくて本が買えないよ〜。ああ神様、贅沢は申しません、欲しい本が買えるだけでいいんです!(笑)『ダ・ヴィンチ』1月号も、『星の国のアリス』(田中啓文、祥伝社文庫)も、『本棚探偵の冒険』喜国雅彦、双葉社)もお預けかよとほほ〜。まあ、帰りに銀行で下ろしてきたから、明日はリベンジだ!あうう、『本棚探偵〜』読みたかったあ。これは昨日の新刊。私なんぞが言うまでもないことですが、古本者は必読書ですぞ!ああっ、あの人もこの人も出てるよ!(笑)彩古さんの話を読んで、くすくす笑いが止まらなくて困りましたよ。しかしこんなに配本少ないとは思わなかったっす>事前注文し忘れた私が悪い。刷り部数少ないのかな?即追加注文しましたが。

 そんな、なけなしのカネをはたいて購入してきたのは、『東京タワー』(江國香織、マガジンハウス)と『Jの神話』(乾くるみ、講談社ノベルス)。昨夜3時までかかって『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(J・K・ローリング、静山社)を読了し、やれやれこれで積読本に移れるよ、と思いきや、江國さんの新刊が出てしもうた。まずはこれから読まないと。江國さんは、いやおうなしに私的優先順位ナンバー1なんで。しかし、江國さんの恋愛小説は、私にとってパンドラの箱でもあるので(謎)、ちょっと危険なのだ。あ、『Jの神話』はやっぱり帯ついてなかったよ、πRさん。大森望激賞帯。残念。帯といえば、『東京タワー』の帯がすごくいい。「恋はするものじゃなく、おちるものだ」その通りだと思います、江國さん。恋はしようと思ってするものじゃなく、ある日突然道にあいてる落とし穴みたいなものだと、私も常日頃思っています。一度落ちたらもうアウト。

 あと今日の新刊の目玉は『2002本格ミステリ・ベスト10』(原書房)。このマイベスト5のアンケート見てびっくり。わー、ネットのひとばっかじゃん!(笑)大森さんと森英俊さんは当たり前として、大矢博子さん@なまもの!、フクさん@UNCHARTED SPACE、ともさん@みすべす片桐裕恵さん松本楽志くん政宗九さん橋詰久子さん、その他にも!いやあ、ネット有名人が続々書籍に進出してますね。おお、そういえばkashibaさん本の雑誌1月号から、なんと1年間エッセイを連載するそうな。いやあ、めでたい!1年間、楽しみですわ。

 『ダ・ヴィンチ』1月号は、2002年の出版予定が載ってるのでこれも必読。「本読みのプロが選ぶ今年必読の3冊」のエンターテイメント部門に、『かめくん』、『20世紀SF』、『鳥類学者のファンタジア』を挙げてる方多し。ううむ、『鳥類学者〜』読まないとだろうか。

 で、昨夜読了した『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(J・K・ローリング、静山社)。おお、3巻目はSFか!(笑)またしてもハラハラドキドキの大冒険。話のパターンもテイストも同じで、もうすっかり安定したシリーズものの貫禄がありますね。安心して読める。次が楽しみ。

 12月予定だった、十二国記の新刊は延びてますね。発売予定はまだ未定みたいです>ニムさんとか。

 今、星間宇宙船に入った情報。『かめくん』(北野勇作、徳間デュアル文庫)、日本SF大賞受賞!!!おめでとうございます、北野さん!


12月5日(水) 今日はひさびさにゆっくり眠れました〜。昼寝4時間半(爆)。そのあと家事を片付け、ゆっくり読書。静かなうす曇りの初冬の午後、暖かいホットカーペットに寝っころがって、大好きな本を読める幸福ったらないね。読んでたのは『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(J・K・ローリング、静山社)。心は遥かイギリスのホグワーツ城へ。

 こしぬまさんの星間宇宙船へのタレコミで、猟奇掲示板を覗きに行く。…あっはっは、kashibaさーん!!文字通り、床を転げまわって笑いましたよ!!かのオフコースの名曲、「眠れぬ夜」〜銀河通信バージョン。私の爆笑ぶりに、娘が「どしたの?なにかインターネットにかいてあるの?」と聞くので、歌ってやると、娘も大ウケ(わかってるのか?)そしてひとこと、「コアラなダイジマン?」ちーがーうー。

 kasibaさんといえば、もうじき出る本の雑誌1月号に、またエッセイが載りますね。楽しみ〜。題して「ポケミスの醜聞」。12月10日ごろ発売予定。

 ペンギンズランチビスケットをゲット。中身はイワトビペンギンでした。か、かわいい。こりゃ、ペンギンマニアにはたまらんだろうなあ。コウテイペンギンのヒナがほしいよう〜!

 昨夜、『トリツカレ男』(いしいしんじ、ビリケン出版)読了。ああ、ジュゼッペ!キミをぎゅっと抱きしめてあげたいくらい、大好きだよ!キミは本当に素敵なひとだよ。そしてペチカも。いや、出てくる登場人物すべてが素敵。最高にハッピーなお話!安田ママの激オススメでございますよ。どなたか読んだ方、いらっしゃいません?昨日Google検索したけど、感想書いてるひとが見当たらない〜。ビリケン出版の本って、地方小だからあまり置いてないのかもなあ、リアル書店には(当店は在庫あり)。でもゼッタイ読むべき価値ある一冊ですよ!!ああ、やっぱり私、ハッピーエンドが大好きだ!


12月4日(火) 今日発売の「SFJapan」vol.3(でも通算4号、ややこしい^^)はなんとサイズがB5判!しかも一冊まるごと、手塚治虫スペシャル!こりゃ、書店で見つけにくいかも。探すときはお気をつけくださいね。ちなみに当店ではコミック雑誌と一緒に並んでました。ううん、ちょっと違うんだけどなあ。ホントはSFマガジンの脇に並べるのが正しい(笑)。

 いろーんな方が、手塚漫画への愛を語ってます。すっごい読み応えあり。特別永久保存版と言う惹句は伊達じゃないよ。書いてるメンバーも、漫画家、SF作家ともに超豪華だし。私はやっぱ、手塚作品では『ブラック・ジャック』が一番好き。手術シーンのコマは飛ばして読むけど(>グロは苦手なのよ)。先日も、居間の床に落ちてた秋田文庫をついつい全部読んじゃいましたよ。おお、この話は中学の時、クラスで回し読みして読んだヤツだよ!とか。『ブラック・ジャック』は何十回読んでも面白いからすごいよね。アニメでは「ふしぎなメルモ」がマイベスト。

 先日出た新潮ムックの「でっかい旅なのだ。」(椎名誠編集長)ですが、シーナさんて今57歳なんですってね!!とてもそうは見えないよ!

 昼休みに『トリツカレ男』(いしいしんじ、ビリケン出版)を読み始める。うっ!うわあ!!これ、すごくすごくすごくいいです(涙)!童話のような、寓話のような、なんとも不思議でピュアなラブストーリー。主人公のジュゼッペが、たまんなくいいヤツなんですよ(泣)。これは今年のベストに入るな。『センセイの鞄』と並べてもいいくらい。とてつもなく幸福で、切なくて、哀しくて。もう、この気持ちを表現する言葉が見つからない。とにかくね、私、こういう話が大好きだ!!超絶オススメ!いしいしんじは、やっぱり当たりだったよ!まだ読み終わってないけど、今のところ☆5つの最高点。


12月3日(月) 「MOE」1月号発売。先月に続き、ハリポタ特集。あれ?この写真の蛙チョコレートは、私が昨日コンビニで買ったのとちょっと違うみたい。箱は同じなんだけど、中身のチョコが。チョコだけ国産なんだろうか?というわけで(>何がだよ)、今日も帰りにひと箱ゲット。今日のカードは、ハリーとロンが透明マントを着てる絵でした。この、透けるカードはなかなかいいね。ま、全20種を集めたりはしないけどね。しないってば。

 昨日の「あるある大事典」を見て、今日、カキを食べた人間はきっと私だけではないだろう(笑)。亜鉛って大事なのね。最近の記憶力低下は、亜鉛が足りなかったのかも。いや、単なる寝不足か?(笑)

 そろそろ、今年じゅうに読まねばならぬ本をガンガン制覇してかなくちゃ。『夜のフロスト』とかも、まだなんだよ〜。ホント、読みたい本はどんどん溜まる一方だよ。(なのにまだ買いたい本が山のように…)


12月2日(日) 昨夜から、「トロと休日」を始める。彼と一緒に町を散歩しつつ遊ぶという、のんびりまったりモードのゲーム。あうう、やっぱりトロかわいい〜。腰ふって踊ってるし。またしても、がしがしと言葉を教えまくる。SFとかハリポタとか(笑)。ゲームばかりやってるので、ちっとも読書が進まぬ今日この頃。

 昼間、ちょっと会社に寄る。うわー、ハリポタ(賢者の石)ついに品切れですか〜(泣)。悔しいなあ。ところで、星間宇宙船で教えていただいた蛙チョコレート、うちのすぐそばのコンビニにもありました!こういうオマケつきのお菓子って、本体はまずいことが多いけど、これはなかなかお味もよい。このチョコは森永製なのか?しかもカードはいきなりハリーだぜ、やった!

 ケータイを買い換えることにしました。最近、どうもいくら充電しても電池がもたないなあと思ったら、1年に1度くらい交換しなきゃいけないんですって?実は買ってから3年間、1度も変えてないのでした、ほほほ。お次はドコモのiモードにしようかなあ(ポケポスがあるから、ドコモじゃないとダメなの)。でもどれがいいのか、いっぱいあって迷う〜。ブラウザホンがいいかな、と思ったらこれPHSなのね。私としてはどんな僻地の旅行先でもサイトの更新をするのが第一目的なので(笑)、なるべくならケータイがいいんだよな。まあそんなにしょっちゅう旅行するわけじゃないんだけどね。ところで、やっぱり誤って押したりしないように、折りたたみできる形のほうがいいんですか?>お持ちの方

 新刊速報、更新。


12月1日(土) 師走に突入。あ、内親王ご誕生、おめでとうございます。仕事中に、デパート内の放送で知りました。昨夜のニュースの雅子さん、笑顔がひきつってたよね。あれ、ゼッタイ痛みこらえてるって!と周りに言っても誰もわかってくれないのであった。でも私は確信している>独断で。でもまあ、無事生まれてなにより。

 うちの店でバイトしてた子どうしの、結婚式の2次会に参加。懐かしい顔ぶれにひさびさに会う。適齢期の紳士淑女たちで、会場は華やか。目の保養になりました(笑)。もちろん、花嫁さんはとても綺麗でしたよ。お幸せに!

 帰りに、「トロと休日」をゲット〜。ああ、また会えるんだね!!

 『しあわせインベーダー』(こがわみさき、エニックス)が売ってねえよ!!ていうか売り切れてるよどこも!!当店も、「入荷して一瞬で売り切れました〜」とのこと(泣)。ええ、気がつくのが遅かった私が悪いんです。コミックは書籍に比べて、足が速いから一度買い逃すとたいへんなんだよねえ。しかも、私の住んでるあたりにはコミック専門店ってものがないのだよ。くすんくすん。津田沼にあった、「まんがの森」はなくなっちゃったし。『田園少年』(紺野キタ、大洋図書)も見当たらない〜。


 

ホーム ボタン