2月28日(水) きゃーっ!今日で2月も終わりですってえ!?今月は全然乱読書いてないよ!ちょぼちょぼ読んではいるんだが、『祈りの海』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫)も『少年の時間』(徳間デュアル文庫)も『夏のレプリカ』(森博嗣、講談社文庫)もまだ途中。読了したのに乱読書いてないのは『だれが「本」を殺すのか』(佐野眞一、プレジデント社)、『上と外4』(恩田陸、幻冬舎文庫)>これは完結してからね、『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社)、『SFが読みたい!2001年版』(ハヤカワ書房)、『20世紀SF 40年代』(河出文庫)など。ひー。

 これはヤバイと思いつつも、膨大な未読本を前に気は焦るばかり。とにかく早く読めるものを!と、『そして粛清の扉を』(黒武洋、新潮社)読了。想像してたのとずいぶん違いました。もっと『バトル・ロワイアル』のパクリ路線なのかと思ってたら、まるで正反対でしたわ。面白かったですよ。よくできてた。『バトロワ』よりはるかに問題作ですね。うむ。乱読はこちらですが、未読の方は読まないほうがいいと思います。『夜聖の少年』(浅暮三文、徳間デュアル文庫)も乱読書きました〜。今ごろすいません〜。

 今月読んだコミックは『EXIT』7巻(藤田貴美、ソニーマガジンズ)、『いたいけな瞳』全8巻(吉野朔実、集英社)、『ジュリエットの卵』3巻(吉野朔実、小学館文庫)、『まじょてん』1,2巻((小栗左多里、集英社)、『ゆずのどんぐり童話』(須藤真澄、エンターブレイン)、『ちょびっツ』1巻(CLAMP、講談社)、『サトラレ』1巻(佐藤マコト、講談社)ってとこ。もっとあるかも。こっちも書きたいけど、とてもそこまでやってる時間がないのだ〜(涙)。

 ちなみに点数つけますと、コミックはどれもすべてぐりぐりの2重マル、5点満点でございます!特に昨夜読了した『サトラレ』はよかったね。笑えて泣けて切なくてつらくて考えさせられるコミックでした。ぼろぼろ泣いちゃった。このひと、すっごいストーリーテラーだと思う。絵がもっとよければ申し分ないでしょう。ヘタというわけでなく、好みの問題ね。映画も当然観に行きますわ。スタジオジブリが作るってホント?(違ったかな?)

 そして今日も今日とて、『MONSTER』16巻(浦沢直樹、小学館)、『Heaven?』2巻(佐々木倫子、小学館)など購入。


 

2月27日(火) 先日、レジに立っていたところ、『遥かなる地平』1,2巻(ハヤカワ文庫)をお買い上げくださったお客様が。おっ、SFのひとだわ。できるな!(笑)と思っていたのがバレたのか、その方突然「あの、ホームページやってるひとですか?」ひょえええ、ここを読んでくださってた方でしたか!ありがとうございます!!

 あうう、kashibaさんの惹句につられて、生まれて初めてミステリマガジンを買っちゃったよ〜。これ、当店でも売れ行きがいいそうで、担当者は追加注文してましたよ。あちこちパラパラ読んだけど、けっこう面白いではないですか。まず加納朋子のインタビューを読み、カーの特集をななめ読み。うむ、初心者にはこういうガイドがあると助かるなりよ。便利便利。あとは倉知淳のエッセイが笑えましたわ。このひとの本の薦め方は、ちょっとu-ki総統みたいだぞ(笑)。北上次郎の連載エッセイ「記憶の放物線」もいい。これはいつかまとめて読んでみたいな。そう、本好きにとって、好きな相手も本が好きかどうかは大きなポイントだよね。…ん?そういや今まで私が好きになった人で、本嫌いな人ってひとりもいなかったわ。相手が好きだっていう本を一生懸命読んだりしてね(やっぱ同じ世界を見たいじゃない?)。そうすると自分の本のジャンルも広がって、新たな世界を開拓した気になるのよね。

 あと今日買ったのは「ゆずのどんぐり童話」(須藤真澄、エンターブレイン)。「カードキャプターさくら メモリアルブック」(講談社)はまた今度(笑)。

 20万オフレポに他の方のレポへリンクを張りました。って今さらですいません〜。1月号も少々訂正。ダイジマン殿、陳謝。

2月26日(月) 昨夜『だれが「本」を殺すのか』(佐野眞一、プレジデント社)読了。うむ、そうなんですよ。著者が、出版界のあらゆる人の懐に飛び込んでインタビューしている姿勢はとても好感がもてる。出てくる人たちがまた個性が強くて、面白いのだわ。実際、図書館とか地方出版の方々の話なんかは初めて聞くものが多く、とても興味深く読んだ。ただこの本、インタビューを主体で分析がほとんどないのが私も残念に思う。事実を羅列してるのはいいけど、著者の考察が浅い。迷える出版業界人は皆、そここそが読みたかったんじゃないのかな?それともノンフィクションってそういう解答は出さないもんなのかな?あと、この著者の「本」というものへの考え方にちょっと偏りを感じるな。いい本とそうでない本の線引きというあたりが、なんかひっかかってしまうの。シドニィ・シェルダンを面白いと思ってる読者だって立派な「読者」だと私は思うのだけど。

 『ちょびっツ』1巻(CLAMP、講談社)がうちにあったので読みました。なんだよこれはー!!(怒)ずるいぞオトコ!!うらやましすぎる〜!!(笑)あたしだって、あたしだって小狼君みたいなカワイイ男の子型パソコンがほしいわい!>おおっ、爆弾発言!?(笑)ああでも、この裕美ちゃんって子の「なんか 悲しくなっちゃって」というの、わかるな。

 えと、今ごろになってですが、銀河通信1月号アップしました…あ、あの2月号じゃなくて…ははは。


2月25日(日) あうう、昨夜『だれが「本」を殺すのか』(佐野眞一、プレジデント社)を読んでたらまた夜更かしに〜。だってこれ、読んでも読んでも終らないんだよ〜。まだあと少しだけ残ってるんだよな。今夜中には読了しよう。業界の著名人にインタビューしまくってるんだけど、これがなかなか面白い。皆ユニークな方ばかり。が、この本の全体的なトーンはやっぱり暗い。読んでるとだんだんめげてきてしまう…ううん…。

 今テレビで「レオン」やってます。これ大好き。切なくて。

 ネタがないので、先日ここに書いた、娘のうちゅうじんとロボットのイラストをアップしてみました>親バカ(笑)。あらたに描き下ろしてもらったのですが、今回のロボットは赤い「ガス」が描かれてない模様。「どうしてガスがないの?」と聞くと、「このあいだのは、からだのなかをかいたの!」だそうです。そういえばあの絵には、本体のおなかの部分に「なか」って字が書いてあったわ(笑)。

 新刊速報更新。


2月24日(土) 最近、ワイズ出版から出てる映画の本がよく売れてます。『美人女優戦前篇』とか、『新東宝チャンバラ黄金時代・石割平・松田完一コレクション』などなど。昔の日本映画のスチール集なんですが、これがまあ、美男美女だらけ!同じ人間とは思えない、見事に整った顔。あれって自然の作りたもうた顔なんだろうか、マジで。最近のひとは、全体的な美的レベルは大いに上がり、誰もみなそこそこにキレイなのだが、ああいう神様の一大傑作、みたいな美形はもういない気がする。

 オフレポ、またちょびっと直しました〜。

 私も今年は思い切ってSFオンライン賞に応募してみるかなあ>堺三保さんに背中を押されたらしい(笑)。でもこれ、リストの中から選んだ本をポチッとクリックするだけとかならもっと気軽に応募できるのにな、などと思ったり。締め切りは今月いっぱいだそう。森下さんのは応募しそこねちゃった。ごめんね、タカアキラ ウさん、来年は必ず〜。っていうかその頃にまた星間宇宙船にお尻叩きにいらしてください〜(謝)。


2月23日(金) う〜〜〜、寝不足であたまいた〜い、きもちわる〜い。今日は早く寝よう(といつも言ってるのだが)。あ〜、ラピュタやってる〜。何十回も見ててセリフも覚えてるってのに、でもやっぱりいつ見ても面白いんだよね。

 今日は本の雑誌社のすぎえさんが営業にご来店。またしてもいろいろと情報を教えていただく。感謝感謝。皆様、『新・恋愛小説読本』(本の雑誌社)を買ってね。しかし、これ読んでるだけでなんとなくこそばゆく恥ずかしくなってしまうのは私だけ?(笑)

 しかし、まさか『ドラゴンの眼』上、下(スティーヴン・キング、アーティストハウス)のカバーイラストがたむらしげるとは思わなかったよ!昨日ニムさんの日記で知ったのだが、今日さっそく現物が入荷。う、うつくしい〜!カバーのためだけでも欲しくなっちまうよ。中身はどうなんだろう?字も大きく、かながふってあって、ほとんど「ハリポタ」状態。ま、ニムさんが読むまで保留>すっかり読ませる気(笑)。それにしても、キングの娘さんが私と同じ名前とはなあ〜。

 『まじょてん』1、2巻(小栗左多里、集英社)読了。ううっ、よかったです。早く3巻が出ないかな〜。

 『ジュリエットの卵』3巻(吉野朔実、小学館文庫)も読了。こんなラストだったんだっけ?思ったより悲劇的だった。まあ、ああするしかないか。そうそう、結局は女のほうが強いんやで。あのラストの双子の男女の行動の対比は、なんとも象徴的でした。あ、星間宇宙船のオクマンさんからの情報によると、『月下の一群』が4月に集英社文庫になるそうで。ぶわんずわーい!!

 すいません、オフレポ直しも新刊速報も、明日まで待ってくださいませ〜。も、もう寝る〜。


2月22日(木) 娘が保育園の卒園式で、在園生代表の送辞を読むことになったそうだ。ううむ、やはり日頃、『名探偵コナン』のコミックスや、『たいへんもいじーちゃん』や、季刊「宇宙船」(朝日ソノラマ)などを読ませて英才教育した成果か>それはちょっと違うような(笑)。あ、今日はロボットの絵をかいてくれました。体の中心に赤いマルが描かれていて、「これなに?」と聞いたら「ガスだよ」…なぜガス?(笑)

 ついにDASACON5始動!3月24日〜25日、伊豆の温泉にて。くう〜〜〜〜っ、行きてえ!!(涙)

 『天国への階段(上、下)』(白川道、幻冬舎)が出ました。売れて欲しいなり。

 サイトウマサトクさんほかオススメのコミック、『まじょてん』1、2巻(小栗左多里、集英社)をつい買ってしまった。絵は今風で、あまり好きなタイプではないけど、話はいいです。じいんときます。このババアとおやじ(これがなんと、言うに事欠いて魔女と天使なんだぜ)、サイコー(笑)。

 ところで!!今日ふと気がついたのですが、そういえば『ジュリエットの卵』3巻(吉野朔実、小学館文庫)はどうしたのだ!?と思って調べてみたら、なんと16日に出ていた!しまったああ!!あわてて当店コミック売り場に飛んでいったら、すでに影も形もナシ。売り切れ〜!(号泣)しょうがないので、よそで買いました。すまん。どうしても待てなかったの。

 復刊された『マドレーヌとジプシー』(ベーメルマンス、福音館書店)>このマドレーヌのシリーズ大好き!とか、『偶然の祝福』(小川洋子、角川書店)(>これは本の雑誌3月号の吉田伸子さんの書評を読んで。もともと小川洋子は好きなのだ。最近とんとご無沙汰しているが)などなど、また5000円近く買い込んでしまった。実家の母もあきれていたが、「これも仕事のうちなの!」と妙な理屈をこねて納得させる(笑)。

 あ、そうそう、湯川さんの2月21日のオフレポが面白かったです。男性陣のテーブルは、そんな話をしてたのか(笑)。あ、うちのオフレポも少々訂正。メールを下さった方々、申し訳ありませんでした。

 なんか最近、全然乱読書いてない…ダメダメじゃん。そうなの、あれもこれもそれも、みーんな読みかけなんだよ!!


2月21日(水) 昨日、娘が保育園でおなかをこわしたとのこと。今朝もなんか調子が悪そうで、いくら起こしても起きない。あきらめて保育園を休ませる。家事をしつつ、ふたりでごろごろ。合間に『だれが「本」を殺すのか』(佐野眞一、プレジデント社)をぱらぱら。おお、うちの社長がインタビューされている。

 あうう、いくら寝ても眠いのはなぜ?春だから?ああ、そういやそろそろ花粉症の方は「きてる」のでは?私は大丈夫だけど。

 2週間使い捨てコンタクトもすこぶる具合よし。やっぱ私はニブイのかね>ニムさん(笑)。ただ、まだ入れるのがへたっぴ。

 20万オフレポ、やっとこさアップしました〜。遅くなってすいません。間違いなどあれば書き込みまたはメールくださいませ。直しますので。

 あ、ダイジマン、お誕生日おめでとう〜。


2月20日(火) ねむい〜。さっきも娘を寝かしつけてたらそのまま1時間くらいうたた寝してしまった。

 『エンダーのこどもたち(上、下)』(オースン・スコット・カード、ハヤカワ文庫SF)が出ました。でも私は『死者の代弁者(上、下)』『ゼノサイド(上、下)』も未読なのだった。こちらから読まなくちゃ。およ、『ゼノサイド』持ってないんだっけか?買わねば。と思いつつ、『エンダーのこどもたち』の解説を読んでしまったら…思いっきりネタバレでした!!(笑)なるほどね、やっぱりそういう系の話なんだ。このひとの本は、SFだろうとなかろうと、どれも皆書いてることが同じですね。人間の良心や倫理観、みたいなのがテーマなのね。あ、『無伴奏ソナタ』がもう品切れみたいですよ。後ろの見返しの作品紹介に載ってなかったっす。

 徳間デュアル文庫の新刊も出ましたね。

 星間宇宙船でやよいさんから教わった、政宗九さんタイムスリップ小説リストはこちら。これはすごい。

 ああ、kashibaさんごめんなさい〜!送料お払いするの忘れてしまって。申し訳ありません〜。メールします〜。

 オフレポは、たぶん明日アップできると思います。もう少々お待ちを。新刊速報、更新しました。


2月19日(月) 水仙や梅が咲き始めた。自分の生まれた季節のせいか、こういう早春の息吹を感じると、妙にわくわくうれしくなる。もうセーターもそろそろ脱ぎたいよ。早く薄手の木綿のシャツ一枚で、爽やかな風に吹かれて歩きたい。

 文芸春秋のPR誌「本の話」3月号に、佐野眞一と北上次郎の対談が載っている。「「本」の世界はどう変わるのか」というタイトル。先日発売された「だれが「本」を殺すのか」(佐野眞一、プレジデント社)を受けての対談である。北上さんの「みんなが急いている時代」や「本というものは効き目が遅い」という言葉がぐさぐさと突き刺さる。

 確かに、書店の現場もここ数年、せわしなくなっている気がする。どんどん新刊は出るのに、売れ行きはどんどん鈍っていく。「今、役に立つ本」は売れるが、そうではない本の売れ行きがとくにニブイ。書店も、すぐに数字が出る(カネになる)売れるアイテム獲得にやっきになって、売上に目の色変えてる。世の中の流れがせわしなくて、誰もが早足で歩いてるような感じだろうか。じっくり待つ、ということができなくなっている。余裕がない。というより生き残りに必死。書店も出版社もマジでサバイバルゲーム状態である。ぼけっとしてたらやられる。ううむ。とりあえず、『誰が「本」を殺すのか』読まなくちゃな。買ってはあるんだけど。

 ださこん5は、どうもいかれそうにないです。あ〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜>溜め息。


2月18日(日) 昨夜は当サイトの20万アクセス記念オフ会でした。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、実に楽しいひとときを過ごすことができました。主催者として、ダイジマンともども、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!!お天気もよくて何より。ああ、でもkashibaさんが熱を出しておられる…!風邪っぽかったんですよね。ご、ごめんなさい無理をさせて!!

 えと、オフレポですが、もうちょっとお待ちを。プライベートが若干たてこんでおりまして。今日も仕事だったし。今も眠くて死にそう。とりあえず寝ようかなと。米田さんあたりはもうレポ書いてますね。他にも参加者で書いてくださった皆様はご一報を。リンクはりますので。

 星間宇宙船で盛り上がってる“タイムトラベルフェア”ですが、皆様書き込みありがとうございます〜。うちはログが残らないのが残念。とりあえず、どっかに残しておいてあとで整理するつもりではおりますが。


2月16日(金) 星がすっごくキレイな晩。びかびか音がしそうなくらい。

 ハヤカワ文庫の例の復刊フェア、今日当店にも並びました。SF、FTは2月2日の日記参照。ミステリ系のラインナップも書いておきますね。

「北極戦線」アリステア・マクリーン
「ベルリンの葬送」レン・デイトン
「ホップスコッチ」ブライアン・ガーフィールド
「ラインゴルト特急の男」アーサー・メイリング
「ブラック・マネー」ロス・マクドナルド
「腰ぬけ連盟」レックス・スタウト
「黄色い部屋の秘密」ガストン・ルルー
「オールド・ディック」L・A・モース
「俺はレッド・ダイアモンド」マーク・ショア
「ダンシング・ベア」ジェイムズ・クラムリー
「嘘じゃないんだ!」(あっ、メモし忘れた…ウエストレイク、だったかな?)

 「SFが読みたい!2001年版』が入荷したので、さっそく「このミス」よろしくランクインした本をずらりと並べる。手書き帯つき。「小松左京マガジン」も本日5冊だけ入荷。1冊売れたのであと4冊。う、売れてくれよお!!

 えっと、実は皆様のお知恵を拝借したいことがございますの。次の文芸書のフェア、何をやろうかな〜と考えてて、思いついたのが「そうだっ!“タイムトラベルフェア”はどうだ?北村薫3部作とか、『ライオンハート』とか並べて!!ああでもあまりにマニアックかしら…でも2001年だし!(>何の関係が?)」おそるおそる上司にお伺いをたてたところ、なんとオッケーの返事が!うそマジ!?いいんですか!?(笑)

 というわけで、タイムトラベル物の本を教えていただきたいのですが。なるべくならハードカバー推奨ですが、文庫でもノベルスでもオッケー。今思いついたのは、さきほどのに加えて

「タイムマシン」ハヤカワ、創元文庫
「タイムライン(上、下)」マイクル・クライトン、早川書房
「ふりだしにもどる(上、下)」「時の旅人」ジャック・フィニィ、角川文庫
「ゲイルズバークの春を愛す」ジャック・フィニィ、ハヤカワ文庫
「時をかける少女」筒井康隆、ハルキ文庫
「ジェニーの肖像」ハヤカワ文庫

あとは講談社ブルーバックスで確かタイムマシンものがあったのでそれとか。ほかにもオススメがあれば星間宇宙船などで教えてくださればうれしいです〜。なにとぞよろしくお願いします!

 あ、前にメールが来てたんですが、All About Japanとかいう検索サイトが15日からオープンしてまして、当サイトもリンクしていただいてます。森山さんの日記で思い出して、今日いってみたら、あったあった。が!紹介文が爆笑モノ。「かなりディープ。」…!!(笑)うちで濃いのは「ダイジマンのSF出たトコ勝負!」だけよ〜。私はこんなに薄いのにっ!ねえ?ちなみにこのSF・ファンタジーカテゴリーを作ってらっしゃるのは弾 射音という方で、『パッチワールド』で第1回SF新人賞最終候補にもなったりしてるSF作家だそうです。

 いよいよ明日は20万オフ!参加なさる皆様、よろしくお願いいたします。雪降るな〜!


2月15日(木) あうう、今日はハヤカワ文庫の例の復刊が入荷したり、『SFが読みたい!2001年版』のパネルを早川書房さんからいただいたり(きゃー今年は山岸さんが!)、『夜聖の少年』(浅暮三文、徳間デュアル文庫)がとても面白いとか(グレさん、案外ジュブナイル向きなのでは?)、といろいろ書きたいことはあるんですが。が!とっておきのネタがあるんだよん。

 全国の少女漫画ファンの皆様、聞いて驚け。私は本日、生の田渕由美子にお会いしたぞおおおお!!

 マンガの雰囲気そのまんまの方!しかも超お若いっ!!!(どう見ても30代前半。一瞬同い年かと思いました)ああ、世間の狭さにうれし涙が出るぜ!というわけで皆様、講談社文庫から出てる『チュー坊がふたり』を買いましょう。ほのぼの子育て動物マンガっす。


2月14日(水) 谷山浩子を聴いてなぐさめられたり。「放っとかれても好〜き♪」…ヒロコさんは強いなあ。(ところで、谷山浩子ってどうしてこんなにもSF者にウケるのだろう??みんな、ごく当たり前のようにファンだよね?)

 そういや木村君が出てるドラマ「HERO」の主題歌を買いにいったら、まだ発売されてなかった。残念。しかし宇多田ヒカルの声はインパクトあるね。パソコンに向かってても、あの歌声が流れてくると思わずテレビ画面を振り返ってしまうほどの吸引力があるよ。

 娘が「うちゅうぢん」の絵を描いてくれました。ふうむ、2等身か。で、触覚があるわけね。

 ハヤカワ文庫の30周年記念読者プレゼント、やっと応募しましたよ!とりあえず、家にあったハガキをありったけ使って、5通だけ。もう少し買ってこなきゃだな。今からではトリプルチャンス賞に応募できないのが返す返すも残念だ。1通でも当たるといいな。

 あとは掃除に萌える、じゃない燃える1日。夕方買い物。オフ会のすごろくに必要なサイコロやコマなど。オフ参加予定の皆様、よろしくお願いいたします。ルーツ本はあまり深く考えず、なんとかクリアして下さいませ。単なる話のタネですから。

 星間宇宙船の時間がおかしい…。tcupがヘンなのかな?光原百合さんの書き込みには感激。ネットやっててよかったよ!書き込みによりますと、新作『遠い約束』(創元推理文庫)は、『時計を忘れて森へいこう』より前から書いている「浪速大学ミステリ研究会シリーズ」だそうです。「ミステリが三度のご飯より好きな連中の送る愉快な日常、という感じのお話」とのこと。うっく、楽しみ!!発売は3月下旬予定です。


2月13日(火) 今年になってから、文芸書のミニヒットが続いてて、非常にうれしい。ざっとあげると、『リセット』(北村薫、新潮社)、『そして粛清の扉を』(黒武洋、新潮社)、『姫椿』(浅田次郎、文芸春秋)、『血脈(上・下)』(佐藤愛子、文芸春秋)、『石原家の人びと』(新潮社)、『仁淀川』(宮尾登美子、新潮社)などなど。直木賞の『プラナリア』(山本文緒、文芸春秋)と『ビタミンF』(重松清、新潮社)もまずまず。山本文緒の既刊文庫はいっしょに売れてるけど、重松清の既刊は、うちはそうでもないなあ。『ナイフ』(新潮文庫)とか売れて欲しいのだが。あ、『リセット』に付随して、『スキップ』『ターン』(ともに新潮文庫)が売れてるのはもちろんのこと。

 『プラトニック・セックス』みたいにひとつだけがバカ売れするより、こういうふうに何種類かが手堅く売れてくれるのが一番ありがたい。店全体では、圧倒的にチーズ!『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社)ですね。この売れ方は異常。ま、あの30分くらいでサクッと読めそうなところが受けてるんだろうな。『金持ち父さん、貧乏父さん』(筑摩書房)は少しおさまりぎみ。

 さて、本日のオススメ新刊は、CDブック H.G.ウェルズの宇宙戦争」(ユニコム)です。もちろん、オーソン・ウェルズ主演のあのラジオドラマ。値段も2400円とわりとオトクでは。これ、3本同時発売だったんですが、あと2つはなんだっけなあ。ミステリだったと思うんだけど。あ、今日発売じゃないけど、『西村しのぶの神戸・元町“下山手ドレス”』(角川書店)もやっと出ましたね。確か雑誌ニュータイプに連載されてたコミックエッセイをまとめたもの、のはず。

 同僚が『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(田中啓文、ハヤカワ文庫JA)にウケまくっています(笑)。ダジャレがツボだったらしい。私はといえば、ここ数日忙しくて全然本を読んでません。そろそろ禁断症状が出る頃。今夜はまず、買ってきた『EXIT』の7巻(藤田貴美、ソニーマガジンズ)を読むのだ!『誰が「本」を殺すのか』(佐野眞一、プレジデント社)と『消える本、残る本』(永江朗、編書房)も本日購入。

 これ日記なんだから一応書いておこう(そうしないと来年ゼッタイ思い出せない^^)。おとといは大阪の友人一家とディズニーランド。「プーさんのハニーハント」は当然ながら混んでて乗れず。あと、先週の木曜日から使い捨てコンタクトレンズをスタート。でもケチな主婦だから、2週間使い捨て(笑)。前よりよく見えますが、なんか世界がニセモノくさく見えるのはナゼ?なんか映画みたいなんだよなあ。


2月12日(月) とりあえず、新刊速報だけ更新。


2月10日(土) す、すみません、ちょっといろいろプライベートが忙しくて。本日と明日、日記お休みします〜。>といいつつ更新するなって(笑)。

 あ、kashibaさん、佐伯日菜子の写真集が出たよ〜。当店1冊しか入ってないから、売れちゃったかなあ?今出てる「ダ・ヴィンチ」にも座談会みたいなのが載ってましたよ〜。この写真だと、京極夏彦と東編集長、なんか似てない?(笑)や、実物は似てないと思うけど。


2月9日(金) ………。(>考えがループしてて、こんがらがってて何も書けないらしい)

 なんとなく、空気がほんの少しだけやわらいできた。春が近づいてきている。

 『上と外4』(恩田陸、幻冬舎文庫)読了。これ、ホントにあと1冊で終るんだろうか?ううっ、練、がんばって〜!1冊読むたび、もう、続きが気になって気になって!!とにかく次から次へと、ピンチの連続だもんなあ。

 あ、3月下旬に宮部みゆきの新刊が出ますよ。『模倣犯(上、下)』小学館から。これ、週刊ポストに連載してたんですって?『理由』みたいな社会モノですかね?


2月8日(木) 昼休みに、『祈りの海』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)の「百光年ダイアリー」を読む。す、すっごーい!!面白いっ!なんかこれ、もしかしてめちゃめちゃゴージャスな短篇集じゃありません?読み進めば進むほど、どんどんグレードアップしていくんですけど(笑)。なので、今のところこの短篇集の中でのベスト1は「百光年ダイアリー」です。

 今夜は『上と外4』(恩田陸、幻冬舎文庫)だあっ!本の雑誌3月号も読まなくっちゃ。なになに、書店員○○小説ですって?ほほほ、私なんか発売日当日に文庫担当に教えてもらってたもんね〜。ここにも書きましたわよね>『キスよりもその口唇で』(花川戸菖蒲、シャレード文庫)。しかし、ボーイズラブと知っててちゃんと読了し、読書日記まで書いたu-ki総統はやっぱエライでしょう。えっ、ほめられてもうれしくない?(笑)うう〜む、しかしこの紹介文を読むと…私も読まねば、か??えっ、続編も出るの、これ?

 あ、20万オフは締め切りました。2,3日中に、参加予定の皆様にはメールがいく予定です。


2月7日(水) 外は冬の雨〜♪(>なんの歌だっけか?)こんな日は、家にこもって読書に限る。テレビも新聞も見ず、世界から一切遮断された静寂の中、本と布団と紅茶とチョコレートさえあれば私は極楽。

 布団にすっぽりくるまったまま、『いたいけな瞳』(吉野朔実、集英社、品切れらしい)全8巻をイッキ読み。ああ、幸せ。脳内麻薬がドバドバ出てるのが自分でわかるよ。よかったです。これは短篇集なので、8巻全部だとええと、50くらいの物語が入ってるのか?どれも濃厚で、思わず前のページを読み返したりすることもたびたびでした。大別すると、すごくハマれる話と、よくわからない話の2つに分かれますね。そうなの、全部が全部理解できるわけではないのだ、このひとの話は。他のひとはどうなんだろう?あっ、そういえば『エキセントリック』の元ネタみたいな短篇もあった。あの双子が出てて、うれしかった>私は彼らの大ファン。

 私が吉野朔実を好きなのは、まず、「絵」。私はマンガはやっぱり「はじめに絵ありき」だと思っているので。彼女の描く男も女も大好き。うっとりしてしまう。ざばっとした洋服の描き方もいい。(蛇足だがドラマ「愛しているといってくれ」のトヨエツの格好ってまさにこれ。シャツとジーンズをただはおるように着てるだけなのに、むちゃくちゃカッコイイ。)

 もうひとつの魅力は、登場人物がみんなヘンだってこと(笑)。まさにエキセントリック。でも皆、はたから変人と思われようが、自分の思うままに生きている。で、こういうのを読むと私なんぞはつい安心してしまうのだ。「なーんだ、ヘンなのは私だけじゃないんだ」って。(>それはどうかな?^^)作者は人間の善も悪も恋も憎悪も生も死もみーんなひっくるめていっしょくたにして、どこか冷静に、第三者のように客観的に人間を見つめている。混沌こそが人間だというように。そのまなざしには希望と絶望が同時に宿っている。

 でも私は間違いなく、彼女の作品に大いに勇気づけられる人間のひとりだ。人間なんてその程度のものだから、肩肘はらず、自分のままに生きていきなよ、と言われてるような気がする。吉野朔実の全作品が文庫化されることを切に祈りたい。黙っててもなるような気もするけど。とりあえず今月は、『ジュリエットの卵』最終巻(小学館文庫)が出る。わくわく。

 そうそう、一部のSF系サイトで超盛り上がってる『かめくん』(北野勇作、徳間デュアル文庫)。私も彼のほかの作品が読みた〜い。『昔、火星のあった場所』(新潮社、品切れ)とか、ぜひデュアル文庫かハルキ文庫で出してくれませんでしょうか?今ならぜったい売れますわよ。

 おお、森山さんも「秘密戦隊ゴレンジャー大全」(双葉社)に反応している。世代だなあ(笑)。あっ、「小松左京マガジン」もう出たんですか。うちも頼んでるのだが、いつ入るかな。

 新刊速報、更新。文庫をいっぱい入れました。1時間以上かかったよ!

 1月末の雪もまだ溶けきってないのに、今夜もまた雪。積もるかな?


2.6(火) 昨日、俳句関係の某出版社の方が営業にみえました。とても熱心な方で、「今、この人のこの本がよく売れてるんですよ、この人は注目株ですよ」などと、なんと他社の本まで丁寧にいろいろ教えて下さいました。こちら方面の世界にうとい私には、知らなかったことだらけで、非常にありがたかったです。昔からの有名な人はまだわかりますが、最近の新進の注目歌人・俳人なんかまではさすがにお手上げなので。でもうちの棚を眺めて「あっ、けっこうちゃんと入ってますねえ〜」と言われ、ちょっとうれしかったり。

 やはり、こうやって情報を下さる営業の方は、勉強になるので何よりありがたいですね。ということは、あちらも書店からの情報を欲しがってるってことだよな。聞いてくだされば何でもお答えいたしますよ。遠慮なく、何でもどうぞ。お互いに協力しあって、いい本をたくさん売りましょう!!

 昨日出た、面白そうな新刊。「近代作家自筆原稿集」(東京堂出版)。これ、その名のとおり、江戸川乱歩やら夏目漱石やらの有名作家の直筆原稿が見開きで載ってるんです。が!よ、読めない〜!!(笑)皆、もんのすごいクセ字!ちょっとホッとしたりして(>何を隠そう、私もひどい字なのだ。ほほほ。)。これ校正するの、大変だっただろうなあ〜。出版社さんのご苦労がしのばれますよ。それにしても、皆独特の字で面白い。推敲しまくりの人もいれば、ほとんどない人もいたり。この本、サイズもA4くらいで大きいし、値段も8000円とお高いから買うのはアレかもしれませんけど、もし機会がありましたらぜひ店頭でご覧下さいませ。今はもう皆ワープロだから、今後はこういう本は作られることはないのですね。

 あともうひとつ。「秘密戦隊ゴレンジャー大全」(双葉社)。ううっ、な、懐かしい〜。このビニール人形、うちにもあったよ!!怪人達はほとんど覚えてないなあ。こんなおちゃらけ怪人がいっぱい出てたとは知らなかった。ところで次の戦隊シリーズは「ガオレンジャー」ですが、これもおかしいよお。鮫を模した、ブルーの仮面が傑作だ!!目の周り全部に、ギザギザの鮫の歯があるんだもん!(笑)

 メモ。明日こそ、ハヤカワ文庫の応募をしよう。

 新刊速報、更新。明日また入れます。


2.5(月) また会社を遅刻して、娘と病院。めでたく、おたふく風邪完治のお墨付きをもらう。晴れて明日からまた保育園に行かれる。よかったよかった。しかしやはり、ほっぺた最盛時の写真を撮っておくべきだったろうか(笑)。でも女の子だしなあ。

 それにしても、私は娘が病気のときは実家の母に頼ることができるが、そういうわけにはいかないお母さんがたはいったいどうしているのだろう?1週間、会社を休んでいるのだろうか?大変だよなあ。母には足を向けて寝られねえだ。

 『MAZE』(恩田陸、双葉社)(>なかなか凝った装丁!確かにこれは目が回る〜)が入荷したり、ヤフーオークションでゲットした『いたいけな瞳』全8巻(吉野朔実、集英社)が届いたり、とうれしいことずくめなのだが、眠くて死にそうなので今夜はガマン。読むのは明日だ。それにしても!ビバ、ヤフオク!!3月から課金、というのがつくづく悔やまれるよ。ほんっと、残念。気軽に参加できるのが魅力だったのに〜。たぶん、3月以降は私はもう使わないと思う。ぷん。

 昨日の「SF短篇説」がu-ki総統に支持されてうれしい。「ぼくになることを」もびっくりものであった>『祈りの海』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫)。

 先日日記に書いた、ムーミンの講談社文庫は、まだ全点書店で買えるらしいです。日記を読んだ文庫担当の同僚に勧誘されてしまった(笑)。

 (なんか他にも書くことがあった気がするが…思い出せない。ダメだ、脳みそが死んでいる…。)

 #ご本人からメールをいただき、森太郎さんのサイトはリンクを外しました。またいつか復活することを祈って。


2.4(日) 疲れている…。寝不足なだけかもしれないが(笑)。

 『祈りの海』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫)を読み始めました。…なんかすごい。びっくり。まだ「貸金庫」と「キューティ」しか読んでないけど。ガツンとやられたってカンジ。

 こんなこというと、ものすごく反論を浴びそうだけど、私はSFって短篇のほうが面白いと思う。短篇のほうが、SFらしさが際立つ、といったほうがいいかな。短いと、アイデアで仰天させてそこで終り、みたいになるでしょ。長編だと、どうしても結局は人間ドラマになる。他のどのジャンルの小説とも同じ、人間の営みが描かれる。もちろん、それはそれでいいし、好きな長編SFもいっぱいある。ただ、純粋に「SF」というテイストを味わうなら、短篇のほうがよいような気がする。話の数だけ、びっくりできるわけだし。

 そういう点において、この『祈りの海』はすごいかも、という予感がする。「貸金庫」にはまいっちゃったよ。

 そういえば、『MAZE』(恩田陸、双葉社)がそろそろ出る頃。明日かあさってあたり?わくわく!

 新刊速報、更新しました。オフ会、あと1名様で締め切りですよ〜。


2.3(土) 仕事中、「安田さん」とお客様から声をかけられる。振り向くと…きゃ〜っ、kashibaさんではないですか!毎度ご来店&お買い上げありがとうございます〜!忙しくてあまりお話もできずに失礼致しました。ついに制服姿を見られてしまいましたわ。ほほほ。

 すいません、ちょっとお聞きしてもいいですか?本の雑誌2000年11月号で吉野朔実さんが紹介してて、思わず私も買ってしまった『トンパ文字』(マール社)なんですけど。この象形文字みたいなヤツが今、女子高生の間で手紙書くのに使われてるそうで、ゆえにこの本、よく売れてるっていう話なんですが…。ホントなんだろうか??どなたかご存知の方、ご一報くださいませ!

 MOE3月号はムーミン特集。昼休みに読んでたら、筑摩書房から毎月1冊ずつ出てるコミックをイッキ買いしたい欲望が…ああっ、いけないわ、いけないわっ!!講談社文庫も全点買ってないというのに!!(これは高校時代、友人から借りて読破した)>ところでこの文庫ってまだ買えるのかな?

 『20世紀SF』3巻(60年代、河出文庫)ゲット〜!帯の惹句がいいねえ、「危険なSF!」だって。そうですか、ニューウェーヴは危険なのかあ(笑)。しかしこの「「悔い改めよ、ハーレクイン!」とチクタクマンはいった」(ハーラン・エリスン)ってタイトルはいったい何なの〜??めちゃめちゃアヤシイ〜(笑)。

 さて、ネットではかなり後発だが、『祈りの海』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫)を読み始めようかな。

 #あの、森太郎さんのサイトが行方不明みたいなんですが、どなたかご存知ありません?


2.2(金) 公私ともども、妙に忙しい。小さな雑務ばかりなんだけど。

 ゆうさんに、20万アクセスを踏んだ記念プレゼントとしてリクエストされた『バカミスの世界』(美術出版社>ってなぜこんなところから出てるの、これ?^^)を発送。ゆうさん、もうすぐ届きますからね〜。

 ところで昨夜、星間宇宙船で私が騒ぎまくってしまいましたが、ハヤカワ文庫SFが、2月にたくさん「復刊に近い重版」(笑)されるという話は前から聞いていたんです。が、そういや具体的なタイトルは何だろう?とふと思い、そうだ、SFマガジンに載ってるのでは?と思ったらこれがビンゴ!3月号の153ページに、おお載ってる載ってる。えええええっ!!!『中継ステーション』シマックが!!こ、これは総統とkashibaさんの感想のあまりのギャップに笑い転げたアレですね!そうかあ復刊かあ(前にkashibaさんから銀背では譲っていただいてるのですが)。ざっと並べるとこんなところ。これは、2月上旬(といっても中旬に近い上旬と思われる)の「ハヤカワ文庫30周年特別重版フェア」のラインナップだそうです。

ハヤカワ文庫SF
『宇宙人のお荷物』ポール・アンダースン、ゴードン・R・ディクスン>ちなみにディクスンさんは、つい1,2日前になくなられたそうです。情報提供ありがとうございます>山岸真さま
『くたばれスネイクス!』同上>買わねば!
『中継ステーション』シマック>買わねば!
『バーサーカー/赤方偏移の仮面』フレッド・セイバーへーゲン
『わが名はコンラッド』ロジャー・ゼラズニイ>持ってましたわ、未読だけど
『中性子星』ラリイ・ニーヴン
『テクニカラー・タイムマシン』ハリイ・ハリスン
『カエアンの聖衣』ベイリー>買わねば!
『タイムスケープ(上・下)』グレゴリイ・ベンフォード
『キャッチワールド』クリス・ボイス>持ってましたわ、未読だけど
『10月1日では遅すぎる』フレッド・ホイル>買わねば!たぶん持ってないと思うなあ
『ジョナサンと宇宙クジラ』ロバート・F・ヤング>安田ママ絶賛!おセンチ系の傑作。未読の方はぜひ。
『捜査』スタニスワフ・レム

ハヤカワ文庫FT
『プリンセス・ブライド』ウィリアム・ゴールドマン
『ガラスびんのなかのお話』ベアトリ・ベック
『夢織り女』ジェイン・ヨーレン

ハヤカワ文庫JA
『フェミニズムの帝国』村田基

ミステリもあるそうですが、復刊点数がトータルで30点くらいだそうなので、あと13点くらいですか。しかし、またしても買う本がいっぱいだなあ〜。うれしい悲鳴だ。

 あ、星間宇宙船で青月にじむさんからお尋ねのあった、12月予定だった『罠から逃げたい』(パーネル・ホール、ハヤカワ文庫)は発売が延期になってて、発売日も未定だそうです。う〜ん、もうちょっとお待ちくださいませ。理由はご想像にお任せします(笑)。

 あと、オフ会のご連絡を少々。2次会企画の古本オークションですが、主宰者が特に古本を用意するわけではありませんので、皆様、お売りしたい本をじゃんじゃんお持ちくださいませ>ブックオフみたいだな(笑)。kashibaさん、まだダブリをお持ちなら『鉄の夢』持ってきて〜。私が買いますっ!!>というように、欲しい本の希望などありましたら、ご自由に星間宇宙船にお書き込みくださいませ。あと私が今欲しいのは、ハヤカワ文庫SFのハインラインの短篇集の1巻め。『地球の緑の丘』はどこの書店にもあるんだけど、これの1巻が見つからないのじゃ〜!

 「かつくら」も読まねば!買ったけどまだ目を通してないのだ。


2.1(木) 午前中、娘を小児科に連れて行き、その後実家の母に預けてから仕事。ふう。2連休しただけで、山のように仕事がたまっていた。くうっ。でも最低限のやるべきことは大方片付いたぞ。でもプラスアルファでやりたいことは明日に持ち越しだ。

 仕事というのは、最低限のことやってるだけならラクチンである。いくらでも手を抜ける。だが、もっとあれもこれもやろうと思えば、やることはいくらでも出てくるのだ。そして不思議なことに、いいかげんに出力50%くらいで仕事してるよりは、必死で、ない頭ふりしぼって全力で仕事するほうが断然面白い。仕事って、やればやるほど大変だけど、その苦労の後の充実感というか、満足感がたまんない。もちろんただの自己満足ではあるけどさ。50メートルゆっくり走ったあとの一杯の水より、10キロマラソンしたあとの水のほうが、ずっとおいしい。

 1月あたまからうちの店に置いてた久保書店のSFが、意外な売れ行きをみせており、ほとんど在庫が売り切れ寸前に!いやあ、驚いたね。ネットのひとくらいしか買ってくださらないだろうと思っていたのに、なんかじわじわと減っていくではないですか。熟考の末、再注文。また棚にだあ〜っと並べました(笑)。しかもポケミスとシドニィ・シェルダンの間に(笑)。まだ売れてくれるといいのだけど。

 東京創元社の『ネメクモア』(渡辺啓助)、入荷しました〜。4000円の、普及版のほうね。売れるでしょうか?追加すべきか、悩み中。

 第1回ホラーサスペンス大賞の『そして粛清の扉を』(黒武洋、新潮社)、よく売れてますよ。ご当地作家なので(著者は船橋の方)、多めに入れたんですが、これ、どこでも売れてるのかな?読んでみようかな、とは思ってるんですが。


 

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