7月31日(木) 7月も終わり。関東地方って梅雨明け宣言出たんですか?まだ?昼間は蒸し暑いけど、夜はそこそこ涼しいので、暑さに弱い私は大助かり。

 ふと思い立って太田出版に問い合わせてみましたら、『コンクリート・アイランド』は発売がちょっと延びてて、8月21日ごろになるそうです。

 すっかり忘れてたけど、講談社青い鳥文庫fの『ねらわれた学園』(眉村卓)が出てたんでした。表紙はブギーポップの緒方さん。このイラストだけで、すごく今風になりますね。

 u-ki総統の7月29日の日記を読んでて思い出したんですが、今月25日に出たSFマガジン9月号に、「ハヤカワ文庫復刊希望アンケート」なるハガキがついてたんですよね。ああそういえば、うちのサイトで前に復刊希望の募集を募ったなあと思って。銀河通信オンライン推奨 復刊希望ハヤカワSF文庫がそう。で、今回の企画発案者は総統なんですが、彼の了解を得まして、こちらのサイトでも復刊希望の書き込みを募集しようと思います。総統のおっしゃるとおり、ちょっとでも票をまとめておいたほうが復刊確率が高いかな、ということで。

 ハヤカワに問い合わせたところ、今回の復刊はなんと30点(全ジャンルで。あくまで予定ですが)だそうです!すげー太っ腹!(笑)なので、皆様じゃんじゃか星間宇宙船に書き込んでくださいませ。ログを保存しておいて、前回のようにまとめてアップしたいと思います。一応、お一人様10点にしておいていただこうかな。なにとぞよろしくお願いいたします。前回は締め切りを設けてたみたいなんだけど、どうしようか、ダイジマン?ジャンルはなるべくSF推奨ですが、ミステリやFT、JAが入っててもかまいません。

 なお、ハガキの締め切りは10月10日。アンケートの集計結果はミステリマガジン、SFマガジンの2004年1月号(11月25日発売)誌上で発表されるそうです。この結果をもとにした「ハヤカワ文庫特別重版フェア」は、来春になるとのことです。

 新刊速報、更新。

 SF大会レポ、ちょっと書きました。まだ1日めだけ。例によって、訂正などありましたらメールか掲示板へお願いいたします。


7月30日(水) ただ今、必死でサイト復旧中。超不安〜〜。これでアップできるかな?なんか時々ページが開かなくなるので、そのたびにどっと冷や汗が出る。心臓に悪いよ〜。

 …どうやら無事のよう、かな。まだ安心はできないのだけど。

 いろいろあって、今日は心身ともにぐったり。頭痛も。まだパソコンとも格闘しなきゃいけないし、レポも書かなきゃいけないし、ああ、本を読む時間がないよう。『しあわせの理由』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)を読み始めたところ。

 昨日は新潮文庫の新刊が出てました。『黄泉びと知らず』(梶尾真治)を速攻購入。あとはSFJapanに掲載されてた短編などが収録されてます。それと『回転ドアは、順番に』(穂村弘・東直子、全日出版)が入荷。

 「ユリイカ」は黒田硫黄特集。ホントに最近、ユリイカは漫画家特集が多いなあ。でも実は、黒田硫黄ってまだ読んだことないのだ。


7月27日(日) 晴れたーっ!さあ、洗濯だ換気だ布団干しだー!ああ、ひさびさの青空はなんてきれいなんだろう。勢いあまって、午後は娘と市民プールにまで行ってしまう。気温はあまり高くなかったので、ちょっと水に浸かったらすごく冷えちゃったけど、気持ちよかった〜。

 夜はうなぎと西瓜。なんかとても正しい夏の休日といった感じの1日でした。

 さて、これからいよいよパソコンを先日買ったおニューに乗り換えます。うまくいくといいんだけど。ああ不安。この子(FMV)とも今夜でおさらばか。ちょっとさみしいな。今までありがとうね。


7月26日(土) 仕事帰りに、津田沼のアニメイトに初めて足を踏み入れる。ああ、天国だわ……と思う時点で、もう人間としてダメダメだな(笑)。ヒカ碁クリアファイルと、キーホルダーと、カリ城のDVDと、「成恵の世界」エンディングテーマ「アイスクリイム」CDと、乙一「きみにしか聞こえない」ドラマCDと、って買いすぎだよ!キャンペーン中だったとかでスクラッチカード9枚もらって、ヒカ碁のシールもゲット。エロティクスは売ってなかった。本八幡か。

 この「アイスクリイム」という曲、すごく好きなんですよ。なぜか胸が詰まって涙が出そうになってしまうので、自分では途中までしか歌えないのだけど。「こんな風に恋に落ちるはずじゃなか〜ったと〜」のあたりから。作詞・作曲の梶浦由記ってひとがツボなのか?

 はやみねかおるの新刊、『名探偵夢水清志郎事件ノート あやかし修学旅行』(講談社青い鳥文庫)が、当店の売上ベスト5に入っててびっくり。3位なんて、かいけつゾロリですよ!ってこのサイトを読んでる方で、知ってる人いるかしら?今回はカンバッジつき。

 よしもとばななの最高傑作と噂される『デッドエンドの思い出』(文藝春秋)入荷。短篇集。でも個人的には、彼女は長篇か中篇のほうがいいような気がするのだが。まあ感想は読んでから。

 掲示板とメールで教えていただきました。森雅之のサイト。情報ありがとうございます。

 ずっと書きそびれてたけど、上半期のベスト。5位まで。

 1位 『煙か土か食い物』 舞城王太郎 講談社ノベルス 

 本当にこの半年はマイジョウ一色でした。彼だけ別枠にしてもいいくらい。いやマジで、1位から5位まで全部マイジョウにしてもいいくらいなのだが。しつこくてすいません。

 2位 『プラネタリウムのふたご』 いしいしんじ 講談社

 舞城を除けばこれが1位。もう本当に何から何までツボ。これぞ私の考える「物語」。淡々とした生と死、喜びと哀しみのつづら織り。これこそ人生。いしいさんは、ものすごい勢いでうまくなっていると思うので、今後も超期待の作家さんです。もっともっと、話題になっていい作品だと思うんだけどなあ。

 3位 『永遠の出口』 森絵都 集英社

 最初の一話を読んだときの衝撃が忘れられない。こ、これはかつての私だ!すっかり忘れてた、あの頃の私が、まんまこの本の中で生き生きと動いてる。小学生の私、中学生の私。

 4位 『レヴォリューションbR』 金城一紀 講談社

 「ギョウザ、大好き!」いやあ、もう、めっちゃ楽しかった!骨太で、明るくて、ストレートで、泣けて、というサイコーの1冊。夢ユメした青臭い「青春」というより言葉より、もっと地に足のついた感じ。いい意味で、漫画に近いのよ。テイストや、読んでるときの高揚感が。もっと、若者に読んでほしいなあ。特に10代。

 5位 『ハゴロモ』 よしもとばなな 新潮社

 これから何かすごくつらいことがあったら、この本を読み返すことにします。静かに静かに、心にやさしく沁みとおっていくような物語。心の傷口に効くと思う。特に失恋の諸症状に効き目ありかと。ばななちゃんが、こんなにいい話を書いてくれて、本当にうれしい。

 時点 『北野勇作どうぶつ図鑑』全6巻 ハヤカワ文庫JA 

 というか、カメリがめちゃめちゃよかったので。

 なんてこと書いてないでレポー!


7月25日(金) 本日発売の「活字倶楽部」夏号は、いしいしんじの特集あり!!神林長平の特集もあります。雪風のDVDの影響で、若いファンが増えたのかな。文庫もすごく売れてるらしいですね。

 直木賞の2点も入荷。売れてくれよおおお。

 ハヤカワJコレクションの新刊2点が入荷。『フィニイ128のひみつ』(紺野あきちか、早川書房)、『忘却の船に流れは光』(田中啓文、早川書房)。

 今日はいろいろ本を買ったのだ。待望の『美亜へ贈る真珠 梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇』(ハヤカワ文庫JA)、SFマガジン、かつくら、『コミック☆星新一 午後の恐竜』(秋田書店)、『MOTHER1+2』(小学館)。

 『コミック☆星新一 午後の恐竜』(秋田書店)、読了。私も林哲矢氏と同じく、ベスト1は小田ひで次「箱」。これは見事。ひきこまれるように読んでしまった。と思ったら、これ、『クーの世界』のひとだったのか!志村貴子の「生活維持省」もいい。志村さんの漫画は、独特の淡々とした間合いがとても好み。絵も好き。

 昨夜、「ルミナス」グレッグ・イーガン(『90年代SF傑作選(下)』、ハヤカワ文庫SF収録)読みました。数学SFですね。うむむむ。私は数学は苦手で(汗)。こないだのSF大会の「ベムでもわかる星雲賞 海外短篇部門紹介」企画を聞いてなかったら、意味わかんなかったかも。ちょっと難解でした。この企画で向井さんだか林さんだかがおっしゃってたけど、「計算で宇宙を改変する」っていうアイデアはすごいよね。目ウロコ。さらにはコンピュータでちゃきちゃき計算してるその向こう側に、この世界と違う数学を持ったエイリアン(?)がいて、こっちの数学と戦ってるらしいよおい、というのはめちゃめちゃ面白い。「ええっ、そんなことが!?」って、なんかわくわくするじゃありませんか!このある意味、大ボラ吹きなとこがたまんない。


7月24日(木) 今日発売のLaLaを読んで、なんだかほわほわとシアワセな気持ちになってしまいました。「おまけの小林くん」と「美女が野獣」。「カレカノ」は話がどう転がるか気になるところ。

 今日はなんだか眠くて眠くてぐったりモード。新潮文庫の復刊『MOTHER』、江國香織の最新エッセイ『とるにたらないものもの』(集英社)、グレさん(浅暮三文さん)の『似非エルサレム記』(集英社)、『よりぬき読書相談室』(本の雑誌社)などが入荷。星雲賞の帯がついた『イリーガル・エイリアン』(ソウヤー、ハヤカワ文庫SF)なども。

 タカアキラさんのSF大会レポ、『梶尾真治の朗読会』が素晴らしい。このレポだけで思い出し泣き。私はとてもその後のお茶会に出られるような顔&精神状態じゃなかったんで、すぐに部屋に戻っちゃったんですが(というかひとりになって思う存分泣きたかった)、やっぱり行けばよかったなあ。きっとお茶会のあいだも胸がいっぱいで何もしゃべれなかったと思うけど。

 『なるたる』11巻、読了。う〜わ〜〜〜こえ〜〜(冷や汗)。しかも謎だらけ。

 本読みたいけど、沈没しそう…。


7月23日(水) 最近、涼しいですね。今日は長袖着てました。

 ダメだ―。やっぱ、昼間娘がいるとパソコンさわれない〜。大会レポ、1行も書けず。新刊速報は更新しました。

 『エリアーデ幻想小説全集 第1巻』(ミルチャ・エリアーデ、作品社)は、全3巻だそうです。2巻目は来年とも再来年とも、というアバウトな予定だとか。

 ひとの気持ちだけはどうしようもないね。時と共にゆるゆると流れて、どこに行き着くのでしょう。変わらないもの、変わってゆくもの。


7月22日(火) 夢から過酷な現実へ。大事な注文書捨てられちゃったり。とほほ〜。

 あたしったらちょっとボケてました。SF大会で梶尾真治さんが朗読してくれた、号泣ものの感動短篇の入ってる作品集は、今月25日に新潮文庫から発売予定の『黄泉びと知らず』でした。表題作を朗読してくれたんですね。『黄泉がえり』の番外編、アナザーストーリーです。梶尾さんは、「人前で朗読なんてするの初めてで…」とおっしゃってましたが、いやもう本当に素晴らしくお上手で、よどみなく淡々とした語りが「ああっ、もう、この先どうなるのどうなるのお〜!?」とこちらの気持ちを盛り上げました。某所からの情報によりますと、梶尾さんはあの後「目の前で人が一杯泣いていて驚いた」とびっくりしつつ喜んでらしたそうです。出たら速攻買います。書店の皆様、どうか必ず『黄泉がえり』と並べて売って下さいませ!!ちなみに映画は8月8日からレンタル開始で、21日にはDVDビデオも発売になるそうなんで、まだまだ売れると思いますよん。

 北野勇作の朗読も聞きにいけばよかったなあ。くーっ。

 先日ダイジマンが言ってたのはこれね。『エリアーデ幻想小説全集 第1巻』(ミルチャ・エリアーデ、作品社)。1巻ってことは、続きも出るのかな?

 明日あたり、新刊速報を更新の予定。まだ睡眠が足りてないので今夜は早めに寝ます。夏休みだから明日は娘もうちにいるので、昼寝ができないのだ。SF大会レポも忘れないうちに書かないと。今回は長くなりそうだから、書いてるうちにどんどん忘れちゃいそう。


7月21日(月) ただいま〜。第42回日本SF大会「T−CON」から帰ってきました。2泊3日、栃木県塩原温泉のホテルニュー塩原にて。いやあ、毎度のことですが、楽しかった〜〜!!今年は私にとっては初めての2泊3日というイベントだったのですが、これが大当たり。今日行って、明日もう帰らなきゃ、というのと違って、あくせくせずにのんびりゆったりと満喫することができました。さらには今年は仲間同士で寝部屋を確保するシステムがあったので、SFセミナースタッフの部屋に混ぜていただきまして。あいた時間は、そこにいけばたいてい誰かがいるのでまったりとお話したり休んだり着替えたり、という基地があったのがすごくよかったです。一緒のお部屋だった皆様、御世話になりました。

 ああもうとにかくいろいろありすぎて、思い出てんこ盛りでどこから書いていいやら。思いつくまま並べてみると、コスプレのハク少年(ちゃんとおかっぱ頭!かわいい!そっくり!)と佐為(実に美しい女性の方がやってて、超素敵。写真とらせていただきました)、星虫コスプレ、煩悩王のナルト少年はシール帳4冊クリア、SFセンター試験は45点(自分としてはかなり満足)、鈴木力氏の激しい思い込みによるSF遍歴、ダイジマンの業の深さ、カジシンの朗読は号泣ものの感動傑作(終ったら5分は暗いままにしといてよう)、海外SF短篇ってそんなにヘンな話ばっかりなのかよ!(笑)、オンライン書店とリアル書店の売れ筋の違いと同じところ、デジタル万引き、うちわにタイムスケジュールが載ってたのは素晴らしいアイデア、宇宙開発が好きなSFファン多し、ちゃんとオープニングアニメはありましたよ、子供が年々増えていく気がする、本の雑誌のとり・みきの漫画の1コマをこの目で目撃、昔のSFファンは痩せてたよ!、『塵もつもれば』サイン本、本を読むことがSFファン活動、いやその前に本を買うこと自体がSFファン活動、などなど。

 スタッフの皆様、ホテルの皆様、ありがとうございました。お疲れさまでした。またホテルの方々のノリがよくて!アニソン演奏しまくってくれるわ、自らシール交換に参加してくれるわ。ホテルニュー塩原が暗黒星雲賞を受賞して、感激のあまりに壇上で泣いてしまったホテルの主任さんの純情さにはちょっと打たれましたよ。今までに、こんなに喜んでくれた方っていなかったよ。

 SFファンは皆すごくいい方ばかりで、とてもアットホームといいますかフランクといいますか。見知らぬ人とでも気さくに会話できちゃうのがSF大会の不思議なところ。ノリもいいし、ウィットに富んでるし。まさにいい大人のやってる文化祭(笑)。本当に夢のような、非現実異空間での3日間でした。楽しかった〜。来年は岐阜、再来年は横浜です。横浜は都心に近いので、今回これなかった方もぜひ気軽にお越しくださいませ!

 私信。山岸真さま、『しあわせの理由』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)帰宅したら無事届いてました。住所も大丈夫でした。ありがとうございました。星雲賞とった「ルミナス」も読まなくては。『90年代SF傑作選(下)』(ハヤカワ文庫SF)収録。


7月18日(金) 朝から直木賞関連の注文しまくり。ああうれしいなあ。いっぱい売れるといいなあ。受賞作は、どちらも7月25日重版出来なので、その次の週あたまくらいに入荷かな。

 グレさんの推理作家協会賞受賞作、『石の中の蜘蛛』(浅暮三文、集英社)のサイン本が5冊入荷。お近くの方はぜひ。

 さて、明日はいよいよSF大会です!参加予定の皆様、会場でお会いしましょう!胃とか風邪とか、体調崩しぎみなのがちょっと残念なんだけど。更新は帰宅するまでお休みします。星間宇宙船はケータイでチェックしますです。


7月17日(木) 直木賞・芥川賞が発表になりました。直木賞は石田衣良と村山由佳。村山さんは一番可能性が高いと思ってましたが、石田氏はゼッタイありえないと思っていたので(失礼)仰天。おめでとうございます!該当作は『4TEEN』(新潮社)、『星々の舟』(文藝春秋)。

 芥川賞は吉村萬壱(よしむら・まんいち)の「ハリガネムシ」(文学界5月号)。『クチュクチュバーン』のひとですよね。これも意外。

 『しあわせの理由』(グレッグ・イーガン、ハヤカワ文庫SF)が入荷。おお、カッコいい装丁!最近のSF文庫の中ではピカイチじゃないですか?それと、理論社の星新一ショートショートセレクション、第3期(?)がスタートした模様。11巻の『ピーターパンの島』が入荷。15巻まで予定が書いてありました。コミック『午後の恐竜』(秋田書店)はまだチェックしてないんだよなあ。うかうかしてるとなくなりそうだから気をつけねば。

 ぐっふっふー。掲示板で総統に「正しい選択です」と言われたのに気をよくして、VAIO買ってきちゃいましたよん。デスクトップで、HS72シリーズの15インチ型。メモリも512MBに増設。っていうか買ってきたので設置よろしく>ダンナ。まあ設置はSF大会以後になるかな。はあ、ボーナスふっとびました〜。問題は、ホームページソフトをどうするか。さすがにフロントページエクスプレスはもう入れられないだろうしなあ。フロントページ製品版を入れるか。VAIOには、Ninjyaとかいうソフトが入ってるらしいんですけど、これってどうなんだろう。

 みすこんで御世話になった旭堂南湖さんから、講談会のお知らせのお手紙が。7月21日に第1回「講談探偵倶楽部』、8月10日に『幻の南湖』があるそうです。「大阪舞台芸術新人賞」を受賞なさった記念だそうで。すごーい!8月10日のゲストには、山前譲さんがいらっしゃるそうですよ。詳しくはこちら。どのプログラムも、ミステリっぽいのかな?

 新刊速報、更新。


7月16日(水) 風邪ひきました。と思ったらもっと大変なことが。お昼頃、パソコンを立ち上げたらいきなりセーフモードに。うわ、ついに来たかーーーっ!冷や汗たらたらで再起動したら戻りましたが。ちょっと最近不安定だったんだよなあ。メールソフト立ち上げても、うまく送受信できなくて再起動、というのがたびたびで。うーん、このパソコンもついに限界かも。

 で、今日はさくらやにおニューパソコンを見にいってきました。今んとこ、ソニーのVAIOにしようかと。サイバーショット使ってるし。欲しい機種はメモリ256MBなんだけど、やっぱ512MB以上に増やしたほうがいいのかな。ちなみに最近よくある、光沢ある画面は苦手。あれって光っちゃって見にくいと思うんだけど。あと、うちはケーブルテレビなんですが、これってパソコンで見ることできるんだろうか。無理?せっかくテレビ録画とかできるのになあ。もったいないなあ。


7月15日(火) ちょっとダウン。


7月14日(月) 本日発売のジャンプの、ヒカ碁番外編読みました。良かった…(涙)。こういうふうに終らせてくれましたか。207Pの下のコマ、アキラのセリフで、ああ救われた、と思いました。突然の最終回で、もやもやしてた胸の中が、すうっと収まりました。そして、第2のヒカルとアキラが現れて、時代は新しい未来へつながっていくのですね。もう本当に、これで終わりなんだな、と思いました。第3部が始まることはおそらくないでしょう。残念だけど、でも思い残すことはないです。いい終わり方でした。ほったさん、小畑さん、どうもありがとう。長い間、本当に楽しませていただきました。最後に佐為が見られてうれしかったです。かわいかった頃のヒカルとアキラも。ふたりとも、いつのまにかすっかり大人になっていたんだね。

 娘が健康診断の結果を持って帰宅。1年で、なんと7センチ5ミリも身長が伸びていた。皆に「大きくなったね」と言われるはずだわ。


7月13日(日) 映画「ターミネーター3」見てきました。う〜ん…これはちょっと…。2が傑作だっただけに…。ジョン・コナーが全然魅力的じゃない。女ターミネーターも、2を越える迫力はなかったし(2の俳優さんは怖かった〜)。ドキドキはしたけど、物語としてはなんだかインパクトに欠けるような。しかもあのラストだし…。

 結局、毎日コミュニケーションズから出た『MOTHER1+2』攻略本を買ってしまいました。どせいさんファンは、明日発売されるエンターブレインの「どせいさん」本を買い忘れないように!ビニールに密封されて「くっ、くるしいです。」と言ってる、どせいさんぬいぐるみをあなたの手で救出してあげてください!赤くてでっかい本です。本という感じじゃないけど。むしろ赤い箱。

 SF大会まであとわずか。ちょっと読書に力を入れようかと。ってテスト直前の一夜漬けみたいですが。昨夜は『クロノス・ジョウンターの伝説』完全版(梶尾真治、ソノラマ文庫)の、新しく入った中篇を読みました。書き下ろしだとばかり思ってたら、これ、徳間デュアル文庫の『少女の時間』に収められてた話の増補版だったんですね。知らなかった…。解説は山岸真。

 今は『黄泉がえり』(梶尾真治、新潮文庫)読了。カジシンは、SF手法によって幸福な奇蹟をみせてくれる作家なんだ、と改めて思いました。『クロノス〜』しかり、本書しかり、エマノンしかり。死者が甦る、という現象によって「生きてる」ってどんなに幸せなことか、ということを大上段でなく市井の人々のささやかな生活から描いた、本当に、しみじみとよい話でした。SF色は薄いのかと思ってましたが、意外にバリバリのSFでした。

 ダイジマン情報によると、デューンの品切れ分、『砂漠の救世主』と『砂丘の子供たち1〜3』が限定重版されるそうな。DVDが発売される関係だそうで、8月くらい(?)だとか。ただし部数が結構少なそうな感じなので、要注意とのことです。


7月12日(土) う〜、メールとネットとゲームやりすぎで、本が読めない〜。がしがし買ってはいるのだが。

 でもゲームやってるとすごく幸せ〜。攻略本がないので、知らない敵が出てきたり、わかんないグッズがでてきたりするとネットで検索しつつやるので、テレビの前とパソコンの前をいったりきたりで忙しい。つまると掲示板で訪ねたり。ちなみに今は、マザー1のジェフが仲間になったところ。しかしうっかり「めのうのつりばり」を使ってしまったので、またマジカントに飛んでしまったのだった。うー、ここから出るのって、またあの井戸の底まで行かなきゃなのか?もう1回使えば、元のところに戻れると思った私が甘かったよ…。そして結局、小学館から復刻された攻略本『マザー百科』を買ってしまったのでした。あれ、毎日からも出たんだ。知らなかった。新潮文庫で復刊される『MOTHER』は、来週あたりに店に並ぶらしいです。

 でも「マザー1」はどせいさんが出てこないのがちょっとさみしい。早く2をやりたい。どせいさんに会いたいよ。「ぽえーん。」

 ヤングユー8月号のハチクロ、読みました。真山〜〜〜〜!!!!!(怒)山田さんがあまりにかわいそうだよ〜(泣)。


7月11日(金) 待ちに待った『海を失った男』(シオドア・スタージョン、晶文社)入荷!『八妖伝』(バリー・ヒューガート、ハヤカワ文庫)もきてましたね。3部作完結。鈴木力氏との約束だから、『見えない都市』(カルヴィーノ、河出文庫)も買わないと&読まないと。

 MOE8月号の特集みてて、ダヤンの美術館に行きたくなりました。河口湖のほとり。

 本の雑誌上半期ベストの本を、手書き帯つきで並べてみる。なかなかバランスのよいエンターテイメントぞろいですね。1位は『永遠の出口』(森絵都、集英社)。2位が『重力ピエロ』(伊坂幸太郎、新潮社)で9位が『ZOO』(乙一、集英社)。

 そういや本の雑誌8月号の穂村弘さんのコラムに、タイトルのお気に入りベストが載ってるんですけど、このラインナップがなかなか。『流れよわが涙、と警官は言った』、『たったひとつの冴えたやりかた』、『世界の中心で愛を叫んだけもの』、『スポンサーから一言』、『とうに夜半を過ぎて』、『モナリザ・オーヴァドライヴ』…なんだ、穂村さんてば、SFのひとなんじゃん!(笑)

 ちょうど改装のゴタゴタ中に発売になったんですが、『ハワイッサー』(水野スミレ、角川書店)は北上次郎氏、大プッシュの新人。普通小説なんですが、これがなんとまあびっくりなんですよ。とある専業主婦が、朝起きて寝るまでの1日まるごとを1冊の小説にしたものなんですが、いやあ、オンナはたくましいね!(笑)。こんなに赤裸々に書いちゃっていいんでしょうか。男性が読んだら、夢が壊れるかも。主婦の日常が、こんなにもパワフルで読み応えある物語になるのか、と目ウロコでしたよ。装丁も綺麗。

 新刊速報、更新。『消えた少年たち』が8月に文庫化だそう。


7月10日(木) 本日より、当店リニューアルオープン。開店前の1時間半は、奥歯の加速装置をスイッチオンして走りましたよ、もう!!台車をひいて、ひとりで何往復したことか!まあおかげさまでなんとか間に合いましたが。ふう〜あせったぜ。店はちょっとレジが広がって、実用書の棚が低くなって、やや明るくなった感じ。文芸書はほとんど変わらないんですけどね。

 お客様もたくさんいらして、ありがたやありがたや。やっぱり商売は売ってなんぼだね!売れた本のスリップ分けの楽しいこと楽しいこと!

 ちなみにこの1週間の激務で2キロ痩せました。が、一瞬にして戻ることでしょう。はは。

 娘の今年の七夕たんざく。「本をいっぱい買ってもらいますように」。おお、いい子だ!お買い上げの際はぜひ当店で!ってお金払うのはあたしかい!(笑)

 直木賞候補が発表になりましたね。とりあえず、「直木賞のすべて」にリンクを張っておきます。今回は何が取るかなあ。発表は7月17日(木)の夜。

 アニメ化が決まったプラネテスの公式サイト。う〜〜ん、原作ファンとしては微妙かなあ…。原作はもう少し泥臭い感じなんだけどな、キャラが。宇宙の感じが綺麗に出てたらうれしいな。幸村さんの描く、ページいっぱいに宇宙が広がってる1コマとかがすっごく好きなんで。

 ちょっとウケた、鼻兎Tシャツのコメント。「サイズはSサイズ1種類なので体格に自信のある人は気をつけてください」(笑)。

 ニュータイプ8月号の森山さんのコラム「森山和道のサイエントランス」を読んで、ダンナが『先端技術が拓く医工学の未来』(丸善)を「面白そうだから買おうかな」と言ってました。ちなみにダンナはいつもこのコラムを面白いといって読んでますよ〜>森山さん。

 ハチクロカレンダー2004も出るそうで。卓上型、13枚、予価1500円。これも買うっす〜。予約しめきりは9月16日。


7月9日(水) 仕事は休みだが、今日が改装の最終日なので、うちにいても店が気になって気になって。ああ、やっぱり仕事行けばよかったなあ…今日の荷物が…>ややワーカホリックぎみ

 庭の桔梗が咲き始めました。ニコチアナも大きくなりました。こんなにきれいに咲いてくれて、うれしい。爽やかな夏の色。ギボウシも花芽が伸びてきました。

 桔梗 ニコチアナ

  『暗黒童話』(乙一、集英社)昨夜読了。そんなんありかよ!というツッコミどころ満載の話でしたが、面白かったです。ホラーのような、ミステリのような、でも最後はほろりと切ない、乙一らしさがてんこ盛りの贅沢な1冊でした。事故により記憶をなくした少女が、左目に移植した目に宿る、少年の記憶をたどっていくと…。めっちゃグログロな話でありながら、纏め方があまりに美しかったので、読後感は意外に爽やか。それにしても、ブッ飛びな設定だよ…。このひとやっぱり、尋常じゃないというかどっか壊れてるわ。


7月8日(火) 改装作業の続き。さ、さすがにこう連日だと疲れる…。帰宅しても、ぐったりしちゃって食欲が出ない。ちょっと痩せたかも?>それはうれしいかも

 『コッペリア』(加納朋子、講談社)とかカジシンの平凡社からの新刊とか、欲しいものがいろいろ入ってくるのだが今は買えないんだよう。お預けをくらった犬状態。わん。

 とりこさんの日記(7月7日)を読んでちょっとにっこり。私も気になっていたのですよ。やはり皆もそうだったか。そうだよねー、女としては165センチで42キロ、それでいて胸とお尻がでかいってのは「ありえねえ!」よね(笑)。それではホネカワスジコさんですよ!しかしグレさん、マジで「紙幕破って登場」ってやったのか!(笑)

 マザーは、相変わらずマジカントで詰まっています。私の苦手な、レベル上げ中。レベル15じゃまだダメなのかなあ。サイパワーストーンを取っちゃったら、もうブーメランは取れないのかなあ(泣)。

 ひとの心なんて、わからないもんだ。一緒に暮らしてる肉親ですらそうなんだから、ましてや他人をや。結局は、相手を信じるか否か決めるのは自分次第。たとえ裏切られたとしても、自分が選んで決めたのだからそれでいいのだ。自分の心の命ずるままに、信じる道を行くしかないのだ。きっと誰しも。 

 ひとの価値観って本当にひとりひとり違う。とても難しい。でも違うからこそ、他人とつきあうのは面白いのだと思いたい。自分の気がつかなかったものに気づかせてくれるから。

 銀色夏生の角川文庫の新刊をちびちび読んでます。いつもの日記。ときどき、はっとする刺激的な文章があって、いろいろと考えさせられます。この人の文章を読んでいると、彼女の人生における「道」、みたいなものが見えてくるのです。いつも、彼女がその「道」をてくてくと歩いていく様子をイメージしながら読んでいます。


7月7日(月) 七夕。ってなんか毎年天気悪いよね。梅雨の最中だから仕方ないけど。今夜は蒸し暑い曇天。

 今日も改装作業。土曜日にほぼ完璧に直した文芸の棚ですが、今朝出社してみたらものの見事に破壊されてました…むきーっ!!泣きながらまた直す。時間があっという間に過ぎていく。

 ゲームキューブ+ゲームボーイプレイヤーエンジョイプラスパック、楽しみに開けてみたら、テレビとつなぐケーブル入ってないじゃん!別売りならそう言ってくれればいいのにい、店員さん。「ご一緒にケーブルはいかがですか?」って笑顔でさあ!というわけで、今日またお店に行って買ってきたのでした。


7月6日(日) 昨日も改装作業でホコリと汗まみれ。文芸の棚はだいぶ復興したのだが、他がまだまだ工事中。

 その作業の後、書店員MLのオフ会に参加。めちゃ楽しく、かつ有意義な飲み会でした。含蓄あるお言葉を聞いたり、日頃思ってることについて意見を交換したり、仕事のヒントをもらったり、舞城話をしたり。もちろん真面目な話ばかりでなく、馬鹿話、仰天話も炸裂。すごすぎてここには書けないけど(笑)。ガンダムのドラマアルバム(LPレコードよ!)持ってるって言ったら、「なんだ、昔からおたくだったんじゃん」って言われたよとほほ〜。沖縄料理もとてもおいしかったです。幹事さん、ご苦労様でした。お会いした皆様、ありがとうございました。仕事への情熱あふれる皆さんから、元気をもらいました!

 今日は1日だらだら。ふっふっふ、ゲームキューブ+ゲームボーイプレイヤーエンジョイプラスパックのバイオレット(長い)を買ってしまいました。これでテレビ画面でもマザーができるのさっ!

 遅ればせながら、麻弥さん経由で、ヒカ碁カレンダー2004情報。A2の壁掛けで、しかも全点描き下ろし。う、うれしいいい(涙)。予約締め切りは9月22日だそうです。

 お詫び。先日の5周年アンケートに、山崎さんからのメール(もちろん締め切り前に届いてた)を入れ忘れていたことが発覚。私のうっかりミスによるもので、なんとお詫びしたらよいやら。山崎さん、大変申し訳ありませんでした。急遽、追加アップしました。下から数えて3つめです。


7月4日(金) 改装作業1日目。足が痛いよう、ホコリすごいよう(泣)!電気もない、薄暗い中で汗だくになりながら、ひたすらごそごそと段ボールに本を詰めておりました。文芸の棚もぐっちゃぐちゃに。くう〜、直しがいがあるよ>やけくそ。実はこういうお祭り騒ぎは個人的には大好きなんだけどね(笑)。台車で3往復して、別の階に臨時の売り場を急遽設置も。壁の棚一本、すべて『バカの壁』で埋めてみたり。まさにバカの壁>オヤジギャグ

 別ページに移動するのがめんどくさくて日記も書きっぱなし。そうだ、トリビアの泉本、売れてます!


7月3日(木) ついに来るものが来たな、という感じ。不況の影。

 幻想文学の最終巻が入荷(涙)。最後のせいか、いつもよりちょっと厚め。

 店内改装のため、仕事がちょっとバタバタしてます。明日から来週の水曜、7月9日までちょっと店を閉めて、作業をするのです。10日からリニューアルオープン。明日からは、連日地獄の肉体労働です。体力ためとかないと。今日は早めに寝よう。しかし何より惜しいのは、この間、店で本が買えないのだ〜。今日は買いだめしたざんす。でもサイフを忘れて愉快なサザエさんだったので、同僚にお金を借りるというダメっぷり。

 新刊速報、更新。滝本竜彦が今月、角川から新刊出すよ、という話は皆ご存知なのかな?ご本人のサイトに告知出てました?


7月2日(水) 爽やかに晴れて、気持ちのいい日。なのに体調はまだ悪いのだった。

 イソトマが枯れちゃってがっかり。もうすぐ白い百合が咲きそうです。

 昨日ちらっと読んだ、編集会議8月号の佐野洋子のインタビューにしびれました。うわ、なんてカッコいいんだこのひと!

 『暗黒童話』(乙一、集英社)もうすぐ読了。やっぱグロかった…。これはめちゃくちゃ奇妙な話ですね。乙一にしか書けない小説。

 ああ、今日こそは新刊速報を更新しようと思ったのだが挫折。


7月1日(火) ううっ、今日の睡魔はめちゃくちゃ強烈だ…。しかもすごく疲れてる…。

 『ZOO』(乙一、集英社)のサイン本、売り切れました。早い。

 今年のSF大会、2日目の夕食が星雲賞受賞祝いの立食パーティーなのはいいんだけど、なんとコスプレパーティーだそうな。ひえええ。ど、どうしよう。あと、ダイジマンがSF大会で行われるSFファン交流の出張企画で、牧眞司さんとSF古本についてしゃべるそうです。なにせこのお二人は、古本という赤い糸で結ばれてるカップルというもっぱらの噂(笑)。それって赤い糸なのか?参加予定の方はぜひ聞きにいらして下さいませ。詳しい日程はまたわかりましたらアナウンスいたします。

 『奇想天外SF兵器』(新紀元社)をもとにしたフィギュアが、今日からコンビニで発売になるそうです。でもうちの近所には売ってなかったみたい。新紀元社からも、書店とセブンイレブン(フィギュア専門店も?)限定発売のフィギュアつき本6種類が発売になる予定です。

 

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