5.31(月)

 すっかり日が長くなって、夕方6時半でもまだ明るいです。もうすぐ夏至だもんねえ。ああ、その前に梅雨がある!やだなあ。梅雨で唯一うれしいのは、紫陽花が見られるってこと。引っ越す前の家に置いてきた紫陽花は、今年もきれいに咲くかしら。1500円の鉢植えを庭に植え替えたら、たちまちでっかくなってしまったのだ。よほど土があったのね。私はもう見ることもないけれど、ずっと元気で咲いていてね。

 え〜、ちょっとおわび。銀河通信6月号は、ちょっと遅れる模様です。大変申し訳ありません。全力を尽くして急ぎますが(わかってますね、ダイジマン!)、とりあえずまだ原稿があがってないので、アップは6月になってしまいます。もう少々お待ちを!

 基本的に今のやりかたとしては、紙版の乱読は、ウェブの原稿を手直しして入れてます。不思議なことに、ウェブ版の文章をそのまま紙に印刷すると、ものすごく違和感があるのです。前に栗本薫の『タナトスの子供たち』でも、どこかの書評に書かれてましたが(これはパソコン通信の文章をそのまま本にしたので、顔文字まで入ってる)、ネットの文体そのままだとどうにもおさまりが悪い。やはりネットの文体というのは特殊なようです。そのまま紙媒体にすると、文章が柔らかすぎる。逆に本のような文章でネットに書くと固すぎるし。ネットの文というのは、しゃべり言葉と書き言葉のちょうど中間にあるような気がします。これはいわば新しい日本語の文体だと思います。誰か、これ研究しないかなあ。なんて、もうとっくにしてるのかな?

 この違いはなぜおきるのでしょう?モニタの文字を読むのが疲れるからかなあ。モニタで難しい文章を読むのはとても骨が折れる。目も疲れるし。文字の量が多ければなおさらのこと。でもネットというのは、文字で思いを伝え合うところだから、文字をたくさん読まねばならないのは必然。だから、さらさらっと読み流せる文体が自然発生したのではないかなあ。それとも単にチャットのせいかな?あれは文章でのおしゃべりだもんね。


5.30(日)

 今日もいい天気!こんな日はやっぱり洗濯と布団干し。あと、ずっとやろうと思ってた服の片付けと処分をやりました。もう着ないだろうな、と思われる服やTシャツを、思いきってずばずばと切ってボロ布として整理しました。服も本も、ほっとくとどんどんたまってしまうのよね。ブックオフにも売りに行かなきゃなあ。

 なんでこう日常の雑事っていっぱいあるんだろう。特に片付け物!手紙とか、領収書とか、レシートとか、もうほっとくとたまりまくっちゃって(ほっとくからだろ>自分)。こういうのをきちっと片付けてる人ってホント尊敬するな。きちんと片付いたお家に行くと、いったいどうしてるんだろうかと不思議でたまらないです。

 仕事の郵便物はためないから、やっぱ気持ちの問題かなあ。「やらなきゃいけない!」と思ってるものと、「ま、めんどうだからあとでいいや」と思ってるものと。家事って、切羽詰ったものがないから、ついつい後回しでいいやと思うことはずるずるのばしがちになっちゃう。いかんなあ、ルーズで。家だとついつい、自分のやりたいことを優先してしまうんだよな。例えばネットとか本とか原稿とかマンガとか…(笑)。これで専業主婦になんぞなってしまったら、もっと歯止めがきかなくなって、間違いなく「人間やめますか状態」に陥りそうだよ。

 うちに、意外にも神林長平の本がいっぱいあったことが判明(笑)。もう品切れだか絶版だかの光文社文庫のとかもほとんどあるみたい。今後の楽しみにとっといて、いつかじっくり読もうっと。


5.29(土)

 今夜は月がきれいです。ちょっとぼうっとしてるけど。もうすぐ満月かな。

 昨日、健康診断がありました。まあ特に異常はなかったようなんですが、ひとつショックなことが。し、視力が落ちたあ!いや、これだけ毎日モニターに向かってれば当たり前のような気もしますが。左目は下がってなかったのですが、右目の乱視が進んでしまったようで、Cの字がふたつ見えるんですよ(笑)。まいったなあ。これ以上進んだら、今後どうなってしまうんだろう?いつも思うのは、なにかサバイバルな事態に陥った場合、絶対生き残れる確率が健常者より低いのではないかと。もしコンタクトなしで逃げるとかってなったら、足元に何かヤバイものが落ちてても見えないでしょうから。マジで。地震、火事、その他事故などあったらと思うとこわいですね。

 昨日、『どちらかが彼女を殺した』(東野圭吾)読了。なかなか面白かったです。この方の文体、読みやすくてわりと好きかも。違和感なく、すうっと入ってくるんです。このミステリも著者がはっきり犯人は誰と書かずにぼやかしてるんですが、こないだ読んで犯人がわからず悩みまくった『誰かが彼を殺した』よりはずっと謎解きは簡単。袋とじ解説もついてるし。初心者向きです。『誰かが〜』はホントに難しかった!いまだに犯人が特定できないです、私は。たぶん○○○じゃないかと思うんだけど、違うのかなあ。東野圭吾さん、解決編とか発表してくれればいいのに〜。

 『バトル・ロアイヤル』が売れ始めました。新聞などにいい書評がたくさん出ましたからね。これも、読んだ方が皆誉めてますね。ネットの評判もいいし。読みたくなってしまうなあ。とりあえず、買っておくかなあ。

 通勤本に『クリムゾンの迷宮』(貴志祐介)を読み始めました。なかなか面白そう。ところで、『黒い家』秋に映画化ですってねえ。誰がやるんだろう、菰田幸子!知りたいなあ。『天使の囀り』も映画化が決まったとか。角川、思いっきりメディア攻撃ですね。でも、頼むから単行本をすぐに文庫化するのはやめてね。読者はうれしいだろうけど、書店員はみんながっくりしてると思うよ、あれ。


5.28(金)

 今夜は心がおなかいっぱいに満たされてる感じ(変な表現だな)。私、やっぱり人と話すのって好きなんだな。ひとりでは生きていけない人種のようです。

 今日はこのサイトのルーツについていろいろ考えていました。

 私が紙版「銀河通信」を始めたのは、ある日新刊として入ってきた一冊の本がきっかけでした(くわしくは、本の雑誌99年2月号を参照)。で、おそるおそる最初の0号を配った私を後押ししてくれたのは、ある人がくれた一冊の雑誌でした。そうして紙版がスタートしてしばらくしてから、サイトを開設しようと思ったのもやはり、ふと秋葉原で立ち読みした一冊のパソコン解説書が原因だったんです。つまり、いつも私に最初の一歩を踏み出すきっかけを作ったのは、たった一冊の本だったわけです。

 ちょっと大げさかもしれないけれど、これらの本によって、私の人生は大きく変わりました。自分の目の前に、ぱあっと1本の道が開けたといいましょうか。ある人に、なにげにレールを敷かれてる気がしないでもないのですが(笑)。ま、でもそのレールを暴走してるのは間違いなく私なんだけど。なんだかんだいって、お互いにうまくフォローしあってるのかな。私にとってはとても大事な心のよりどころというか支えなんだけど。

 今思うと、本当に不思議です。数々の偶然が重なり、今こうしてここにいる。人との出会いの不思議、本との出会いの不思議。まさか私がこうしてSFサイトと呼ばれてしまうもの(笑)を作ろうとは、2年前には夢にも思いませんでした。今SFセミナーやSF大会に自分が参加してるなんて、3年前の自分が聞いたら「何をバカな」と一笑に伏すことでしょう。人間、先のことは本当にわからないものです。

 私を変えてくれたいくつもの偶然と出会いに心から感謝しています。照れくさくてきちんと言えなかったけれど、本当にどうもありがとう。こうして読んでくださるあなたが、何よりの大きな私の心の支えです。


5.27(木)

 いやあ、今日の風はすごかったです!千葉は特にすさまじかったみたいで、電車が止まったりしてました。今朝、吹きさらしの畑の中を娘と歩いてたら、『オズの魔法使い』のドロシーのように飛ばされるかと思いましたよ。娘も、風に向かって「もっとやさしいのがいいよ〜」と悲鳴をあげていました。雨に降られなかったのは不幸中の幸いでしたが。

 今日は「SFマガジン」を買ってきてしまいました。例のSFセミナーレポートと、神林長平特集のため。セミナーのときのインタビュウの写真がどーんと出てますね。全著作解説もビギナーにはありがたい。まだパラパラっとしか見てないんだけど、この雑誌ってマジメに隅から隅まで読むとすごくお勉強になりそうですね。当たり前か。

 昔は、一冊雑誌を買うと、ホントに隅から隅まで読み倒したものでした。たとえばLaLaとかのページの横の著者近況とかはもちろん、投稿マンガのレビューから(デビュー前の日渡早紀のレビューも読んだぞ)、果てはペンフレンド募集のハガキまで。ヒマだったのね。今は、本はありすぎるのに、読む時間がなさすぎるよ。あの小学校時代の夏休み、死ぬほどヒマだった時間を今使えたらと思う今日この頃。オトナになると、時間貧乏になるのね。というと、『モモ』(ミヒャエル・エンデ)を思い出してしまう。これを読んだ時はけっこうショックでした。

 あとの本日の収穫は、『天国島より』(須藤真澄)。これ、92年に出たものの新装版だそう。こないだ、日経新聞で『おさんぽ大王』がレビューされててうれしかったな。もっといろんな方に読んで欲しいマンガです。

 あとお昼休みにちびちび読んでてやっと今日読み終わったのは『わたしたちは繁殖している』の3巻目。内田春菊のコミックは私には少々どぎつくてダメなのですが、この出産子育てエッセイは言いたいこと言い放題でけっこう好き。いいぞいいぞ、もっと言ったれ〜と応援したくなる。でも彼女と私の決定的違いは、私はどんなにおいしそうでも自分の胎盤を食べたいとは思わないことでしょう。うげ。

 ダッシュで『どちらかが彼女を殺した』(東野圭吾)を読んじゃって、次は『OKAGE』(梶尾慎治)に行こうかな。あ、でも今日『バースディ・ブルー』(サラ・パレツキー)が出たんだよなあ。迷うなあ。って原稿書けよ!>自分


5.26(水)

 今日はいろんな思惑が見事にハズレまくるという悲惨な日でした。とらぬ狸の皮算用とはまさにこのこと。ははは(力のない笑い)。

 なんだかここんとこ、カウンタの回り方が異常に早いような気がする…。なぜだ?東京創元社効果だろうか?

 星間宇宙船で、教科書談義が盛り上がっています。光村図書の「教科書タイムトラベル」には懐かしさのあまり涙が!教えてくださったMINTさん、ありがとうございました。いやあ、あれもこれも覚えてるよ!「くじらぐも」とか「あかいスポーツカー」とか、懐かしいなあ。私は昭和41年生まれなので、ええと、47年あたりに一年生だったのかな?早生まれだから46年か?

 私は教科書は全部捨てないで段ボールに詰めてとってあるので、田舎にいけば押入れかどこかに入ってるぞ。考えてみたら教科書って、詩から科学読み物まで、あらゆる素材の入ったアンソロジーだったんですね。でも私はやっぱり物語が好きだったけど。それにしても、他の方々が口をそろえて「兄弟の国語の教科書も読んでた」とおっしゃるのでうれしくなりました。私だけではなかったのね。皆、やっぱり本が好きだったんだなあ。

 私は子供の頃、やっぱり国語の授業が一番好きでした。テストもたいていいい点だったし。小学校の国語なんて、オトナがどういう答えを望んでるか察すればいいだけだったので、私にはとても簡単でした。もしかしてイヤな子供だったのか?苦手だったのは体育(笑)。あとはみんな好きだったな。わりと小学校、中学校の成績はいい方でした。高校入ったらただの人だったけど。よくあるパターンですね。成績がいいからって委員長とかにさせられるのだけが死ぬほどいやだったな。人前に立つのが苦手なもので(私は実はあがり症の赤面症)。

 小学校4年生から6年生のときに教わった担任の先生がちょっと変わった方でした。とにかく一切授業というものをしない。「勉強は自分でやるものだ」というポリシーで、先生はいるんだけど前に座ってるだけで、全時間各自で自習。教科書を自分で読んで、それをノートにまとめていくんです。たまに国語だけは先生が問題みたいなのをひとつ出して、それについてそれぞれが思ってることを発表するという授業がありました。それも手を挙げて指されて立つというのではなく、自分で勝手に立って発表するんです。他の人とダブらずに立つタイミングが難しくて、けっこうハラハラものでした。もちろん、ひと言も発表しなくてもオッケー。

 と同時に思い出すのは、その自習時間に先生に隠れてこっそりやってた内職(笑)。親友の子とふたりで、一緒にいろいろ作りましたねえ。豆本、紙のお財布、手紙、その他いろいろ。で、授業中にこっそり手渡す。今思えば、よくあれで先生に怒られなかったなあ。絶対気がついてたと思うんだけど。その内職でつくったものたち、今でも少しだけとってあります。今、あの子に見せたらなんて言うかな。これこそ、まさに私にとってのキップルだな!もう二度と手に入らない、最高の宝物!


5.25(火)

 ここんとこ、なんとなく気持ちがだらけています。茹ですぎでくたくたのアスパラガスみたいな気持ち。なんでかなあ。特に理由はないんだけど。どうもセロリみたいにシャキシャキッとしない。心を氷水の入った冷たいボールにでも入れてざぶざぶ洗ってみたい。

 今日も晴れて暑かったです。5月としては観測史上最高の暑さだったところがいっぱいあったとか。主婦にとっては洗濯&布団干し日和でした。ああ、さっぱり!

 今日の午前中は娘の参観日でした。いやあ、保育園児っておかしい!全然先生のいうこと聞いてないんだもん!みんなてんでばらばらなの!先生も慣れたもので、もうへっちゃらでどんどん進めていくのが妙におかしかったです。ホント、毎日こんなの相手にしてるなんて大変だなあ。私も昔は保母さんって憧れたけど、今は私のような短気には到底できない仕事だと思います。絶対キレるよ。保母さんは偉大だ。

 午後はあまりに天気がいいので、暗い部屋で原稿を書く気になれず、うち中で一番気持ちのいい場所を探して、麦茶を持っていって本を読んでました。ん〜、極楽!日がさんさんとふりそそいで、ちょっと暑かったけど風が入るので爽やかでした。あまりに気持ちよいのでしばしば襲ってくる睡魔と戦いつつ、『夜明けのブギーポップ』読了。

 昨夜読み終わった『謎物語』(北村薫)とともに、乱読をどうしようか悩み中。どちらも面白かったんだけど、とりたてて何か書く必要ってないような気がして。超ショートバージョンなら書けそうだけど。そういや、『聖域』(篠田節子)も読んだのに乱読書いてなかったな。


5.24(月)

 今朝、娘に「起きようよ〜」と言われてはっと時計を見ると、なんと5時!「まだ寝てなさい」と言っても、「もう朝だよ〜!起きようよ〜!」ときかない。確かに朝だけど朝じゃないんだよママには!ママはさっき布団に入ったばかりなの!あと2時間寝かせてくれ〜。でも、そんなの聞いてくれるわけもなく、たたき起こされてしまったのであった…。もういや。

 明日は、そんな娘の参観日です。それ自体は楽しみなんだけど、ただあの主婦の団体がちょっとこわいな。知ってる人いないし。どうも、公園にたむろってしゃべってる主婦グループって苦手。とても入れそうにないし、入りたいとも思わない。きっと話してみれば、ひとりひとりはみんないい方なんだろうけど。

 昨日、テレビでタイムマシンについてやってました。パソコンしながらだったんであまりちゃんと見てたわけじゃないんだけど、マジで開発してるんですって?びっくりしました。もうできてるってホンマかいな。おかしかったのは、アインシュタインが「タイムマシンで過去に行かれるわけがない。だって今、未来からだれも来てないじゃないか」と言ったとかなんとか。おいおい、もし来てたとしても私なら黙ってるよそんなの!(笑)言ったら大騒ぎになっちゃうもんね。

 今、密かにファービーをゼッタイ買おうと思っている私。入手できるか不安ですが。あのロボット犬もいいけど、ちょっとまだ高いなあ。同じ値段で、けっこうなパソコン買えちゃうしね。5万くらいまで落ちたら考えてもいいかな。性能的にも、まだ様子見ってとこでしょうか。早く、「まるいち」みたいなロボットが発売されないかなあ。誰か、ださこにすとの方、あのロボット犬買いませんか?そしたらださこん2に連れてきてもらって、皆でかわいがるのになあ。皆で1万円ずつ出して買うってのも考えたんだけどね。どうっすか、総統?


5.23(日)

 今日は初夏の陽気で、ホントに暑かった!日差しも強くて、プールに入りたいくらいでした。うちのすぐ近くに市の公園があって、そこに市民プールがあるんです。今年は夏になったら、休みの日は娘とちょくちょく涼みに行こうかな。といっても、娘といっしょだと泳げない(子供用プールだから)。でも、ただお風呂みたいに、たぷんたぷんと水につかってるだけで気持ちいいんですよね。あ、でも、日焼けには注意しないとな。

 以前は、職場の近くのプールの会員になっていて、週1、2回くらいは仕事の後とかに行って泳いでました。といっても、マジに泳ぐの遅いんですけど(私は体育の成績いつも2)。超マイペースだったけど、体を動かすだけで気持ち良かったなあ。娘が産まれてからは、ちょっと実験してみようと思って、生後7ヶ月前後の頃に連れて行ってみました。予想に違わず全然水をこわがらない子でした。度胸の座ったヤツ。同じ頃、グアム連れてって海に入れても平気だったし。というか、親が無謀過ぎるのか?

 育児休暇を終えて職場に復帰してからは、全く運動というものをしなくなってしまい、困ったものです。仕事で動き回るのだけが唯一の運動だな。ああ、どんどんウエストに肉がついてゆく…。体重はあまり変わらないのになあ。

 本日更新の新刊速報は、ミステリ関係ノベルスに注目作品多し!


5.22(土)

 娘を寝かしつけてたら、ついうっかり自分もずるずると眠りの国に引きこまれてしまいました(笑)。おかげでまたしても更新が12時過ぎになってしまった!すみません!

 というわけで、うちもあと1ヶ月でなんと1周年を迎えるんです!いやあ、怒涛の1年でした。まさか、このサイトがここまで認知されようとは、始めた頃は夢にも思いませんでした、マジで。1日10件くれば上出来だと思ってましたのに、今やおよそ100件近く!これも本当に皆様のおかげです。ありがとうございます!!本当に、言葉では語り尽くせないほど感謝しております。

 上記のアンケート、ご面倒とは思いますが、なにとぞよろしくお願い致します。けっこう、SFやファンタジーってカッコイイ題名が多いですよね。自分も考えよう。う〜ん、何にしようかな〜。楽しみだな〜。 

 先日、ちょっと他のサイトを読んでて、または今読んでる最中の『謎物語』(北村薫、中公文庫)を読んでて思ったこと。私は何故に本を読むのか。それは、「感動したい」というのが一つと、もう一つは「驚きたい」のだということが判明しました。前者は本によって心を強く揺さぶられたいということ。後者は、ミステリにしてもSFにしても、今生きてるこの世界をひっくり返してもらうことによって、あっと驚きたいのだ、ということ。おおまかに言えば、これも感動に入りますが。

 だから、私は純文学みたいなのは苦手なんです。あれは、ワタクシ的に見るとぐだぐだうじうじしてるだけで面白くもなんともない。ワタクシ的驚きが見つからない。最近、とくにこの後者の「驚き」に惹かれる傾向が強くなってきたような気がします。これは言いかえれば「センス・オブ・ワンダー」でしょうか。ミステリにはこの言葉は使いませんが、私はこっちにも使っていいような気がします。(あ、ミステリではトリックというのか?)

 なので、うちのサイトは“「感動」と「驚き」を発掘するサイト”ということでいこうかと。だから、SFサイトと紹介していただいても、もうオッケーです(開き直り)。えっ、今さら何を言ってるんだって?(笑)


5.21(金)

 今夜は上弦の月。なんとなく空がぼうっと明るくて、星はほとんど見えません。もう、夜に半袖でいてもそんなに寒くない季節になりましたね。夜気も、早くもほんのり夏の匂いがします。そちらはいかがですか?

 ここに引っ越してきて、ほんとうによかったと思う今日この頃。初めて来た時は晩秋だったからそんなに感じなかったけれど、今みたいな緑のシーズンは、どこを見ても本当にきれいです。畑に広がる出たばかりのとうもろこしの芽のかわいいこと!ずらっと一列に行儀よく並んでいる様は、小学生の整列したところみたいです。畑のいいところは、視野が開けているところ。遠くまで見渡せるし、更に空が自分の上にわあっと広がっていて、それがすごく気持ちいい。心まで広々する。

 『ノスタルギガンテス』の乱読、昨日書いたんですが、ちょっと直さないとダメだわ。もう少々お待ちを。ああ、今夜は更新遅くなっちゃった!


5.20(木)

 う〜ん、口内炎がかなり痛みのピークに入ってます。早く峠を越えないかなあ。夕食のギョーザにも、しょうゆを付けられない今の私。

 今日は定休日明けだったので、2日分の荷物をがしがし片付けてたら1日が終ってしまいました。そろそろ月末にさしかかってきたので、新刊ラッシュが始まりそうだな。今日もけっこうありました。

 本日の昼休みのお供本は、『売れ筋の法則』(ちくま新書)。最初のさわりのところしか読んでないんだけど、「今消費が冷え込んでるというが、無駄なものを買わないようにするのは当然のことだ、今までがおかしかったのだ」というご意見に、うんまあね、と思いました。「どうしても欲しいものは、消費者はちゃんと買ってる」「もっと値段的・商品的に企業努力をせよ」…なるほど、おっしゃるとおりであります。では、書店はどうすればいいのかなあ。

 あともう一冊のお供本は、『鼻行類』(平凡社ライブラリー)。ださこん秘密会議か何かで話題になってたのを読んで、ちょっと興味を持ったので。パラパラッと見ただけなんですが、これ、すごすぎ。鼻で歩く哺乳類の図像がいっぱい載ってるんですが、その何とも珍妙な姿!で、あれ、ホントなんですかウソなんですか?その生き物たちの研究してたら、その太平洋の島が核実験で海に沈んじゃって証拠が全然ないとかって書いてあったんですが。まるっきり想像力の産物なんだろうか、やっぱり?すごくアヤシゲ。スリップの上に小さく書いてあるジャンル分けが、SFになってたのも謎(笑)。

 『ノスタルギガンテス』読了。でもこれ、乱読書くの難しいなあ。あまりに素晴らしい本って、かえって書きようがないですね。何を書いても陳腐でつまらなくなりそう…。とても、この本をうまく伝えられる自信がないです。努力はしてみますが…。ヒラノさんの書評がとにかく素晴らしい!あの書評が全てを語っています。あれ以上、書くことなど何もない気がします。う〜ん、どうしよう…。一応、自分の言葉で書くべきでしょうかねえ。


5.19(水)

 なんか、最近私の休みの日はいつも天気が悪いなあ。日頃の行いゆえか? 

 今日の出来事は…わけあってナイショ。そうだな、今日の霧雨のように静かで穏やかで心潤う1日だったとだけ書いときましょうか。あとは、心の宝箱にしまっておきます。

 関係ないけど、雨の日の緑って気持ちいいですね。樹や草が喜んでるからかな、こちらの気持ちまで潤ってくる。今度、雨の日には思いきって緑のたっぷりある公園か小さな森でも散歩してみようかな。静かな雨の音にだけ耳を澄まして。

 さて、今日は『ノスタルギガンテス』を読了しなければ!


5.18(火)

 今、唇の右下に口内炎ができてて痛いです。これをかばってご飯を食べてたら、左の頬の内側をかんでしまいました。おかげで口内炎ダブルパンチ(涙)。ありがちですよね、これ。

 自分で言うのも何ですが、今、うちの星間宇宙船、なかなか盛り上がってて面白いです。お題は、山之口洋さんのお子様誕生をきっかけに、「いかに子供に本を読ませるか?あるいはSFものに育てるか?」です。我こそはとお思いの方、どんどんお書き込み下さい!いやあ、人の意見って新鮮ですね。掲示板つけてホントに良かった。一方通行でなく、人と交信してるな、って感じることができるから。まさに、このページの題名「ミルキーウェイ・コミュニケーション」ですよ!

 皆様、どうやって子供に本を読ませるかには頭を悩ませているようですね。あのダイジマンの「鶴の恩返し作戦」!これは名作だよ!これを残しておけないなんてもったいないなあ。うち、過去ログとってないんで。こっそりどこかにとっとこうかな。

 う〜ん、私にもよくわからないけれど、ほっといても読む子は読むんじゃないでしょうか。で、読まない子はどうやっても読まない(笑)。親にできることは、子供に種をまいてあげることだけじゃないでしょうか。種というのは、皆様がおっしゃるとおり、子供が興味を示したときに、絵本を読んであげるとか、手近に本を転がしておくとか(笑)。その芽が出るかどうかは、本の神のみぞ知る、ですね。ひょっとして発芽にすごく時間がかかるかもしれないし。

 さてさて、うちの娘には本の魅力がわかってもらえるかな?将来、いっしょに本の話ができるといいな。 


5.17(月)

 よその庭の薔薇がきれいです。電車の中から遠目で見てもわかる、鮮やかな赤!あの強烈な存在感。大輪の薔薇もいいけれど、垣根を飾る小さなつるバラはもっと好きだな。気取りがなくて、それでいてちゃんとバラの甘い香りがして。

 子供の頃、近くに京成バラ園という園芸センターみたいなのがありまして、時々親が連れてってくれました。幼稚園生くらいの頃、私はそこに咲いていた花を見て、「あっ、ほてい草だ!」と叫んで親をびっくりさせたそうです。なぜなら、親はそんな花、知りもしなかったから。いったいどこで覚えたのか、と驚いたそうです(私には記憶がないけど)。どうやら、うちにあった花の絵本を見て覚えてたらしいんですが。要するに、昔から花が好きだったんですね。

 人間の嗜好って、不思議ですね。誰に教えられるでもなく、自然に好きになる。心の中にあるひとりひとり違う鉱石が、それぞれの磁石に吸い寄せられるように。

 そうして、本という磁石に吸い寄せられた方たちが、今、このページをご覧になってるんだと思います。あなたと同じ磁石を好きでよかった。だから、こうして出会えたんですから。


5.16(日)

 今日、突然思い立って髪を切ったんですが…ちょっと失敗しちゃって悲しい気持ち。「○○○○みたいにしてください」って言ったのに〜。しょせん、素材が違いすぎたのね(笑)。ああ、2、3ヶ月鏡を見ないで生活できないものだろうか。くすん。もうちょっと考えればよかったなあ。即断即決してしまうのが、私の悪いところ。まあいいか、涼しいから。

 昨夜から、『ノスタルギガンテス』(寮美千子)読み始めました。すごいです、これ。イメージの洪水!この著者の目には、世界はこう写ってるのか。

 うちの娘は、二者択一ができません。「アイスとチョコとどっちが好き?」「えっとね〜、アイスとチョコ」「…いや、だからね、どっちか一つだったらどっち?」「えっとね、アイスとチョコ」「……」。将来、同時にふたりの人を好きになったりしたらどうするんだろう、と余計な心配をする母(笑)。

 世の中、誰しもそうやって絶えず2つの道のひとつを選びながら歩いてきて、今ここにいる。生きるってことは、結局、そうやって選択していくことだって誰かが言ってた。私自身も、あれこれ悩んだり後悔したりもするけれど、今まで歩いてきた道を振り返って大きな目で見れば、結局はこれで良かったんじゃないかな、と思う。いま私のいるここは、案外悪くないです。昔想像してたのとは大幅に違うところにたどり着いているけれど。さてさて、これからどっちに行きましょうか。

 あなたの今いるところはいかがですか?居心地のいいところですか?


5.15(土)

 昨夜は思わず一気読みしてしまったので、また寝不足。おかげで、今日は1日中ボケ気味。娘と一緒に、しっかり昼寝はしましたが(笑)。だったら夜寝て、昼間読めばいいんですが、やっぱり夜中の読書って集中しますよね。ひとりだし。世界中に、私と本だけ、という感覚がたまらなく好きなんです。

 『時計を忘れて森へ行こう』(光原百合)、超よかったです〜。詳しくは乱読に。日常の何気ない幸福を描いたミステリなんて、ちょっと他にないのでは。ミステリ色はかなり薄めだけど。北村薫系ミステリがお好きな方にはイチオシ!

 さて、お次は『ノスタルギガンテス』(寮美千子)。ネットで他の方のページ見てると、次々面白そうな本を発見してしまうから、困ったものです。ただいま、すぐ読みたいと思って食卓の脇に積んである本の高さ、およそ50センチ!(笑)しかも、さらに買ってくるからますます山は高くなるばかり。今に崩れるよ〜!先日は、出てすぐ買ったのをすっかり忘れて、『群青の夜の羽毛布』をダブり買いしてしまいました。間抜け〜。

 こないだ買った『ペルシャ猫の謎』(有栖川有栖)、表題作だけ読みましたが…あれはギャグなのか?おふざけで書いたのか?だったら、始めに「これはジョークだから怒らないように」とか書いといてくれないかしら(笑)。とりあえず、私はこれを読んだだけでぐったりしてしまったので、もう他のはいいです。時間がもったいないので(笑)。


5.14(金)

 明日はやっとお休みだ!うれしい〜。といっても、やることは掃除と洗濯と買物なんだけど。ああ、海にでも行きたいなあ。こないだのしし座流星群のとき以来、行ってないもんなあ。ひと気のない5月の浜辺って、気持ちいいんですよね。独身時代、私の運転の練習のため、よく弟と(彼氏ではないところが悲しい)海までドライブに行きました。お昼はコンビニでなにか買って、海を見ながら食べるんです。で、ただ帰ってくる。それだけなんですが、日頃水槽の中の魚のように淀んだ空気の中で生活してるから、海の風に吹かれるだけでとても気持ちよかったです。遠くの景色を見るのも、目においしかったし。

 などと書いてると、『青猫の街』(涼元悠一)を思い出してしまいます。おそらくこれから一生、「海を見に行きたい」と思うたび、私はこの本のことを思い出すでしょう。それほどガツンとくるセリフがこの本の中にあります。未読の方はぜひ。ここに書こうかと思いましたが、お楽しみはとっといた方がいいですね。

 今の通勤本は『戦争の法』(佐藤亜紀)。まだ始めの方ですが、これは新潟県がモデルなのかな?おうち本は、『時計を忘れて森へ行こう』(光原百合)。これ、最初の1ページだけで、ある登場人物にホレてしまいました(笑)。ううっ、護さん、もろ理想だわ!この人も、この本も、むちゃくちゃ好み!私の今年の私的ベストに入るかもという予感。北村薫が、男性から見た理想の女性を描いてるのと対照的に、光原さんは女性から見た理想の男性を描いてる気がします。女の子が等身大という感じで好感。加納朋子とも雰囲気近いかな。あの作風をもっと柔らかくしたような手触り。まだ読み始めたばかりなんで、あまり確実なコメントはできませんが。さあて、続きを読もうっと!わくわく!


5.13(木)

 新緑が目にしみる季節になりましたね。遠くの樹が、風に吹かれてざわざわしてるのなんかを見ると、ほんとうにうれしくなります。いつまででも、ぼーっと見ていたい。

 昨日の日記の続き。本の雑誌6月号の「真空とびひざ蹴り」について、追加というか訂正を少し。星間宇宙船に来てくださった、「げ」さんの発言を読んで、私があのコラムを少々誤解していたことが判明しました(あれはシーナ編集長が書いてらしたんですって!初めて知りました)。あれを、「今、面白い本が出てない」という風に私は解釈してしまってたんです。で、私は「そんなことはないだろう」と思ったんです。今出てる本だって、昔と変わらず面白いものがいっぱいあると。

 そういうことじゃなく、シーナさんは、他のメディアによって読書が廃れるのが悲しい、という意図で書いてらしたんですね。なるほど、それなら大いに納得です。賛成です。私もとても悲しい。本をこよなく愛する者の一人として。また、書店で働く者の一人として。危機感も、仕事をしながら、日々感じています。本が、メディアによって売れるものになってきてる点とか。最近のベストセラーは、テレビ紹介でブレイクしたものがほとんどです。話題性だけで売れてるという感じがします。それでももちろんかまわないのですが、私としてはやっぱり本は内容や作家で売れるのが本当ではないかという気がします。そういった、まっとうな売れ方をする本の売れ部数がじわりじわりと落ちてきてる。これは、普通の本読みの人が減ってるってことですよね。

 本って、面白いと思うけどな。私は、最近本当にテレビを見てないですもん。今見てるのは古畑くらい。バラエティなんてくっだらなくて、ついてるだけでもうっとうしい。映画のビデオも全然見てない。もっぱら、ネットと本です(笑)。こういうのって、片寄ってるかなあ。ただの本オタクなんだろうか。


5.12(水)

 今日は、いつもなら仕事はお休みの日なんですが、ちょっと都合で出勤しました。が、体と脳みそがすっかりお休みモードに設定されてしまってて、なんだか1日ボケまくりでした。アホな失敗をして、後輩に笑われまくり。ああ、ハズカシイ。

 どうも私は年下の子にからかわれることが多いです。年上の威厳というものが、からきしないのでしょう。弟達にも(私には弟が二人います)、子供の頃から一度も「お姉ちゃん」と呼ばれたことがありません。ふたりとも、私を「○○○ちゃん」と名前で呼ぶ(笑)。ゼッタイ姉だと思ってないよ、ヤツら。ケンカしても、よく私が負けて泣いてたからなあ(私はめちゃめちゃ悔しがり屋さんだったので)。あ、今はさすがに名前で呼ばれることは少なくなりましたよ。「姉貴」とかですかね。

 今日、「本の雑誌」6月号を買いました。今回の「本の雑誌」は、妙にSF色が強いような気がしました。なぜかというと、SFセミナーでお会いした方々が書いてるコラムがいっぱいあるから!あ、なんだ、あの人もこの人も書いてるじゃん!というわけで、ダイジマンほかSFものは22ページの「SFは永遠の少年文学だ」という高橋良平氏のコラムを読むように!(笑)鏡明の「カツカレーのSF」もなかなか。

 まだ全部読んでないんですが、今回一番私が気になったコラムは、最初のページの「真空とびひざ蹴り」です。テーマは「読書の習慣」。これを書いた方(ここって一体誰が書いてるんだろう?)は、「テレビや団欒や睡眠を犠牲にして読書は成立している」、で、今本が売れないのは、「そういった日常生活を犠牲にしてまで読むほどの面白さがないからだ」と言うんです。あるいは、「他のものに代替えされた」と。

 でも、私はこれには少しだけ反論したい。私は決して本が面白くなくなったとは思わないから。本の力自体が弱まったわけではないと思うんです。ただ、余暇をいかに使うか、ということでは、今やものすごくたくさんの選択肢がある。テレビ、ゲーム、映画、ショッピング、ネット(笑)、などなど。本がそういうものに押されてるのは確かかもしれません。

 なにしろ、現代人は疲れてる。仕事や、勉強などで毎日へとへと。だから、余暇をどう使うか、といったら、なるべく頭を休めたいんじゃないのかな。読書って、頭を使う遊びだから、ぼうっと映画やテレビを見るほうがそりゃラクですよ。つまり、本離れの原因は、本自体ではなく、忙しすぎるこの社会が原因じゃないかと私は思うんです。「時間があれば本を読みたい」と思ってる人はいっぱいいると思います。でも、皆、時間的ゆとりがない。朝から晩まで仕事だ、勉強だ、塾だ(これも今の子すごすぎ)、なんて言ってれば、ゆっくり本なんか読めませんって。

 この社会がゆとりを取り戻さない限り、読書離れは続くでしょう。子供の本離れもますますエスカレートするでしょう。当然です。これをもし変えたいというのなら、大人は残業時間を最高夜8時までに設定し、子供も塾は夜6時以降禁止にする!そんくらいやんなきゃダメですよ。


5.11(火)

 やっぱり、昨夜の目標は守れませんでした。ああもう、睡眠不足解消しようと思ったのに〜!ダメダメじゃん!

 昨日の昼休みに、『SFバカ本たいやき編』の、ちぇろ子さんの短篇だけ読みました。食後に読むにはちょっとアレな話でしたが、なかなか面白かったです。文体が、あの日記にどことなく似てて、やはりこういうのって出てしまうのかなあと思いました。次作が楽しみです。ガンガン書いて下さるといいな。

 最近学習したこと。それは、「寝かせる」ということです。いや、別に子供を寝かせるとかじゃないですよ。例えば、原稿をガーッと書いた時、すぐにああもうオッケイこれで出来上がり!とせずにひと晩寝かせておくんです。そうして翌日になってからもう一度チェックすると、昨夜は気付かなかった悪いところや間違いが見えるようになる。また、新しく追加したい文章や、昨日は思いつかなかったうまい言い回しが浮かんできたりもする。私はなにせめちゃめちゃせっかちなので、早いけど穴だらけ、ってのがよくあるんです。これからは、ちょっとそういう点を改めて、ひと呼吸おくってのをやってみようかな、などと思っています。実はこれはある人のマネなんだけど。

 これはいろいろと応用がききます。例えば、ものをなくして、探しても探しても見つからない時。こういう時は、いくら焦って探してもゼッタイ出てこない。そんな時は、あきらめて寝てしまうわけです。そうすると翌日、「あれ?そういえばあそこでは?」というのがふいにひらめいたりするものです。悩み事なんかも、つきつめて考えすぎないで、一度寝かせると案外いい解決法が見つかるのかもしれません。

 さてさて、次は何を読もう?あっ、そういえば、有栖川有栖の新刊(『ペルシャ猫の謎』講談社ノベルス)を買ってきてしまったのだった!だってねえ、これの帯をご覧下さいよ!「ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作」って書いてあるんですよ!これが読まずにいられようか!さてさて、怒るか笑うかギャフンと言うか?


5.10(月)

 本日の目標。12時までに寝る!(笑)なにがなんでも寝るのだ!

 駅のそばにある家の垣根に咲いてる、白い鉄線の花がとてもきれいです。紫のは見たことあったけど、白いのは初めて見ました。花の直径が15センチくらいあって、すごく大きくて立派です。きっと、あの家の方は「みどりのゆび」を持ってるんだろうな。

 朝と帰りに線路沿いの道を通る時、いつも道端から伸びてる稲に似た草を触りながら歩きます。私は密かにこれを「草と握手しながら歩く」と名づけています。気をつけないと、手を切ったり、虫がくっついたりするので注意が必要ですが、これがなかなか楽しい。草に「よっ、元気?」と挨拶してるような気がして。好きなものってなんだか触りたくなるんですよね。触ることで安心する、これは動物の本能なのかな。

 『心とろかすような』(宮部みゆき)、もうちょっとで読み終わります。軽く、サクサク読める、ほのぼのミステリです。ちょっとほろ苦さもあって、なかなか。こういうの好きだなあ。今日はもう寝ちゃうから、読み終わるのは明日になるかな。


5.9(日)

 今日は、ゲーマーな友人を集めて、我が家でゲーム大会が催されました(笑)。お互いに、プレステのいろんなソフトを持ち寄ってみんなでわいわい見るわけですが、自分の持ってないゲームを見ることができるので、案外面白いんです。本日のヒットは、「猫侍」。アドベンチャーゲームなんですが、侍が全員猫の顔で笑えます。ツボにハマる方はハマるでしょう。「バスト ア ムーヴ」(このつづりでいいのかな?)も初めて見ましたが、面白そうだったなあ。「ウンジャマラミー」は私には難しすぎてとてもダメだわ。「パラッパ」より遥かにハード!

 あとは、エマノン嬢にFF攻略法をいろいろ教えてもらいました。あーんなこともこーんなことも、全然知らなかったよ!そうだったのか!道理で弱いわけだわさ!がしがしメモってしまいました。やっぱ、あのジャンクションシステムは難しすぎだよお。なんでも吸い取り紙のようにすうっと頭に入っちゃう子供と違って、もうガチガチに固くなっちゃった私の脳みそじゃついていけないよ。とほほ。生粋のゲーマーでもないし。エマノン嬢、ご教授感謝!ビデオに撮ったエンディングも見せてもらいました。ネタバレだったけどいいのだ。トンベリやサボテンダーに早く会いたいよ!このところ全然手つかずだもんなあ。1週間くらい、プレステ持って異次元の世界に行ってずっとゲームしてる、わけにはいかないだろうか?で、帰ってきても現実世界では1分くらいしか経ってないとかさ。よくあるでしょ?こういう話。(いやそれは本の中の話だってばさ)

 超ひさびさに(ほぼ半年ぶりだよ!)、コミック乱読追加。以前の銀河通信に書いたコミックの原稿もまとめました。画像も、今度全部入れるつもりです。今度っていつかは聞かないでね(笑)。

 なんとなんと、あの『うさぎ屋本舗』の妹尾ゆふ子さんが、このサイトにリンクして下さいました!ひええ!驚いた!本当に、意外なところで意外な方にアクセスしていただいてて、こちらとしてはビックリするばかりです。まだネットデビューする前、よく谷山浩子さんのとこから飛んで『うさぎ屋』さんのページを見て「うおお、いいなあ、このページ」とか思ってましたから。まさか、そのご本人からリンクしていただくことになろうとは!本当にありがとうございました。今これをご覧になってるあなたにも、いつも日々感謝しておりますよ!


5.8(土)

 昨日の日記を読んだダイジマンいわく、「キミの悩みを解決してあげよう。『幻想文学大事典』(20000円)を買いなさい。『星新一ショートショート集』(30000円)を買うと更にいい。」…おいおい、アヤシげな壷を売る人みたいだよ、それじゃあ(笑)。でもなんか軽くなったな。悩んでるのがバカらしくなっちゃった。どうもサンキュ。

 明日は母の日です。おととい、娘を保育園に迎えにいったら、「今日はママにプレゼントがあるんだよ!」といって、牛乳パックでつくったペン立てをくれました。うれしかったなあ。なんか私、お母さんみたい!(お母さんなんだってば)そういえば、昔私も幼稚園や小学校でよく作らされました。ジャムのビンに紙粘土をつけて、色を塗ってニスを塗って、父の日や母の日にプレゼントするってやつ。懐かしかったです。しかし、あの自分が今やもらう立場とは!いまだに不思議な気がします。あげてた自分をまだよく覚えてるというのに。

 子供に何かもらうのって、うれしいもんですね。たとえ道端の花や、がらくたみたいなおもちゃや、お菓子ひとつでも。何かを人にあげよう、と思うのは、相手に対するちょっとした思いやりとか、純粋で素朴な好意のような気がします。子供が自分に好意をもってくれてるんだな、と思うとうれしいです。そういう小さな優しさがちゃんと娘の心に育ってる、と思うと更にうれしいです。

  昨日書いた講談社ノベルスの件ですが、どうも発売が12日頃に延びてる模様です。もうしばらくお待ちを!


5.7(金)

 ふう。ちょっと精神的に弱まっています。原因はわかってるんだけど。物事から逃げてる限りは、それはいつまでたっても解決しないんだよな。

 この頃、食に関する興味が薄れてきてヤバイです。お腹は空くのですが、空腹を回避さえすればいいや、みたいな。なんでもいいの。錠剤流し込むだけ、みたいな未来の食事みたいなのでもいい、などと思ってしまいます。もう成長期じゃないから、生命維持さえできればいいんですよね、食事なんて。私はこの世にチョコレートさえあればいいの。ああ、なんか非常に弱まってるよ〜。

 今日、『夜明けのブギーポップ』発売になりました!皆様、明日は書店へゴー!私もちゃんと買ってきましたよ。短篇集みたいですね。目次が見当たらなくて探しまくってたら、前の何枚かのイラストのページが目次になってました。これじゃわからんよ!(笑)

 そういえば、恩田陸ファンの方、『不安な童話』(祥伝社文庫)はもうお買い上げになりました?もう発売されてますから、ぜひお求めを!え?新書でもう読んだ?それはエライ!今日、文庫の装丁を見ましたが、ワタクシ的には新書の方がよかったな。切り絵風のイラストが、なんとなくこわくてストーリーによく合ってたんですよ。まあ、最初にそっちで読んだからという先入観もありましょうが。

 あと、東京など都市部にお住まいの方におたずねします。講談社ノベルスの5月の新刊って、もう店頭に並んでました?出版社の発表では、5月5日発売予定だったんですが、うちには今日も来てなかったような気がするんですが…。延びてるのかな?

 昨夜、『奇蹟の輝き』読了。溝口様、遅くなりましたが宿題終りましたよ!(笑)詳しくは乱読に。現在は、『心とろかすような』(宮部みゆき)にとりかかり、今1/3くらい読んだところ。とても宮部らしくていい感じです。友人が、『恋』(小池真理子)がとてもよかったと言ってました。今年のベスト1とのこと。読んだ方、いかがでしたか?私は、あらすじを読んだ限りでは、うーん、口に合うかなあ、と悩めるところ。


5.6(木)

 今日、父親からメールが来て、ビビりました。前から、サイト開いてるってことは言ってたんですが。ちょっちイエローカード出されちゃいました。まずい、これから日記にうかつなことは書けないぞ(笑)。父上、読んでますか〜?ダメダメな娘でごめんなさ〜い!

 今日は1日中、なんだかボーッとしてました。寝不足のせいか?ずっと夢の中にいるような感じでした。ゴールデンウィークも終わり、お店も静かで、平和な1日でした。

 今日話をした出版社の方によると、『柔らかな頬』(桐野夏生)がとてもよかったそうです。私は、桐野夏生は『OUT』を読んで挫折したんですよね。ちょっと高村薫テイストだったな。思うに、ミステリファンって、大きく分けると宮部みゆき派と高村薫派の2タイプに分かれると思うんですよ。簡単に言うと、柔らかいのと固いのかな。ホントはもっと複雑ですが。私は断然、宮部みゆき派です。高村はねえ、ちょっと口に合わないみたいです。どこまでもずぶずぶ暗く沈んでいってしまって、救いがないのがつらいかな。宮部さんのラストも救いのないものもありますが、彼女は人間というものに希望を持っているので、そんなに暗くはならないんです。必ず、小さくてもどこかに光がともってる。そこがとても好きなんです。

 リンクのページをいろいろ直しました。日頃お世話になっている、ださこにすと達(ださこん参加者)を、ページのトップに持ってきました。よく見にいくページばかりだしね。新たにリンクを張った方もたくさんいらっしゃいます。どのページもお薦め!掲示板リンクも、そのうち作ろうかな、とは思ってるんですが…。


5.5(水)

 ああ、今目の前を蚊が!虫の季節になりましたねえ。いやだなあ。蚊も、蝿も嫌いじゃよ〜!

 先日、セミナーで2日間もダンナと娘をほったらかしにしたので、今日は家族サービス。池袋まで「ウォレスとグルミット」の展覧会を見に行ってきました(って自分の趣味じゃん!)。プッチンプリンのCMでご存知の方も多いはず。このクレイアニメの撮影に実際に使った人形などを見てきました。(プリンのミニチュアもあった!よくできてて感心!)意外とねえ、小さいんですよ。ウォレスが15センチくらい、グルミットが10センチといったところでしょうか。小道具もよくできてました。小さくてかわいくて、ドールハウスみたい。アニメだと大きく感じるんですがね。

 あとは、偶然やってた古本市をちょっとのぞいて来ました。でも、めぼしいものなし。がっくり。日頃、古本あさりになれてないから、探すの下手なのかなあ。くすん。

 ついでに「まんがの森」へ。前から読みたいと思ってた『まるいち的風景』(柳原望、花とゆめコミックス)を発見したのでゲットし、帰りの電車の中で読みました。「まるいち」という主人の動きをトレースする家庭用ロボットの話なんですが、よかったです。泣けました。(にしても、いい年して、電車でマンガ読んで泣くなよ!恥ずかしいぞ!>私。)この作者、設定がメチャクチャ強引で無理があり、ツッコミ入れたらボロがいくらでも出てくるような話を書くんですが、そのマイナスを埋めて余りある長所があります。それは、気持ちがとてもストレートに書かれてて、読者の胸を打つこと!1話目なんてもう、号泣!作者の思いが、ガンガン伝わってきます。テクニックより、ハートで勝ってるんです。話の感じは全然違いますが、初期の高河ゆんや吉本ばななみたいなタイプですかね。乱読の原稿を書きたくなるマンガに久々に出会えて、今日はとても幸せでした〜。


5.4 (火)

 昨夜、3時までかかってSFセミナーレポート完成。今回はざっと感想を書くだけにしようと思ってたのに、気がついたらまた膨大な量になってしまった…。ああ、いったいなんのために、誰のために、死ぬほど眠い思いをしてまでこんなことをしているのだろう、私は??とにかく、読むのも大変だと思いますので、あまり真剣に読まずに流し読みして下さいね(笑)。コンベンション関係レポートが増えてしまったので、サブメニューにコンテンツを作ってひとつにまとめました。また7月にはSF大会、9月にはださこん2もあることだし。なんだかどんどんアヤシイ世界にハマってしまってるなあ。もう普通のヒトには戻れないのだろうか?(涙)責任とってよ〜、ダイジマン!(オレは知らないよ、勝手にハマッたくせに、という声が聞こえそうだが)


5.3(月)

 ただいま〜!SFセミナーから無事帰還いたしました。いやあ、楽しかったですよ。それにしても濃かったです。日本で最高に濃いSFものの集まりでしょう、あれは。ひたすらこの人達すごすぎ、とつぶやきながら、周りの面々を眺めておりました。ださこんで多少免疫はできていたものの、あのレベルにはもう脱帽。ホントに、なんでみんなあんなに物知りなんだろう???

 そうやって周りを見渡しながら思っていたのは、とにかく皆生き生きとしてて楽しそう、ということ。社会的には立派なオトナなんだけれど、実は皆、中身はピュアな柔らかい心を持った少年少女のまんまなんじゃないかな。中島みゆきの歌に、「ガラスの靴を女は 隠して持っています 紙飛行機を男は 隠して持っています」という歌詞があるんですが、彼らにとってSFはまさにその紙飛行機ではないかと。自分の好きなことに夢中になって楽しんでる人の顔って、本当にいいですね。たくさんの少年少女に会えて、私もとても楽しい時を過ごせました。スタッフの皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。ダイジマンもね。また来年も行きたいな。

 というわけで、今レポート書いてます。うまくいけば、今夜アップできるんだけど。明日にしようかなあ。


5.1(土)

 昨夜、めでたく20000カウントいきました!ゲットされたのは、ざっぱー様でした!ありがとうございました。年表に、お名前を刻ませていただきました。いつもアクセスしてくださる皆様、本当にありがとうございます!あなたのおかげです!

 さてさて、いよいよ明日はSFセミナーです。ドキドキ!楽しみ!なによりうれしいのは、ださこんでお世話になった皆様にまたお会いできること!5月なんてまだまだ先だと思ってたら、あっという間だったなあ。今回のセミナーは、ダイジマンはスタッフとして参加するので、なんだか忙しそうです。まさか、自分が作る側にまわろうとは、と感慨深げでした。がんばってね、明日のSF界をしょって立つのはキミたちだ!(え?私?私はただの野次馬ですから、ほほほ)ちゃんとバトンを受けとって、次の世代に渡してね。

 それにしても私がいつも不思議に思うのは、SF関係の方々って、非常にSFの未来について危惧を抱いてらっしゃるように見えることなんです。このジャンルは売れないから、だんだん縮小していって、ついにはなくなってしまうんじゃないか、とか。でも、私は全くの杞憂だと思います。のーぷろぶれむ!だってだって、SFファンの情熱の度合いといったらハンパじゃないんですよ、皆様!私は、あんなにまで好きなものについて熱く語れる人々を他に見たことがありません。あれだけSFを愛する人々、支持する人々がいるのに、いったい何を心配することがありましょう?そりゃ、人数は少ないかもしれません。でもでも、あれほどのパワーがあれば十分だと思います。一人で、100人分くらいのパワーをお持ちですよ、あの方々は。いや、ほんとマジで。大丈夫、大丈夫。例え発行部数は減っても、彼らがいる限り、絶対にSFは滅びたりなんぞしませんって!(なんて書くと、またダイジマンに喜ばれてしまいそうだな)

 SFの滅亡を防ぐ為の、あるひとつの計画をご披露しましょう。あのね、今若い方はアレだけど、いずれ皆様結婚なさってお子様が生まれたりなんぞしますよね。そしたら!これを明日のSFものとして育てればいいのです!簡単なことじゃありませんか!もちろん、無理じいはしないのがポイント。でも、さりげなく子供の周辺をSF的環境にもっていけばいいのです。ほほほ。

 うちなんか、ウルトラマンのビデオを2歳で見せたら一発でハマリましたからねえ。以来、ぬいぐるみなどには全く興味無し。とにかく、ウルトラマンやメガレンジャーですもん。靴やTシャツもその柄なので、保育園で「どうして男の子の(柄)なの?」と先生に不思議がられたものです。そう、ウルトラマンとかって必ず青か黒で男の子用なんですよ。あれってヘンだよな。うちの娘は、冬の間は青いメガレンジャー手袋で、黒いウルトラマンの靴をはいて、嬉々として保育園に通っておりました。最近、ちょっとキティちゃんにハマってますが。でも、将来の夢は「メガレッドになること」です(笑)。

 まだまだありますよ〜、明日のSFもの製造法!お月様や星を見せる、宇宙の本をさりげなく置いとく、などなど。詳しくはまた今度。

 新刊速報、6月発売予定の文庫をどっさり入れました。オイシイの、たくさんあり!

5.12(水)

 今日は、いつもなら仕事はお休みの日なんですが、ちょっと都合で出勤しました。が、体と脳みそがすっかりお休みモードに設定されてしまってて、なんだか1日ボケまくりでした。アホな失敗をして、後輩に笑われまくり。ああ、ハズカシイ。

 どうも私は年下の子にからかわれることが多いです。年上の威厳というものが、からきしないのでしょう。弟達にも(私には弟が二人います)、子供の頃から一度も「お姉ちゃん」と呼ばれたことがありません。ふたりとも、私を「○○○ちゃん」と名前で呼ぶ(笑)。ゼッタイ姉だと思ってないよ、ヤツら。ケンカしても、よく私が負けて泣いてたからなあ(私はめちゃめちゃ悔しがり屋さんだったので)。あ、今はさすがに名前で呼ばれることは少なくなりましたよ。「姉貴」とかですかね。

 今日、「本の雑誌」6月号を買いました。今回の「本の雑誌」は、妙にSF色が強いような気がしました。なぜかというと、SFセミナーでお会いした方々が書いてるコラムがいっぱいあるから!あ、なんだ、あの人もこの人も書いてるじゃん!というわけで、ダイジマンほかSFものは22ページの「SFは永遠の少年文学だ」という高橋良平氏のコラムを読むように!(笑)鏡明の「カツカレーのSF」もなかなか。

 まだ全部読んでないんですが、今回一番私が気になったコラムは、最初のページの「真空とびひざ蹴り」です。テーマは「読書の習慣」。これを書いた方(ここって一体誰が書いてるんだろう?)は、「テレビや団欒や睡眠を犠牲にして読書は成立している」、で、今本が売れないのは、「そういった日常生活を犠牲にしてまで読むほどの面白さがないからだ」と言うんです。あるいは、「他のものに代替えされた」と。

 でも、私はこれには少しだけ反論したい。私は決して本が面白くなくなったとは思わないから。本の力自体が弱まったわけではないと思うんです。ただ、余暇をいかに使うか、ということでは、今やものすごくたくさんの選択肢がある。テレビ、ゲーム、映画、ショッピング、ネット(笑)、などなど。本がそういうものに押されてるのは確かかもしれません。

 なにしろ、現代人は疲れてる。仕事や、勉強などで毎日へとへと。だから、余暇をどう使うか、といったら、なるべく頭を休めたいんじゃないのかな。読書って、頭を使う遊びだから、ぼうっと映画やテレビを見るほうがそりゃラクですよ。つまり、本離れの原因は、本自体ではなく、忙しすぎるこの社会が原因じゃないかと私は思うんです。「時間があれば本を読みたい」と思ってる人はいっぱいいると思います。でも、皆、時間的ゆとりがない。朝から晩まで仕事だ、勉強だ、塾だ(これも今の子すごすぎ)、なんて言ってれば、ゆっくり本なんか読めませんって。

 この社会がゆとりを取り戻さない限り、読書離れは続くでしょう。子供の本離れもますますエスカレートするでしょう。当然です。これをもし変えたいというのなら、大人は残業時間を最高夜8時までに設定し、子供も塾は夜6時以降禁止にする!そんくらいやんなきゃダメですよ。


5.11(火)

 やっぱり、昨夜の目標は守れませんでした。ああもう、睡眠不足解消しようと思ったのに〜!ダメダメじゃん!

 昨日の昼休みに、『SFバカ本たいやき編』の、ちぇろ子さんの短篇だけ読みました。食後に読むにはちょっとアレな話でしたが、なかなか面白かったです。文体が、あの日記にどことなく似てて、やはりこういうのって出てしまうのかなあと思いました。次作が楽しみです。ガンガン書いて下さるといいな。

 最近学習したこと。それは、「寝かせる」ということです。いや、別に子供を寝かせるとかじゃないですよ。例えば、原稿をガーッと書いた時、すぐにああもうオッケイこれで出来上がり!とせずにひと晩寝かせておくんです。そうして翌日になってからもう一度チェックすると、昨夜は気付かなかった悪いところや間違いが見えるようになる。また、新しく追加したい文章や、昨日は思いつかなかったうまい言い回しが浮かんできたりもする。私はなにせめちゃめちゃせっかちなので、早いけど穴だらけ、ってのがよくあるんです。これからは、ちょっとそういう点を改めて、ひと呼吸おくってのをやってみようかな、などと思っています。実はこれはある人のマネなんだけど。

 これはいろいろと応用がききます。例えば、ものをなくして、探しても探しても見つからない時。こういう時は、いくら焦って探してもゼッタイ出てこない。そんな時は、あきらめて寝てしまうわけです。そうすると翌日、「あれ?そういえばあそこでは?」というのがふいにひらめいたりするものです。悩み事なんかも、つきつめて考えすぎないで、一度寝かせると案外いい解決法が見つかるのかもしれません。

 さてさて、次は何を読もう?あっ、そういえば、有栖川有栖の新刊(『ペルシャ猫の謎』講談社ノベルス)を買ってきてしまったのだった!だってねえ、これの帯をご覧下さいよ!「ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作」って書いてあるんですよ!これが読まずにいられようか!さてさて、怒るか笑うかギャフンと言うか?


5.10(月)

 本日の目標。12時までに寝る!(笑)なにがなんでも寝るのだ!

 駅のそばにある家の垣根に咲いてる、白い鉄線の花がとてもきれいです。紫のは見たことあったけど、白いのは初めて見ました。花の直径が15センチくらいあって、すごく大きくて立派です。きっと、あの家の方は「みどりのゆび」を持ってるんだろうな。

 朝と帰りに線路沿いの道を通る時、いつも道端から伸びてる稲に似た草を触りながら歩きます。私は密かにこれを「草と握手しながら歩く」と名づけています。気をつけないと、手を切ったり、虫がくっついたりするので注意が必要ですが、これがなかなか楽しい。草に「よっ、元気?」と挨拶してるような気がして。好きなものってなんだか触りたくなるんですよね。触ることで安心する、これは動物の本能なのかな。

 『心とろかすような』(宮部みゆき)、もうちょっとで読み終わります。軽く、サクサク読める、ほのぼのミステリです。ちょっとほろ苦さもあって、なかなか。こういうの好きだなあ。今日はもう寝ちゃうから、読み終わるのは明日になるかな。


5.9(日)

 今日は、ゲーマーな友人を集めて、我が家でゲーム大会が催されました(笑)。お互いに、プレステのいろんなソフトを持ち寄ってみんなでわいわい見るわけですが、自分の持ってないゲームを見ることができるので、案外面白いんです。本日のヒットは、「猫侍」。アドベンチャーゲームなんですが、侍が全員猫の顔で笑えます。ツボにハマる方はハマるでしょう。「バスト ア ムーヴ」(このつづりでいいのかな?)も初めて見ましたが、面白そうだったなあ。「ウンジャマラミー」は私には難しすぎてとてもダメだわ。「パラッパ」より遥かにハード!

 あとは、エマノン嬢にFF攻略法をいろいろ教えてもらいました。あーんなこともこーんなことも、全然知らなかったよ!そうだったのか!道理で弱いわけだわさ!がしがしメモってしまいました。やっぱ、あのジャンクションシステムは難しすぎだよお。なんでも吸い取り紙のようにすうっと頭に入っちゃう子供と違って、もうガチガチに固くなっちゃった私の脳みそじゃついていけないよ。とほほ。生粋のゲーマーでもないし。エマノン嬢、ご教授感謝!ビデオに撮ったエンディングも見せてもらいました。ネタバレだったけどいいのだ。トンベリやサボテンダーに早く会いたいよ!このところ全然手つかずだもんなあ。1週間くらい、プレステ持って異次元の世界に行ってずっとゲームしてる、わけにはいかないだろうか?で、帰ってきても現実世界では1分くらいしか経ってないとかさ。よくあるでしょ?こういう話。(いやそれは本の中の話だってばさ)

 超ひさびさに(ほぼ半年ぶりだよ!)、コミック乱読追加。以前の銀河通信に書いたコミックの原稿もまとめました。画像も、今度全部入れるつもりです。今度っていつかは聞かないでね(笑)。

 なんとなんと、あの『うさぎ屋本舗』の妹尾ゆふ子さんが、このサイトにリンクして下さいました!ひええ!驚いた!本当に、意外なところで意外な方にアクセスしていただいてて、こちらとしてはビックリするばかりです。まだネットデビューする前、よく谷山浩子さんのとこから飛んで『うさぎ屋』さんのページを見て「うおお、いいなあ、このページ」とか思ってましたから。まさか、そのご本人からリンクしていただくことになろうとは!本当にありがとうございました。今これをご覧になってるあなたにも、いつも日々感謝しておりますよ!


5.8(土)

 昨日の日記を読んだダイジマンいわく、「キミの悩みを解決してあげよう。『幻想文学大事典』(20000円)を買いなさい。『星新一ショートショート集』(30000円)を買うと更にいい。」…おいおい、アヤシげな壷を売る人みたいだよ、それじゃあ(笑)。でもなんか軽くなったな。悩んでるのがバカらしくなっちゃった。どうもサンキュ。

 明日は母の日です。おととい、娘を保育園に迎えにいったら、「今日はママにプレゼントがあるんだよ!」といって、牛乳パックでつくったペン立てをくれました。うれしかったなあ。なんか私、お母さんみたい!(お母さんなんだってば)そういえば、昔私も幼稚園や小学校でよく作らされました。ジャムのビンに紙粘土をつけて、色を塗ってニスを塗って、父の日や母の日にプレゼントするってやつ。懐かしかったです。しかし、あの自分が今やもらう立場とは!いまだに不思議な気がします。あげてた自分をまだよく覚えてるというのに。

 子供に何かもらうのって、うれしいもんですね。たとえ道端の花や、がらくたみたいなおもちゃや、お菓子ひとつでも。何かを人にあげよう、と思うのは、相手に対するちょっとした思いやりとか、純粋で素朴な好意のような気がします。子供が自分に好意をもってくれてるんだな、と思うとうれしいです。そういう小さな優しさがちゃんと娘の心に育ってる、と思うと更にうれしいです。

  昨日書いた講談社ノベルスの件ですが、どうも発売が12日頃に延びてる模様です。もうしばらくお待ちを!


5.7(金)

 ふう。ちょっと精神的に弱まっています。原因はわかってるんだけど。物事から逃げてる限りは、それはいつまでたっても解決しないんだよな。

 この頃、食に関する興味が薄れてきてヤバイです。お腹は空くのですが、空腹を回避さえすればいいや、みたいな。なんでもいいの。錠剤流し込むだけ、みたいな未来の食事みたいなのでもいい、などと思ってしまいます。もう成長期じゃないから、生命維持さえできればいいんですよね、食事なんて。私はこの世にチョコレートさえあればいいの。ああ、なんか非常に弱まってるよ〜。

 今日、『夜明けのブギーポップ』発売になりました!皆様、明日は書店へゴー!私もちゃんと買ってきましたよ。短篇集みたいですね。目次が見当たらなくて探しまくってたら、前の何枚かのイラストのページが目次になってました。これじゃわからんよ!(笑)

 そういえば、恩田陸ファンの方、『不安な童話』(祥伝社文庫)はもうお買い上げになりました?もう発売されてますから、ぜひお求めを!え?新書でもう読んだ?それはエライ!今日、文庫の装丁を見ましたが、ワタクシ的には新書の方がよかったな。切り絵風のイラストが、なんとなくこわくてストーリーによく合ってたんですよ。まあ、最初にそっちで読んだからという先入観もありましょうが。

 あと、東京など都市部にお住まいの方におたずねします。講談社ノベルスの5月の新刊って、もう店頭に並んでました?出版社の発表では、5月5日発売予定だったんですが、うちには今日も来てなかったような気がするんですが…。延びてるのかな?

 昨夜、『奇蹟の輝き』読了。溝口様、遅くなりましたが宿題終りましたよ!(笑)詳しくは乱読に。現在は、『心とろかすような』(宮部みゆき)にとりかかり、今1/3くらい読んだところ。とても宮部らしくていい感じです。友人が、『恋』(小池真理子)がとてもよかったと言ってました。今年のベスト1とのこと。読んだ方、いかがでしたか?私は、あらすじを読んだ限りでは、うーん、口に合うかなあ、と悩めるところ。


5.6(木)

 今日、父親からメールが来て、ビビりました。前から、サイト開いてるってことは言ってたんですが。ちょっちイエローカード出されちゃいました。まずい、これから日記にうかつなことは書けないぞ(笑)。父上、読んでますか〜?ダメダメな娘でごめんなさ〜い!

 今日は1日中、なんだかボーッとしてました。寝不足のせいか?ずっと夢の中にいるような感じでした。ゴールデンウィークも終わり、お店も静かで、平和な1日でした。

 今日話をした出版社の方によると、『柔らかな頬』(桐野夏生)がとてもよかったそうです。私は、桐野夏生は『OUT』を読んで挫折したんですよね。ちょっと高村薫テイストだったな。思うに、ミステリファンって、大きく分けると宮部みゆき派と高村薫派の2タイプに分かれると思うんですよ。簡単に言うと、柔らかいのと固いのかな。ホントはもっと複雑ですが。私は断然、宮部みゆき派です。高村はねえ、ちょっと口に合わないみたいです。どこまでもずぶずぶ暗く沈んでいってしまって、救いがないのがつらいかな。宮部さんのラストも救いのないものもありますが、彼女は人間というものに希望を持っているので、そんなに暗くはならないんです。必ず、小さくてもどこかに光がともってる。そこがとても好きなんです。

 リンクのページをいろいろ直しました。日頃お世話になっている、ださこにすと達(ださこん参加者)を、ページのトップに持ってきました。よく見にいくページばかりだしね。新たにリンクを張った方もたくさんいらっしゃいます。どのページもお薦め!掲示板リンクも、そのうち作ろうかな、とは思ってるんですが…。


5.5(水)

 ああ、今目の前を蚊が!虫の季節になりましたねえ。いやだなあ。蚊も、蝿も嫌いじゃよ〜!

 先日、セミナーで2日間もダンナと娘をほったらかしにしたので、今日は家族サービス。池袋まで「ウォレスとグルミット」の展覧会を見に行ってきました(って自分の趣味じゃん!)。プッチンプリンのCMでご存知の方も多いはず。このクレイアニメの撮影に実際に使った人形などを見てきました。(プリンのミニチュアもあった!よくできてて感心!)意外とねえ、小さいんですよ。ウォレスが15センチくらい、グルミットが10センチといったところでしょうか。小道具もよくできてました。小さくてかわいくて、ドールハウスみたい。アニメだと大きく感じるんですがね。

 あとは、偶然やってた古本市をちょっとのぞいて来ました。でも、めぼしいものなし。がっくり。日頃、古本あさりになれてないから、探すの下手なのかなあ。くすん。

 ついでに「まんがの森」へ。前から読みたいと思ってた『まるいち的風景』(柳原望、花とゆめコミックス)を発見したのでゲットし、帰りの電車の中で読みました。「まるいち」という主人の動きをトレースする家庭用ロボットの話なんですが、よかったです。泣けました。(にしても、いい年して、電車でマンガ読んで泣くなよ!恥ずかしいぞ!>私。)この作者、設定がメチャクチャ強引で無理があり、ツッコミ入れたらボロがいくらでも出てくるような話を書くんですが、そのマイナスを埋めて余りある長所があります。それは、気持ちがとてもストレートに書かれてて、読者の胸を打つこと!1話目なんてもう、号泣!作者の思いが、ガンガン伝わってきます。テクニックより、ハートで勝ってるんです。話の感じは全然違いますが、初期の高河ゆんや吉本ばななみたいなタイプですかね。乱読の原稿を書きたくなるマンガに久々に出会えて、今日はとても幸せでした〜。


5.4 (火)

 昨夜、3時までかかってSFセミナーレポート完成。今回はざっと感想を書くだけにしようと思ってたのに、気がついたらまた膨大な量になってしまった…。ああ、いったいなんのために、誰のために、死ぬほど眠い思いをしてまでこんなことをしているのだろう、私は??とにかく、読むのも大変だと思いますので、あまり真剣に読まずに流し読みして下さいね(笑)。コンベンション関係レポートが増えてしまったので、サブメニューにコンテンツを作ってひとつにまとめました。また7月にはSF大会、9月にはださこん2もあることだし。なんだかどんどんアヤシイ世界にハマってしまってるなあ。もう普通のヒトには戻れないのだろうか?(涙)責任とってよ〜、ダイジマン!(オレは知らないよ、勝手にハマッたくせに、という声が聞こえそうだが)


5.3(月)

 ただいま〜!SFセミナーから無事帰還いたしました。いやあ、楽しかったですよ。それにしても濃かったです。日本で最高に濃いSFものの集まりでしょう、あれは。ひたすらこの人達すごすぎ、とつぶやきながら、周りの面々を眺めておりました。ださこんで多少免疫はできていたものの、あのレベルにはもう脱帽。ホントに、なんでみんなあんなに物知りなんだろう???

 そうやって周りを見渡しながら思っていたのは、とにかく皆生き生きとしてて楽しそう、ということ。社会的には立派なオトナなんだけれど、実は皆、中身はピュアな柔らかい心を持った少年少女のまんまなんじゃないかな。中島みゆきの歌に、「ガラスの靴を女は 隠して持っています 紙飛行機を男は 隠して持っています」という歌詞があるんですが、彼らにとってSFはまさにその紙飛行機ではないかと。自分の好きなことに夢中になって楽しんでる人の顔って、本当にいいですね。たくさんの少年少女に会えて、私もとても楽しい時を過ごせました。スタッフの皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。ダイジマンもね。また来年も行きたいな。

 というわけで、今レポート書いてます。うまくいけば、今夜アップできるんだけど。明日にしようかなあ。


5.1(土)

 昨夜、めでたく20000カウントいきました!ゲットされたのは、ざっぱー様でした!ありがとうございました。年表に、お名前を刻ませていただきました。いつもアクセスしてくださる皆様、本当にありがとうございます!あなたのおかげです!

 さてさて、いよいよ明日はSFセミナーです。ドキドキ!楽しみ!なによりうれしいのは、ださこんでお世話になった皆様にまたお会いできること!5月なんてまだまだ先だと思ってたら、あっという間だったなあ。今回のセミナーは、ダイジマンはスタッフとして参加するので、なんだか忙しそうです。まさか、自分が作る側にまわろうとは、と感慨深げでした。がんばってね、明日のSF界をしょって立つのはキミたちだ!(え?私?私はただの野次馬ですから、ほほほ)ちゃんとバトンを受けとって、次の世代に渡してね。

 それにしても私がいつも不思議に思うのは、SF関係の方々って、非常にSFの未来について危惧を抱いてらっしゃるように見えることなんです。このジャンルは売れないから、だんだん縮小していって、ついにはなくなってしまうんじゃないか、とか。でも、私は全くの杞憂だと思います。のーぷろぶれむ!だってだって、SFファンの情熱の度合いといったらハンパじゃないんですよ、皆様!私は、あんなにまで好きなものについて熱く語れる人々を他に見たことがありません。あれだけSFを愛する人々、支持する人々がいるのに、いったい何を心配することがありましょう?そりゃ、人数は少ないかもしれません。でもでも、あれほどのパワーがあれば十分だと思います。一人で、100人分くらいのパワーをお持ちですよ、あの方々は。いや、ほんとマジで。大丈夫、大丈夫。例え発行部数は減っても、彼らがいる限り、絶対にSFは滅びたりなんぞしませんって!(なんて書くと、またダイジマンに喜ばれてしまいそうだな)

 SFの滅亡を防ぐ為の、あるひとつの計画をご披露しましょう。あのね、今若い方はアレだけど、いずれ皆様結婚なさってお子様が生まれたりなんぞしますよね。そしたら!これを明日のSFものとして育てればいいのです!簡単なことじゃありませんか!もちろん、無理じいはしないのがポイント。でも、さりげなく子供の周辺をSF的環境にもっていけばいいのです。ほほほ。

 うちなんか、ウルトラマンのビデオを2歳で見せたら一発でハマリましたからねえ。以来、ぬいぐるみなどには全く興味無し。とにかく、ウルトラマンやメガレンジャーですもん。靴やTシャツもその柄なので、保育園で「どうして男の子の(柄)なの?」と先生に不思議がられたものです。そう、ウルトラマンとかって必ず青か黒で男の子用なんですよ。あれってヘンだよな。うちの娘は、冬の間は青いメガレンジャー手袋で、黒いウルトラマンの靴をはいて、嬉々として保育園に通っておりました。最近、ちょっとキティちゃんにハマってますが。でも、将来の夢は「メガレッドになること」です(笑)。

 まだまだありますよ〜、明日のSFもの製造法!お月様や星を見せる、宇宙の本をさりげなく置いとく、などなど。詳しくはまた今度。

 新刊速報、6月発売予定の文庫をどっさり入れました。オイシイの、たくさんあり!


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