週刊!ヤスオウ

1997.10.18 総括!
    1.「ヒクソン・グレイシーVS高田延彦」
    恐るべし、ヒクソン・グレイシー!
    あれほどまで強いとは思わんかった。プロレスファンの多くは「高田の勝ち」、もしくは「負けるとしても、そこそこええ勝負になるやろう」と思うていたんちゃうやろか?
    ヤスオウもその一人。結局2,000円払うて「PerfecTV」で「PRIDE−1」見たんやけど・・・絶句!
    見てて、信じられへんかった。結果にやのうて、あの負け様に。
    ああも一方的な結果になるとは・・・。
    これで「プロレスよりもグレイシー柔術の方が強い!」とは、ヤスオウは思わないが、世間の多くの人には「やっぱりプロレスってショーやん」とか「プロレスって最強ちゃうやん」いう印象を与えたことやろうなぁ。
    でもヤスオウはそうは思わない(「思いたくない」とは違う)。「プロレスこそ最強の格闘技」と思う。
    が・・・、「一番強い格闘技はプロレス」と思うけど、「一番強いのは誰か」となると、プロレスラーの名前は出せへん。
    今のプロレスラーで「グレイシー柔術」に勝てる選手はいるけど、「ヒクソン・グレイシー」に勝てる選手となると・・・。
    あのヒクソンの強さを見せつけられると・・・。
    ルールは関係なかった。プロレスのルール、UWF系のルールでもヒクソンは勝つやろう。
    結局予想は大外れ。結果もさることながら、決め技も外れ。
    ヒクソンの試合を見て感じたのは「落ち着いてる」こと。自分の戦い方を崩さへん。
    「マウントポジション」を取るのが「ヒクソンの強さ」やのうて、「自分の戦い方を崩さへん」のが「ヒクソンの強さ」。
    ヒクソンに勝つには、この「ヒクソンの戦い方」に対応する技術が必要やろう。
    最低でも「マウントポジション」を切り返す、あるいはその状態で「下」から攻める技術が必要やと思うた。
    「ハイキック」で勝てる可能性は低いやろなぁ(まぐれ当たりで顎を蹴り抜ければKO勝ちも考えれられるが)。
    「RINGS」の「前田日明」が「打倒!ヒクソン」の候補にあがっているが、多分勝てへんやろなぁ。
    「プロレスラー」でヒクソンに勝てる、としたら、、ヤスオウが期待できるのは「パンクラス」の「船木誠勝」か”タイガー・キング”佐山聡位かなぁ。

    2.サッカー日本代表
    もう何も言いません。がんばってください。

    3.「超・吉本新喜劇」
    とうとう始まりました、全国ネット!
    どうなんでしょう、ヤスオウは「まあまあよかったんちゃう?」と思うたけど。
    前半は、それなりによかった、と思う。でも後半はなぁ・・・。最後の「オチ」も「???」。
    ゲストをもっと上手く使うて欲しいなぁ。
    あのハコ、あの客、全国ネット、となれば、ああいう形になるのは当然やろなぁ。
    そういう意味では、大阪ではほとんど見られなくなった「パチパチパンチ」が久しぶりに見られたのはよかった。
    「花道」を使ったり、「吊り」を使ったり、客席後ろのセットを使ったり、と通常の「吉本新喜劇」ではでけへんことをやれる、っちゅうのはええことやと思うな。
    まぁ、まだ始まったばっかりやし、半年くらい見てみんと、わからん部分はあるしなぁ。
    (かつて岡八郎、花記京らがぬけ、今田、東野、石田で「新生・吉本新喜劇」になったときもそやったし)。
    まっ、思ってたよりはよかった。
    まぁ、これで土曜お昼の「吉本新喜劇」がなくなるんやったら、文句ダラダラやけど。
    あっ、そうか、急いで帰って、焼きそばか焼きめしくいながら見たら、もっと楽しく「超・吉本新喜劇」を見られるかも!


1997.10.11 期末・期首 TV番組改編&特番
    各TV局とも春先、秋先は、ゴールデンタイムの時間帯に特番を持ってくる。
    今年も例年通り、9月中旬から10月中旬までは、ゴールデンタイムの時間帯に特番を持ってきてる。
    おかげで、時代劇が1ヶ月近く放送されへん!休まず放送されてるのは「水戸黄門」くらいのもんか(それでも1週休みがあったけど)。
    ヤスオウがよく見ている時間帯(水曜20時&土曜20時)、見事に特番オンパレード!
    中には面白い特番もあるよ。でも、「なんでこんなんやるんやろ」と思える特番も結構あるよね。
    新番組の番宣を兼ねた特番はまだしゃぁない、としても・・・。
    でも視聴率がとれるから、毎春・秋毎に特番組まれるんやろなぁ(「ム?ゴロウ」シリーズとか、「犯?24時」とか・・・)。

    さて、秋の番組改編で、色々新番組が始まる。
    そんな中で、関西人として気になるのはやはり「吉本新喜劇」の全国放送開始。
    この話を聞いたときは、「えぇ、やめてぇやぁ。」と思った。
    理由は、
    1.全国放送化→毎週ゲストタレントの出演→大阪でずっとやってきた「吉本新喜劇」でなくなってしまう。
    2.数年前の「吉本新喜劇」ブームのときのように「ギャグ」ばっかりの「吉本新喜劇」になるんちゃうか→大阪でずっとやってきた「吉本新喜劇」でなくなってしまう。
    といったこと。
    数年前、関西深夜の人気番組「クイズ仕事人」が全国ネットになった途端、大阪でやってた「クイズ仕事人」でなくなってしまったことがあった(レポーター、回答者、番組作り)。
    つまり、そのときと同様、「大阪でずっとやってきた「吉本新喜劇」が消えるんちゃうか」という不安があるから「えぇ、やめてぇやぁ。」と思った。
    でも、「TVガイド」なんかを見ていて「ほっ」と一安心。
    えっ、なんでかって?
    全国放送になるのは「超・吉本新喜劇」。
    今までの土曜日昼12時の「吉本新喜劇」はなくならず、このまま続くから。
    「超・吉本新喜劇」は、かつての「花の駐在さん」みたいな番組やと思えばええんやから。
    本物の「吉本新喜劇」は「偉大なるマンネリズム」のもと、永久に不滅!


1997.10.04 今世紀最大最後の大一番 ヒクソン・グレイシーVS高田延彦
    去る9/28、遂に見に行ってきました。「劇団☆新感線 髑髏城の七人」!いやぁ、よかったぁ。この話は「Liveの小屋」、「劇団☆新感線」の部屋で。

    さて、来週末はいよいよ!
    今世紀最後にして最大の大一番、「ヒクソン・グレイシーVS高田延彦」が行われる。
    ヤスオウは異種格闘技戦が嫌いなので、この戦いも「今更なぁ」、とは思うのだが・・・。
    しかし、あの伝説の「モハメッド・アリVSアントニオ猪木」以来の大一番、やっぱり気にせずにはおれん。
    おそらく今世紀中に、この2試合を越えるような話題を提供する異種格闘技戦は、もう無いだろう。
    「ヒクソンVS高田」、「アリVS猪木」のような世紀の凡戦となるのか、世紀の一戦となるのか・・・フタを空けてみるまで分からない。
    (「アリVS猪木戦」に関しては、ヤスオウは世紀の凡戦と思ってないが)。
    世間に対するネームバリューとしては、現在現役プロレスラーでは一番の「高田延彦」。
    片や「格闘技ファン」の間で知らない者のない「ヒクソン・グレイシー」、400戦無敗の男。
    しかも(まず)再戦の考えられない、1回きりのカード!

    焦点はただ一つ!
    「ヒクソンが強いのか、高田が強いのか」!
    これは決して「グレイシー柔術VSプロレス」ではない!
    「ヒクソン・グレイシー」VS「高田延彦」、個人VS個人の戦いやと思う。
    ルールで注目すべき点は「5分12ラウンド制」と「ロープブレイク無し」。
    これがどちらに有利に運ぶか・・・

    ヤスオウの予想としては、「立って(スタンド)高田、寝て(グラウンド)ヒクソン」!
    KO、ギブアップでの決着とあっては、「高田のハイキック」か「ヒクソンのスリーパーホールド(裸締め)」できまるやろう。
    ホーム(日本)での試合、ヤスオウが「プロレスファン」という点を考慮した上で、「6:4」で高田の勝ち!

    ・・・あくまで素人の予想なんで、外れると思うけど・・・がんばれ高田!

    でも、PerfecTVでのPPV料金¥2,000はちょっと高いんちゃう?


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