私とジャズ

　私が船橋のジャズグループ､サウンドブレーカーズ（メンバーはP、D、B、Tb、Sx、Vo）に参加してから18年が経ちました。当時は月に４回の練習、その後、スタジオを自宅に持っているメンバーが転居したため、練習場所も東船橋に変わり、回数も月２回となって、今も続いています。
　その間にサラリーマンから独立して社長になったメンバーもいるし、リタイアして､悠悠自適になったメンバーも２人ほど、社長だったが、不況で会社を清算してしまった人もいます。そして、私はといえば、主婦から市議そして県議になるなど変化の激しかった人といえるでしょう。しかし、それぞれの生活変化に関わりなく、ずっと続いてきたのはやっぱりジャズが大好きだからでしょう。
　ここ何年かは千葉市や東金市などの人たちとも、練習やステージをともにすることも増え、プロミュージシャンとセッションすることもたまにはあるようになりました。音楽で知り合う人は、ネットや政治関係で知り合う人とはまた違ったおもしろさと自信を私にくれる人たちです。

　★★★お知らせ★★★★★★

　■みはまネット主催 ジャズコンサート『ボサノバナイト』

　　日　時：8月9日　夜7時より
　　場　所： みはまネット
　　料　金：1ドリンクつき２000円

　　　お問い合わせはみはまネットまで。tel 043-278-5005

　■ジャズ・ポップスのための発声講座

　　講師：Ｔｏｍｍｙ
　　問い合わせ　岩橋まで

　みはまネット主催 ジャズコンサート『ボサノバナイト』 2002.7.27(土)

　夏休みで、子ども連れのお客さんもいた。いつも楽しいみはまジャズコンサートだが、ブラジル音楽の世界に会場全体がさらわれた感じ。特にパーカションの仙道さおりさんが作り出す、森の中で遠くなく鳥の声、動物の声、風の音、波の音、ジェット機の音！ 座っている椅子も楽器というパーカッションの作り出す音の世界に包まれた会場だった。　　もちろん、小島のり子さんのフルート、越田太郎丸（たろま）さんのギター、それぞれに売れっ子だけあって、ミュージシャン同士がもっとセッションしたいというほどの魂のジャム（わけわからん）。これだから、ジャズコンサートは止められません。チケットが売れず苦労したけど最終的には会場は満員。きてくださった方も満足のコンサートでした。次回は12月。

　すごいお客さんたち

　5月31日は千葉刑務所正門前「オスカー」でのライブでした。ここのところ、プロのステージで、1、2曲歌うことはあっても、15曲くらいを1人でやるのは久しぶり、やっぱり緊張しました。
　ピアノ・本多康人、ドラム・丹羽勝之はいつもの船橋メンバー、そして昼間はお茶屋を経営しているベーシスト・関口宗之さん。
　お客さんがすごくて、思いもかけなかったのですが、堂本知事、大槻副知事ご夫妻、それにフルートを手にプロのミュージシャンの山内コージさんが来てくださいました。オスカーでこれまでも何回かライブをやりましたが、こんなにお客さんが多いのははじめてでした。山内さんは飛び入りで、たくさんの曲をジョイントしてくださいましたが、何の譜面もなくエニーキーで演奏できる山内さんはさすが、大きな拍手を浴びました。

　次回は8月30日金曜日の予定です。メンバーは今回と同じです。

　ジャズストリートに向けて

　お馴染みになってきた千葉市のジャズストリート。今回はジャズボーカルレッスンがプレ企画になりました。大橋美加さんが講師。全体で5回が予定され、最後にはジャズストリートのステージにジャズコーラスとして参加できることになっています。おもしろい試みで、参加者は予想をはるかに越え、生徒は男性含め80人超のヒット企画になりました。初めての人や、1人ではちょっとという人にピッタリの企画。まだ一回行っただけですが、かなりレベルの高いコーラスになりそうです。私は全回出席は難しいと思いますが、楽しみながら参加したいと思っています。

　ジャズ喫茶「CANDY」

　千葉市のジャズスポットはこれまでもいろいろ紹介してきましたが、今日もうれしい出会いがありました。稲毛駅の西友の近くで1976年からジャズ喫茶の老舗として、その名を知られたジャズ喫茶「CANDY」が同じ稲毛の海側に素敵な一戸建てになって生まれ変わっていたことです。店内も美しく、落ち着ける雰囲気で、コーヒーもおいしい。音はもちろん良い。地下のCANDYはそのせまさゆえに、初めてのお客同士でも親近感を持てる小さなお店でしたが、今度は適当な広さがあり､「ライブもできますね」とお聞きしたら「そのうち落ち着いたら」とオーナーの林美葉子さん。また、楽しみです｡　
　　CANDY　　　稲毛区稲毛東3-10-12　　　　電話043-246-7726

　ジャズコンサート in みはまネット（2002.4.13）

　みはまネットプレゼンツ・ヒッチコック企画ジャズコンサート4月13日が終わりました。
　お馴染みになった人、新しい人、50人ほどが橋本正也さんのホットな乗りの良いがピアノを堪能しました。

　橋本さんは３児の父親、船橋在住だそうです。ベースも売り出し中のベーシストということで、かなり先まで予定が入っているようでした。事務所でのコンサートは初めてといいながら、ミュージシャンみずからが椅子並べをして会場の完成。片山フクミさんのボーカルはその声質も暖かく人の声ってやっぱり良いなと感じました。知っている曲ばかりだったので、初めて聞く人にも親しめたと思います。
　私にもリクエストがあって1曲歌わせてもらいました。
　　　I　only have eyes for you
というその曲はまさに「あなたしかみえない」というタイトル。伊東ゆかりに同名の曲がありましたが、この曲名から
とったのではないかと思います。

　みはまのジャズファンにもしっかりと知られるよう、年４回のペースで続けていきたいと思いますので、またたくさんの皆さまのご参加をお待ちしています。お手伝いしていただける方もお申し出をよろしくお願いします。
　次回のコンサートは7月27日(土)、ボサノバナイトを予定しています。
　さて、ヒッチコックであの山下真理子さんがまたライブです。キーボードは本多康人、ベース大田康之。4月25日木曜日8時からのスタートです。 ヒッチコックでお会いしましょう。

　ジャズコンサート in みはまネット（2001.11.17）

　みはまネットでは、これまで、１２月のクリスマスシーズンにジャズコンサートを行なってきました。出演は岩橋百合とサウンドブレーカーズでした。それもとても楽しかったけれど今年はちょっと違います。ジャズヒッチコックのオーナー酒井さんに企画をお願いしてバリバリのプロのミュージシャンをお呼びしています。２回目の今回は

　・ヴォーカル　章　まり子
　・ピアノ　　　成田　敦
　・ベース　　　畠山　芳幸
　・ドラム　　　長谷　陽介　

でした。

　2000円で１ドリンク付きは結構リーズナブルです。美浜にもジャズファンがたくさんいるのでヒッチコックの名物オーナーのネットワークを生かして、実力派のミュージシャンを中心に手軽に（値段もネ）ジャズが楽しめるイベントを重ねていきたいと思っています。
　今回はわたしも３曲ほど歌いました。今度は来年のはじめ頃でしょうか。たまには仕事を忘れ、楽しい音楽に身をゆだねてみませんか！

　ヒッチコックにて

　ヒッチコックはせまい。だからお客さん同士がすぐに親しくなってしまう。

　１０月４日は山下真理子+本多康人+大田康之のライブ。本多さんは、わたしが、長年一緒にやっているサウンドブレーカーズのピアニストでありアレンジャーだ。大田さんも顔見知り、これでは行かないわけにいかない。
　山下真理子さんはあの山下洋輔の妹。高校生の頃、ジャズボーカルをやりたいと言ったら、おまえは下手だからやめとけ、とお兄さんに言われ、諦めていたそうだ。それが、２年程前、歌いたくてたまらずやり始めた。私とは、 昨年のクリスマスに本多さんのスタジオで初対面。技術ではない魂の歌をきいた気がした。

　山下さんのライブはヒッチコックでまた聴くことができる。日程がわかり次第お知らせしましょう。

ジャズ・ヒッチコック (Hitchcock)
千葉市中央区富士見2-17-4藤井ビル2F
電話：043-222-7720

　ベイサイドジャズ2001 in千葉

　９月９日(日)にぱるるプラザで行った私たちサウンドブレーカーズのライブを見て下さった方からメールをいただきました。そのお返事です。

いよいよ今年も迫ってきました。すでに、プレイベントが色々行なわれていますが、本番は９月８、９日(中央地区)と２０(稲毛地区)２１日(幕張地区)。詳しくはジャズピアニスト大原康人さんのホームページ
http://www.technet.ne.jp/yasuto/ 千葉市文化振興財団http://www.ccf.chp.or.jp/top/1.htmlで見られます。
　毎年進化するジャズストリートですが､今年は千葉中央地区が２日に分かれ､チケットが１日ごとになったのがちょっと痛い。でも、スケジュールを立てるのが､楽しみ。どこかの店でお会いしましょう。
　今年はアマチュアの参加もできることになり、９月９日千葉駅近くのぱるるプラザで､１１時から。私たちのバンドサウンドブレーカーズもその日２番目１２時から登場します。是非ご覧下さい。入場は無料です。

ベイサイドジャズ2000 in千葉

　今年で３回目のベイサイドジャズ。
　ベイサイドジャズはジャズコンサートをはじめ、ワークショップや、その歩みを集めた資料展示会、さらには千葉市中心街の十有余のジャズスポットでくりひろげられる演奏会（ジャズストリート）など、屋内だけでなく千葉の街中からジャズの音が響きわたるジャズの祭典です。今年は９月10日のジャズストリートに行きました。
　去年のジャズストリートで友達になったSさんと、最初のライブハウス『ヒッチコック』でもう再会。せまい店内、入り口近くで、汗だくで立ち見（立ち聴き？）の私とは違い、彼はいとこ夫妻といっしょにちゃっかりと座っていました。
　野村綾乃（Ds）を中心の女性４人組リトルバード。Sax,Pianoのアドリブが繊細。
　ちなみにこのヒッチコックは自称ジャズ屋の酒井さんがオーナー。日本の一流ミュウジシャンが毎月やってきますが、経営は厳しく、土日は船橋競馬場でパートをしている名物マスターです。
　２軒目は、『アンガ』。苅込博之＆The　Joyful　brass.のハッピージャズ、今度はＳさんたちと一緒のテーブルでビールも飲めて、調子が出てきました。
　それから選択に悩みながら、『市民文化センター』へ。でも、これが本当に良かった。ネプチューン海山の尺八と大原保人のピアノ、ベースは佐藤恭彦、ドラムは江藤良人。それぞれに素晴らしかったし、安心して身を委ねられるリズムセクション、中でもドラムは最高。
　次はボーカルを聴きたくて、『馬酔木』へ。細川正道トリオで、八木美貴さんのボーカル。若くて、凄くきれいなひとで、雰囲気のある歌だった。
　でも、かっちりとしたリズム感と自在な歌いようが自分の目標でもあるので、やっぱり『Eighty One』の峰純子さんはさすが。ここは、ベイサイドジャズの仕掛け人でもあるピアニスト大原保人のお店。会場がせまく、峰さんとくっつくような場所だったので、昔国分寺で彼女の歌を聞いたときの話などをしてしまいました。
　あ、そうそう、エイティワンの前には県庁のそばの『ジャム』に橋本正也を聴きに走りました。彼はほぼ毎月ここに出演しています（火曜日がジャズの日）。いろんなひとにぜひ一度きいてもらいたいピアニストです。
　最後のステージは『ホテルサンガーデン』で右近茂＋岸ミツアキトリオ。コンコードジャズにも出演したというこのトリオ、演奏は凄く良かったのにお客が少なくて気の毒でした。
　満足した半日、しめて３０００円。年々充実のベイサイドジャズですが、ボーカル好きの私としては歌手のプログラムが少なかったのがちょっと不満。それに去年は私達のバンド“サウンドブレーカーズ”も参加したアマチュアジャズバンドの出番が今年はなかったことも残念でした。
　
　ぜひ来年、ジャズストリートでお会いしましょう。（2000.916）