Menu

Coppell Technologies
Fiwareで都市OSを動かしてみよう
NGSI-LDにも挑戦
データ仕様の現状と課題
スマートシティの標準規定(案)
データモデルのユースケース


Column
Link集
用語集


Coppell

Technologies

利用例サマリ


■想定業務
 公共施設の管理を行う業務を想定します。具体的には施設や施設に設置された設備類を点検し、必要に応じて処置を行い、公共施設の所有者である自治体に報告する業務を行います。これらの業務を遂行するために、公共施設や設備のマスターデータを作成すると共に、設備の不具合に関する報告書を電子データ化して自治体に提出します。

■本利用例
 本利用例では、自治体に提出した電子データを日本PFI・PPP協会の共通データ仕様に準拠するJSON文に変換します。
 尚、今回の電子データではBuildingComponentとFacilityStatisticsを対象としていません。

■準備作業
 ツールはPythonで作成されているため、Pythonをインストールしてください。
 「入手方法」で記載した圧縮ファイルは、以下のディレクトリ構造でプログラムやデータを配置しています。


c:\Tools
|-- ctoj.py
|-- my_packeage
|   |-- __init__.py
|   |-- NGSIv2.py
|   |-- address.py
|
|-- data
|   |-- 拡張スキーマ例
|   |-- 入力となるcsv例
|   |-- 出力するJSON例
|   |-- 実行時のログ例
|   |-- 自治体の名称一覧
|
|-- tests
   |-- ctoj_batch.txt

 モジュールはmy_package配下に格納します。
 外部モジュールは以下のものを使います。実行環境に存在しない場合はpipでインストールしてください
  • json、csv、os、re、sys、import jaconv

 addressfileで指定する自治体の名称一覧もdata配下に格納してありますが、更新が必要な場合はデジタル庁のホームページからダウンロードして下さい。尚、カラムの位置を決め打ちでコーディングしているので、都道府県名、郡名、市区町村名のカラム位置はずれない様にしてください。
 デジタル庁のwebサイトの情報は以下の通りです(2024-02-12)。
  https://catalog.registries.digital.go.jp/rsc/address/address_all.csv.zip
これを解凍すると、mt_city_all.csv.zipがあり、これを解凍すると入手できます。