順位
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タイトル
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監督
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出演者
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コメント
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01
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星願 あなたにもういちど
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馬楚成
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張柏芝、任賢齊、蘇永康
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まさか香港映画を第一位に選ぼうとは 一年前の自分では
到底考えられなかった事です。
泣け!と言わんばかりのベタな展開の映画でしたが それでもDVD等で何度
見ても同じ場面で泣けそうになるのは まんまと馬監督の術中にハマッた
感じです。でも この映画の最大の功労者は当時新人のセシリア・
チャンにつきますね。(ファーストカットでいっぺんにファンになってしまい
ました。)それにこの映画があったお陰で色々な香港明星迷(ファン)の方と
出会うことが出来たのは自分にとって特筆すべき事でした。
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02
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クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ モーレツオトナ帝国の逆襲
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原恵一
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矢島晶子、他
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今年はまさか まさかのランキングが続きます。
あの「クレヨンしんちゃん」で 3回も涙するとは全くもって予想外。
某映画誌で2001年度ベスト1であったことから期待度大だったけれど これほどとは...
「オラ 大人になりたいんだ..」
「つまらない人生なんかじゃない。家族の素晴らしさをおまえらにも
分けてやりたい」
など信じられないような名文句もいっぱい。.
「クレヨンしんちゃん」で家族のあり方を教えられるとは思いもしませんでした。
ひろしの過去を回想するシーンはいつ見ても涙します。
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03
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ギャラクシー・クエスト
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ディーン・パリソット
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ティム・アレン、 シガニー・ウィーバー、 アラン・リックマン
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これまた某映画誌でも異常に評価が高く、見事自分もそれに
ハマッてしまった。
Never Give Up ! Never Surrender !
「子供じみた夢も 信じていれば必ず叶う」そんな事を
思い出させてくれた作品です。
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04
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山の郵便配達
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霍建起
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トン・ルゥジュン、 リィウ・イェ
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大林監督も大絶賛していた為、公開前からずっと楽しみにしてきましたが
なぜ監督が絶賛していたのかよくわかる作品でした。
郵便配達の仕事の引退を決めた父親が 仕事を継ぐ息子に
伝える3日間の出来事は 大事件も起きず非常に淡々として
ものですが それが却って趣のある映画に仕上がっています。
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05
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鎗火/THE MISSION ザ・ミッション 非情の掟
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ジョニー・トー
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アンソニー・ウォン、 フランシス・ン、 ロイ・チョン
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カッコええ〜。
全てのシーンが、パンフ、ポスター、ロビーカード、雑誌の記事などに
使われるのを見越して撮影されているかのよう!!
「レザボア・ドックス」のような感じかと思いきや、さにあらず。セリフを押さえ、画面構成だけで見せていく手法は香港アクションの先駆者、ジョン・ウーとも違い新鮮。
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06
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ウォーターボーイズ
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矢口史靖
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妻夫木聡 、平山綾、 竹中直人、杉本哲太
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矢口監督の作品は「ひみつの花園」「アドレナリンドライブ」などを見ているのですが今回、一番気分が乗れたなあ。ラストのシンクロシーンでの音楽も良かったし。
見た後、誰もが笑顔になれる、そんな作品。
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07
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RESET
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鈴木浩介
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根岸季衣、遠藤憲一、 片岡礼子、光石研、 伊藤洋三郎
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大林組女優頭(!)でもお馴染み、根岸季衣さん出演の全編アドリブ映画(!!)
自殺を扱った映画なのに なぜか最後は爽やかな気持ちにもなれる不思議な
印象を残します。映画上映前に 機会があり根岸さんとお話出来たのもこの映画を
思い出深いものにしました。
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08
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オーロラの彼方へ
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グレゴリー・ホブリット
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デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル
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主人公と境遇が似通っている為、予想以上に感情移入が
出来た作品。前半と後半で作品のイメージががらっと変わるが
なんとか作品のバランスを保っていたように思う。
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09
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あの頃ペニーレインと
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キャメロン・クロウ
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パトリック・フュジット、ケイト・ハドソン
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70年代のRock好きにはたまらない映画でしょう。
あの頃の雰囲気(まだRockがビジネスとして成熟していない時代)
を監督のキャメロン・クロウ自らの体験として再現、成功しているのでは
ないでしょうか。切なさもいっぱいです。
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10
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いちばん美しい夏
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ジョン・ウイリアムス
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真帆、南美江
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地元名古屋と鳳来町が舞台とあって 見慣れた風景がスクリーンに映し出されるだけでうれしくなる。それにこのような情感溢れる映像をアメリカ人監督 ジョン・ウイリアムス(!)氏が撮ったというだけでも驚きもの。
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以下は次点作品です。
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カルテット
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久石譲
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袴田吉彦、桜井幸子、
大森南朋、久木田薫
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大林映画ファンにとってもお馴染みの久石譲さん初監督作品。
スコアを絵コンテがわりに使ったというだけあって 音楽に、映画に愛が溢れた作品だったように思います。やはり音楽の使い方がうまいです。
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あしたはきっと・・・
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三原光尋
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吹石一恵
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「時をかける少女」や「タイムリープ」などと同系列の作品と言えますが
ちょっと趣が変わっていてそれが功を奏したと言えるのかも。
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サトラレ
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本広克行
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安藤政信、鈴木京香
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漫画が原作だそうですが 最近、多いですね。
でも漫画的な感じは映画からは全く感じませんでした。これも
大走査線で名を馳せた本広克行監督の演出の妙でしょう。
ただラストで 繰り返された泣きの演出はちょっとダメでしたが。
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こころの湯
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チャン・ヤン
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チュウ・シュイ、 プー・ツンシン
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同じ中国映画ということでもないでしょうが「山の郵便配達」と
印象が似通っていました。(同じ父と息子の話ですし)
「山の郵便配達」が「山の話」なら こちらは「海の話」あるいは
「都会の話」でしょうか。
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リリィ・シュシュのすべて
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岩井俊二
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市原隼人、忍成修吾、蒼井優、伊藤歩、大沢たかお
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インターネットから生まれた映画という今日的なものでしたが
最初から最後までとっても痛々しかったです。
個人的な希望としては あの主人公のその後を知りたいです。
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ハイ・フィデリティ
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スティーブン・フリアーズ
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ジョン・キューザック
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30過ぎの男、特に音楽嗜好が際だっている者にとっては
これまた痛々しい話。
なんでも音楽ランキングよろしくベスト5を決めずにいられない
中古レコード店主である主人公の これまでの人生における
失恋ベスト5(?)を巡る悲喜こもごもの出来事。
なぜか主人公の心情に頷いたり、同情したり.......かなり身につまされ
ました。
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千と千尋の神隠し
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宮崎駿
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柊瑠美、入野自由、夏木マリ
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まずはベルリン国際映画祭金熊賞おめでとうございます。
日本のアニメの評価が海外で高いのはもはや常識ですが、芸術性を尊ぶ
3大映画祭の一つでグランプリをとるなんて凄いことです。
でも 私個人の希望としては宮崎監督には初期の頃のように冒険活劇ものを撮って欲しいというのがあるんですが.....。やっぱりもう無理でしょうか。
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