◆○○商事・若手社員研修講座企画案
1.実施概要
@主 催:梶宦寶、事本社
A実 施:若手リーダー研修委員会
梶宦寶、事研修委員会
B監 修:本社人事研修課
C時 期:200x年4月15日〜17日
D会 場:リリアセミナーハウス
E対 象:(1)選抜試験合格者
(2)部課長の推薦ある者
(3)海外支店からの帰還社員
(4)研修委員会特別推薦者
※30歳を上限とする
F目 的:柔軟な企画力の養成
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ポイント 今回の社員研修について、基本的な与件
を確認しています。
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2.研修会の目的
⇒開発の主旨(趣意書より抜粋)
@本研修会は、200x年4月、従来の管理職候補研
修会を引き継ぐ形で開設され、1年を1期とし
て年間4回にわたり実施される
A本研修会は、長期的視野に基づいて、将来のリ
ーダー層を育成することを目的とする。
B社内に研修委員会を設け、その時々に我が社が
抱える未来に向けての発展阻害要因をチェック
し、それに対する人材育成的な課題を核として、
講座内容を決定する
C本研修会の参加者は、将来的に有望と思われる
若手社員を選考して決定される。なお、参加者
は1期4回の全講座を受講しなければならない
⇒今回の課題
@今期(第12期)は「ソフト型人材の育成」が統
一的な課題となっており、うち今回(春期)は
「柔軟な企画力養成」をテーマとする
別欄につづく
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ポイント 開設の主旨と今回の課題をまとめています
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Aこのテーマは、現在我が社に求められる新事業
開拓ならびに将来のソフト提案型企業としての
役割を意識して設定されたものである。
3.講座のテーマ(研修委員会の答申より)
@柔軟な発想
(1)新市場に着眼し、きっかけを掴む能力
(2)ビジネスの新たな可能性を発見する能力
Aコンセプチュアルな思考
(1)問題点を分析し、課題を正確に把握する能力
(2)可能性を集約し、独創的な切り口として提示
する能力
B現実的な展開構想
(1)新事業の展開を組み立て、構造化する能力
(2)ヒト、モノ、カネ、情報などの経営資源を複
合的に活用する能力
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ポイント 講座のテーマを抽出するにあたり、自社が
抱える問題点の解決をベースとしていま
す。
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4.カリキュラム
達成科目に対応する講座の内容
@科目1:視点の多角化(柔軟な発想)
(1)言葉が与える既成概念からの解放
(2)人と違った独創的な視点の育成
A科目2:概念の統合化(コンセプチュアルな思考)
(1)課題の把握による解決の方向づけ
(2)錯綜する概念に対する切り口の探求
B科目3:論理の図解化(現実的な展開構想)
(1)切り口に沿った展開の広がりと組み立て
(2)複雑な概念や情報の図形による表現
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ポイント 講座の内容の方向性を定めています。
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5.課程の構成
各科目の課程構成の原則
@前半:理論講座
別欄につづく
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基礎理論の習得を目的とする
(1)概論説明
基本テキストによる全体感の把握
(2)重点学習
VTRによるポイントの補強
A後半:実践講座
習得理論の応用を目的にする
(1)実習セミナー
ゲスト講師による課題のクリア
(2)ワークショップ
ワークシートによるグループ単位の共同作業
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ポイント 学習効果を高めるために、複合的で合理
的な構成としています。
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6.プログラム
⇒第一日目プログラム
@科目1:視点の多角化
10:00 現地着、部屋割発表、入室
11:00 開講式、グループ編成
12:00 合同昼食会、休憩
13:30 理論講座(1)概論説明
「視点の多角化」(独走視点の準備)
15:15 理論講座(2)重点学習
「発送メソッド」(代表手法のマスター)
17:00 実践講座(1)実習セミナー
「言葉からの解放」(既成概念の打破)
18:30 入浴、夕食、休憩
20:30 実践講座(2)ワークショップ
「発送ゲーム」(連想ゲームなど)
22:00 自由時間
23:00 就寝
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ポイント 講座内容のイメージがハッキリしてきました。
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⇒第2日目プログラム
A科目2:概念の統合化
06:45 早朝講座「波の不思議」(イメージ訓練)
07:30 朝食、学習準備
08:45 理論講座(1)概論説明
「概念の統合化」(切り口の探求)
10:30 理論講座(2)重点学習
「コンセプトメイク」(プロセスの習得)
12:00 昼食、休憩
13:30 実践講座(1)実習セミナー
「我は?、 我が社は?」(禅問答)
15:15 実践講座(2)ワークショップ
「課題の抽出」(カード法の実践)
B科目3:論理の図解化
17:00 論理講座(1)概論説明
「論理の図解化」(図形表現の可能性)
18:30 入浴、夕食、休憩
20:30 理論講座(2)重点学習
「チャート法」(ルールとノウハウ)
※この項別欄につづく
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22:00 自由時間
24:00 徹夜討論会「新事業の方向」(思考訓練)
⇒第3日目プログラム
08:15 朝食(各部屋にて)、学習準備
09:15 実践講座(1)実習セミナー
「図形的表現へのシフト」(展開の広がり)
11:00 実践講座(2)ワークショップ
「展開構想の表現」(模造紙企画書)
12:30 昼食、休憩
14:00 研修委員会講座「総括」(世界情勢など)
15:00 休憩、各室撤去
16:00 課題提出、終了式
17:00 帰京バス内で打ち上げ
7.研修効果の測定
@最終日に参加者全員に対して課題を与え、その提出
物(企画書)により研修効果を測定する
A研修終了後、翌週末に参加者を招集し、社長が訓話
を行う
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ポイント 研修のフォローをしっかり組み込んでいます。
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8.講師の手配
梶宦寶、事教育システムの協力により選定する
@講師リストの中から候補者をピックアップする
Aこれまでの実績や著作などを調査して絞り込む
Bスケジュールを確認して講師を最終決定する
9.教材の準備
監修者および講師と相談の上、梶宦寶、事教育
システムが作成または手配を行う
@概論説明のための基本テストは、オリジナルで
作成する
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A重点学習のためのVTRは、既存ライブラリー
の中からイメージに近いものを選択して購入する
B実習セミナーで使用する各種教材は、原則として
講師サイドで用意する
Cワークショップで使用するワークシートは、原則
としてオリジナルで作成する
Dその他の研修機材、文具や備品などの一切につい
ては、梶宦寶、事教育システムが手配する
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