●老後の人生の企画案
1.はじめに(基本方針)
この企画は、
従来の言葉で言う「老後」の人生設計である。
しかし、我々は「老後」という後向きの言葉でなく、
第二の人生、
すなわち「セカンドライフ」という
前向きの言葉に転換して、これを企画する。
人間は、当然ながら、最初は自分で立てた計画を
持って生きているわけではない。
しかし、「セカンドライフ」は、
あらかじめ目標を定め、計画を立てた上で、
生まれ変わることの出来る人生である。
新たに創造することの出来る人生である。
我々夫婦は、この言葉に望みを託し、
堂々と、若々しく、今後の人生を歩んでいく。
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ポイント:最初に、企画の主旨を散文形式で平易にまとめ
ています。
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2.方向性
セカンドライフを生きるに当たっての方向性
@「明るく、元気に」
A「悠々と、着実に」
B「交流を大切に」
3.テーマ
セカンドライフの中で実現したいテーマ
@居住環境のテーマ
「いつも自然に触れられる生活」
A生活信条のテーマ
「時間に追われない生活」
B人間関係のテーマ
「友達の輪の中心になれる生活」
「頼られる人生の先輩としての自己」
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ポイント 自分たちの希望を、スローガン風に簡潔にまと
めています。
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4.住居
テーマ実現のための住居の考え方
⇒ロケーション(居住地)
@小どもや孫に「田舎」を与える
3代続いて東京に生まれ育った我が家において、帰
る「田舎」は憧れ
A家での生活を楽しむ
出かける時のメリットよりも、居る時のメリット
を優先
⇒住居の形態
@自然の多い田園地帯または山麓にログハウスを建設
する
A子どもや孫はもとより、親戚や友人を一堂に招待す
ることができる大きな建物とする
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ポイント 目的性のある居住計画の基礎部分を整理してい
ます。
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5.暮らし
テーマ実現のための暮らしのあり方
⇒キーワード
「自給自足」の生活
⇒暮らしのイメージ
@食生活
野菜は原則として自家菜園で調達する
A趣味生活
○郎は陶芸を、○子は農園をそれぞれ楽しむ
※○郎は陶芸技術習得のため、今から近所の陶芸サー
クルに参加
B交流生活
友人や後輩を頻繁に招き入れ、人の輪を広げる
(1)宴会、パーティなどの積極的な開催
(2)若者の研修の場としての活用
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ポイント 自分が楽しみたいと思うことをまとめています。
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6.交流イベント
対人交流をイベントとして演出する
⇒交流イベントの種類
@世代交流会
世代や社会的地位を超えた自由な交流パーテイを
開催する
A育成セミナー
○郎の人脈を生かして講師を招聘し、若い世代を
対象とした家庭的なセミナーを開催する
Bワークショップ
趣味を中心として、参加者の得意分野を披露する
ワークショップを開催する
⇒イベント告知方法
@開催告知のため、ミニコミ形式の予定表を毎月発
行し郵送する
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ポイント 夢がふくらんで「ミニ王国」の内容が具体化して
きました。
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7.建築計画
テーマ実現のための設計プラン
⇒コンセプト
「森の中の会話と交流」
⇒間取りの基本方針
おおらかな開放性を重視
@交流を促すため、仕切りを極力減らす
A自然の光、風などを大胆に取り入れる
⇒間取りプラン
交流の場を優先
@大型LDK(パーティとセミナーの場として)
A工房(ワークショップの場として)
B浴室(ふれあいの場として)
⇒インテリアプラン
@木、石、土等自然素材の内装使用
Aレンガ造りの暖炉の設置(LDK)
⇒造園プラン
@高麗芝を一面に敷きつめ、低い灌木を植える
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ポイント 2人の夢を設計プランに色濃く反映しています。
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8.予算計画
テーマ実現のための資金プラン
@準備資金
食器・家具の購入費
(1)ポケットマネーから折半する
A初期投資
別荘の土地と建物の購入費
(1)自宅売却金をシフトする
(2)○郎の退職金を充当する
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B運営資金
パーティやセミナーなどの開催費
(1)少額の食費を徴収する
(2)MMCを取りくずす(不足の場合のみ)
C生活資金
月々の基本的な生活費
(1)2人の年金でやりくりする
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ポイント 賃金手当を、準備期、立ち上げ期、後続期の3段
階に分けて考えています。
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たそがれ人生若返り生き甲斐企画案
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- 1.基本方針
- 我々は、今後の人生を「セカンドライフ」という
- 前向きな言葉に置き換え、明確な目標と周到な計
- 画に基づいて、創造的に歩むものとする
- 2.テーマ
- @居住環境のテーマ
- 「いつも自然に触れられる生活」
- A生活信条のテーマ
- 「時間に追われない生活」
- B人間関係のテーマ
- 「友達の輪の中心になれる生活」
- 「頼られる人生の先輩としての自己」
- 3.住居
- ⇒ロケーション(居住地)
- @小どもや孫に「田舎」を与える
- 東京生まれの我家にとって、帰る「田舎」は憧れ
- A家での生活を楽しむ
- 出かける時よりも、居る時のメリットを優先
- ⇒住居の形態
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- @自然の多い田園地帯または山麓にログハウスを建
- 設する
- A子どもや孫はもとより、親戚や友人を一堂に招待
- することができる大きな建物とする
- 4.暮らし
- ⇒キーワード
- 「自給自足」の生活
- ⇒暮らしのイメージ
- @食生活
- 野菜は原則として自家菜園で調達する
- A趣味生活
- ○郎は陶芸を、○子は農園をそれぞれ楽しむ
- B交流生活
- 友人や後輩を頻繁に招き入れ、人の輪を広げる
- 5.交流イベント
- 対人交流をイベントとして演出する
- ⇒交流イベントの種類
- @世代交流会
- 世代や社会的地位を超えた自由な交流パーテイを
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- 開催する
- A育成セミナー
- ○郎の人脈を生かして講師を招聘し、若い世代を
- 対象とした家庭的なセミナーを開催する
- Bワークショップ
- 趣味を中心として、参加者の得意分野を披露する
- ワークショップを開催する
- ⇒イベント告知方法
- @開催告知のため、ミニコミ形式の予定表を毎月発
- 行し郵送する
- 6.建築計画
- テーマ実現のための設計プラン
- ⇒コンセプト
- 「森の中の会話と交流」
- ⇒間取りの基本方針
- おおらかな開放性を重視
- @交流を促すため、仕切りを極力減らす
- A自然の光、風などを大胆に取り入れる
- ⇒間取りプラン
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- 交流の場を優先
- @大型LDK(パーティとセミナーの場として)
- A工房(ワークショップの場として)
- B浴室(ふれあいの場として)
- 7.予算計画
- @準備資金
- 食器・家具の購入費
- (1)ポケットマネーから折半する
- A初期投資
- 別荘の土地と建物の購入費
- (1)自宅売却金をシフトする
- (2)○郎の退職金を充当する
- B運営資金
- パーティやセミナーなどの開催費
- (1)少額の食費を徴収する
- (2)MMCを取りくずす(不足の場合のみ)
- C生活資金
- 月々の基本的な生活費
- (1)2人の年金でやりくりする
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ワンポイント:このプランは、10年後に向けての基本構想をまとめています。今後はさらに内容を具体的に詰めていく必要があります。
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