小池・志位の党員騙し9回目「党勢拡大特別月間」

 

6月11日〜9月末・連続大量減紙原因隠蔽のまま

 

「4中総」実現可能性絶無目標=9万9千部を増やせ

 

(宮地作成)

 〔目次〕

 1、6月11日小池・志位「4中総」=「党勢拡大特別月間」指令

 2、連続大量減紙の長期データ=実現可能性絶無目標の根拠

 3、地区委員・支部長1万5千人は、党員騙しトップにどう対応するか

 

 〔関連ファイル〕     健一メニューに戻る

    『第27回大会中央委員会報告・決議の行間を読む』

        長期データなし→前回比党勢力5分野全面減退の黙殺

        2017年1月現数のみ 新鮮味0 党改革方針皆無

    『3中総−惨敗原因=志位「党の力不足」のみ』

       21議席→12議席・9落選率トップ政党党首の党員騙し

       志位・惨敗4真因を恣意的隠蔽

    『赤旗拡大「大運動」〜7月末、連続11カ月間』

 

 1、6月11日小池・志位「4中総」=「党勢拡大特別月間」指令

 

 小池・志位は、2018年6月11日「4中総」を決定した。以下である。

 

    第4回中央委員会総会 決議「参議院選挙・統一地方選挙躍進 党勢拡大特別月間」をよびかける

 

 「一方で、党勢拡大は、全国の党組織・党員の奮闘にもかかわらず、党員では10カ月連続で後退し、「しんぶん赤旗」日刊紙では5カ月連続で、日曜版でも8カ月連続で後退が続いている。」

 「「特別月間」の期間は、6月11日から9月30日までとし、この期間に、すべての都道府県、地区委員会、支部・グループが、党員、「しんぶん赤旗」日刊紙読者、日曜版読者で、前回(2016年)参院選時を回復・突破することを目標とする。

 前回参院選時回復・突破までは、党員1万6千人、日刊紙読者1万6千人、日曜版読者8万3千人以上の拡大が必要

 「これは、全党的には、党員、日刊紙読者、日曜版読者とも、現勢の約1・4倍をめざす目標となる。「850万票、15%以上」の参院比例目標は、昨年の総選挙で獲得した比例票の約2倍、前回2016年参院選で獲得した比例票の約1・4倍の目標となる。これを達成しようと思えば、前回比3割増以上の党勢はどうしても必要

 

 「2万の支部、30万近い党員が、結びつきを出し合い、党員拡大と「赤旗」購読の働きかけに踏み出せば、大きく見える目標も達成できる。」

 

 

 2、連続大量減紙の長期データ=実現可能性絶無目標の根拠

 

 志位・小池は、連続大量減紙の長期データ隠蔽をし、連続大量減紙原因を総括しようともしない。実現可能性絶無目標を指令するだけである。(表)の数値は、引用ファイルの番号なので、それぞれ異なる。

 〔小目次〕

   〔実現可能性絶無目標データ1〕37年間=党大会毎の読者大量離脱政党

   〔実現可能性絶無目標データ2〕、過去7年間の赤旗HN部数の連続大量減紙データ

   〔実現可能性絶無目標データ3〕、地区委員≒支部長1.5万人の参加拒絶数・率

   〔実現可能性絶無目標データ4〕、17年1月〜18年5月赤旗公表毎月HN増減パターン

 

 〔実現可能性絶無目標データ1〕

 志位は、1赤旗部数の37年間大量連続減紙に沈黙した。また、(2)7年間で145.4万部→124.1万部=21.3万部・14.6%減113万部=32.4万部・22.2%減にも沈黙した。(3)彼の報告は、HN113万部という現数だけだった。

 

(表4) 37年間=党大会毎の読者大量離脱政党

 

80

82

85

87

90

94

97

00

04・1

061

101

141

171

大会

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

HN

355

339

317.7

317.5

286

250

230

199

173

164

145.4

124.1

113

内H

54

50

40

35

30

28

25

21.8

19.2

内N

232

200

190

164

143

136

120.4

102.3

93.8

増減

16

21.3

0.2

31.5

36

20

31

26

9

18.6

21.3

11.9

25回〜第27回大会は、HN部数の区別報告なし

→24回比率H17%・N83%で推計、最後の比率データ

 

 〔実現可能性絶無目標データ2〕

過去7年間の赤旗HN部数の連続大量減紙データ

 

7年間で赤旗HN部数が増えた年度は皆無

 

HN

(表5)11年度

(表6) 12年度

(表7) 13年度

(表8) 14年度

(表9) 15年度

(表10) 16年度

(表11) 17年度

7年間累計

年間結果

53万部減?

27051

33452

41921

32161

31034

46222

264841

(表5) 11年度は推計 (表11)17年度は11月末までの合計

志位は、これらの長期データを隠蔽し、公表したことがない。

 

 〔実現可能性絶無目標データ3〕

(表11) 地区委員≒支部長1.5万人の参加拒絶数・率

 

HN拡大成果は、ほとんどが地区委員=支部長によるもの

 

減紙率=賽の河原の石積み運動5カ月間の減紙÷HN拡大数

 

時期−公表地区数315

HN拡大数

成果地区委員数

参加拒絶地区委員

拒絶率

5カ月間減紙

減紙率

根拠

1

11年7月4日〜12年9月、拡大運動連続15カ月間

4354

ほぼ全員0

15000

100%?

30748

5

2

13年9月〜12月党大会前14年1月、5カ月間

15031

15031以下

0

0%?

34748

231.1

7

3

14年5月15日〜7月末、2カ月半

12410

12410以下

2590

17.2

19583

157.8

8

4

総選挙直前14年11月1カ月間

3607

3607以下

11393

75.9

6561

181.9

8

なし

15年4月統一地方選前2月1カ月間

5224

5224以下

9776

65.1

40769

780.4

9

5

15年610日〜9月末、3カ月間半

13045

13045以下

1955

13,0

14756

113.1

 

5中総

6411日〜710日、3カ月間参院選

9145

9145以下

5855

39.0

42489

464.6

10

6中総

6921日〜171月末、4カ月10日間党大会

10029

10029以下

4971

33.1

22532

224.6

11

4中総

8611日〜9月末、3カ月間半

7535

7535以下

7465

49.7

17118

227.1

13

地方議員・候補者以外の一般党員は、ほぼ全員が賽の河原の石積み運動参加拒絶

第2回減紙数は4カ月間数値、第3回減紙数は、5カ月間数値。5中総は2カ月間数値

8回中、拡大最大数は、第2回15031部→4カ月間減紙34748部・減紙率231.1

データは、「月間」が志位・小池「党組織破壊=地区委員・支部長破壊」という党内犯罪を証明

 

HN99000拡大可能と思う党員は皆無→批判発言皆無=『羊たちの沈黙』政党

志位・小池も不可能と承知で、命令=1948年』型・官僚主義的中央集権制犯罪政党トップ

 

 〔実現可能性絶無目標データ4〕

(表11)17年1月〜12月の赤旗公表毎月HN増減パターン

 

1月第27回大会、1月末まで「大運動」、4カ月半

 

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

年計

HN

2974

7920

13930

1614

1205

3501

2234

5056

5392

13672

5146

78

46144

448

2136

1592

223

251

628

402

1027

1516

3531

805

78

 

2526

5784

12338

1391

954

2873

1832

4029

3876

10141

4341

沈黙

 

年計

2974

10894

24824

23210

22005

25506

27740

32796

27404

41076

46222

46144

46144

衆後

77524

85444

99374

97760

96555

100056

102290

107346

101954

115626

120772

120694

120694

14年衆院選後12113551711月末35カ月間計120772部減

141月第26回大会HN124.11612月末約113万部=3年間で11.1万部減!

 

(表12)181月〜12の赤旗公表毎月HN増減パターン

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

年計

HN

3783

1416

8346

1872

2188

830

2790

51

3966

6682

2172

10717

27298

536

310

431

482

482

66

306

31

503

1875

484

722

 

3247

1106

7915

1390

1706

764

2484

20

3463

4807

1678

9995

 

電子

 

 

 

 

 

 

1706

206

116

137

68

 

 

年計

3783

5199

13114

14986

17174

16344

11848

11693

7727

14409

16581

27298

 

衆後

124477

125893

134239

16858

19046

18216

13720

13565

9599

16281

18453

29170

 

 

14年衆院選後12113551712月末36カ月間計120694部減

141月第26回大会HN124.11612月末約113万部=3年間で11.1万部減!

赤旗電子版は、別枠計算

 

678月データの根拠=幹部会『すべての支部が立ち上がり「特別月間」の目標を総達成しよう/9月5日 日本共産党中央委員会幹部会

「特別月間」の到達点は、6月から8月までに3248人が入党し、「しんぶん赤旗」読者は、日刊紙341人増、日曜版3228人増にくわえ、「赤旗」電子版がスタートし、新しい層に読者が

広がっています。

 

 3、地区委員・支部長1万5千人は、党員騙しトップにどう対応するか

 

 「4中総」における志位・小池の党員騙しウソ=2万の支部、30万近い党員」という真っ赤なウソ

 1、30万近い党員」という志位・小池の真っ赤なウソ

 2、「2万の支部」という志位・小池の真っ赤なウソ

 

 1、「30万近い党員」という志位・小池の真っ赤なウソ

 

 〔実相1〕、党員−40.6万人30.5万人30万人=7年間で10.6万人・26.1%減に沈黙 党費収入総額・党費納入率激減に沈黙65歳以上50%の超高齢化政党→秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 志位は、12010年1月第25回大会において、党員数40.6万人と報告した。(2)その後、「実態のない党員」解決をしたとし、31.8万人とした。(3)2014年1月第26回大会において、さらに1.3万人減=30.5万人に減らした。(4)2017年1月第27回大会において、0.5万人減=30万人に減らした。

 

 公表党員数について、疑惑がある。

 (疑惑1)、公表データは、第27回大会時点党員数約30万人、死亡党員数1万3132人、3年間入党2万3000人・44.2%支部のみである。長期データを沈黙隠蔽した。3年間離党数も隠蔽した。55.8%支部が党員拡大0か拒否をしたデータに沈黙した。

 

    第27回党大会での志位委員長の開会あいさつ 「3年間に、全国で1万3132人の同志が亡くなりました。」

 

 (疑惑2)、沈黙隠蔽した3年間離党数を割り出す。(130.5万人+3年間入党2万3000人=32万8000人、(2)32万8000人−2017年1月第27回大会30万人2万8000人減、(3)2万8000人減死亡党員数1万3132人=離党党員数1万4868人になっている。離党党員数の方が、死亡党員数より多いデータになる。今後も、このような死亡数・離党数で推移すると思われる。

 

 彼は、党費納入率激減に沈黙した。党費納入総額激減にも沈黙している。7年間で、日本共産党員は、10.6万人・26.1%減った。しかも、マスコミ報道によれば、30.5万人中、65歳以上が、97年20%→2014年50%の超高齢化政党になった。志位報告は、この党員構成の劇的老齢化にも沈黙した。彼は、報告文書において、意図的にこの劇的老齢化データを隠蔽した。

 

 (疑惑3)党費納入率激減データから推計する。志位は、20127秘密報告において党費納入率67.9パーセントと公表した。その党費納入党員実数はどうなのか。実質党員数は、21万5922人になる.党費納入率の公表は、この1回だけである。

 

(表3) 日本共産党の10年〜16年政治資金報告の収入・党員数比較

 

 

総務省への報告数

日本共産党公表数

 

党費収入(円)

機関紙収入(円)

党費納入党員数延べ

月平均党費納入数

公表党員数

党費納入率

月平均党費納入数

党費納入拒否党員

2010

82061

2086694

3045049

253754

406000

2011

77661

1994772

2965895

247157

406000

2012

72707

2030453

2916535

243044

318000

67.9

215922

102078

2013

69912

1961350

2925662

243805

305000

2014

69532

1946228

2856189

238015

305000

2015

64287

1901796

2836223

236351

305000

2016

64290

1844622

2798064

233172

305000

増減数

+3万円

-57174

-38159

-3079

13000

 

 

 

増減率

-3.0

-013

-1.3

4.0

 

 

 

2012年機関紙収入増加は、赤旗日刊紙500円値上げによるもの

2012年党費納入率67.9%は、志位8月秘密報告→21.5万人

(党員数のウソ)31.8万人でなく秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 2、「2万の支部」という志位・小池の真っ赤なウソ

 

 〔実相3〕、支部−沈黙。2.8万→1.5万支部に、1.3万支部・46.4%崩壊・解党?沈黙

 

 志位は、第27回大会中央委報告において、支部数について沈黙した。あいもかわらず、「支部が主役」と唱えているだけである。2.8万→2.0万沈黙?=8000支部崩壊の原因についても総括を回避した。

 

 第25回大会決議は、22000支部数の増減について沈黙した。しかし、13年間6000支部の崩壊・解党行動テンポアップから見れば、崩壊支部が増えていると思われる。かつ、09年3月時点における党員不拡大1万3728・62.4%支部、読者不拡大1万5400・70.0%支部という幹部会決定データは、それらの支部の内、かなりが、()党勢拡大サボタージュ()支部活動の事実上の停止()支部解党行動へと進行している可能性が高い。

 

    (支部数のウソ)=2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部

 

(表4) 支部組織の歯止めのない崩壊現象

 

年・党大会

支部数と実態

1995年、中央委報告

28000支部。それ以前は、党組織防衛名目で、支部数隠蔽

2000年、第22回大会

26000支部

2003年、中央委報告

25000支部

 

 

2005年、第23回大会、4中総・5中総

24000支部  1995年から10年間で、4000支部が崩壊

()、「政策と計画」を持った支部−22大会90%→23大会52

()、週1回支部会議の支部 22大会25%→23大会19

()、総選挙で支部会議を開いた支部82%、一度も開かなかった支部18

   24000×18%≒4320支部は、事実上すでに崩壊している

   24000432019680支部が残存しているのが、共産党基礎組織の実態

()10年間の支部崩壊度 19680÷28000703%。297%の8320支部が崩壊

20061月、第24回大会

「政策と計画」を持った支部−22大会9023大会52

24回大会50%に後退。「計画」とは党勢拡大数値目標のこと。半分の12000支部が、()「計画」を立てられないレベルに崩壊的ダウンしたのか、それとも、()「計画的党勢拡大」という宮本・不破・志位路線を拒絶し、意識的に「計画の具体化・数値化」をサボタージュする構えに突入したのか。

08年中央委員会報告

22000支部に減少と報告

20101月第25回大会

後援会不結成は、地域支部で72%、職場支部が34。中央委報告は、支部数データに沈黙→その後20000支部に減少と報告

20141月第26回大会

志位は、中央委報告において、支部数データに沈黙。ただ、「5割超支部が新入党員37000人拡大」と報告=5割未満支部が4年間、党員拡大を拒否

8000支部崩壊後の20000支部なら、10000支部が4年間党員拡大拒否実質支部数15158支部なら、7579支部未満が4年間党員拡大拒否

20171月第27回大会

志位は、中央委報告において、支部数データに沈黙。ただ、442%支部が新入党員拡大成果−558支部は3年間党員拡大拒否

 

    『支部活動部分停止→全面停止→解党行動の広がり』末端から党崩壊・解党の進行

    『選挙で動く党員と反発サボタージュする党員』選挙活動の拒否・不参加

 

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 〔関連ファイル〕

    『第27回大会中央委員会報告・決議の行間を読む』

        長期データなし→前回比党勢力5分野全面減退の黙殺

        2017年1月現数のみ 新鮮味0 党改革方針皆無

    『3中総−惨敗原因=志位「党の力不足」のみ』

       21議席→12議席・9落選率トップ政党党首の党員騙し

       志位・惨敗4真因を恣意的隠蔽

    『赤旗拡大「大運動」〜7月末、連続11カ月間』