樽缶

鉄の芸術“樽缶”

　樽缶が登場したのはいつ頃からでしょうか？。詳細は不明ですが、寄せられた情報では1986年１月にポッカ、ダイドー、ＵＣＣ、味の素、アートコーヒーから一斉に登場。ブルマンや炭焼といったプレミアタイプとして販売されたようです。
　では、なぜ樽なのでしょうか？。
　普通、コーヒーから連想する物といえば麻袋、手廻しミル(粉砕装置) 、サイフォン等で、樽といえばウイスキーやワインを連想してしまうのは、私だけでしょうか。以前、ＴＶ番組でＵＣＣの工場から中継をしていたときに「ブルーマウンテン」等の高級品種豆は樽に入れてあるのを見かけましたが、どうやらこのスタイルで輸入されているようです。
　そして私は、自販機の前で何を買おうか迷っているうちに、いつの間にか樽缶のコーヒーを買っているのです。鉄だからこそできる自由な形状、強度も十分で持ちやすい樽缶は、まさに芸術品なのです。そして、メーカーのチョットした心遣いが、缶コーヒーを一層美味しい飲み物に変えてくれるのです。

メーカー	ダイドードリンコ
商　品
商品名	サンタクルス・ブレンド	無糖珈琲	キリマンジャロ100％	キリマンジャロ100％	プレステージＤ

メーカー	ダイドードリンコ	宝酒造	ペプシコ・インク	森永製菓	利根ソフトドリンク
商　品
商品名	炭焼アイスコーヒー	豆入り珈琲	バーディー・コクゆたか	伊太利珈琲	マックスコーヒーキリマンジャロ

メーカー	ＵＣＣ上島珈琲
商　品
商品名	ブルーマウンテンブレンド

印刷だけ樽

メーカー	オリエンタル	日本サンガリア
商　品
商品名	プレミアムセレクト	ブルーマウンテン

瓶(びん)入り

　瓶といえばコーラやジュースに代表されるボトルを連想しますが、かつては瓶入りのコーヒー飲料もあったようです。缶コーヒーの代名詞であるジョージアにも瓶入りがあったと聞きます。その後ソフトドリンクをはじめ、そのほとんどが缶入りになってしまい、現在ではペットボトル入りのコーヒーが売られるようになってます。
　さて、話を瓶に戻しましょう。現在、瓶入りのコーヒーはほとんどが乳飲料であり、瓶の形状も牛乳瓶をモチーフに作られているようです。少し“キツめ”の香料と牛乳のコクが絶妙のハーモニーを醸し出し、飲み口は優しくやや大きめで、その飲み口から漂う香が「懐かし～っ！」と感じるのはなぜでしょうか。駅のミルクスタンドやお風呂屋さん、学校給食のコーヒー牛乳を思い出させてくれるのです。冷蔵庫からよく冷えた瓶入りコーヒーを、腰に手を当てて一気に飲み干し「ア～ッ!!」と言いながらしばらく瓶を見つめてしまうのは万国共通のポーズといえます…。

メーカー	宝酒造			ポッカコーポレーション	日本サンガリア	東毛酪農業協同組合	高梨乳業
商　品
商品名	まろやかコーヒー	乳飲料コーヒー	コーヒー	コーヒーオーレ	珈琲飲みごろ	パスチャライズコーヒー牛乳	挽きたて珈琲

メーカー	カネボウフーズ		カルピス食品工業	ポッカコーポレーション
商　品
商品名	モカ・フレンチ	マイルドカフェ	味わいオ・レ	ベトナムカフェ

メーカー	日本サンガリア		ＵＣＣ上島珈琲			ハッピーワールド
商　品
商品名	サンガリアブレンドコーヒーボトル	マウンテンブレンドコーヒーボトル	フレーバーカプチーノ	コフィータカプチーノ	ザ・コーヒー	本珈琲

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