|
【上司とうまくつきあうには 】
ビジネスマンが力を十分発揮するには、上司・部下とのつき合い方を上手にしなければなりません。その中でとくに大切なのは、戦略統一と戦術の自由度を保つことです。要するに、目標が明確であることと、仕事上の方法論に柔軟性を必要とします。
- 上司の利益を考える
- 上司との戦略一致の確認
- 上司を積極的に動かす
- 足を使いまめに接触し、情熱を持って説明する
- 上司の意見をよく聞き、上司の顔を立てる
- 上司の信用を得る
要約
職場において、上司とうまくつきあうには、上司の意向に添って、自分の考えを反映させます。これはゴマをすることと違います。相手の人間性を重要視するためです。その上で小さいものから実績を積み上げるようにします。
《問題上司、ダメ上司とのつき合い方》
「上司とうまくつきあう法」とあわせて1〜5項のような点に注意します。
- 成功のためのポイントになるところは、上司と容易に妥協しない
- 足を使いマメに接触し、説明;情熱を持って説明する
- コミュニケーションをよくとる
- 真心で接する;誠意、愛情
- 上司の正確・タイプを考えて、接し方を考える
●戻る
【部下とのつきあいは 】
- 部下の利益を考える
- 部下の能力を引き出す
- 部下とコンセンサスを得た目標を持っている
- 部下の意見をよく聞く
- 部下に信頼されるようなことをする
- 部下を信頼し仕事を任せる
- 部下への理解と愛情を持つ
- 部下の能力の限界を知る
- 部下の意欲を引き出す
- 部下が仕事をしやすいようにする
- 足を使いマメに接触、情熱を持って説明する
要約
まず、部下の利益を考えた上で仕事の指示をしているかどうか、こちらの都合だけで命令していないか等を考えます。次の重要項目は、部下に信頼されているかどうかの問題です。ここを重要視します。
時代の変遷とともに若者の考えも変化します。古くから「いま時の若い者はなどと、口はばたきことを申すまじ」(山本五十六)のようなことがあります。これも程々にします。しかし、目標の設定によって能力の限界に挑戦するようなゲーム性も必要です。このことによって、部下の興奮、興味を引き出すことが出来ます。
●戻る
【やる気のない部下との接し方】
- 部下の目標について、部下との間にコンセンサスを得る
- 部下に自信を持たせる
@達成可能な目標を設定、成功者と思うように仕向ける
A目立つ機会を与える
B部下をほめる、欠点指摘には改善案つきでおこなう
C怒気怒声を慎む
- 「部下とのつき合い方」
要約
適切な目標のない人間は、糸の切れたタコと同じでどこへ飛ぶかわかりません。やる気のない部下と接する場合には、部課の希望を入れ、可能であればやりたいことをやらせるのが最高です。「やる気を出させるほめ方」参照
●戻る
【部下の意欲を引き出すには 】
- 本人が好きなこと、本人の利益になることが実現できるよう協力する
- やれそうなら、そして、やりたくなるような目標を持たせる
- こちらからヒントを出し、結論は相手に考えさせる
- 大同小異の意見は採用する
- 部下をほめる
- 欠点指摘には改善案つきで
- 部下の意見をすぐ否定せず、他にいい考えがないか聞く
- 部課を信頼し、期待する
- 戦術面で自由度をもたせる
- やる気の出させ方
要約
部下の意欲引き出しを留意する場合、まず、大切なことは、結論を強要しないことです。また、仕事の成果について、目標が達成されておれば、仕事の方法については柔軟に考え、成果については、つねに正しく評価します。
部下の利益を考えながら部下を信頼することが出来ると、部下の方から信頼に応えようとします。細かいことを、一々指示されるようなことがあると、当然、部下はやる気をなくします。人間性である創造力を無視すると、人間ロボットに変わります。
●戻る
|
|