木更タタラ街、木更津湖の近く、五階建ての新築ビル。
取り付けている途中の看板には『Queenz' Heartz』のロゴ。
そのビルの二階、『Q.H.調査局応接室』と記された、まだ荷物の散らかっている部屋の中。
悠然とソファに腰掛ける二人の女性と、その近くを忙しく歩く青年。
あたかも、この会社の組織構造の縮図のようでも有る‥‥‥‥
美由希:(紅茶を二つのカップに注ぐ) ‥‥‥‥はい、どーぞ(渡し)>由耶さん
由耶:ん〜、さんきゅ♪ は〜。お茶はいいねぇ〜。【のんびり】>美由希
祐也:しゃちょー、これどこに置いたらいいんですかぁ? それと俺は肉体労働苦手なんですけど〜
美由希:か弱い女性に肉体労働を求めない(即答)>佑也クン
由耶:さ〜、働け、下っ端(笑)>佑也
祐也:えーっと。社長のどこがか弱いんですか(笑)//ひでぇ(泣)<下っ端
由耶:女性は、すべからくか弱いものなのだよ>佑也
美由希:それに、レイアウトは渡したはずでしょ(^^)(<問答無用の笑顔)<どこに置いたら>佑也クン
祐也:(ぽんと手をうって)ああ、あの汚い落書き。‥‥っと確かポケットにいれておいたまましまって置いたはず(ゴミ箱を探す)
美由希:‥‥査定マイナス(ぼそ)
祐也:いや、すいません冗談です(慌てて整理をはじめる。心なしか額には汗が)
由耶:【ニヤニヤ笑ってみてる】
美由希:ところで、こんなメールが届いてたんだけど(メインフレームに着信しているRI財団30'000HIT記念メールを見せる)
由耶:RI財団っていえば、公園のあるとこだっけ?
祐也:そうですね。そこですよ我が社と提携を結んでるじゃないですか(画面見ないで打ち込みをしながら)<RI財団
美由希:そうそう。日に日に事業拡大してるしね。凄いとこだと思うよー(紅茶啜る。緊張感はない)<RI財団
祐也:そうですね。わずか1年半でこれだけの成長をしていますからね。しかも自己資本率が100%なところがまた凄い。
由耶:100%ぉ? マジか、それ?<自己資本率
美由希:ぶっ(紅茶吹く) え、そうなの!!?<自己資本率100%
祐也:ええ、銀行からも借りていませんし。株式の発行もしていませんから<100%
由耶:で、そんなとこのTOPって、一体誰なんだろうな〜?
美由希:うちだって、頭割り増やしてようやく借りないで済んだのにね(関心)
祐也:さて、調べない方がいいですよ。あそこを調べて痛い目にあったヤツ何人も知ってますからね<TOP
美由希:そういえば、あの財団って、改めて考えると謎が多いよね‥‥気にしない方が身の為ってヤツなのかな(・.)
由耶:気になる〜〜(笑)<TOP、財団の謎
祐也:調べろって言われても調べませんからね。命惜しいですから<TOP、財団
美由希:「こうさくいん」とか「ぼ〜いず&が〜るず」とか〜。気になるな〜(<あからさまに期待の眼差し)>佑也クン
由耶:上司命令、調べろ>佑也
祐也:っと、提携結んだ先調べるんですかぁ。先方怒っても知りませんよ
美由希:‥‥ちっ、上手く言い逃れたわね(ぼそ) でも、興味が無いとは言わせないぞ〜>佑也クン
祐也:興味ですかぁ? 無いわけではないですけど命惜しいですよ。扶養家族いますし
由耶:ここは調べるしか! やれ〜〜!(無責任)>佑也
祐也:通り一遍さらうだけですよ、後ばれたときに責任はとって下さいね(苦笑しながら手打ちで調べはじめる)
美由希:まぁ、公開されてるとこ中心で構わないよ(笑)
祐也:(ぶつぶつ)それだったら何も俺に言わなくても‥‥新人に練習とか言ってやらせればいいのに‥‥
由耶:いま、ここにはお前しかいない(即答)【にやり】>佑也
美由希:そーだ〜。マイナスされた査定が惜しかったらやれ〜(けらけら)
祐也:今すぐっすか、そりゃないっすよ……(笑いながら打ち込みを続ける)
由耶:疑問に思ったことは、すぐに調べる。これフェイトの基本だねぇ(笑)
美由希:ん。クイーンズ・ハーツ調査室チーフの言う事だ、ちゃんとお聴きよ〜(笑)>佑也クン
祐也:俺一体どこの部署なんです? 色々なところ兼任させられてるんすけど(汗) ‥‥っと、データが出たか。読み上げます? プリントアウトするか送っときましょうか?
美由希:基本的には調査室。正社員なんだし、色々頑張ってね(^^) 読み上げてもらえるかな?>佑也クン
祐也:っと何々。げっ(<目を離した隙に強制介入されたらしい)‥‥「ここの事を調べるのはだめでしゅ〜」‥‥って。どうします?
美由希:‥‥それがウワサの“こうさくいん”かな?(苦笑)>佑也クン
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祐也:でしょうね。噂から判断するとこうさくいんCかな?
美由希: あれ? 電脳諜報部にも“こうさくいん”がいるとか何とか聞いたけど………?
由耶:あたしが聞いたところによると‥‥。“こうさくいん”が電脳諜報部で“工作員”が‥‥別にいるらしいとは聞いたけどな。
祐也:さぁ、そこまでで調べるのはやめましょう。提携打ち切られると結構厳しいんですから(<切実)
美由希:そりゃそ〜ね(笑) じゃ、お詫びのついでにお祝いメッセージと宣伝でもしようかな?
祐也:了解。‥‥こんな事が書いてありますよ‥‥「これまでのメッセージはお祝いメッセージにもらいましたでしゅ」‥‥ふむ、今日は帰れませんね(悲愴な顔で)
由耶:うわおう、今までの会話取られたのかよ〜(^^;
美由希:‥‥そっち、アトはヨロシク(機械的な受け答え)>佑也クン // 気を取り直して会社紹介を。むしろそうでもしないと‥‥
由耶:んじゃ、社長、会社紹介よろしく☆
祐也:‥‥‥‥(一生懸命トロンを動かしている)
美由希:えー。私佐倉美由希が経営しておりました『Heartful Delivary Servis』ですが、この度、妙堂院由耶女史を始めとする数々の友人の協力の下、大幅に事業を拡大する事になりました(^^)
美由希&由耶:”人の心に喜びを”をモットーに! その名は『Queenz' Heartz』!
美由希:H.D.S.から続く業務は相変わらず。本拠である木更タタラ街を自治する役目も考えた調査室も加え、これからも、地道ながら事業を広げる予定です(^^)
配達・調査のご依頼、はたまた楽しい働き口、いつでも『Queenz' Heartz』は貴方を待っています!
さぁ、人の心に幸せを、喜びを届けたい方、是非是非、我が社で働いてみましょうっ(^^)
祐也:(今行ったことを早打ちしながら)‥‥「ご用命の際には是非我が社を」っと、こんなところですか?
由耶:優しいお姉さんたちが待ってるよ〜(^^)
祐也:‥‥”優しいお姉さん”を”鬼”と呼みかえてもよし。
美由希:‥‥査定マイナス(ぼそ)>佑也クン
由耶:佑也、この仕事も追加な【書類をごっそり渡す】
祐也:‥‥やっぱり今日は帰れないか(;;)
美由希:さーってと‥‥書類も佑也クンが片付けてくれるみたいだし、出掛けましょうか?(にま)>由耶さん
由耶:んじゃ、件の公園‥‥トワイライトっていったっけ‥‥にでも行ってみるか?>美由希
美由希:あ、いいねー(^^) じゃ、身支度身支度〜☆
由耶:あとたのんだ〜>佑也
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