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サンデッキで友達と一緒に。 |
ナイル川は私が思っていたほど、川幅は広くなかった。しかし、やはり日本の川に比べるとスケールが全然違う。比べものにならない。
ルクソールからエスナ、エドフ、コムオンボ、そしてアスワンへと、この間はクルーズ船の旅だった。クルーズ船は、そのほとんどが有名なホテルによって運営されているらしく、設備や食事などは結構豪華だった。ただ、客室自体はハッキリ言ってせまい。まあ、部屋ではホント寝るだけで、船内にいたほとんどの時間をサンデッキやラウンジで過ごしたので苦にはならなかったけど…。
友達が船酔いを心配していたが、それは全く問題なし!(私もすぐ酔っちゃう)船が大きいからまず揺れないしほとんど波もなく速度も遅いので、部屋のカーテンを閉めると進んでいるのか止まっているのかわからないほど。(いいのか悪いのか)目的地まではゆったりとでき、荷物も船に置いたまま。ごはんも、贅沢を言わなければまずまず…(私は何処に行ってもたいていのものは食べれる)様々なパーティーも催され退屈もしない。よって、クルーズ船の旅はかなりおすすめ。
このクルーズ中には、国民性の違いをおもいっきり感じた。他の国の人たちも、もちろん乗っている訳だが、日本人は、時間があればひたすら観光。または、なにかしらの行動をとっている。外国人はというとサンデッキで日光浴。いかにもバカンスって感じでゆったりと時を過ごしている。どちらがいいとか、悪いとかではないけど。そして、エジプト人はすごく陽気でいたずら好き。クルーズ船のスタッフは、お茶目でイタズラ好きだった。日本でこんなことをホテル(ランクを問わず)のボーイがやったら、まずくびだろうと思うほど。日本で同じ事をされたら、ものすごく腹が立つと思う。でもここだと、そういうことも楽しく思えるから不思議。
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←こちらは、ナイル川に浮かぶファルーカ (帆掛け船) 私達の乗ったファルーカのおじさんが、これまた陽気。かなりハイだった。「幸せなら手をたたこう」を日本語で歌ってくれた。→ |
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クルーズ中、船内ではいろいろなパーティーが催された。中でも楽しかったのが、ガラビアパーティー(ガラベーヤの方が、向こうの発音に近い)。各自エジプトの民族衣装(エジプト人が実際着ている物よりも、パーティー用なのでカラフルで豪華)をまとい、メークアップしてクルーズ船の乗客ほぼ全員(私達のツアー客以外は全て外国人)が参加して、ゲームやおしゃべりを楽しんだ。中には、現地人に見間違うくらいはまってる人もいた。
ガラビアパーティーの一コマ。私達日本人のツアーメンバーの集合写真。腹痛で参加していない人もいるが…。一番前の右でねている人は、ツアー中ずっとガイドをしてくれた、エジプト人「アデル」。 |
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衣装は、船内でレンタルもしてくれるが、私達は記念にエスナで購入した。(約1000円も出せば、いいものが買える。エスナのガラベーヤは他の観光地に比べると安いらしい。ただし、値切ること。)最初は、「そんなパーティー面倒くさいし、ゆっくりしておこう。」と思っていたのだが、いざ参加してみるとすごく面白かった。
パーティーの進行は、簡単な英語で私でもわかるから心配いらない。(いろんな国の人が参加するからね)クルーズ船の旅をしようと思っている方は、絶対オススメ!
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