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  大阪 トピックス

 

トピックス 「外資系の超高級ホテルの進出が相次ぐ」 



 大阪市内には,インターコンチネンタルのほか,大阪ではザ・リッツ・カールトン大阪(北区)やセントレジスホテル大阪(中央区)などの外資系の超高級ホテルが既に開業している。  

ザ・リッツ・カールトン大阪 セントレジスホテル 大阪 インターコンチネンタルホテル大阪 帝国ホテル大阪 ホテル阪急インターナショナル
リッツ・カールトンならではのきめ細やかなサービスは,お客様にユニークで思い出に残る,パーソナルなご体験を提供 全室バトラー(執事)サービス●《最高級ブランド》2010年オープン コンテンポラリーラグジュアリーな空間がお客様をお出迎え。 都会でありながら自然豊かな環境に建つ格調高い空間。 全室高層26階以上・「Serta」社製の最新型ベッド・40型以上のTV
 料金:10,334円~ 料金:13,000円~ 料金:12,833円~ 料金:6,500円~ 料金:6,500円~

 大阪市内に外資系ホテルの進出が相次ぐ。JR大阪駅北側の複合ビル群「グランフロント大阪」(北区)に英国系高級ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」が開業。2014年春には,高さ日本一のビル「あべのハルカス」(阿倍野区)に,「大阪マリオット都ホテル」がオープンした。





 「大阪市,サンフランシスコ市との姉妹都市解消を決定…慰安婦像受け入れ 」

 大阪市 http://www.city.osaka.lg.jp/ は12月13日の幹部会議で,米サンフランシスコ市が慰安婦像の寄贈を民間団体から受け入れたことに抗議し,60年続いた同市との姉妹都市提携を解消する方針を正式決定した。

 サンフランシスコ市は11月,中国系住民の民間団体が中華街に設置した像と碑文の寄贈を受け入れ,市有化した。碑文は慰安婦を「性的に奴隷化」などと表現しており,吉村洋文市長は「不確かな主張があたかも歴史的な真実として書かれている」として,姉妹都市を解消する意向を示していた。

 サンフランシスコ市のエドウィン・リー市長が12月12日に死去したため,新市長が就任予定の来年6月以降,書簡を送って解消を通告する。


⇒⇒ 大阪市報道発表資料  姉妹都市であるサンフランシスコ市の市長宛てに公開書簡を送付しました(2017年11月20日)
 http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000417138.html


大阪市長は、平成29年11月14日(日本時間11月15日)のサンフランシスコ市議会において慰安婦像及びその維持費にかかる寄贈を受け入れる決議案が採択されたことを受け、平成29年11月15日付けでサンフランシスコ市長宛てに公開書簡を送付しました。

 本書簡は、サンフランシスコ市に送達されたことを確認しております。


The Honorable Edwin M. Lee
Mayor
City and County of San Francisco
Dear Mayor Lee,

I would first like to express my deepest gratitude for your continued support and understanding toward the sister city relationship with Osaka. Last month, the San Francisco delegation comprising of 30 members visited our city and had cordial exchange with many citizens of Osaka.

On the other hand, however, I was made aware that the San Francisco Board of Supervisors on November 14,2017 adopted the Resolution 171070 [Accept and Expend Gift –Comfort Women Justice Coalition –“Comfort Women’s” Column of Strength, and Artwork Maintenance –Total Gift Value of $398,000]. Not only recently, but also on several occasions in the past, I strongly urged you that the ComfortWomen Memorial and plaque notbe located upon public property as an expression of the will of the City and County of San Francisco. In October 2017, the privateproperty where the Comfort Women Memorial and plaque were situated became public property, and adding on to this is the resolution that was adopted at the Board of Supervisors meeting. I am truly worried about these latest
developments.

This is a commemorative year that marks the 60th anniversary of our sister city affiliation. I recognize that a sister city relationship is based on establishing solid mutual trust, but the timing of these movements occurring in your city have distressed the very relationship of trust. Our city has received deep concerns and opinions in regards tothe Comfort Women Memorial being situated in San Francisco. If the current situation progresses allowing for the resolution to be approved, as stated in my open letter dated September 29, 2017, it is a difficult choice but the City of Osaka must then rethink the sister city relationship, which means to eventually discontinue sister city relations.

Allow me to reiterate, I earnestly wish that our sister city relations, which have strengthened over the span of many years, can continue. I believe we should obviate the risk of causing disruptions in the community and any negative effects to our sister city relations, as well as carry the friendship established between our two cities since 1957 to future generations. To my understanding, you wield the power to veto the decisions made by the San Francisco Board of Supervisors within 10 days of their adoption of the resolution; as such, your astute judgment in exercising that power is absolutely imperative at this time.

Ideally, I should like to meet you in person on November 13,2017to directly discussthis matter. As that date was unavailable, please kindly allow me to sendmy request in writing.

Let me send this letter,as previous letters have been, in the form of an open letter that allows my message to widely reach the citizens of both cities.
Sincerely,

Hirofumi Yoshimura
Mayor



参考和訳)

2017年11月15日 
サンフランシスコ市長エドウィン・M・リー様

貴殿には常日頃より大阪市との姉妹都市交流にご尽力いただき、厚くお礼申し上げる。
先月には30名もの貴市代表団にご来阪いただき、多くの大阪市民と親しく交流することができた。

一方で、11月14日のサンフランシスコ市議会にて、議案171070「寄付収受と歳出-慰安婦正義連盟-芸術作品の寄付と「慰安婦の」強さの柱と題された芸術作品の維持にかかる基金-寄付評価総額39万8千ドル」が採択されたと知った。私はこの間、慰安婦像及び碑が貴市に移管されることのないよう、重ねてお願いしてきた。10月には像と碑が設置されている民有地が公有地に移管されたところで、それに
続いての今回の市議会の決定を私はこの上なく遺憾に感じている。

本年は姉妹都市提携60周年という記念すべき節目の年である。姉妹都市とは強固な
相互信頼に基づいた関係と認識しており、このタイミングでの貴市の動きは両市の信頼関係を根本から揺るがす事態であると考える。本市にはサンフランシスコに慰安婦像が設置されることへの懸念を示す意見も寄せられており、もしこのまま同決議が成立した場合、9月29日付の書簡で述べたとおり、苦渋の選択ではあるが、姉妹都市関係を根本から見直さざるを得ない、即ち姉妹都市関係の解消を申し入れることになる。

繰り返し申し上げているとおり、私は長年培った貴市との関係を継続したいと切望している。現地コミュニティの分断や姉妹都市関係へのネガティブな影響を回避し、両市が1957年の提携以来構築してきた友好関係を未来世代につないでいきたいと考えている。
サンフランシスコ市長は議会の採択に対して拒否権を持っており10日以内であれば反対を表明することができる。今こそリー市長の拒否権行使という思慮深い英断を強く望むものである

本来であれば、直接お会いしてお願いすべき事柄であるが、11月13日に面談を申し入れたところ、貴殿の都合がつかないとのことであるので、このように書面でお願いする非礼をお許しいただきたい。

 なおこの書簡については、これまでの書簡同様、サンフランシスコ市民及び大阪市民に広く知っていただきたいとの趣旨で、公開書簡とさせていただく。

                             大阪市長 吉村洋文








トピックス 『大阪船場 おかみの才覚』 荒木康代著 ¥ 758 (平凡社新書)

 

戦前,大阪船場では商家のおかみさんはごりょんさんと呼ばれた。店員の教育はじめ経営の鍵を握ったその実像を現存する日記から見る。  昭和初期に生きた商家の女主人の現存する日記から,当時の女将たちがどんな役割を担っていたのかを社会学者が明らかにした。

 大阪の商家の女主人はかつて,「ごりょん(寮)さん」と呼ばれていた。彼女たちは,店の主人である「ダンサン (夫)」の片腕となって店を切り盛りし,奉公人や女中の世話,商売関係から親類縁者との付き合いなどを一手に引き受けることで,商家の生 活を支えていたという。 『大阪船場 おかみの才覚 (平凡社新書) 』  では,大阪船場で代々商いを営んでいた杉村家に嫁いだ久子の昭和2年の日記を中心に,当博の女将たちの生活をつまびらかにしている。本書から職住一体が多かった当時,経済活動の中で彼女たちが重要な位置を占めていたことがわかる。








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