まるこの気まぐれ日記
2000.1.1〜1.15
12月31日(金)
朝6時前、女子チーム3人はえびちゅ宅を撤収。すぐ近所のミニー宅になだれ込み、仮眠をとらせてもらうことにする。初めてお邪魔したミニーの部屋は、ほとんど物が置いていない8畳のフロアがあまりにも広く感じられて羨ましくなった。だいたい、私の部屋には物が多過ぎる。6畳2部屋をひとりで使っているにも関わらず、なぜか狭い。おまけに整理下手なので無造作に物が積み上げてあるような状態。これではいけない。ただちに何とかしなければならない気になり、とりあえずノート派になってからのこの1年間ほとんど置物状態になっていたデスクトップパソコンを処分する決心をした。他人のきちんと整理された部屋を見ることは、決心がつかずに手放せなかったものを手放すきっかけにもなる。帰ったらちょっと掃除もしよっと。
まるこっち、名古屋市内に立派な(?)実家があり、勤めも名古屋の中心部であるにも関わらず、どうして名古屋郊外の変なとこに部屋を借りてひとりで住んでるの?と友人によく聞かれるが、それは私が変な人だからなのだ。たまに実家に寄っても泊まるのがめんどくさい。しかし今年は世間で騒がれてるY2K問題があるし、ひとりで年越しをしてるときに電気もガスも水道も切れちゃったらとっても淋しい思いをすることになると思うので、何年ぶりかに大晦日を実家で過ごすことにし、お昼過ぎにミニーの部屋から実家へ直行した。
実家に居ると何がいいかと言えば、みかんが食べ放題なことだ。コタツに入って紅白を見ながら、みかんを6個も食べた。まるこっち、至福のひとときであった。途中気持ち良くなってウトウトしてしまい、小林幸子の出演部分の記憶がない。不覚だ…。
12月30日(木)
ナタリーの紹介で“よしみちゃん”に会って一緒にランチをした。よしみちゃんはとっても気さくな人で、初対面なのにまるで前からの友だちのようにすぐに打ち解けた。出会う予定のなかった人とランチしている不思議。出会いって、案外こんなもんなんだろうな。まるで『スライディング・ドア』の世界みたい。
よしみちゃんの職場には名古屋グランパスエイトの小倉選手のお兄さんが居るそうだ。グランパスファンもどきでミーハーの私にとっては、有名選手と微かなつながりが持てたことがちょっぴり嬉しかったりする。これを私がグランパス大ファンの妹が誰かに自慢する時には「私の姉の友だちが、小倉のお兄さんと同じ職場で…」ということになり、それを妹よりもグランパスを愛している妹のダンナが誰かに自慢する時には「僕の嫁さんの姉さんの友だちが、小倉のお兄さんと同じ職場で…」ということになり、きっとそれを聞いた人からは「あー、よくある話ね」で片付けられてしまうのだろうな。
夜はえびちゅ宅で男女混合5人チームの年忘れ夜明かし宴会(カラオケ付き)。久しぶりのカラオケで、おまけに新しい曲をほとんど知らない私は、自己都合で「新しい歌は禁止!」などと言い放ち、自分はちょっと前のアイドルの曲特集で歌いまくった。森高の『17才』、のりピーの『蒼いうさぎ』、KYON2の『あなたに会えてよかった』、とどめに松田聖子の『白いパラソル』。曲を入れる度にウケてはくれたものの、みんな本音は嫌だったかもしれない。
今回の会のテーマは『夜を徹して人生について語る』(←マジ)だったにも関わらず、ろくに語らないうちにひとりずつ眠気によって脱落、その辺に転がって眠り出す。ふたりきり残った私とえびちゅは、朝方4時ごろにワインを飲みながら、なぜか今頃『ノッティングヒルの恋人』と『プリティ・ブライド』はどちらが面白かったかということについて熱く語り合っていた。
12月29日(水)
クリスマス気分もとうに抜けたというのに、今日になってようやくようやくビデオに録ってあった『明石家サンタの史上最大のクリスマスショー』のビデオを観た。クリスマス・イヴに淋しい夜を過ごしている人たちが不幸自慢をし、明石家さんまのツボに入った人がプレゼントをもらえるという、毎年クリスマス・イヴ恒例の番組である。
世の中には本当にとんでもない人生を送っている人がいるもんだ。ある28歳の女性は、離婚した夫が自分の姉と再婚してしまったという。元夫が引き取った自分の子供は、姉が育てることになったそうだ。姉は3度目の結婚で、2人の子供が居る。自分の元夫と姉、そして自分が産んだ子供と姉の連れ子2人は、今、5人で仲良く暮らしているという。「納得いかないんですよー」と彼女は言っていたが、そりゃ納得いかないだろう。
ある19歳の男性は17歳の彼女を自分の父親に取られてしまったそうだ。父親と彼女は結婚して、彼女は彼の“お母さん”になってしまったというという。ホントかいな。でも、あり得ない話でもない。これもマジなら納得いかないだろう。
自分の不幸話を面白可笑しくネタにしてしまえるパワーは素晴らしい。その人は笑い話にすることによって自分を救いたいと考え、観る人は自分より不幸な人の話を聞くことによって救われる。きっとこれがコメディ映画の原点なんだろうな。
12月28日(火)
火曜日♪ アミーゴ伊藤は今日も素敵だった。私は彼が出てくると、朝の身支度の手を休め、テレビの前で正座して彼を見つめる。今日は今年最後の中継だった。今年はもう会えないのね。来年までさようなら、アミーゴ。また来年の火曜日、私はテレビの前で正座してあなたを待ってます。
“まるこっち親衛隊長”である“つめっち”のページが100000カウントを達成した。おめでとう! 思い返せば今年の4月、ICQでキミと話してる時に「ボクもまるこさんのようにHP作ってみたんですよ。1日かけて表紙が半分出来ただけなんですけど、アドバイスしてもらえますか?」なんてカワイイこと言ってたよね。私はキミに「改行のタグはやたらと入れない方が読みやすいよ」とか、「日記は新しいものを上に積み重ねていった方がいいよ」なんて偉そうにアドバイスしてみたりもしたよね。出来たページはプロ野球のページであったはずなのに、いつの間にか野球とは全く関係ないエロと自虐ネタで大ウケ。Yahoo!JAPANに野球ページとして登録依頼して、はじかれてしまったにも関わらず、読者のハートをがっちりとつかみ、1日に4〜500カウントもカウンターを上げていく人気サイトになってしまったね。私が2年近くかけてようやく達成した50000カウントなど数か月で楽々クリア、プロ野球シーズンが終わってもカウンターの延びは衰えず、わずか8か月で100000カウント達成なんて凄すぎるよ。スカイパーフェクTVや『WWWイエローページ』でも紹介されて、「COOL!」なんてコメントを付けられているみたいだけど、キミの功績の下には、まるこの存在があったことをいつも心に留めておくように。
こんなまるこを義理のように、これまで2度ほどダイアリーに登場させてくれてありがとう。早く3度目の登場を果たしたいと、執拗にキミに接触しているつもりだけど、なかなかネタにしてくれないのでお姉さんは淋しいわ。あ、でもくれぐれもうちのページにリンクは張らないでね。キミのページから変わった人たちが500人もうちのページに来られると困るから。
最後に…最近キミをICQ不可視リストに入れたのバレてた?
12月27日(月)
最近はどこの劇場に行っても大抵知り合いに出くわす。今日はひとりで『エイミー』でも観てしんみり泣いてこようかと思ったら、そこにはデートモードの“えびちゅ”と“ピーチパイ”が居た。完全に私、お邪魔でしょう。普通はちょっと遠慮して、離れた座席に座るでしょう。なのになぜ、私たちは3人並んで、しかも私が彼らの真ん中に挟まれて映画を観ることになってしまったのでしょう…。はて???
『エイミー』は号泣の感動ものだと思ったら、ちょっと違っていた。非現実的で、味方と敵がはっきりしていて、ミュージカル調で、ちょっぴり泣けて、最後にはほのぼのとした気持ちにさせる、ディズニー映画のようなお話だった。まわりのみんながエイミーの魔法にかかってしまうところが面白かった。(小学生の感想文みたいだ)
映画の後にえびちゅとピーチパイと3人でお茶した。本日のお話のテーマは“クリスマス・イヴをどう過ごしたか自慢”。私はもちろん『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をひとりで観に行ったことを得意気に話したが、彼らもなかなかのものがあった。えびちゅは、さんざん残業した後、ひとり暮らしの部屋に帰り、ひとりでケーキを食べたらしい。ひとりという悦楽に酔いしれ、月を見ながら普段吸わないタバコなんかをふかしちゃったりもしたらしい。ピーチパイは、仕事が終わってから真っ直ぐ家に帰り、家族と一緒に晩ご飯。メニューは焼ジャケと菜っ葉のおひたし、そのあとケーキを3個食べながら、延々テレビを観て過ごしたらしい。さすがまるこの友だちだけあって、みんななかなか素敵なクリスマス・イヴの過ごし方をしているではないか。2人とも、これからも仲良くしようね♪
12月24日(金)
クリスマス・イヴ。去年の私は果敢にもひとりで恋愛映画に臨んだ。今年は1900年代最後のクリスマス。こういうホラーな日は、ひとりでホラー映画でも観て、とことんホラーな気分に浸るのが良い。…ということで、本日観る映画は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に決定!
劇場に着いてまずびっくり。ほぼ満席なのである。それもカップルが断然多い。聖なる夜に幸せな君らがこんなホラーな映画を観てブルーな気持ちになってどうすんの? ま、いいけどね、他人のことだし。約95%の座席が埋まっている中ではひとり分の座席を探すのも大変で、ひと苦労してラブラブカップルと女性3人組の間に1つ空いている座席を見つけた。
隣のカップルの男性は映画が始まってからもずーっとポップコーンを食べ続けていた。この映画、普通に観てても酔っちゃう人が居るっていうのに、ポップコーンなんて食べてて大丈夫なのかい? 他人ごとながら隣でちょっぴり心配になってしまう。案の定、話が佳境に入って行くにつれ、彼の手がポップコーンの袋とお口を往復している回数が減って行くのが分かる。そして、ある時ピタッとそれが止み、手が彼のお口を押さえた。ヤバイっ!! 頼むから、こんなところで吐かないでおくれ!! …もはや、それは他人ごとではない。それ以降、私の意識は映画に集中出来なくなってしまった。
彼が何とか持ちこたえてくれたことが、私にとっては救いであった。しかし、映画の後味の悪さもあったと思うし、あのカップルはあのあとどんな気分で聖夜を過ごしたのだろうか。ま、いいけどね、やっぱり他人のことだし。どっちにしても『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』はデートで観る映画ではないだろう。私は“映画の怖さ+隣の人が吐くかもしれない恐怖心”で、とことんホラーな気分に浸れて満足だったけど。
12月23日(木)
ヘラルドシネクラブ映画と講演の集いに参加。3000人ほどのキャパシティを持つ白鳥センチュリーホールで、『リング』の中田秀夫監督の講演会と、中田監督の新作『ガラスの脳』の上映会。そして、豪華賞品が当たる抽選会などが行われるということなので、私はかなり期待して行った。それなのに…。
講演会…なんじゃ、あれは。あれは講演会じゃないでしょ。司会の横山ひとみおねーさん(よく試写会の司会で出てくるが、あまり好きな人ではない)が、くだらないインタビューをしてるだけじゃない。司会が下手。監督もあまり話上手とは言えない。あまりにもつまらなかったので、寝た。眠かったし。
映画…中田監督は「面白かったら人に薦めてください。つまらなかったら何も言わないで下さい」と言っていた。だから、私は何も言わない。
抽選会…会場でほとんどの人が何らかの商品をゲットしたにも関わらず、私はかすりもしなかった。なんなんだー。とことん運のないオンナっていうことなのだろうか。
年末の忙しい時期、休日にわざわざ出かけて過ごした私の半日は、いったい何だったんだろう…。そのまま帰るだけでは気が済まなかったので、そのあと一緒にイベントに参加していたジョージアと三越のアフタヌーン・ティーでお茶した。紅茶1杯で3時間粘って人生について語り合った。今日唯一の有意義な時間だったような気がする。
12月22日(水)
冷凍したバターサンドはいつまでに食べればいいんだろう。もういい加減に食べ飽きてきた。でも、まだある。どうやら私は“バターサンド星人”にはなれなかったようだ。
業界通の友達“なすカレーくん”から「急に行けなくなっちゃったから」ということで試写状を頂き、初めて関係者だけの試写会というものに潜入した。映画はケビン・コスナーの『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』。最近では“オレ様映画”専門のケビン・コスナーの新作なので、もちろん不安はいっぱい。始まって少し経った時は「またまたオレ様映画じゃん!」って思った。でも、途中でどんどん引き込まれて行って、かなり泣いてしまった。ケビンが演じる40歳の大リーガーは、とんでもない自己中心的オトコで、おまけに女たらし。しかし、そんなオトコに惚れてしまったオンナの気持ちがダイレクトに伝わってきた切ない映画だった。彼女は私に似ている。だから泣けた。これは久しぶりに「もう一回観たい」と思った映画だった。“なすカレーくん”ホントにありがとね。
公開より先に試写会で新作映画をたくさん観ているまるこっちだけど、私は業界関係者ではない。実はテレビ局や雑誌にせっせとハガキを書いて応募しているのだ。今日も家に帰ったら角川書店から『リング0〜バースデイ』の試写状が届いていた。それを見て無邪気に「わーい、当たった♪」と喜んでいるのが私なのだ。あーあ、“関係者”になりたいな。誰か誘ってくれないかな。
12月21日(火)
流行りの動物占いで見ると私は“狼”になる。変わり者で、人から「変わってるね」と言われることが喜びであると書いてある。つまり人と同じではイヤで、自分が人とは違うことに変な自信とか誇りを持っているのである。…よく当たっている。
私の火曜日のお楽しみは『アミーゴ伊藤の元気王』を観ること♪ フジテレビの伊藤利尋アナがやっている『めざましテレビ』の7時45分からのコーナーだ。私の夢に登場したこともある伊藤アナは、今私が一番心惹かれている有名人でもある。私には変人願望がある。変人に憧れるのだ。しかし、おかしけりゃ何でもOKって訳でもない。私が望む“変人”には質にこだわりがある。とても知的であったり芸術的才能を持っていたりしながらも、それをユーモアで茶化してしまう才能を持ち合わせていること。だから、木・金曜の番組の中でマジメにニュースを読んでいる伊藤アナが、火曜日には身も心も“アミーゴ伊藤”になってしまえるところに、私はとても惹かれているのだ。
こんな私だから、自分よりもウワテの変人を見かけると惚れたりしてしまう。今まで私が惚れてしまった人は、みんな相当な変人ぶりだったのだ。しかし、何と言っても相手は一筋縄ではいかない変人。大抵の場合は私などの程度の女には興味は示さず、振られてしまうことが多い。そんな彼らが本気で好きになる女のコってどういうコなんだろう? やっぱり彼ら以上に変人の女のコなんだろうな。それなら、絶対に私には勝ち目はない。
12月20日(月)
今日もまた、駅の自転車置き場で私の自転車が倒されていた。今度は自転車ばかりの5台重ね。私の自転車は上から3台目にあった。こんな私でも一応学習機能は備えている。この前のように、また似ている自転車と間違えてはいけないので、まず倒れている自転車が自分のに間違いないかきちんと確認。そのあと、15日に出会ったような親切そうなお兄さんがいないか周りをキョロキョロ見回してみた。しかし、世の中そんなに甘くない。みんな自分の自転車に乗ってとっとと帰ってしまうのだ。そうだよね、寒いし…。この世知辛い世の中で、この前の親切お兄さんのような人は奇特な人なのかもしれない。惜しいことしたかな。
ナタリーからびっくりメールが届いた。この前の北海道旅行の帰りの飛行機欠航騒ぎの時、帰れなくなってしまったナタリーが新千歳空港で知り合いになった“よしみちゃん”が私のことを知っていたというのだ。運命を共にしたことで仲良くなり、メールのやりとりを続けている中で「ナタリーさんの北海道旅行の同行者の“まるこ”さんて、PHPの『VIDEOchase!』によく映画評を載せている人?」って聞かれたらしい。マジ?マジ?って感じ。その昔、『憧れの職業』などという作文を発表したこともあったけど、こういうこともあるんだなって思うとなんかすごく不思議な感じで、同時にすごく嬉しかったりもする。“よしみちゃん”は本当は私と同じ飛行機に乗るはずだったが、JRの架線事故でフライトに間に合わず、その後の大雪で帰れなくなってしまった人らしい。予約の時は“満席”といわれていたはずの私が乗った飛行機には確かに空席がいくつかあった。私の横の座席も空いていた。面識のない感想文の読者“よしみちゃん”がリザーブした座席に、私は荷物を置かせて頂いていたのだった。もし“よしみちゃん”がその飛行機に乗っていれば、私と彼女は隣に座りながらも一生すれ違ったままだったのかもしれない。運命って面白い。
12月19日(日)
すごく久しぶりにテレビで『ちびまる子ちゃん』を観た。泣いた。『ちびまる子ちゃん』を観て泣くなんて、私も歳くったのかな。でも、今日の話にはオチがなかったぞ。昔は必ずオチをつけて楽しませてくれたような気がするのだけど。『ちびまる子ちゃん』は面白かったが『クレヨンしんちゃん』が面白いと思えなかったのは、いつもオチがないまま話が終わってしまったからだった。
『ちびまる子ちゃん』はテレビ放映10周年なのだそうだ。私が周りから“まるちゃん”と呼ばれるようになったのは、元はと言えば『ちびまる子ちゃん』に似ていると誰かが言い出したからだった。私が“まるちゃん”と呼ばれるようになってから、もう10年も経つんだな。確かに当時はあれに近い髪型をしてたけど、髪型だけは『ちびまる子ちゃん』にはなれない。だって、松たかこと同じ髪型にしても「松たかこに似てるね」なんて言われないだろうからね。そういえば10年くらい前、知り合いの子供の幼稚園児にも「お姉ちゃん、ちびまる子ちゃんに似てるね」と言われたことがある。園児、嘘つかない。やっぱり似ていたんだろうな。
ネット上で“まる子”を名乗っていたこともあったが、“まる子”を名乗る人が多かったため2年ちょっと前から“まるこっち”と名乗るようになった。これは決して当時の“たまごっち”ブームに乗っかったわけではなく、俳優ジョン・マルコビッチから頂いたありがたい名前であることを知っている人はどのくらい居るのだろうか。いまだに自分以外の“まるこっちさん”とネット上で出会ったことがないことは、ちょっぴり嬉しい。
12月18日(土)
昨日の夜は9時に寝たのに、起きたら昼の2時近くになっていた。何と、17時間も寝ていたことになる。相変わらず、変な夢はたくさんみた。一本目の夢は、妹が熱望してペットとして飼うことになった巨大なワニに『マトリックス』でキアヌが演じた名前“NEOくん”と命名し、綱をつけて妹と一緒に散歩させる夢だった。二本目の夢は、昔好きだったひととフジテレビの伊藤利尋アナと私の母親が、3人並んで実家の洗面所で歯を磨いている夢だった。三本目の夢は…ま、いいか。それにしても、何故私はこんなに何時間も眠れるのだろう。確か、昨日の昼もずっと寝ていたはずだよね。
何とか新しいのを買わずに済ませようと、Win3.1の時から使っているヘボプリンターと格闘。なかなか上手く動いてくれなくててこずったが、プリンターヘッドのクリーニングとインクの補充をしたら、ようやく印字出来るようになった。ヘボプリンターだから、当然今のCMでやってるような綺麗な印字は出来るはずもない。でも汚くても写ってりゃいいのさ♪ 気まぐれヘボプリンター君のことだから、またいつ動かなくなるか分からない。動いてる今のうちにと、電源を落とさないまま一気に印刷をかけた。これで安心。でもまた来年のこの時期、キミと格闘することになるのだろうね。
12月17日(金)
さとママさんからメールで、「コンビニおでんのおつゆは“少な目”というのがよろしいかと。まったくないのは、パサついていてさみしい」というアドバイスを頂いた。さとママさん、ありがとう♪ 今度試してみよっと。
年末までにやらなければいけないことが山積みだったので、会社を休んだ。しかしかなり疲れがたまっていたのか、身体が重くて何もやる気がせず、結局一日中寝て過ごしただけだった。せっかくの休暇なのにもったいない…。
寝ていると、ライオン丸から電話があった。「オレと飲みに行く約束したの覚えてる?」「?」「この前おごってくれるって言ったじゃん」「知らない」「………」「てへっ♪」「てへっ♪じゃないっつーの!」…どうやら、私は酔っ払って彼と何らかの約束をしたらしい。しかし、それだけではなかった。誰にも話していなかった私の秘密の数々を彼は色々知っていた。あんなことも、こんなことも知っていた。あの空白の2時間の中で、私は彼に機関銃のごとく自分の秘密をぶちまけ、挙げ句の果てにエロ話まで暴露したらしい。酔っ払うということは恐ろしい。まるこっち、とうとうヤツに核兵器のスイッチを握られてしまったようだ。
夕刊に載っていた『ブレア・ウイッチ・プロジェクト』の宣伝欄に「試写をご覧になったお客様に乗り物酔いに似た症状を覚える方がいらっしゃいます。体調を万全にしてお楽しみ下さい」と書いてあった。夜、この映画の試写会の予定が入っていたが、体調万全とはとてもいえない状態だったのでキャンセルすることにした。こういうホラー映画はデートにもってこいなのだろうけど、途中で気持ち悪くなっちゃったら最悪だうな。でも、だからと言ってひとりで観に行くとかなり寒い思いをするんだろうな。
12月16日(木)
小田加奈子さんという人から「お久しぶりです」という件名のメールをもらった。小田加奈子、小田加奈子…誰だっけ? 記憶にない名前の人からのメールに、『Love Letter』で神戸の渡辺博子からの手紙を受け取った小樽の藤井樹になった気分だった。とりあえず開いてみるとそこには「始めまして私、“あの子の美乳”サイト管理者のSAMOAです。当サイトは、美乳マニアの要望に応える為、今あらゆるメディアで活躍中の女の子の良質美乳画像を大量に集めました。他には無い当サイトならではの美乳画像です。美乳で満足されたい方、美乳に興味を持たれた方は、是非、当サイトにお越し下さい」と書いてあった。「はじめまして」じゃん。「お久しぶりです」じゃないじゃん。まぎらわしい件名つけるなっつーの。でも、6度も連打された“美乳”という響きになんかそそられるものがあり、とりあえず行ってみた。相手の思うツボである。でもそこにあったのは、オーマイガーッ!の世界だった。こーゆーのを“美乳”っていうんだ。知らなかったなぁ。
先月3,052円だった電気代の請求が、今月は4,003円だった。何と30%以上のアップ率である。連日朝までコタツ、PC、部屋の電気&エアコンをつけっぱなしにして眠り続けた代償だろう。ちょっと反省…。でもアップした951円なんて、飲んで食べたらアッという間に消えちゃうお金だよなって考えたら、そんなに大層な問題でもないような気がしてきた。それより今の私の一番の悩みは乾燥してパリパリになってしまったくちびるである。だって痛いんだもん。メンソレータムメディカルリップを塗っても治らないんだもん。こんな時、チューのチャンスでもあったら、私は一体どうしたらいいんだろう。コタツで眠る快楽の代償は大きかった。
1999.12.1〜12.15
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