アイアンマン２　(製作年度： 2010年)
レビュー日：2014.6.9
更新日：
評価：★★★
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解説（Yahoo映画より）：
自ら発明したパワード・スーツで平和のために死闘を繰り広げる天才科学者兼経営者トニー・スタークを描き、大ヒットを記録したアクション大作『アイアンマン』の続編。アイアンマンであることを公表したトニーに、新たな敵が襲い掛かる。ロバート・ダウニー・Jrが引き続きアイアンマンを演じ、監督もジョン・ファヴローが続投。対する敵役には『レスラー』のミッキー・ロークや『ブラック・ダリア』のスカーレット・ヨハンソンなど実力派俳優たちがふんし、スリリングで迫力あるアクションが期待できる。

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チョイ悪オヤジヒーローふたたび

「アイアンマン」で自分がアイアンマンだと公表してしまったトニー、パワードスーツは国防上重大な武器だから政府に引き渡せと迫るお役人とわたりあったり、「スターク・エキスポ」を開催したりと超多忙な毎日。そんな彼とそのパワードスーツを狙うライバル会社の社長とか、父親同士の因縁でトニーを敵とするロシア人とか、いわくありげにトニーに近づいてくる美女とか謎の組織とか、トニーの生命を脅かすアーク・リアクターの副作用とか……イベント満載で退屈しません（笑）。

「アイアンマン」ではまだまだ操作に不慣れな様子があったトニーも、「2」では完全にスーツを使いこなしてカッコよくポーズを決めて見せます。

映像で出てくるトニーのお父ちゃん、「アイアンマン」でもちらりと出てきたのですが、いかにも一昔前のやり手の実業家という感じが出ています。これがあの「キャプテン・アメリカ」にでてきたハワードなんですねぇ。なるほど。
前作でもしっかりトニーを支えていた秘書のペッパー、今回はいきなり社長の座をトニーから譲られてあたふたしながらも、だんだん貫禄がついてくるところはさすが。
「アベンジャーズ」を先に見ているだけに、あの登場人物がこんなふうにからんでたのねー、というあたりも面白かったです。スカーレット・ヨハンソンのアクションもすごい。