record zabadak Acoustic Gig `98 record

'98.5.31 at 渋谷 CLUB QUATTRO

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曲目表

01.遠い音楽
02.マーブルスカイ
03.点灯夫
04.百年の満月
05.Merry Go Round みたいな君
06.散歩道
07.夜毎、神話がたどりつくところ
08.はねっかえりのTigger
09.カトルストンパイ
10.永遠(とき)の森
11.星の約束
12.白い紙と鉛筆
13.FAKE
14.The peculiar night

15.世界中の悲しみがいっぺんに
16.Tears

ライブ後に手に入れた曲順表より


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今回のライブは去年に続いて2回目の「Acoustic Gig」。
去年の1回目には私は行けなかったのですがCD「Trio」を聴いて生の曲調が結構好きだったのと、 また幾つか新曲も演奏するとのことだったので楽しみにしておりました。
故に遊びで徹夜明けの体でも(爆)根性で昼寝から叩き起こしシャワーでリフレッシュさせて、いざ 渋谷Club Quattroへ。


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Club Quattroはやや小さいけど落ち着いた感じのライブハウス。
特に、中央のスタンディングのスペースを囲む様に一段高く一列だけ設けられたテーブルと椅子席が、 まるでバーのカウンターみたいな雰囲気。
今回私のチケットは整理番号56番と珍しく良い。そこで前述の理由から体力に自信がなかった私は、 早々とステージ近くの側面のカウンター席へ。
ここだと吉良さんの顔も充分見えるし、ドリンクもテーブルに置けて、心地好い喧騒に身をまかせてゆったりと 座って音楽を楽しめたので最高のポジションでした。
体力が万全でのっている時は、前列でスタンディングも好きなんですが(笑)。
雰囲気だけでなく音響もちょうどいいので、狭いことを除けばQuattroは結構いいかも。

……ただ、ステージの正面脇にどでかい柱があるのは、さすがにどうかと思うけど……(笑)。


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ドラム・パーカッションの楠 均さん、ベースの青木 孝明さん、そしてzabadak吉良さんという前回と同じ「Trio」構成 で始まったライブの一曲目は「遠い音楽」。
最初はテンポの早い曲でくるかな、と思っていただけにちょっと意外。ギターの生の響きに、高めのキーでゆっくりと 歌う吉良さんの「遠い音楽」は何故かどことなく南国のイメージを連想してしまいました。
そのやわらかい雰囲気のままで、次は「マーブルスカイ」へと続きます。
パーカッションの太鼓(?)の様な音が静かに低く響き、それがコーラスと調和してすごく心地の良いゆったり とした音楽。さっきの南国のイメージというのは、あるいはこのパーカッションに起因してたのかも。
ここは座って聴けてよかったな、と思いました。あと、やっぱり私はアコースティックな音色のが好みなのかなぁ、とも。


……思った所で、吉良さんの「終ってみればどこがアコースティックだったんじゃいというAcoustic Gig」とのMCが(笑)
いや、それならそれでも全然OKでよ(笑)。 でもとりあえずはちゃんとこのままアコースティックに、「Trio」にも収録されていた「点灯夫」と「百年の満月」を 演奏。「百年の満月」の♪チュッチュルルル、チュッチュルルル、がなんかいい。


ここで新たにキーボードの高井 萌さんが登場。吉良さんはいま彼女の声にゾッコンらしいです(笑)。
「今日はどうでした?」「今日は…晴れてました。」「あ、洗濯した」といったようなのどかな会話(笑)が展開 されたあと、種ともこさん作詞の新曲「Merry Go Round みたいな君」を披露。
吉良さんとのダブルボーカルと時折織り混ぜられるピアニカの音色が印象的なラブ・ポップス、といった感じです。


そのまま、萌さんのコーラスを交えての「散歩道」。
そしてその次の曲「夜毎、神話がたどりつくところ」の、思いがけないピアニカでのイントロに場内から大歓声が!
やわらかいピアニカの生の音色で聴くこの曲は何だか久しぶりで、思わず昔のアコーディオンでの調べを連想してしまいます。
イントロでの歓声はそんな音色に琴線を触れられて思わずあふれた、昔からのファンの方のよろこびなんだろうなぁ、と聴きながら ぼんやり考えていました。


その直後に、いきなりテンポの激しい新曲「はねっかえりのTiger」。その不意の変化に場内が一瞬あっけにとられた気がしました、 吉良さんも「ビックリしたでしょ(笑)」といたずらっぽく言ってました。
「ティガ!」の叫びについ某特撮が頭によぎった方も多かったと思いますが(笑)、ティガとは「くまのプーさん」に 出てくるとらのこと。9月2日にリリースされる、今度の新譜は「くまのプーさん」の明るい面と暗い面をモチーフにした 楽曲だそうです。
そこでその新譜から「カトルストンパイ」と「永遠の森」(ときのもり)の2曲を披露。
前者は♪カトルストン、カトルストン、カトルストンパ〜イ〜 のサビが印象的な、ちょっと不思議で楽しい曲調。そして 後者は「Tears」に似た壮大さの中に、何というか長いzabadakの原点を感じさせてくれるような楽曲。ライブのラスト にふさわしい感じ。私はこういう曲に目がないので、アルバムが発売されて聴きこむのが待ちどおしいです。


だんだん盛り上がっていく中でライブは「星の約束」「白い紙と鉛筆」へ。
ところがここで盛り上がった吉良さん、ギターを壊してしまう。
場内からの「あーあー」「かわいそー」との声(笑)に、「楽器なんて道具だからっ」とうそぶく吉良さん。
でもその直後に新しいギターを調弦するはめになって「早速バチが当たりました……、やっぱり楽器は大切にしないと」 と呟く吉良さんがかわいい(笑)。


新しいギターで「どこがアコースティックじゃい」モードに突入。
まずはガンガンにかき鳴らして「FAKE」。この曲、私個人としては家でCDで聴く分にはあまり好きではないのですけど、 ライブで盛り上がって聴く分にはよく感じるっていうのは、やっぱり現金だなぁと自分自身思う。
そして定番の「The Peculiar Night」で夢の様な一夜は取り敢えずおしまい。


アンコールでは、まずお色直し(笑)した吉良さんと高井 萌さんが登場、「妙な曲です」と言って、これも新曲 「世界中の悲しみがいっぺんに」。
静まったライブハウスに、甘くキュートに響くバラード。この新しい要素を得たzabadakの音楽がどのように変ったのか、 その意味でも、今度のアルバムが楽しみです。
そして再び楠さんと青木さんを交えて、ラストの曲「Tears」。この曲は最近のzabadakの曲の中で1,2を争うくらい 気にいってる曲なので嬉しかったです。コンサートやライブで、「やってくれないかなぁ…」って思っている曲が本当に 演奏された時って、体に電流が走るような嬉しさがありますよね。
♪空を見上げた で入る女性コーラスが新鮮だったこの曲で、ライブは幕を閉じたのでありました。


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時間は1時間45分くらいと、ちょっと短いかなとも思いましたが、内容盛りだくさんでいろいろな雰囲気も味わえて充分。 堪能できました。
お客さんのノリも面白かったし。
(吉良さんの「最後の曲です」に対して「もう一回始めの曲からー」、それから早くもあがる「もえちゃん、かわいー!」 には笑った(笑))。
次回は新譜を引っ提げての10月の赤坂Blitzでのライブということで、期待と休日だといいなぁと社会人の悩みをぼんやりと 抱きながら、やみくもに長くなってしまったレポートは終るのでありました。


拙いレポートを最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。


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