| ZABADAK LIVE 2003 花見前線北上中 Vol.2 |
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曲目表
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| ZABADAK LIVE 2003 花見前線北上中 Vol.2 |
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という訳で行ってきましたスイートベイジル。 この会場は、お酒が美味しいのと(笑)、スタート時刻が遅いので平日の仕事帰り でも比較的安心なのとで、個人的にお気に入りのライブハウスです。 Egg-siteでのひとりzabadakの次は、楠さん・青木さんとの『TRiO』構成の 男光りする(笑)ライブ…… ……となるはずだったのですが、ライブの一週間前になんと吉良さんが急病で入院！ 急遽、小峰公子さん、さらにくじらの杉林さんが加わってのトリビュートライブ（？） となったのでした。 一番手の楠さんは、ウクレレの伴奏をバックに、ギターを片手に『小さい宇宙』を。 しっとりとしながらも軽い歌声で、zabadakの曲を歌いこなしてました。 「バックのウクレレは、病床の吉良君が弾いてくれました……うそです(笑)」 ……って、一瞬本当かと思って驚いたじゃないですか(笑)。 続いて、この日のために作ったという二曲を披露。 二番手の青木さんは、トークは緊張気味ながら（？）も、 「本業はシンガーソングライターです(笑)」とギター、そしてピアノを交えて４曲。 僅かにしかめたような表情で歌い上げるハイトーン・ボイスが印象的でした。 あと、後でフルメンバーで演奏した時の『遠い音楽』でのベースが、この日は妙に 記憶に残ってます。いつもは私は、なかなかベースの音色には気付かないのだけど……。 続いて公子さんがひとりで登場。吉良さんの病状について語ってくれました。 急に胸が痛くなったとかで、最初はお酒に酔って木とかに登ったりして怪我したのか(笑)、 と思っていたら、病院に行って肺気胸だったとのこと。 「本当は身体の細い、若い男性が罹ることが多い病気なのだそうですが(笑)」とも(笑)。 肺から漏れる空気を、管でこぽこぽと外に出している他は、元気で本ばかり読んでいる とのことでした。 ……あ、あと今回のことをＨＰで告知する時に、 「ただ急病だと、お酒飲み過ぎとか肝硬変とかだと思われるから、病名を載せといて」 とか言ったとかも、聞いたような(笑) 公子さんは、キャラメルボックスの西川さんと大森さんの結婚式以来、という 珍しいピアノの弾き語りで（その時は小田和正さんもいて、すごく緊張したそうな） 『光降る朝』を聴かせてくれました。これが個人的には結構嬉しかったなぁ。 そして最後に杉林さんが加わって、フルメンバーでの後半戦。 以前もここＳＴＢでの「ざばからくじら」で共演した杉林さん、名古屋に帰っていた所を 急遽召集されたというだけあって、何というか、カリスマというかすっごい存在感が ありました。 吉良さん不在でややもすると寂しくなりそうなステージを、一気に盛り上げて引っ張って いくバンド・マスターの役割を、立派に果たしていました。 本家吉良さんよりも何処か爽やかな(笑)ヴォーカルの『星の約束』から、 zabadakとくじらの曲を織り交ぜての後半戦。 個人的には『たまご』がすっごく良かったです……。うまく言えないけど。 公子さんも「いつまでも 歌いたい曲 たまごなり」（だったかな？）と言ってました。 後は、杉林さん作詞の、zabadakの名曲『tears』。 杉林さんの『tears』が聴いてみたかったので、全員のコーラスを交えての ラストのこの一曲は、すっごく嬉しかったです。 アンコールでは、吉良さんがいなかろうがzabadakのライブはこの曲をやらないと 終われない、とばかりに『Easy Going』。 会場内ほぼスタンディング状態の盛り上がりの中、しっかり終わりとみせかけて フェイントをかけるお約束もこなしつつ、この日のライブは幕を閉じたのでした。 というわけで、吉良さんの穴を充分に埋めて、楽しかったこの日のライブ。 ……とは言え、ライブで吉良さんの歌声と、ぼけぼけのトークと、歌詞間違い(笑)が 聴けないのもやっぱりさみしくもあり。 早く回復して、元気になられるといいなぁと祈りつつ、のミニライブレポでありました。 ……吉良さんが回復したら、郡上八幡に行ってみたいなぁとちょっと思ったり。
