まだ覚めやらぬうちに、続いて新曲『かわおどり(仮名)』。
バイオリンとアコーディオン(だったと思う……)の調べが心地よく流れるインスト曲です。
途中で小峰さんが手を高くあげてお客さんを誘う様に手拍子を取ります。
タンタタタンタンタタタンと、この手拍子が難しい(笑)。
会場中がこの難しい手拍子に合わせる中で、太田さんのバイオリンソロがかっこいいこと。
ちなみに、この『かわおどり』という曲名は、「わかる人しかわからない」とのことで、ただいま曲名を募集中、とのことです。
「採用された方には、感謝の気持ちとして……感謝の気持ちを差し上げます」だそうです(笑)
さらにもう1曲の新曲は、バイオリンでのワルツめいた印象的な前奏から始まる曲。
こちらは先程よりもやや妖しげな(?)吉良さんのボーカル。
ラストは二人の女性コーラスでしめる……かと思いきや、コーラスに重なって、何と太田さんのコーランが!
「のれんわけ」以来のコーランは静まった会場に響き渡り、あの時は余興だったけど、今回は静かに余韻を残して終わり、
そしてその静けさのまま吉良さんと木屋さんが向き合って次の曲へ……
……行かないでお見合い状態になって止まる(笑)
「ごめん、俺のせい……」と謝る吉良さんに、「やあ、吉良君久しぶりだねぇ!」とフォローを入れる太田さんが楽しい(笑)
気を取り直してもう一度と、流れたイントロはひさびさの名曲『harvest rain』。
これは失敗せずにコーランの余韻のままいけたらよかったかもと少し思いました(笑)。
もしかしてこれも吉良さんバージョン?と思ったけど、さすがに小峰公子さんのヴォーカルでした。
ややハスキー気味に高く伸びる小峰さんの高音で歌われる、♪音もなく 降り注げ〜……の伸びが懐かしくも新しくて、かっこいいのです。
続いて『GOODBYE EARTH』……確かここの出だしでも間違えて、それでメンバー紹介になった気がしたのですが、ちょっと記憶が定かではないのです……。
そして、ラストはこれがなくちゃライブが終わらない『Easy Going』。
場内の盛り上がりも最高潮。
もうライブが始まる前の暑さと息苦しさもすっかり忘れて、ライブのラストを楽しんでいました。
そして最後は全員吉良さんデザインのTシャツを身に纏っての『永遠の森』。
何度も何度も続く、♪さあ歌えよ 声の限りに 夢の森に帰るまで の歌詞が今日の余韻のようにずっと頭の中で響いていました。
ライブが全て終了したあとも、鳴り止まぬアンコールの拍手。
それに応えて、吉良さんがもう一度登場してくださいました。
曰く、「ネタがつきました。明日もプログラムを多少変えてやるので是非来てください」
こうして、吉祥寺での「お披露目セッション」は幕を閉じたのでありました。
ついつい話すことが多くなってしまったのも、またこのライブの楽しさを表しているのかもしれません。
何はともあれ、ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。(^-^)