moon Zabadak Wonderful Live vol2 moon
2004.05.17 at STB139

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曲目表

01.COLORS
02.今日の夢のこと
03.星の約束
04.遠い音楽
05.双子の星
06.マーブルスカイ
07.オハイオ殺人事件
08.点灯夫
09.wonderful life
10.life
11.憲法第九条〜桜
12.生まれては別れにむかうわたしたちのために
13.ブリザード・ミュージック
14.Easy Going

〜〜Encore 1〜〜
15.天気予報
16.夏日記

○musician○
吉良 知彦(Vocal,Guiter)
小峰 公子(Vocal,Accordion)
楠 均(Drums,Chorus)
斎藤 ネコ(Violin)

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という訳で行ってまいりました、STB139でのWonderful Live Vol2。

今回はアコースティックなライブ、ということで、吉良さんはエレキなしで
2本のアコースティックギターだけを従えての登場。
ライブの最後に差しかかるまで、ずっと椅子に座っての弾き語りでした。

吉良さんいわく「ビールでも飲みながらまったりできる……と思っていたのに
すっごく大変」とのこと(笑)。
編成も、ヴァイオリンの斉藤ネコさん、そしてドラムというよりは
もっと素朴な音色のパーカッションを携えた楠さん、そしてアコーディオンの公子さん、
と生楽器の音とコーラス重視の編成で、全体的に穏やかな音のライブでした。


個人的に、Zabadakの音楽はヴァイオリンがある方がしっくりくるなぁ、と
思っているので、斉藤ネコさんの参加は嬉しかったです。
太田さんでも良いし、やっぱりヴァイオリンは欲しいなぁ、うん。
moon


いつも以上に、サビでの三人のコーラスが綺麗に響いた『COLORS』にはじまって、
曲目もコーラスの映える曲が多かった気がします。『点灯夫』とか。

個人的に良かったのは、まず定番の『遠い音楽』。
よく聴き知った前奏から入って、ああ『遠い音楽』だ……と思ったら、
意表をついてメインボーカルをとったのは公子さん。
もうずっと吉良さんボーカルの、高いキーの『遠い音楽』に慣れていたから、
CDと同じオリジナルのキーの『遠い音楽』はすごく懐かしくて、何だか良かったです。
ここの所、公子さんボーカルの曲って同じような曲ばかり演奏していたから、
ちょっと新鮮で嬉しかったし。


それから、ギター一本でしっとりと流れた、バラード調の『Wonderful Life』。
ただでさえ心に染みる詩で大好きなこの曲、静かな音色で聴くと、
何だか切なくじんわりと胸に染み透ってきます。

そしてその『Wonderful Life』に続いて演奏した、
久しぶりでちょっとびっくりした『LIFE』。
高みに昇るように、コーラスを引き連れて響いてゆく詩歌、
そしていつもだとエレキギターが担当する間奏のメロディを、
ネコさんの力強くもしっとりとしたヴァイオリンが奏であげて、何だかすごく良かった〜。
moon


MCもまったり進行で(笑)、リハーサルで斉藤ネコさんが『星の約束』のことを
『男の約束』(熱すぎ・笑)と読んでいた話とか。

吉良さんがいつもチューニングマシンや弦を切るニッパーをなくす(だったかな?)
話とか。(「ひけるんです」「切れるんです」とか言ってた・笑)

そして吉良さんの歌詞間違い・曲目進行間違いも相変わらず健在(笑)。


後半には、憲法第九条の文言に曲をつけたのに続いて、
なんと大作『桜』をアコースティックの4人編成で演奏。
終わった後に、吉良さんが「4人でやる曲じゃないよね〜」と言ってました。
何でも、前日リハーサルの時に、ネコさんの挑戦を受けて(?)急遽やることが
決まったのだとか。


そして最後は立ち上がって『ブリザード・ミュージック』『Easy Going』で
盛り上がって締め。

アンコールではその勢いのまま『天気予報』を演奏したあと、
静かに冷ますように『夏日記』を奏でて、この日のライブは幕を閉じたのでした。
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個人的には、いくつか珍しい曲も聴けて、アレンジもヴァイオリンと
アコースティックギター中心の穏やかな曲調が心地よくて、
なんともゆったり心に響いた、よいライブだったなと思います。

次回も7月にSTB139でやるそうなので(また平日だよ・涙)、期待なのです。


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