snow_forest zabadak & La Companie "A-n" ジョイントライブ

2000.12.24 〜 12.26 at 渋谷 Egg-Man
snow_forest

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2000.12.24

第1部

  Apres une priere
    〜祈りのあとに〜

     by La Companie "A-n"


第2部 zabadak live

 01.休まない翼
 02.この空で会えるよう
 03.遠い音楽
 04.生まれた街へ
 05.harvest rain
 06.夜毎、神話がたどりつくところ
 07.星の約束
 08.僕の贈りもの
 09.Poland
 10.Tears
 11.夏至南風〜カーチバイ〜
 12.星ぬ浜
 13.ブランシェ
 14.Easy Going

 〜〜Encore〜〜
 15.光降る朝

2000.12.25

第1部

  Apres une priere
    〜祈りのあとに〜

     by La Companie "A-n"


第2部 zabadak live

 01.小さい宇宙
 02.この空で会えるよう
 03.psi-trailing
 04.GOODBYE EARTH
 05.光の庭で
 06.双子の星
 07.マーブル・スカイ
 08.星の約束
 09.僕の贈りもの
 10.永遠の森
 11.夢を見る方法
 12.夏至南風〜カーチバイ〜
 13.ブランシェ
 14.Easy Going

 〜〜Encore〜〜
 15.光降る朝

○zabadak & musicians○ ○La Campagnie "A-n"○
吉良 知彦(Guiter,Vocal)
小峰 公子(Accordion,Vocal)
佐藤 正治(Percussion)
KONTA(25日)(Sax)
明樹 由佳
西山 水木
河合 知子
宮木 志保子
渡辺 まゆ
井上 幸太郎

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◆Act 1 『Apres Une Priere (祈りのあとに)』◆

というわけで、はや一ヶ月がたってしまいましたが、行ってきましたzabadakとA-nの
クリスマスジョイントライブ。

今回は12/24〜26の3Daysだったのだけど、私が行ったのは24日と25日の2日間。
24日は、西八王子でのTir na nOgのライブ帰りのダブルヘッダー、
一方25日は職場を定時で抜け出してのスーツ姿と、ずいぶん対称的な環境でした(笑)

ちなみにチケットはE-tichetの85番と、81番……ってそれすなわちE-tichetのトップという(笑)
どうも、E-tichetは予約時ではなくて、送金の順序で席が決まる気がします……

Egg-Manの中はいつもと違って、後ろに椅子席、そして前の方はざぶとんという不思議な光景。
はじめてEgg-manで座れました〜。ざぶとんだけど。

お芝居はやっぱり少しでも近くで見たいので、左端だけど前から2列目をGet。
24日はイブの休日とあって、超満員でした、25日は少し余裕があったかな。


moon

今回は2部構成で、第一部がLa Companie "A-n"の『Apres une priere (祈りのあとに)』。

台詞はなく、マイムと舞、三線を中心とした音楽と歌でのみ表現される"Gest Dance"。
この『祈りのあとに』では、zabadakの音楽が詞を変えていろいろと使われています。

今回は吉良さんと小峰さんも役者として参加。
"村長"吉良さんが、頭にこんぶのような(笑)飾りをつけて現れたたら、会場内から思わず笑い声が。
ギターと、バウロンのような太鼓を持ってました。

"とんかち"河合さんと宮木さんが「せっせっせ」の練習?をして、
照明の方に「ぶいっ」と合図して、お芝居の始まりです。


『双子の星』の「せっせっせ」から始まって、
(ちなみに歌詞は全然違います。なんたって「泥田に転がる骸」から始まる(笑))
村長のビブラートのような声が加わり、やがて、瞳を閉じた明樹さんが付き添われて連れられてきて……


moon

……このお芝居については、私の拙い言葉では観てない方に伝えることは到底できないので、
機会があれば、是非直接ご覧になってください…
(1/27〜30に、六本木アトリエフォンテーヌでアンコール公演があるそうです!)

何より、明樹さんと水木さんの表情と、手のしなやかな動きに圧倒されます。

"村長"もいるし……(笑)


ネタばれもある上に、よけいな先入観になってしまうとも限らないので、
観た方向けに、解釈にも感想にもならない、徒然で勝手に思ったことを書いてみました。

もし読んでみようと思ったかたは、マウスでドラッグして反転してみてくださいね。



11月の公演は見ていないのだけど、8月に中野で観た時とは、
曲目とかはほぼ同じだと思うのだけど、構成が違う。
登場人物が3人増えているから、当たり前と言えば当たり前なのだけど。

前回は、場面が点々と移り変わっていたように見えたのだけど、
今回は、「ザバ村の村長」(みたいなもの、とどこかで読んだ)と、彼らの音楽の前で常に綴られてる気がした。


そして今回は、目を閉じたままの明樹さんが、彼らの前に連れられてくる所から始まり、
そこで「私は気づくと ここへ立っていた」、と『銀河鉄道の夜』(歌詞はA-nのオリジナル)が歌われる。

この歌は、8月の時は、ラストに明樹さんが歌った歌。
そのためか、何だかまるで8月の公演から、そのままここに続いているような感覚に陥った。

この、「村」に辿り着いてきたような。


『アヴェ・マリア』の中で歌われる、「それを見にいこう それを見て 
また帰ってこよう」の詞。(うろ覚えだけど)

戦争、人の怒りや憎しみ、想い。
それを見た末に、この場所に「帰った」のか。


そして、最後に、また『銀河鉄道の夜』が歌われる。
まっすぐに立ち、泣き崩れそうになりながら。

でも、確か前は「そして私は 歌いつづける」と歌いきったと覚えているのだけど、
ここでは歌は途中で井上さんに止められて、やがて寿ぎ歌に変わる。

この違いは、単にクリスマスバージョンだからかというと、きっとそうではないと思う。


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お芝居の後は、第2部の間に、吉良さんととんかちさんが司会のジャンケンプレゼント大会。

『私は羊』で着てたジャケットや、『Welcome To Zabadak』で吉良さんがはいてた靴
(「今見ると恥ずかしいものがあります」と言ってました(笑))
A-nのアビニョンおみやげなどのプレゼントを賭けて、吉良さん&とんかちさん
 VS 会場のお客さんでじゃんけん勝負。
勝った人が残っていって、最後の一人がプレゼントをもらえる方式です。

「僕はグーしか出しません」という吉良さん、本当にグーしか出さないので、全然脱落者がでません(笑)
対称的に"とんかち"河合さんがばったばったとなぎ倒す(笑)

途中で「悪い子になります」と吉良さんもグー以外をくりだしてました(笑)

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……といった所で今回はこれまで。
次は第2部 zabadak live の24日編へと、はやく続くといいなぁ……(苦笑)。

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