介護日誌
2003. 1. 26
介護(また骨折)
施設に入所中の母がまた骨折してしまった。施設の人の話では1月22日朝ベッドに座り靴下を履こうとしているときバランスを失い転倒し、左上腕骨を骨折した。この施設は医療機能を併設していないので
提携の外部医療機関で診察処置をしてもらった。
昨年やはり転倒したことがあったが幸い、骨折には至らなかった。
同室の入所者の方がナース・コールのブザーを押して呼んでくれたそうだ。個室だったら、自分でブザーを押すということが出来なかっただろうと思う。
家で電話を受けたとき、私は「骨折」→「手術」→「寝たきり」というパターンを想像した。
同日面会に行ったとき、骨折部位を固定されており、車椅子に乗せられていた。母も痛みはないといっていた。結果的にこの施設に入所したまま療養ということになった。
不幸中の幸いというか本人にしてみれば痛い思いをしたわけであるが、寝たきりの状態にならずに済み一安心である。車椅子に乗せられたままだと足の筋肉が落ちしばらくは自分
で歩けないであろうと思う。
下着などのシャツはかぶるのしか持っていないので左腕を固定されているため、着ることが出来ない。今の時代は前がボタンのシャツなど販売されていない。探さなければ・・・。
24日施設の医師から説明を受け、X線写真を見せてもらった。右図の骨折と記した箇所が少しずれていてひびのような線が見える。医師によれば4〜6週間かかるだろう。回復すれば骨折前と同様に機能する
とのことである。この日はベッドに寝たままであった。
26日は次妹のKさんから贈られたカーデガンを着ていた。談話室でテレビを見ているところ。
春になれば再び、車イスに乗らず歩いている姿が見られるであろう。