介護日誌
2003. 9. 6
介護(03夏・近況)
談話室でお話を聞いてました

母は相変わらず元気である。面会したとき、看護士、介護士さんの詰め所であるサービス・ステーションのカウンターの前に他の人とたむろ(?)している。
寝たきりにならないようにするため起こしておくのだそうだ。

最近、思うに母の痴呆は年相応の加齢によるものなのかもしれない。
家族の会で聞いたアルツハイマーの方の様子とはだいぶ違うようである。妄想、幻覚、暴力などの現象は現れていない。徘徊するほど歩き回ることは出来ない。
しかし、気懸かりなことが目だってきたので二三記したい。

(1)マネージャさんの話によると、夜に肌着を洗濯した後、水をたらしたままもって歩いているそうだ。   ベッドの脇に肌着がぶら下げていることがあり、自分で洗っているのだろうと思うがどう対処すべきかわからない。

面会時の談笑?
(2)衣類ケースの中に他の人の衣類が入っていることがある。同室の隣の人との境に衣類ボードがあり、その上に乗せてあったものをしまい込んでいるらしい。
私も母の衣類には名前を記しているが、黒っぽいものには書くことが出来ず、またそのものをすべて覚えているわけではない。
持ち帰って洗濯してみると少し大きいとかなんとなく違うなと思うことがある。

(3)衣類ボードの中には肌着上下、靴下、ブラウス類、ズボンなど分けてしまっておくと、いつの間にか着たものか洗ったものか分からなくごちゃ混ぜ。
着替えをするとき、肌着を全部ベッドに並べ、ひとつを選び他のものはまとめ元に戻しているようであった。 ひとつずつ出して着ればよいのに、着てしまったものは籠に入れておけばよいのにと思うけれどそれが出来ないらしい。

仕方がないことと思いつつも、つい苛立ちをおぼえる。
さて「敬老の日」には何かプレゼントするか・・・。



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