活きいき
2002.12.21
随録のページ(お墓参り)
はじめに
身の回りで起きたことから自分の生活などについて考える。最もローレベルなのかも知れないが自分の気持ちを素直に表すことができるページだと思う。
19日は家内の”月命日”である。可能な限り毎月この日に墓参するようにしている。
墓は我が家から車で30分足らずのところである。
家に買い置きのお線香と掃除具を持ち、通りがかりのスーパーマーケットで仏花と簡単な供物を買う。春秋のお彼岸、お盆のときは少し早めの日に出かけ
るようにしている。苑内に人があふれ、洗い場、駐車場も大混雑となる。
お墓は小さいが永代使用料、墓石代何がしかを払い12年位前に建立したものである。当時は「生き仏様の生活を優先させたい」なんて思ったものだが・・・。
お墓の供花は当然枯れてしまっている。掃除に20分くらいかけるとお線香を上げられるようになる。冬は寒いし水は冷たいが、しかしお墓掃除をしながら、いろいろな
家庭での出来事、二人の娘のこと、母のこと、義父のこと、義弟のことを「報告」していると不思議と心が癒されるのである。
私の心が落ち着くところのひとつである。
夏のことだったか、お墓の前に来ると「供花」されているではないか、しかも「お線香の」煙は昇っているしまだ燃やし始めたばかりのようだ。あたりを見回したが
それらしい人は見当たらない。墓参してくれる人の見当をつけてみたが聞くわけにはいかない。そうでなかったら「催促」しているようだから。
後日分かったが、今は他市に住んでいる上の娘であった。時たま行ってくれているようである。
下の娘も同居しているときに比べ回数は減ったようであるが行っている
ような話しを聞く。
時々思い出したときに墓前に花を手向けてもらえればいい。
新年を迎える前にもう一度御花を上げたいと思っている。