しむ
2004. 9. 21
リラックス・タイム(ビールを味わう)

最近「ビール入門」という本を読んだ。その本に85種類のスタイルと代表銘柄が記されていた。日本のいわゆる地ビールも何点かリストアップされていた。私が飲んだことのあるものも載っており、さらなる勉強意欲を駆り立てられた。
私は年のせいだろうか、喉ごしスッキリのラガーより香り重視のエールの方を好むようになった。

トラピスト・ビール[シメイ]<レッド>
トラピスト・ビール  [シメイ]<レッド>
330ml、alc:7%、¥417
ラベルによれば、フルーティで芳醇なアロマが特徴のレッドはシメイ元祖。円熟の味とコクはワイン感覚で肉料理、ロースト、パテ等とともに。
賞味適温:10〜12℃
原料  :水、麦芽、ホップ、酵母、スターチ、砂糖
製造元:スクールモン修道院・ベルギー

赤のほか白、青のラベルがあるそうだ。アルコールも7、8、9%。白ラベルだけが淡色でドライ、ホップのキャラクタが強い。赤と青は濃色、モルトのあじわいがしっかりしているそうだ。
ラベルに記されている通りフルーティな味わい。alc:7%はきつく一本だけにしておかなければせっかくの味がわからなくなる。

修道院で何故ビールを作るのか?。断食の期間は水分の補給は許されるそうだ。それならばカロリーのあるビールを・・・というのも理由のひとつだそうである。
日本では「泡般若」と僧侶さん方はいうらしい。話のわかる方たちばかり?。
ラベルには次のように記述されている。
8世紀に亘りベネディクト修道会シトー派修道院に伝承された製造法を守り、ベルギー・フォージュ村はずれに建つスクールモン修道院の僧侶が自ら醸造し管理するこのビールは院内掘り抜きの天然地下水と天然原料を使用し熱処理も濾過もせずビン詰め直前に新鮮な酵母を加えて造る。ビン内二次発酵の自然熟成ビール。

アメリカン・ペール・エール
[YONAYONA]
アメリカン・ペール・エール  [YONA YONA]
350ml、alc:5.5%、¥260
製造元:長野県・軽井沢  ヤッフー・ブルーイング

以前からこの「YONAYONA」aleは愛飲していた。香り、飲みくちがフルーティであり気に入っているビールのひとつである。製造元は「ヤッフー・ブルーイング」、軽井沢の長倉で造られている。ここにはホテルもあり2年くらい前に宿泊したことがあった。
ラベルには数々のビアコンペティションでメダルを獲得したことが記されている。
文献にもビアコンペで敵なしと記されている。
これがアメリカン・ホップを使っているとは知らなかった。ラベルにはカスケード・ホップと記されていた。カスケード・ホップはアメリカ産だ。文献にははっきりとしたアメリカンホップの香りと風味がすばらしいと・・・。
ついでにラベルの内容を転記しよう。
エールビールとはエール酵母を使い、上面発酵製法で造る伝統的なビールのこと。喉ごし重視のラガーに比べエールビールは香りとコクを追及したビールである。
このビ−ルは、ぜいたくなカスケードホップをふんだんに使っている。独特の香りと味を毎晩じっくり味わって・・・。だって


参考文献:「ビール入門」  著者:藤原ヒロユキ  発行所:幻冬舎

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