しむ
2006.1. 11
リラX・タイム(今冬も柚子茶)

小ぶりの柚子を収穫<1月4日>
一昨年の冬至の頃、初めて柚子茶を作った。
こちら
今冬も柚子茶をつくろうと思って庭の柚子を眺めていた。
11月下旬に上の娘がネットで購入したといって柚子茶、ひとビンを持ってきてくれた。
それを食しているうちにズルズルと日が経ってしまい、つくるのが遅れてしまった。
早いうちに取り入れなければと思いつつ、年末から風邪を引いて、つくり始めるのがさらに遅れてしまった。
我が家の柚子は小ぶりである。取ったあと汚れのひどいもの、痛みのあるものは柚子湯にした。

昨年の新聞によれば、ユズ茶は古くから韓国の家庭で親しまれていた、最近は瓶詰めが販売され新宿にある韓国食品スーパーでも並んでいると記されていた。
ネットの世の中である。そういうお店に行かなくても手に入るらしい。
前回のつくり方は概略を新聞により、細かいところはネット上の作り方を参考にした。

私はここで勝手に「漬け込み法」と名づけた。
漬け込み法
新聞には「柚子を輪切りにし、砂糖やハチミツに漬け込む」としか書いてない。
ネットで作り方を調べた。漬け込んで半月ぐらいで食することが出来るそうである。
皮をむき、実の部分と分け、タネを取り除きそれらを細かくみじん切りにする。瓶のなかにみじん切りにした皮を一段敷き詰め、その上に実の部分を重ねて敷き詰めハチミツを入れる。再びきざまれた皮を敷き詰め、その上に実の部分と繰り返し入れていく。


きざむ<1月4日>
今年もネットで調べてみると、「漬け込み法」のほかに「煮込む方法」があった。
漬け込む方法は半月たって、結果が芳しくなかったらちょっと情けない。煮込む方法はすぐに結果が現れるので少しづつ作れば改良できるそうだ。前者は農業で後者は工業のようである。
今回はこれでいこう。

煮込み法
つくり方
1.柚子を4〜8等分し、中の種を取り出す。実と皮を薄くきざむ。
2.ホーロー鍋に水ときざんだ柚子を入れて煮立てる。
沸騰したら弱火にし皮の色が透きとおるようになったらハチミツ(砂糖)を入れる。
3.30分くらい煮詰め、ジャム状になったら火を止める。
煮詰めるとき、鍋に焦げ付かないようにする。


びんづめにしました<1月5日>
つくり方は簡単だが、少し気懸かりなこともある。長時間、煮込んでビタミンCは壊れないのだろうか。 市販のそれと違い柚子の苦味などが残った。甘さの加減が難しい。 きざみこんだ柚子の量が径20cmの鍋に6割くらいになった。このくらい多いとハチミツの量もかなり入れないとそれらしい味にならないようだ。
うん、でもまあまあの出来だよ。さて賞味期限は?。6日に娘、二人が来たのでふた瓶づつ処分してもらうことにした。
柚子茶にするほか、パンにぬったり、ヨーグルトに混ぜたり、焼酎のお湯割りに入れたり、菜のオシタシにのせたりして楽しんでいる。

市販の柚子茶のラベルには次のように記されている。
柚子の爽やかな香りと甘さが口に広がる韓国伝統茶。
柚子を皮ごと薄切りにし丸ごと使っている。
スプーン2〜3杯に お湯を注いであったかくして飲むことが多いようです。



リラックスタイム