オーキング
08. 3. 16
早春ハイク(梅林・いろは・冬そば  3/7)    

小仏城山にも春香・・・
梅まつりの前日に・・・
高尾梅郷の梅まつりが開催される8、9日の前日梅林を歩いた。
先週、歩いたときも”まだぁ〜”という感であった、前日ともなれば梅も気を利かせているのでは・・・と。
観梅に来たと思われる人が数人見かけたが、マイペースの梅の花には期待を裏切られたのではないだろうか。

この日、高幡不動駅で運用前の高速検測車を連結した車両が停車していた、JRでドクターイエローの名前を持つ 架線、線路を点検する車両である。
車内には数人が機器、といってもパソコンのように見えたが・・・、操作している。
まもなく高尾山口行きの電車が来た、この電車の編成も9000系の後ろに6000系2両が連結されている。
鉄道会社も軽量化しステンレス車が多いが、6000系は塗装車両のため重いという。
新しい車両を特急など停車が少ない編成に使うのだろうか、それとも発車・停車が多い各駅に使うのだろうか。
重い車両は一旦走り出したら止めない方が効率がいいのではないだろうか、すると古い車両を特急に使うのかなぁ・・・。とか馬鹿なことを考えていると「たかぅお〜」、「たかぅお〜」

3月 7日に歩いたコースは次の通り。
高尾駅→甲州街道→高尾梅郷→蛇滝口→日影→いろはの森→高尾山頂(そば)→小仏城山→千木良→弁天島→小原→相模湖駅 (約26000歩)


梅まつり・・・残念でした!
甲州街道をくぐる小仏川に沿った遊歩道を歩いている人もチラホラ。
一本の紅梅が鮮やかだ。
遊歩道の工事はつづいている、迂回のため民家の庭先を通る。
私と同類の男性が、田んぼのあぜ道を歩いている。私も続いて川のほとりに戻る。

高尾梅郷と刻まれた石標がある公園に立つ、向こうから高齢の男性が傍らの梅林を見上げながら歩いてくる。
やがて立ち止まり梢を見上げる ”まだか〜”と言っているようだ。

天神梅林、湯の花梅林を通り過ぎる、梅まつりのノボリが寂しそうだ。
今日は、いろはの森から登ろう。

山頂・一丁平から城山へ
日影までの民家の庭には梅も見ごろ・・・。民家は道路の北側にあり日当たりもいい。
日影沢林道に入る、林道にも春の日差しがまぶしいほど注ぐ。もう林道の雪も融けているだろうか。

林道と別れ、いろはの森の山道を登りはじめるとたちまち体が温かくなってくる。
最近つくづく感じるのは、体が縮んで熱容量が小さくなったのかと。
急な登り坂になるとすぐ汗が滲んでくる。そしてすぐ冷める。
いろはの森を登りきり1号路から北斜面の4号路を通ってみる。路の一部にわずかに残雪が凍っていた。
山頂の「やまびこ亭」で蕎麦を食した後、北側を巻いて一丁平へ向かう。

城山の北斜面には雪・・・
最近もみじ台はご無沙汰ばかり、北へ巻くことが多いが下る一方で楽なのだ。
少し前は鞍部から登り路にかけてヌカルミが多く一足一足選んで歩いていたが最近だいぶ乾いてきた。
一丁平の南斜面の間伐作業も終わったようだ。
一旦下って登りの斜面では路の整備作業が行われている。
このあたりでは、高尾山ほどハイカーはいない。時よりにぎやかなおばちゃんのグループに出くわす。
山頂へは正面を避け北側から上がる。北側は木段を踏めばヌカルミは免れる。

北斜面には雪が残っていた。


城山の南斜面は・・・
2時10分ごろ山頂着。ハイカーは見当たらない。
茶屋のご主人が後片付けをしているようだ、甘酒を頂きながらお話をする。
「遅いね」 ”そうなんです、出るのが遅くなって、 もう終わるんですか”
「2時半には下る」
日影沢林道の雪も一部で残っているが、ほとんどない。今年は雪が多かった。
東京から来た人はこんなに雪が多いなんて・・・と驚いていましたヨ。
そうそう、この間滑ってネンザした人がいて、ヘリが来ましたよ。

南斜面には梅もほころび春らしい日差しがあった。
今日は自然歩道を・・・
相模湖への下りはここから「東海自然歩道」を通るか、小仏峠から旧甲州街道を下るか。
前回小仏峠への最後の下りがコワかったので、自然歩道を選ぶ。
自然歩道も千木良へ出る手前の急坂は曲者だ、昨年雨の降る中木々に掴まりながら下ったことを思い出す。
今日は枯れ葉が雨のように滑らなければいいが。
やはり旧甲州街道の方が楽だ。

千木良から弁天島へ下る。ダムができる前の集落はこの辺りにあったのだろうか、相模川の水辺だったのだろうか。
弁天島の近くで小原本陣と書かれた標識がありふたたび登りはじめた。

東京行き快速電車に・・・
狭い登り路は曲がりくねり小原宿の本陣近くの甲州街道へつながっていた。
3時40分ごろ相模湖駅、のぼりの電車は特急が通過した後16時ジャスト。
新しい車体の快速電車は通勤電車と同じタイプだ。電車が到着、一瞬間を置いてボタンを押す、ドアが開く。
車内放送「次の高尾駅から、ドアは自動で開閉します・・・」

今日は泡般若を口にしたくなった、春だからなのかもしれない。


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