オーキング
08. 3.  30
ウオーキング(恩田川の花見) <東年協/健歩クラブ・イベント>
恩田川の桜並木
酒なくて、なんの己がサクラかな!!!
むかし噺家がマクラの中で言っていたように思う。
美しい花があっても”御酒”がなければ興ざめだっ、そうとらえていた。

健保クラブのウオーキング案内には梅と桜の時期、”御酒を持参してもいいよ”という意味で徳利マークがついている。
町田市・つくし野の桜並木から芹が谷公園で昼食という行程のウオーキングも”観桜ウオーキング”であった。
しかし数日前、下見をした人から公園は持ち込めないから「徳利×」というメールが入ってきた。
そんなわけで今年最初の観桜ウオーキングは健康そのまんまの歩きとなった。

大きな幹の桜並木を歩いているとき、樹齢がどれくらいかという話になり、私は明治の頃か思ったが、それらの 桜の木は40年くらいだそうだ、60年になると枯れてくるとか。
なんだか、人間に似ているような気がして、”おい、ご同輩!”と言ってやりたくなった。

本日の参加者:64名!!

日時:3月  27日(木)10時30分〜16時
コース:長津田駅→長津田東急操車場→つくし野桜並木→恩田川桜並木→かしの木山自然公園→芹が谷公園・国際版画美術館→町田駅(約7km)

つくし野のサクラ並木 
JR横浜線・長津田駅の改札を出て北口に向かう、誰もいない。
東急線の改札口に行ってみるとだいぶお揃いだ。やがてこどもの国線のホームの横を抜けて西口に下りていく。ホームへの改札口がなかった???。

東急の車両基地の中央あたりを跨ぐ陸橋を渡りつくし野駅へ。
やがて区画された住宅街の道路には桜の木がずらっと植えられている。   しかも満開ときている。
「ウー、アー」、「すばらしい」感嘆の声とともに ウオーカーの皆さんそれぞれカメラのシャッターを押しはじめる。
青空をバックに白いソメイヨシノが浮かび上がる。
恩田川沿いのサクラ並木
足は北に向かうが、満開の桜並木に見とれっぱなし。
ときたま辛夷の花も存在をアピールしている。
やがて恩田川の川べりに出てきた。ずらりと並んだサクラは今を盛りと咲き乱れている。

恩田川は町田市の滝ノ沢あたりに端を発し鶴見川に合流しているとか。
サクラが植えられたのが、40数年前だとすれば、高度成長期に新しい町ができつつある頃だろう。

ハイカーの皆さんもそれぞれの思いで川を覗き込んでいるようだ。
ゴージャスな市の総合体育館 
恩田川畔の遊歩道を上流に向かって歩いていると、SF映画に出てくるような姿をした町田市立総合体育館が目に入ってきた。
地下の道場や、1Fのアリーナなどがあるらしい。子供連れや、子供たちで賑わっている。
われわれもしばし休息をさせてもらう。

私はこの施設は初めてだが、町田市の公園や施設を利用したことがある。
町田市は、このような施設が整っているように思っていた。市民に対するサービス精神が旺盛なのだろうか。
かしの木山自然公園 
今日は集合時にちょっとしたトラブルがあってスタートが遅れた。
体育館を出たときは12時に近かった。お昼の休息場所にはまだまだ時間がかかり13時ごろになるという。

長〜い、長〜い恩田川のサクラ並木を見ながら歩く。
私は美しいサクラも食傷気味になった。 
美人不味不美人美味という言葉がある。 美しい花も多すぎると飽きてきた、「もしかして、さっきから同じところをグルグルまわっているんじゃないの」。冗談を口にした。
贅沢かもしれないが、余りあるのも困ったものだ。
やがて登り坂になり「かしの木山自然公園」に着いた。
13時をまわっていた。
芹が谷公園の版画美術館へ  
酒席がなくなったので版画美術館で企画展の「広重展」を見ることになっていた。
しかし時刻は15時。パスしようと言う人と見るという人がいて結局入館することになった。
私自身もだいぶ”お疲れモード”になっていて観たいとも思わなくなっていた。

15時40分鑑賞後の集合。

芹が谷公園の真ん中に大きなシーソのようなモニュメントが立っている。
傾くと水が勢いよく流れ落ちる。

今日は・・・
町田駅までの道のりも長く感じられた、16時に解散。
「反省会は・・・・で」
今日はなんだか疲れてしまった、「失礼します」
西荻窪へ帰るという年配の方と小田急の駅へ向かった。


ウオーキング