オーキング
03. 11. 1
ウォーキング (in玉川上水-2)
−玉川上水開削350年記念ウオーク(2)−

玉川上水第三公園

1.はじめに

  このウォーキングは京王電鉄が主催し、沿線の公園、神社仏閣、史跡などを見ながらのウォーキングである。
2003年度はこれが第5回目で、今年が玉川上水の開削350年にあたるので3回シリーズで企画され今回は2回目である。
1回目はこちらをクリックして。

● 実施日 : 2003.10.18(土)

● コース : 桜上水駅→玉川上水第三公園→永泉寺緑地→玉川上水公園→玉川上水緑道→玉川上水第二緑道→大山公園→正春寺→箒銀杏→新線新宿駅


2.ひとこと

第二緑道に近い最後?の水辺
桜上水駅北口をでて甲州街道に跨る歩道橋に上る。上には首都高4号線が走っている。少し北に向かい暗渠上にある玉川上水第三公園を東にしばらく歩く和田堀廟所がみえる。
明治大学和泉校舎の脇を通り井の頭通りに出て和泉給水所の前を左折する。「水道横丁」というバス停の標識が立っている。「水道」にちなんだ地名が多いのだろうか。
案内の標識に従い再び甲州街道を横断し代田橋駅の側を通る。少しの間上水跡の岸辺を歩くと暗渠上が公園となっている一角にかなり背が高い「向岸地蔵尊」が建っている。
どこまで水辺が見られるかと思いながら歩く。笹塚駅の近くの玉川上水第二緑道の前で「水」とは別れてしまった。
そのあと途中途切れることはあるが公園となって昔の玉川上水は新宿まで生きている。


ルートマップの裏面に記載されている見所の一部から転記しよう。

玉川上水の歴史
<<既報>>
江戸時代の承応2年(1653年)、松平信綱を総奉行とし、加藤庄右衛門・清右衛門兄弟の手により着工された。工事は多摩川の羽村に取水口を設け、そこから四谷大木戸まで43kmに掘割を作って上水を引くという大工事で、同年11月に完成し、翌年6月には江戸市内まで完成、通水した。 玉川上水は江戸市民の飲み水のほか田畑の灌漑用水としても使われ落水を利用して水車を動かした。
玉川上水の現在
<<既報>>
明治31年、東京に改良水道が完成したため3年後に廃止されたが、水路は淀橋浄水場への導水路として使用されていた。新宿副都心計画により淀橋浄水場は廃止され、小平監視所から上流が水道導水路として使用されている。
築地本願寺 築地本願寺の別院で本尊は阿弥陀如来。昭和4年の開創。樋口一葉を始め有名人が数多く眠っている。
[インターネットで調べてみると次の方々が眠っているようである]
一万田尚登 、伊藤巳代治 、内田吐夢 、海音寺潮五郎 、笠置シズ子 、古賀政男 、佐藤栄作 、中村汀女 、水谷八重子

塩硝蔵地跡 江戸幕府の焔硝蔵(弾薬等の貯蔵庫)として設置され、明治維新のときその弾薬は彰義隊などの平定に威力を発揮したといわれている。
ゆずり橋 和田掘給水所から代々木方面へ向かう水道本管と玉川上水が交差するところで、平成3年に古い橋を架け替え、「ゆずりあう心の優しさ」と 「代々子ども達にこの橋をゆずっていく」という二つをの意味をこめて命名された。
向岸地蔵尊 ゆずり橋を過ぎたすぐのところにひっそりとお地蔵さんで、古くから地元の人たちに厚い信仰を受けている。


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