これぞ小松川千本桜(部分)
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総武線平井駅集合
このあたりの人には申し訳ないが、”平井”という駅も私にはなじみがない。 むかし江戸っ子の落語家が”しらい”と発音していた記憶がある。 そんな平井駅に初めて下車した。初めて降りる駅もわくわくする。 駅前の広場にはすでに大勢のメンバーが集まっている。 昨夜、地図でコースを辿ってみた。駅の北側にお寺と神社が集まっているようだ。 南の方に向かい都立・大島/小松川公園が目的地である。 今日は徳利マーク、天気も上々いい花見日和、期待しよう。 |
平井聖天の桜
駅から北西の方に商店街を抜ける、蔵前通りから狭い道を進むとお寺が見えてきた。 境内のサクラも見頃である。平井聖天は妻沼聖天、浅草待乳山聖天とともに関東三聖天のひとつだそうだ。 江戸時代は将軍の鷹狩りのとき、ここで食事をしたらしい。 近世になっての貫主は正岡子規、伊藤左千夫らと親交があったそうだ。 見るからに由緒あり、という感じだ。 直ぐ近くの諏訪神社、日蓮宗の妙光寺を参詣。諏訪神社境内には”平井の富士塚” がある。富士を信仰する富士講の人達が富士山の容姿を形どって小さな信仰の対象をつくり上げたもの。 昔の庶民はお仕着せではなく自らつくっていたようだ・・・。 |
都営平井三丁目公園のサクラ
ふたたび蔵前通りを渡って、総武線をくぐり高層住宅を見上げながら平井三丁目の公園に入る。 この公園は周りを十数階の高層住宅に囲まれている。 慣れてしまえばなんともないのかも知れないが、一挙一動を見られているように感じるが・・・。 旧中川と平行する道を歩く、平井南小、浅間神社の横を通って、白鬚神社で一休み。 私は信心深くないが中には神社で必ずお賽銭を上げて参拝している人がいる。 京葉道路の中川新橋という交差点に出てきた。 道路沿いには15階〜20階建の住宅が並んでいる。 京葉道路から荒川の堤防に上がった。いよいよだ。 |
先週の分も取り返す?
荒川の堤防はスーパー堤防(高規格)の工事が行われている。 @地震、洪水に強い A眺望が開け水に親しめる Bオープンスペースができ避難場所となる C川へのアクセスが容易になる のだそうだ。 これから向かう公園もそのおかげらしい。 堤防にはずらりとさくらの花が空をピンク色に染めている。 桜の木はまだ若いようだ。 グルリと輪になって宴会がはじまった。 「これ”大吟醸”です!!」 |
大島・小松川公園のさくら
都立大島/小松川公園は新しい。 バリアフリーになっていて、車椅子に乗ったお年寄りが若いヘルパーさんらしい人の話を聞きながらお花を見ている。 ”花見”ではない。 次から次にそういう一団が公園の中を移動している。 広い公園だから見飽きることもないだろう。 高層住宅が立ち並び、新しい公園ができ車椅子での動きも苦労しないよう。 新しい世の中が開けつつあると実感した、”下町でのお花見”だった。 |
ウオーキング
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