花より団子 at小仏城山
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ミシュラン効果か 五輪開催国のご一行
表参道に着いて呼吸を整えたあと時刻を記録するためシャッターを押す。 歩きはじめる、たこ杉を過ぎたあたりで中年のオジサン・オバサンたちの一団を追い越す。 耳に入ってくる会話は私に理解できる言葉ではなかった。 たぶん今年オリンピックが開催される国の言葉のようだ。 そのような国から、まぁよく高尾山まで来たものだ。 そういえば、ミシュランガイドに高尾山が紹介されているという記事を読んだことがある。 そうか、ミシュラン効果か!! この冬山頂で蕎麦を食べていた欧州系の外国人がいたのも理解できる。 私は歩の速度を上げて薬王院大本坊の脇を過ぎていった。 |
お花ざかりの小仏城山
もみじ台あたりから一丁平にかけてのミツバツツジも散ってしまっているのだろうか。 25日に予定している町内の高尾山行ではもう見られないのだろうか。 そう思いながら先週歩いた道を逆にたどる。 サクラ、ミツバツツジの色鮮やかな姿が見られなくなっていた。 カメラを構えていた高年の男性に「もう過ぎましたね」と声をかける。 北側の巻き道を通ると、道端にしゃがみこんでカメラを構えている男性とそれを見ている同年配の女性に出会う。 スミレの可憐な姿を収めているようだ。 小仏城山山頂には遅咲きのサクラ、サラサモクレンらしい花が彩香をまいていた。 私は売切れてしまったオニギリの代わりに買ってきた団子を花も見ずに運んだ。 |
小下沢(こげさわ)を歩く
小仏バス停への道を分けて真直ぐに緩やかに下る。 道のまわりにキイチゴの花が咲き乱れている。どの花も恥ずかしそうに下を向いている、ほとんど通る人はいないのに。 道はUターンし狭くなり杉林の中へ入っていく。道標にはないが直進しても東尾根を通って目的地の近くへ行かれるようだ。 樹林帯の中を曲がりくねって下っていく、ところどころ注意しなければ滑りそうな場所もある。 長い長いそして狭い道を下っていく。 やがて大きな昆虫採集の網を持った男性が登ってきた。 しばらく下ると沢の水の音を耳にするようになった。ザリクボというらしい。 沢の中を歩いたり、渡ったりしながら下る、視界が広くなり原っぱに出てきた。 林道が走っている。 |
旧甲州街道に近づく
林道の脇には水の流れがある、小下沢という。 林道の向こうの林に入り山を越えれば北高尾山稜の山道に出るようだ。今日は遠慮しておこう。 林道を下りはじめる、舗装されていないので天気の良い日はいいが雨が降ったら歩行も大変かもしれない。 林道は北高尾山稜の関場峠へと続いているようだが歩いても退屈そうな印象だ。 やがて左の斜面に富士見台への道標が立っている、近くを流れて来る水は矢倉沢というらしい。 車の走る音が聞こえて、林道は上り坂になった。中央道の高架が見える。 左手の金網の中には梅林の葉がみずみずしい。木下沢梅林だ。 |
ウオーキング
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