オーキング
08. 6. 1
初夏っハイク(高尾〜陣馬 ・タイムトライアル3)   

最後は・・・記録更新
陣馬山頂着:13時2分
今日は今年3回目の高尾〜陣馬縦走だが前2回と違って方向を逆に歩いた。 そして最後の和田峠から高原下バス停まではジョギングし5時間6分と記録を更新した。
細かく言えば、方向によって所要時間は異なるが10分程度らしい。 私のやり方でば休憩時間に制限をつけていないので10分くらい問題ではないだろう。

当初は陣馬→高尾の方向で歩く積りでいた。 朝9時34分高尾駅発のバスに乗る予定だったが、朝の準備が順調だったためちょっと早い電車に乗った。 高尾駅に8時47分頃着いたが、これでは50分も待つことになる。 そこで逆方向を歩くことにし高尾山口駅へ向かった。

この日は天候がよく気温も上昇するという予報で5時間を切ることは難しいかもしれないがそれに近い時間で歩きたいと思っていた。
荷物も軽目と思い、半ズボン、半そでシャツ、靴も軽めのシューズ。しかし水分を1リットルに増やし、着替え等を入れるといつもと変わらない。


5月27日のコース
高尾山口駅→高尾山頂→一丁平→小仏城山→小仏峠→景信山→底沢峠→明王峠→奈良子峠→陣馬山頂→和田峠→陣馬高原下(約29000歩)

高尾山口、出発!:8時51分
 私としてはこの時間に登りはじめるのは早い、相変わらず中高年のハイカーが多い。
なるべく早く高尾山をパスすること、自然に足が病院坂へ向かう。病院の建物は斜面に建てられている、この坂を上るのもけっこう息を弾ませてくれる。
 敷地のトップ登山口で準備、Tシャツ1枚になり帽子の代わりにバンダナを。山の中は木陰が多く帽子はいらない。
病院坂上の勾配はかなりハード、前の方をおじちゃんオバちゃんが登っている。追いつくぞー。
下ってくる人もいる、「おはようございます」

9時27分、表参道に着いた。
水分補給の休憩後歩き出す。 野草園の入口、たこ杉あたりにもこの時間帯では人はいない。 

高尾山頂から富士を:9時57分
 しばらくは平坦な道で体も休まる。
薬王院・四天門あたりもハイカーはチラホラ、仁王門へ男性が登っていく。
 大本坊わきの道をぬける、ここの主・ネコが昼寝をしている。 
ちょっと声をかける、ゆったり寝返りながら”にゃぁー”、だいぶお歳のようだ。

 高尾山頂下に着いた、今日は朝早いこともありもしかすると富士山がよく見えるかもしれない。 山頂へひと登り。
"おぉ〜、よく見える" いやちょっと霞んでいる。 白内障のせいかな?
西へ向かう階段を避けるため北の5号路に向かって初めての道を下る。

一丁平で長蛇の列に:10時28分
もみじ台を北へ巻いて急ぐ。
 鞍部が見えてきた、このあたりはハイカーもいくぶん少ない。
 一丁平も正面を避け北への巻き道を登る。ポールが活躍してくれる、数人を追い越していく。
10時18分一丁平の休憩所着。 
 道を横断して南の間伐跡の斜面へ。 富士山がよく見えるポジションだが霞んでしまっている。
下りに差しかかったところ、賑やかな声がして長い列が登ってくる。 先頭の引率者が「大勢ですみません」と叫んでいた。
坂を下って更に登りはじめても隊列は続いている。  千人を越える女子高校生のようだが、これだけの人数を引き連れて歩くのも大変だろう。

小仏城山下で間伐を:10時40分
いくつかの小さな登りの後わたしは北側の杉林の中の巻き道に入った。
 城山の山腹を山襞に沿って歩いているとチェンソーの音が聞こえてきた。
その巻き道は間伐作業のため通行止めになって小仏城山へ迂回しなければならない。16日にここを通って相模湖まで歩いた時も同じ通行止めの看板が立っていた。
 あれから10日も経っているから通行止めも解除されていると思っていたが・・・、とういうのは作業期間が5月16日までと書かれていたからである。 残念ながら日にちはそのままだったが、作業は続行されていた。

 おかげで伐採作業を目の辺りで見ることができた。 
1本の木を切るのに1分もかからない。 チェンソーのうなる音とともに木粉が飛び散り作業員がクサビのようなものを当て、あっという間に倒れてしまった。
あっ気ないものだった。

景信山もにぎわう:10時25分
小仏峠へ下る道、木々の間から見える山は景信山だろうか。
 景信山への登りはキツイ、小仏峠で一息入れエネルギーと水分を補給する。 男性、女性のグループが景信への道を登っていった。 中年らしい男性は山道の左を指差し「どこへ行くんですか」と、最初私も間違って入り込んだところだ。

 さて私はアクセルを目イッパイ踏んで登りはじめる、最初の登りを上がったところで女性グループに追いつく。 まもなく男性も・・・。
三つ目くらいの登りの後一旦下り最後の登りが待っている。 11時22分景信山頂に着く。
 東側を望むベンチに10人くらい、さらに茶屋の北側のベンチには15人近くが休んでいる。 絶好のハイキング日和だからであろう、この山頂も賑わいを見せている。
少し早いが昼食を。 およそ20分の休憩で北側の下りに向かう。

陣馬山頂目前:12時58分
 今から高原下まで3時間はかかるだろう。14時30分かぁ、ちょっと記録更新は難しいかも などと考えながら急ぐ。
 ゆっくり歩いている方から見れば何をそんなに急いで・・・と思われるかも。 なんせタイムトライアルなのだ。
 ピークは避けて植林帯の細い道に入る。 気をつけるのは苦手な長いモノ、丸まっているやも知れない。
堂所山下西:12時17分、 底沢峠:12時26分、 
明王峠:12時32分、   奈良子峠:12時40分

 陣馬まであと30分くらいか、 前を行く年長らしいおじさんも急ぎ足だ。
この人は景信山で見かけた、このあたりはよく知っているらしく巻き道に入っていった。 折角追いついたのに離されてしまった。
 巻き道がないところでアクセルを踏む、横を抜けながら「こんにちは」、後ろでは聞こえなかった息遣いがかなり荒い。
13時山頂にたどり着いた。

和田峠で一息:13時24分
 陣馬山頂も大勢のハイカーでにぎわっている。 今日は茶店も開いている。
ベンチにはおばさんのグループ、若い女性グループが座って五月の日差しを楽しんでいる。
 モニュメントを背景に写真を取り合っている合間にセルフタイマーで1枚。 さてアリバイ作りの写真も撮った。 高原下まで60分として14時10分着。
急な木段下りながら、高原下はやめて藤野へ向かうか、それとも・・・

 13時20分和田峠に下り立った。 売店が開いている!!!
泡般若を頂こう。 
 13時30分車道を下りはじめる。 ハイオクのエネルギーを入れたためか、自然と足の回転が速くなる。 57分バス停に着いた。

ああ、疲れました
バスは毎時25分発、バス停のベンチに座っていると青色回転灯をつけたパトカーがやってきた。 降りたのはおまわりさんではない。
市のマークをつけた車の側面には”安全パトロール”と書かれていた。
ご苦労様です。
私はバスの中、電車の中で居眠り・・・。あのジョギングが効いたかな。
17時帰宅。


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