じぇりーふぃっしゅ
「ううぅっ・・・」
背中の日焼けが痛くて熟睡できずにいたが、あっという間に朝。
「今日も泳ぎに行く?」 と息子。
「もっ、もちろん」 と背中を押さえて私。
本日は、くらげのパラダイス ジェリーフィッシュレイク、つまり 「くらげ湖」 へ泳ぎに行くのだ。
ここも昨年来たかったところである。 が、近年のエルニーニョ現象の影響で水の温度が上昇しくらげが激減したためツアーが休止されていたのだ。 やっと今年から再開された。 くらげが増えたのである。
海にくらげが増えてよろこぶのは、ここぐらいではなかろうか?
きもい
湖といっても淡水ではなくピリッと塩味が効いている 「ジェリーフィッシュ・レイク」 その湖の中ほどまで泳いでいくと、 いるわいるわ くらげが
これでも一時期ほどの群生ではないらしい
ここのくらげは、無毒ですから と言われても やっぱりさわるのは 抵抗がある。 近づいてくると 「ええぃ! 寄るな!」 って叫びたくなる。 やっぱり 「ジェリー」 より トロピカルな魚のほうがいいのである。
くらげを見たい方は →
半焼き
この後、お口直しに(くらげどの失礼!)きれいな魚のいるところでシュノーケリング三昧をし、さらにこんがりと背中を焼いてしまった。トロピカルな魚を見る前に、さんまの塩焼きにでもなってしまいそうだ。
ただこれで今回のたびで海に潜るのはおしまい。もう終わりなのである。さみしい・・・
帰れない人々
今晩は、サンセットクルーズをしながらの夕食なのだ。前回、ホテルばかりの食事でつまらなかったので、今回の旅は積極的に外出なのだ!
サンセットは、いまいちであったが料理もシャンパンもうまかったのだ。 そして、ほろ酔い気分での歓談も楽しみのひとつである。 そして、自然と会話は、例の事件へと・・・
隣に座っていたカップルは、これで足止め2日目だと言う。 しかも、昼間はいつ連絡が入ってもいいようにホテルで待機していたとのこと、やりきれなくて少し脱出してきたという。 日本へ帰るには、通常グアムでトランジットしなければならないので、「グアム=アメリカ」 へ入れないと日本に帰れないのだ。
また、 「湾岸戦争」 のときも、サイパンに居て足止めをくった経験を持つ 「ベテラン」 老夫婦もいた。 我々もそろそろ帰りの心配をしなければならない。 どうなることやら・・・
といっても、ここはパラオ。こんな話題でもなんとなくお気楽な口調になってしまう。
最後は、「まあ、そのうち帰れるさ!」 でおしまい。
まあ、なんとかなるさ
(つづく・・・)
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