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またまたまた ぱらお
(05/07/23〜05/07/28)
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リストマーク  今日も・・・

昨夜のサンセットクルーズに続き
本日も海は、避けたほうが良いとの事
(台風の影響で波が高いらしい)

そこで、 海をあきらめジャングルへ!


海がきれいで有名なパラオ、実は陸路も侮れないのだ。
このミクロネシアでは、グアム島に次ぐ大きな島(バベルダオブ)
がありながら、ここはほぼ未開の地。

ちょっとした探検気分が味わえるのだ。


リストマーク  5年前とは・・・

が! これも5年前訪れたジャングルとは、様子が激変していた。


− 5年前 −
当時は、島には道路がなく
それぞれの集落に行くには、ボートで海から行くのが一般的であった。
本日の目的地、ガラスマオの滝へも
数年前までは、ボート&四輪駆動車でしか近づけなかった。

また、その時に乗った、四駆(サファリ)は
フロントガラスの上のほうに頭をぶつけたヒビが入っていた。
つまり、そこまで頭が飛び跳ねる状況になるほどの悪路であったのだ。

ぬかるみにスタックしながら、そのたびに車を降り
ガイドが二人して 苦労しながらぬかるみを抜けるのを
心配げに眺めていたのだった。

昔見たテレビアニメ 「トムとジェリー」 に
白い探検帽をかぶって、象の乗ってジャングルを進んでゆく話があり、
それを思い出していた。(古い?)


リストマーク  なんと!

これが、いつからか知らないが 道ができていた。
今回は、ボートではなく 普通の20人乗りくらいのマイクロバスでの出発であった。

舗装はされてないが、車高の低い普通のバスで行ける
道になってしまっていた。
(経済発展の足音がここにも・・・)

とはいっても、日本で言えば30年ほど前の
片田舎のデコボコ道のレベルで、時速20〜30kmが限界
と、言ったところだろうか


この様な道を揺られること2時間!
やっと滝の入り口に到着! なのだ。

正直言って、切り開いた陸路は、景色もどうってことなく、ツマラナイ。
海路から キレイなさんご礁の海を眺めながら 来た方が面白いと思う。
正直、ぐったりしてしまった。
海路からなら もう一度来たいと思うが、今回の陸路ならパスである。


リストマーク  歩く前に

バスから降りる。

「ウーン!ングァ」  背伸びをする

ここからやっと、ジャングル道になる


おっと、その前にトイレに・・・
先回来たときにはなかった 掘っ立て小屋のトイレが2つも
できていた。


大きな進歩なのだ。
山小屋などのトイレに慣れている(?)おいらはなんともないが
普通の人は、抵抗があるらしい。
同行した他のメンバーは、そこで 『する』 ことを少しためらっていた様子。

確かに、トイレはバスの止まった位置から見ると少し、低い場所にあり
トイレの順番待ちをしていと中の様子がまる分かりなのだ
女性が、いやがるのも無理はない。


ただ前回、トイレすら無く 野ションをしていたことから
考えると劇的な進歩なのだがなぁ・・・



リストマーク  いざしゅっぱ〜っつ

なかなか探検気分が盛り上がらない中
やっと、出発なのだ。

山道に入る。


やっと、探検気分が盛り上がってきた!
熱帯地方らしいジャングル道を歩く。


急坂を下りる。


なだらかになったところで、レールに遭遇。
第2次世界大戦当時、使用されていた旧日本軍のものらしい。  (こんなかんじ


またしばらく歩く。


景色が開ける。
遠くに滝が見える!


目指すは、あそこだ!


途中、川べりをジャバジャバと水の中に入りながら歩く
さらに、川を横切り・・・
(もちろん橋など無い、ひざまでつかりながら歩くのだ。)


そんな調子で、30分強歩くと・・・


 

「・・・・!」




 

滝は、相変わらずの 息を呑むすばらしさ!

ドワーっと水しぶきを振りまきながら
彼(?)は、相変わらずの威厳を見せていた。 (威厳は、こちら


リストマーク  すこし

先回は、子供(当時、3歳)を抱きながら苦労して歩いたせいか、
ワイルドなボート、オフロードカーを乗り継ぎ
たっぷりと探検気分を味わったせいか、
ここまで来たとき、「やった〜!」 と感激したが、

今回は、やはり少し物足りない気がする。

達成感が少ないのだ。

 

天気のせいかも知れない
滝つぼで少し泳ぐが、寒くてすぐにあがる。
(ちょっと体調も悪いし・・・)

天気が荒れていたので、滝つぼも濁り
魚影も薄かった。


早々に昼食に・・・

巨大な、ホットドックの中には
大量のベーコンとトマトを、これまたたっぷりのオーロラソースで
絡めた具が入っていた。


前回は、富士レストランの幕の内弁当であったが、
そのときは、ぺろりと食べれた。
が、今回、これっぽっちの運動量では、腹も空かない。


残してしまった。



リストマーク  寄り道

帰りのジャングル道は早い、あっという間にバスまで戻ってきた。

また、バスに揺られて2時間なのか・・・・


と、思っていたら


帰りは、旧日本軍の戦跡めぐりで、さらに時間がかかった。
少し、パラオの歴史を調べたこともあり、それなりに面白かったが
同行していたカップルは、明らかに面倒そうであった。


沖縄に行っても思うが
リゾート気分を満喫することと
この過去の事実を知ると言うことの兼ね合いは、難しいねぇ・・・

こんなものが、生活道路の脇に放置されているのだ・・・)


リストマーク  まだまだ

体調が完全でないが、夜食だけは(も?)気合を入れていくぞ!


今夜は、「居酒屋さくら」
ここパラオは、日本人が経営している店が多い。
(英語が読めないので、目に付かないだけ?)


店に入る。

少しエキゾチックな、ジャパニーズスタイルって感じ、
欧米人から見たニッポン!といった雰囲気を醸し出す。

 

席に着く。

まずは、枝豆! & ビール!

そして、ギョウザ、カンクンいためを注文。

「モウシワケ、ゴザイマスン カンクンいため デキナイ」
たどたどしい日本語で、店員があやまりにくる。

「カンクンホットサラダならデキル」

じゃあそれ!

 

出てきた 「カンクンホットサラダ」 は、
軽く炒めたホーレンソウベーコンならぬ、カンクンベーコンであった。


これができて、なぜカンクン炒めができないのか?
ちょっと納得できないが、気にしない、気にしない。
南の島では、細かいこと気にしてはいけない。


ところで、「カンクン」 とは、
ちょっと、肉厚の葉っぱで 野菜と言うより、木の葉に近いカタチをしている。
椿の葉っぱをもう少し、柔らかくしたような感じかな。

中華食材では、「空心菜」 と呼ばれる(ものらしい)

 
リストマーク  じゃんじゃん

ギョウザについては、先々回のパラオで中華料理屋に入ったときに
ひどい目(?)にあったことがあるので、警戒していた。

ギョウザ(6$也)をオーダーしたら
大皿に20個くらいの(しかも大振りの)ギョウザが乗ってきたことがあったのだ。


今回は、日本でよく出てくる量(5、6個)であった。
一安心。
ただ、味は 先々回の中華料理屋の 大量ギョウザの方が 断然うまかった。
今回のは、少し甘く、肉臭い。


残念!
(これも古い?)
 

つづいて、「カンクンホットサラダ」


こいつは、うまい!
一発で、この 「カンクン」 のファンになってしまった。 お奨めです!

(これから 毎日食べることになるとは、
  このときは、知る由も無い。)

続いて、出てきた 薄焼きピッツアソーセージも パリパリで うまかった。

 

ビールは、昨日同様 パラオの地ビール(というのかな?)
レッドルースターで、アンバーと ライトを チョイス。
(私は、アンバーが好みである。)

アルコールは、あと、パラワンレモンハイをいうものを頼んだ。
パラオのレモンを使った、酎ハイである。
香りが良く、女性にオススメ。

このパラワンレモン、レモンと言うよりカボスのような風貌で
香りもグレープフルーツに近い。


そして、そして、(調子が出てきたので)
タピオカのちまき、椰子の実のサシミ、バナナのてんぷら
と、じゃんじゃんオーダーした。


リストマーク  ちょっと

ギョウザのボリュームが 思ってたほどではなかったので
気を抜いていたのかも知れない・・・


タピオカのちまき (名古屋名物)ういろうみたい! うまい!
椰子の実のサシミ わさび醤油で食べると魚介類みたい いける!


次は! バナナのてんぷら!


「・・・・・」

 

「・・・」


もう一度、出てきた皿を じっと眺める・・・



「やられた・・・」


バナナ3本分くらいは、あるだろうか。

クリームソースと、チョコレートソースがかけられた、
うまそうな、7、8cmのバナナのてんぷら (フリッター?) が、
皿の上に6こ 「ずらり」 と寝そべり、おいでおいでを していた。


デザートなんだから、もう少しかわいい娘(?)が来ると
想像していた。

来たのは、ヘビー級の厚化粧のオバサンバナナ軍団であった。
かなり くどい味である。


ギブアップである。


実は、これは息子用に 食後のデザートにオーダーしたもので、
我々大人のシメ は、「さくら粥」 があるのだ。


こいつも 少し くどい (バナナの後なので、特にきつい)
マズくは無いのだが、お腹一杯の締めで食うより
こいつは、空きっ腹で食ったほうが、うまいと思う。



リストマーク  けっきょく


食べすぎである。

 
重い腹を抱えて、
よたよたと ホテルに戻る。


本日もホテルでの2次会は、キャンセルである。

体調が万全なら参加したかったのだが
またしても、妻と息子だけの2次会を横目で見ながら
かわりに風邪薬を飲み、ベッドにもぐりこむ。


早々に眠りにつく


あの事件が起こることも知らずに・・・









(つづく・・・)


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