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またまたまた ぱらお
(05/07/23〜05/07/28)
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リストマーク  ドルフィンなのだ・・・

毎回ながら、楽しみはあっという間なのだ。
早くも最終日

今日は、イルカとの戯れ(ドルフィンパシフィック)に挑戦!

ここは、商業施設というより
研究+医療に重点を置いた施設で

イルカを用いたヒーリング、
引きこもり、うつ病などの心身症の治療などに活用できないか
なんてことを研究しているとのこと

そのため、やけに静まり返った施設で、
イルカにも刺激を与えないようにするため
一日の入場者が制限されている、完全予約制となっている。


当初、「イルカと一緒に泳ぐぞ!」
といったら、ビビっていた息子

説明を聞くうちに納得してきた様子
慎重派の彼は、自分で納得できないと行動しない
そういった意味では、少人数(7〜8人)での参加という
こういった施設は、息子向きかもしれない。


リストマーク  やっかいな約款

しかし、最近こういった施設の利用時の契約
いわゆる約款が厳しすぎだよ

契約社会のアメリカをお手本にするのはいいのだけれど
  ・イルカが突然暴れて、怪我を負っても文句はいいません。
  ・途中で体調が悪くなって、棄権しても返金は求めません。
  ・泳いでいて・・・・

なんて、【当たり前】のことがつらつらと書いてある契約書に
改めて同意してサインをするのは、なんだか変だ。
みんな 「ジョウシキ」 が無くなってしまったのか?


「イルカが突然暴れて、怪我をした! 監理不行き届きだ!」

なんて、いうのが平気でまかり通る世の中。


そういえば、最近世の中を騒がしていたのが
プールの給水溝(排水溝?)の問題。

被害者の関係者に、同情はする。
が、100%プールを管理していた会社を悪者にし、
マスコミを筆頭に皆で袋叩きにしているのを見ると、少し 「???」 と感じてしまう。

手抜きをしていたのはもちろん悪い。
仕事を丸投げしていたのも、褒められたことではない。

だが、良く考えて欲しい。
最後は、自分で自分の身を守るしかないんだよ。
人のせいにしたところで、命は戻ってこないし、安全になるわけでもない。

「危険は、自分で回避しなさい。」

なのである。


オジサンは、
ipodを首からぶら下げ、自転車で車道を走っているワカモノを見ると
ああコイツも 「いつもママがぼくを見ていてくれる」 状態のまま
大きくなってしまったんだなぁと 不憫に思えてしょうがない。

何をするにしても束縛されない、
なのに、誰かが行動を監視していて、責任をとってくれる。


「ジコセキニン」、「ジユウ」 これらの言葉がむなしく響いたデキゴトでした。

 
リストマーク  ドルフィンではなく、いるかでした

って、こんな契約書を書かせるから
話がそれてしまったではないか (と、人のセイにする。おいらも同類?)

まず、最初にイルカの生態についての講義
(クローズドエンカウンター) を受ける。
これを受けないと一緒に泳げないのだ。

ここの施設は、環境に配慮したつくりをしていて
建物もほとんど 「浮かべてある」 とのこと
イルカの住処もプールというより 「いけす」 で
海の中に網で仕切りをつけてあるだけ。
それぞれの中にイルカが放し飼い(?)になっている。

地中に杭を打ってないので、
施設を撤去すれば元通りの自然の状態になる、らしい。

 

ここまでは良かった。


なかなか、環境に配慮した設備なんだなと感心していたら
次の言葉に驚いた。

 

イルカは、日本から輸送してきたものです。

 

なんと、ここパラオにいるイルカは気性が荒く
人間には、あまりなつかないらしい。


坂東さんだか、権藤さんだか忘れたが
このバンドウイルカ(ゴンドウイルカ?)は、日本近海より
運ばれてきたので環境が変わりストレスをためやすいので
気をつけて飼育しています。

だって、


人間のストレスを和らげる研究のために
ストレスを溜めているイルカたち、
そう思うとイルカの目が少し悲しげに見えるのであった。


リストマーク  高い?安い?

その後、イルカにほっぺにキッスをしてもらったり
プール(いけす?)に入って一緒に泳いだりと
スキンシップを楽しむことができた。


ナスに肌触りが似てませんか?

確かにそういわれると、ハリのあるすべすべ感が
水にぬれたナスを思わせる。


終盤には、すっかり慣れイルカと戯れていた息子であったが
あっというまにこの (ドルフィンシンフォニー) は、終了。

ナスたちともお別れである。 (写真は、こちら


「クローズドエンカウンター」+「ドルフィンシンフォニー」
あわせて3時間程度の行程で、一人80$也!
貴重な体験ではあるが、高いか安いか、あなたはどう思う?


これで本当に、今回のイベントはすべて終了である。


 

昼は、ホテルの売店で見かけた
世界の食品 「日清カップヌードル」 である。

日本の味付けとは異なり、少しクセのある味がした。
ちなみに、シーフード、ホットシーフード、豚の3種を食しました。


売店でお土産を物色したりしてたら、あっという間に夕方。
夕食に出かけねば・・・

しかし、お土産品の充実ぶりには目を見張る
最初に来た2000年には、何もなかった。
(なぜか、ハワイ・グアムと書いたチョコがおいてあったりした)
それが来るたびに、クッキー、キーホルダーなどなど
正しく 「PALAU」 と書かれた、日本人好みのお土産が増えてくる。
(あの罰ゲームで有名なノニ茶もありました。)

ここは、もう普通の観光地なんだなと
あらためて感じるのでありました。


リストマーク  正統派レストラン

今夜の夕食は、富士レストラン。

昔懐かしい昭和40〜50年代の近所の料理屋の雰囲気を思わせる。
私が小さい頃連れて行ってもらっていた当時の内装・調度品であった。

メニューも、ラーメン、オムレツ、魚フライ定食など
当時そのものであった。
酒を飲みに行くところという点で言うと、つまみは少ない
また、息子(と妻)の期待するデザートも皆無であった。

そんなことは、さておき食うぞ (飲むぞ?)

まずは、バカのひとつ覚え
「カンクンイタメ!」、「ビール!!」


毎日、カンクン炒め三昧である。




突然ですが、ここで独断と偏見に満ち溢れた
ランキングの発表です!

「カンクン炒め」
  1位、居酒屋さくら
  2位、富士レストラン
  3位、ドラゴン亭

「ギョウザ」
  1位、富士レストラン
  2位、居酒屋さくら

「オムレツ」
  1位、富士レストラン
  2位、パラオロイヤルリゾート

以上でした。

あくまでも今回食べに行った店の中でのランキングということと
1位だから、めちゃくちゃうまい!と言うわけでもない
(2位があまりにも・・・という場合もあるかも)
ということをご了承の上、参考にしてください。


話は戻って、宴会の真っ最中。

続いて、「タピオカフライ」、「豆腐」、「タロイモチップ」
と、豆・芋系3種をチョイス


タピオカフライは、大学芋風の味付けであった
うまかったのだが、ビールのつまみとしては・・・
甘いのだ・・・

豆腐は、少し柔らかめの絹ごし風
日本人好みの、なかなかなお味でした。

そして、ビールにぴったり!オススメなのが、タロイモチップ。
少しきつめの塩味がつまみにぴったり!

ビールお代わり!
今日もビールは、「レッドルースター」
(やっと体調が復活!なのだ)

シャコ貝のさしみは、本日入荷していなかった。
残念!(だから古いって!)


以前来たときに 「美登寿司」 で食べたシャコ貝の味が忘れられなく、
今回食べようと思ったら・・・


さしみが入荷していない、これも台風の影響なのか?


本当に、台風のばかやろうなのだ
でもしょうがない、自然には逆らえないのだ。

 
リストマーク  とっとと

ホテルに戻り、荷造り開始
深夜に出発なのだ。

準備万端のままベットで仮眠を取る。


「ジリリリッ!!」

目覚まし時計の音で目を覚まし
部屋を出る。


「!?」


大雨である、かなりの横風で
壁のほとんど無いフロントは、大騒ぎ(いつものこと?)である。


今までほとんど雨に遭遇しなかったのに
今回の旅は、本当に風雨にたたられた五日間であった。

現在雨季のパラオ、本当はこんな感じなのかもね。
(いままでが運がよかっただけかもね)


帰りの飛行機は、あの 「ダミゴエおやじ」 も登場せず
平和な機内であった。

 

我々とすれ違い、日本に接近していった台風は
とうに日本を過ぎ去り、名古屋にも本格的な夏を到来させていた。



リストマーク  激暑

名古屋は、サウナ風呂の中のような熱気であった。


ああ、パラオは涼しくてよかった
あの、心地よい木陰を通り過ぎてゆく風


よし、またいくぞ!

 

次回は、PPR(パラオパシフィックリゾート)だ!


自宅に帰ると、そう叫びながら、
買ってきた、ノニ茶を口に含む

 

「うへぅつ〜」

 

さすが、罰ゲームに使われるだけの事はある
干草の腐りかけのような、なんともいえない味が口に拡がる。



南の島の味、パラオの景色がよみがえる。


 

わけは無い


 


ただただマズイ、液体であった。



おしまい・・・


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