中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
安倍晴彦「犬になれなかった裁判官」(NHK出版) 2012年8月2日(木)
<その1> 本書の表紙には次の様に記されている。 「著者は司法修習をトップクラスの成績で終えて1962年4月裁判官に任官した。在任中は「庶民派」裁判官として知られていたが裁判官人生のほとんどを家裁、地裁で過ごし、いわば「日の当たらない道」を歩んできた。それはなぜだったのか。 最高裁の判例を覆した無罪判決のこと、青法協活動のこと等、36年間の裁判官人生を振り返りつつ裁判官・裁判所の知られざる実態を描く。 裁判官のあるべき姿とは何か。司法の「独立」を問い続けた苦渋の経験から導き出される改革への提言!」 要するに裁判官には国家体制の言いなりになる人間にしかならせないという大原則がある。間違って裁判官になってしまった反体制的な人間・リベラルな人間は、イジメられ続けるのである。三権分立などというものは名目だけで現実には存在しないのである。 次回以降本書よりインパクトのある箇所を要約して御紹介していきたい。
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