中川尚の飛耳長目(税理士読書日記)TEL 東京・渋谷 03-3462-6595
武田知弘「税金は金持ちから取れ」(金曜日) 2012年8月17日(金)
<その4> ◆経済政策は常に弱者を救うような方向で行われなければならない。強い者は放っておいても強くなり、弱いものを踏みつぶし呑み込んでゆく。だからこそ弱い者を意識的に政策として助けないと、社会はどんどん殺伐としたものになっていく。 戦前の財界は現在の財界以上に強い力を持っていた。経済は一握りの財閥が支配しており三井、三菱、住友、安田の四大財閥で、日本の企業の総資本の50%も占めていた。 ◆筆者が「金持ちからもっと税金をとるべき」と主張するのは税収の問題だけではない。景気の問題でもあるのだ。 【億万長者が増えれば景気が冷え込む】 その理由は [金持ちの収入が増え、庶民の収入が減る] ↓ [金持ちは収入増の多くを貯蓄や投資に回 すので消費は増えない] ↓ [庶民の収入が減った分だけ社会全体の 消費が減る]
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