<その2>
◆イギリス国内のナイトタイムエコノミーの経済規模が、年間およそ9兆5,700億円にも達すると調査結果を発表した。直接雇用総数は130万人、国内5番目の「雇用主産業」となっている。
◆新宿歌舞伎町にある「ロボットレストラン」は、2012年に開業したロボットに扮したダンサー達がショーを提供する飲食店であるがたった180座席の小さな施設に毎月1万2,000人以上の観客が詰めかけ、実にその8割を訪日外国人が占めているという。
◆近年、特に目立つのは日本を訪れる外国人観光客の存在であり、事実この地域を訪れる観光客のうち6〜7割が外国人であるという。日本の古い街並みを求める外国人観光客は、この地域に集まり、夕暮れから夜半にかけてゴールデン街での街歩きを楽しむ。2009年には、フランスの有名観光ガイドブックの「ミシュラン」において、観光地として、2つ星の評価を獲得、バブルの崩壊と共に一時はゴーストタウン化新宿ゴールデン街が文字通り東京随一のナイトタイムエコノミー街として、復活を遂げたのである。
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